「生後2週間でアトピー性皮膚炎発症、漢方薬で軽快(中間報告)」 栗田 千賀子 6ヶ月
(初めに)(アトピーが良くなって本人の病識が無くなり、医院に来なくなってしまうと最初に「良くなったら手記を書いてください」という約束を果たされない患者さんが多くなりすぎました。それで近頃は私の医院にさよならをする前に中間報告を書いてもらうようにしました。)
今では松本医院での治療を選択して本当に良かったと感謝しています。6ヶ月前は湿疹で顔をはじめ全身の皮膚がゴワゴワ・ガザガザで息子の将来の不安がかなりありました。しかし今ではその不安も無くなり、後半安心して完治に向け治療を受けられるでしょう。
(松本医院受診前の経過)
一人息子は現在生後6ヶ月、生後2週間でほっぺたに赤いぷつぷつ湿疹出現。より清潔にすれば良くなるだろうと思い様子を見る。しかし1週間、2週間、そして1ヶ月過ぎるがいっこうに良くならず、反対に頭・首・腕と拡がった。さすがに不安になった。もしかするとアトピー性皮膚炎!?かたっぱしから知人に尋ねてみた。大半の人は乳児湿疹と言う。(松本院長の説明;乳児湿疹はアトピー性皮膚炎です。)そして乳児湿疹は幼児期に治ってしまうとも言う。少し安心したが、ある人は「うちの子も生後数ヶ月で湿疹が出た。ジクジクしてかなりひどかった。でも1歳・2歳頃には治ったよ。あ、そうそう、喘息出たなあ、喘息が出たら治るよ。」このような体験談が多かった。(このある人は湿疹と喘息は全く関係がないと思い込んでいるようです。実はこの湿疹は乳児湿疹ではなくアトピー性皮膚炎であり、この喘息も実はアトピー性喘息であります。つまりIgE抗体を使って人体から化学物質を排除する場所が皮膚であればアトピー性皮膚炎といい、気管支の粘膜から排除する時に出る症状を気管支喘息と言っているにすぎないのです。ただアトピー性皮膚炎の治療でステロイドを使うと皮膚から出し切ることが出来なくなり血中を動き回っているIgE抗体が気管支粘膜で使われざるを得なくなった時に喘息となってしまうのです。従ってアトピーが治ったのではなくて、より深刻なアレルギーである気管支喘息に移行しただけにすぎないのです。開業医の標榜科目は臓器別に看板が掲げられているので皮膚の病気と気管支の病気は別のものだと思い込んでいる人が多いのです。ちなみにさらにアレルギー性鼻炎も花粉症もアレルギー性結膜炎もアレルギー性咽喉頭炎も蕁麻疹も全てアトピーと同じ病気なのです。結局のところ、人体が外部に接触しているところからは異物がアレルギー反応を起こして排除できるわけですから、アレルギー性腸炎、アレルギー性膀胱炎、アレルギー性口内炎、アレルギー性外耳道炎、アレルギー性頭皮炎、アレルギー性肛門炎などあらゆる名称をつけることが可能であり、実際に存在しているのです。ただ普通の感染性炎症と違うのは熱が出ないかわりに痒みが出るところが大きな違いです。逆に言うと痒みのある症状は全てアレルギーに関係があると言えます。)これでは不安は募る。1歳・2歳頃までもこの痒みのある皮膚のまま、おまけに喘息!これでは不憫すぎる。痒いのか夜頻繁に目が覚める。痒みでイライラと集中力のない子になってほしくない。不安は日毎に募るばかり。テレビであそこの水はアトピーに良く効くと言えばその水を飲ませ、備長炭がいいと聞けばそれを試した。しかし何故かすっきりしない中途半端な気持ちで毎日を過ごしていた。(善良な日本人はアトピーに限らず治らない病気とされている難病を治すために藁をも掴むような気持ちで何の根拠もない噂で治療を求めて右往左往しています。現在は情報の時代であり、つまり噂の時代でありますが、その情報たるや何の根拠もないことが多すぎます。確かに言論の自由は保証されるべきでありますが、嘘をついて人から金を巻き上げる情報に対しては罰があるべきです。人を騙してお金を儲ければ少なくとも二倍返しをしなければならないという法律を作れば、日本の知的犯罪のほとんどがなくなると思います。なぜこのような法律が作られないのでしょうか?情報の時代に最も必要な法律だと思います。国民は過剰な情報の中からどの情報を選んでよいか戸惑っています。国が情報の正しさを保証すべきです。)
とうとう生後2ヶ月頃に小児科のアレルギー専門医受診。診断は“乳児湿疹”でアトピーへ移行の可能性があると指摘される。(乳児湿疹がアトピーへ移行することなどというのは絶対に有り得ません。というのは乳児湿疹もアトピーも同じものなのですから。賢い患者さんなら次の質問をすべきです。乳児湿疹とアトピーの違いはどこにあるのですか?と。医者は答えに詰まるでしょう。言葉の遊びです。)「月齢5ヶ月にならないとアレルゲン判定の血液検査が出来ない。(採血をすれば簡単にアレルギー判定は可能です。このようなことを知らなければ小児科のアレルギー専門医としては失格です。知っていてこのような事を言うのは嘘つきです。)弱いステロイド軟こうを塗って様子を見て。」と“キンダベート”を処方される。この頃私もアトピー性皮膚炎は完治困難と思っていたので、何の抵抗も無く皮膚状態の一番悪い耳介に塗布する。(私がこのような手記を書いてもらうのは、アトピーは完治困難な病気ではないということを全国のお母さん方に知ってもらう為なのです。嘘で塗り固められたアレルギー治療やリウマチ治療の誤りを何とかして正したいのです。さらに取り返しのつかない医療過誤から患者さんを救い出したいのです。誰も知らない私の理論をいくら振りかざしても、患者さんはもとより他の世界の全ての医者が理解できるはずもありません。この理論の正しさを実証してくれる患者さんの手記だけが私の正しさを唯一保証してくれるものなのです。)さすがにステロイドはよく効く。(赤ちゃんの時に一度ステロイドを塗れば、数分で症状が消失することはしばしば経験されることです。まさに劇薬です。劇薬だからこそ最後はステロイドの副作用で悩まざるを得なくなるのです。)2日目には本来のもちもちした皮膚に戻った。しかし止めるとまたジクジク浸出液が出てきた。結局はステロイドを2週間の使用。後はどんなに悪くなっても使用しなかった。頭のどこかで長期使用をしてはいけないと思っていたのかもしれない。(ステロイドは生死を分かつ時にのみ使うことを許されるべきものです。治らないとされているアレルギーや膠原病に漫然と使うべきものではありません。)
別の受診日に“亜鉛化軟膏”を処方してもらった。(亜鉛化軟膏は酸化亜鉛軟膏ともいわれ、匂いや味のない白色無結晶の微細な粉末である亜鉛華を軟膏にしたもので、皮膚のタンパク質を結合して皮膜を作り、収斂・消炎作用があり、その結果皮膚を保護したり皮膚の防腐作用があります。一言で言えば細菌から皮膚を守っているといえます。昔は良く用いられたのですが、見掛けが良くならないので近頃はステロイドに負けてほとんど使われなくなりました。)1ヶ月これで様子を見ていたが、頬・首の状態が悪くジクジクと浸出液が出てきた。またこの時母乳を飲ませていたので、影響を考えて蛋白質・菓子類など成分ダイエットをしていた。しかしかなり私が精神的に疲れてきたため、生後3ヶ月にて母乳を止めアレルギー用のミルクへと変更した。(松本院長の説明;卵などの蛋白質が直接悪さをしているのではなくて、様々な化学物質が蛋白質と結びついてIgE抗体が反応し、身体に影響している。)「小児科では無理なんだ。」アレルギー専門の皮膚科で診てもらうべきと思い始めていた時、「高槻に漢方でアトピーを治してくれる医院があるよ。」友人の話だった。(アレルギー専門の皮膚科がアトピーを治せるわけではありません。世界を治せるのは私だけであり、たまたまアレルギーも皮膚科もリウマチ科も治すことが出来るので標榜科目として看板に掲げているだけなのです。現代人が常識としてもっている誤った考え方は、専門家が常に目的を正しく遂行しているという思い込みです。確かに専門家というのはその分野に長く携わってきているので、他の人達よりも多くの知識を持っています。しかし同時に専門家という人たちは同じ誤りを同時に犯していることが多々あります。例えばアトピーは治らないとか、リウマチは治らないとかであります。さらに言えばステロイドは悪くないとかであります。その最も皮肉な例は、アトピー患者は身をもってステロイドは結局はまやかしの良くない薬だということを体で知っていますが、皮膚科医はにもかかわらず使い続けるのです。素人の患者さんが正しくて、専門家の医者が間違いを犯すのは何故でしょうか?考えてください。他にもっと適当な例があります。日本経済はどう考えてもこれ以上成長することはできないと素人は考えていますが、経済の専門家である経済学者や政治家はまだまだ成長すると言い続けます。何故でしょうか?考えてください。)
インターネットで検索、松本医院のホームページを開く。えらく自信家と思った。(私は決して自信家ではありません。ただ他の医者が知らない真実を見つけただけなのです。)掲載されている“革命的アレルギー根本治療法”を読んだ。感想はアトピー性皮膚炎は完治するんだと驚いた。そして多くの患者さんがアトピー性皮膚炎と闘い克服した手記を読んだ。そこには非常な経過をたどり、ステロイドのリバウンドとの闘いで苦悩な毎日を送った末完治したことがつづられていた。ようやく受診したい医者が見つかった。
(平成14年4月17日、月齢3ヶ月、松本医院受診)
東洋医学は初めて。期待と不安で受診。生薬の匂いが期待と安心感を与えてくれたような気がした。院長はとにかく早口で忙しい。事前に“根本治療法”を読んで少しでも情報を得て、質問があればメモしておくほうがいい。(このアドバイスは最高の助言です。私が治してあげた患者さんは色々な人を紹介くれるのですが、彼らは私の理論を完全に理解しているわけではありません。従って一番優れた紹介の仕方は、インターネットの私のホームページを5回以上読んで納得したら行きなさいとアドバイスすることです。これこそ究極のインフォームドコンセントというべきものです。しかも受診前の説明と納得こそ理想的な説明納得受診というものです。つまりこれこそ現在の医療が欠如している最大の問題点なのです。自分が受診する病院が前もってどんな医療をしているかを説明するのみならず、受診した患者さんの生の声が聞けるというのは理想の医院選択のあり方といえるでしょう。私のような情報公開を他の全ての医院がするべきです。しかしながら残念なことに私のホームページを読んできたといいながら、ほとんど何も理解していない患者さんの多いことにはいつも辟易しています。どうして患者さんは自分の病気のことをもっと知ろうとしないのでしょうか?不思議でなりません。膨大な正しい情報を提供しても本当に理解してこられる患者さんが少ないことを誠に悲しく思います。真剣に読んで下さい!)私の不安は完治するしないではなく、完治の基準を知りたく質問した。IgE抗体値の改善・安定。そして皮膚の傷は自然に癒えてくると理解した。(完治の基準は何かという質問はとても優れた質問です。最も優れた答えは一言で言えば、アレルゲンに対して自然後天的免疫寛容を起こしてIgE抗体が作られなくなり、アレルゲンと共存するということになります。この事実を世界で初めて私が見つけ出したからこそ、アレルギーは完治させることができると自信を持って私が言えるわけです。)
息子の全身は湿疹で顔を初めゴワゴワ・ガザガザで親には結構ひどいものだったが、先生には比較的軽症に診えたようだった。「ステロイドは使ったの?じゃあ皮膚にもっとひどく出るよ。」事前に多くの完治した患者さんの手記を読んでいたこともあり、この言葉に不安は無かった。診察の最後には「治るよ!」の言葉。一層安心した。
薬はエルタシン軟膏(抗生物質:掻き傷)・バナンドライシロップ(抗生物質:発熱時)・イソジン液(外用殺菌消毒液)・漢方入浴剤(数種類含)・シコン軟膏(皮膚改善)と詳しい説明を受けた。
早速その日の夜の入浴、煎じた漢方をお風呂に入れ治療開始。説明では入浴は約1時間つかったほうが良いとのこと。(漢方生薬の成分との接触が長ければ長いほど傷の治りが早いのです。)生後3ヶ月の乳幼児なのでぬるま湯にする。入浴前には全身の湿疹にイソジン消毒する。そして入浴。とても1時間も湯に浸かれない。5分程でギブアップ。湯から上がり、初めに煎じたときの濃い目の液を全身の湿疹につけた。その上から“シコン”をべたべたと塗る。全身赤く染まる。もっと嫌がるかと思っていたが、比較的大人しくしていてくれた。翌朝も、昨晩とっておいた煎じ薬を顔に塗りシコンを塗った。毎晩毎晩繰り返す。
治療開始7日目、ほっぺの湿疹が赤く顔全体に拡がった。健康な皮膚は何処へ。ガザガザと皮膚の剥離している部分と、掻き毟りジクジクと浸出液の出る部分がある。この頃から首から肩・腕・腹部・背中・足と湿疹がどんどん増悪。それにともなって痒みも増すのか、頭や身体全体を布団にこすりつけようと、ひっくり返った虫のごとくうごめいている。後頭部は一部禿げ状態。院長からはどんどん掻いてもいいと指示があるが、1日中ミトンをつけさせ掻いても出来るだけ傷にならないようにしていた。時にミトンがはずれると顔・膝を掻き毟る。出血するとエルタシン軟膏を塗って感染を予防した。しかし掻いても良いことを頭においておくと、親としては気は楽だった。(痒みをなくす最高の方法は痒みのある部分を掻き破ることなのです。痒いところを掻けというのは、痒みをとるためではありません。掻き破ることによって皮膚から異物が掻き破られた皮膚と共に体外へ排除する為なのです。人体のあらゆる感覚や活動は目的的にしか有り得ないのです。つまり痒いときはある目的の為に掻けと脳に命令し、喉の渇きがあるときには口に対して水を飲めと命令し、空腹があるときには口に対して食べろと命令しているのです。他人に迷惑をかけない限り体の命令どおりに行動すればいいのです。)
治療10日頃より皮膚は計画通り悪化した。耳切れ・ジクジク・カサカサ・ゴワゴワ。ベッドのシーツには薄茶の皮膚が脱落している。来ていた服をはたくと皮膚がポロポロ舞った。外出時息子を連れて出るが、会う人より先に「この子アトピーなのよ。」と言った。どうせ尋ねられるのだから。心の中ではもう少しの辛抱だと自分で励ましていた。
治療開始1ヶ月、とにかく必死で薬をつけた。1ヶ月を少し過ぎる頃より顔の発赤が落ち着いてきた。深夜の掻く回数も少なくなってきた。少しホッとした。治ってきたかなと安堵な気持ちもつかの間、再び湿疹、そして皮膚がガサガサとなる。治療後1ヶ月で良くなるなんて早すぎると思った。それはある手記によると、うちの息子より軽い症状の子が完治するのに治療4ヶ月要していたから。私なりに6ヶ月程と目標をおいて頑張ることにした。(生後すぐにアトピーの症状が出るのは食べ物に含まれている化学物質を排除しようとしているのです。普通のアトピーの赤ちゃんでは、当院に来る前に一切現代医療に犯されていなければ平均4・5ヶ月で母乳から摂食されたあらゆる食べ物に含まれる化学物質というアレルゲンに対して自然後天的免疫寛容を起こします。日本で一番強いアレルギーを持っていた思われる赤ちゃんは、食べ物に含まれる異物に寛容を起こすのに10ヶ月もかかりました。もちろんその赤ちゃんも完治しました。)
治療開始2ヶ月頃より離乳食開始時期となる。少しずつ何でも食べても良いとのことで、食事制限の必要が無いので喜んだ。一般の皮膚科・小児科ではもし食物アレルゲンがあると必ずそれは摂取できないと指導される。知人からも「食事制限しないといけないでしょ。」と言われる。「何でも食べてかまわないそうよ!」と即答した。変に快感だった。今まではもちろん食事制限は必要だと思っていた。院長のアトピー性皮膚炎の治療には何ら制限はないように思う。(赤ちゃんの食事制限の意味は全く無いどころか、いつまでたっても赤ちゃんの免疫が自然後天的免疫寛容を起こさないので逆効果なのです。小児科や皮膚科の医者は、赤ちゃんの腸管は未熟なためにアレルゲンをも吸収してアレルギーが起こり、2歳くらいで腸の粘膜が完成して自然とアトピーが治るので食事制限をすると言うわけです。しかしアレルギーが無かった時代の赤ちゃんの生まれたときの腸の粘膜はすでに完成していたからアトピーは起こらなかったのでしょうか?さらに反論すれば現代のアトピーのない赤ちゃんも生まれたときから腸が完成しているからアトピーは起こらないのでしょうか?さらに栄養豊富で成長に必須な蛋白がアレルゲンになるので、これらを制限した時に生じる栄養障害を他の医者はどのように考えているのでしょうか?アトピーを治せない医者たちはつまらない屁理屈を言って、お母さん方を困らせます。本当に困ったことです。
赤ちゃんは抑制Tリンパ球が多いのでアレルゲンとの戦いに負けやすいので、赤ちゃんの間に一生に出会うであろう全ての農薬入り蛋白をたっぷり含んだ食べ物をとっておけば簡単に自然後天的免疫寛容を起こします。しかし赤ちゃんによっては激越な皮膚の症状を起こし、蛋白を多く含んだリンパ液が体外に出すぎることがあります。こんな時は体重が減ることがあるので、そのようなアレルゲン入りの食べ物を少しずつ食べさせる必要を優先しなければならないことがあります。いずれにしろ発熱が見られず、体重が人並みに増え、元気であれば全く心配することはありません。痒くて引っ掻くのは正しい免疫の命令を実行しているだけです。)
アレルギーとして何らかの症状が出たがっているのを無理に抑えても、内に閉じ込めるだけで解決にはならない。逆にどんどんアレルゲン的物質を取り入れてIgE抗体値を上げて早い時期に症状を出したほうがいい。また、ステロイドを使用することで一瞬の早期の回復を求めたりすると、回復どころか今までの症状に加えてステロイドのリバウンド症状にも悩まされることになる。
治療開始後3ヶ月頃より繰り返していた症状が落ち着いてきた。顔の発赤も軽快し、ガザガザ・ゴワゴワも少しずつ滑らかになりつつある。初めて摂取させた桃に反応して頬にぷつぷつと5個程湿疹が出現。しかし翌日には拡がらず発赤も治まった。しかしまだまだ油断はできない。そして湿疹が出るよと心積もりすることで精神的に参ることは無いと実感した。(このお母さんは賢い上に決断力が格段に優れています。全てのお母さんがこのような母親でないことを残念に思います。)
そして治療4ヶ月目の現在、息子の皮膚はつるつる、もちもちと改善した。周囲からも「良くなったね!」と言われる。顔は見た目完治状態。腹・背も見た目つるつる状態。唯一右肘の内側が2センチ四方にジクジクと発赤も残っている。漢方の入浴剤は止めてイソジン消毒とシコンを塗布しているのみ。(自己判断)入浴はそれでも新陳代謝を促す為にできるだけ長く湯に浸かるようにしている。(赤ちゃんの時に最初に生じる化学物質入り食物アレルギーに対して免疫寛容を起こさなければ、多かれ少なかれ食べ物に対してIgE抗体は残り続けます。アレルゲンが圧倒的に量的・質的にも大量に侵入してくるルートは口から入る食べ物に含まれる化学物質であります。これらの食べ物に対して赤ちゃんの内に共存しておけば、残りの食べ物以外のアレルゲンに対する共存は極めて簡単な問題になります。というのは食べたアレルゲンが皮膚から出続け傷を作り続けている限り、その傷から外界の異物が接触や大気運搬によって入り込んでくるために新たなるアトピーを起こし続けるからです。その代表はハウスダストやダニに運ばれる様々な化学物質なのです。声を大にして叫びたいのは、赤ちゃんの内に食物化学物質アレルギーを完治しておこう!!!であります。食物化学物質アレルギーこそが全てのアトピーの源泉なのです。)
(終わりに)
今振り返ると、松本院長の治療を受けることができ、本当に喜んでいます。4ヶ月前皮膚科に受診しようと思ったとき、もし友人が情報提供してくれないと思うとゾッとします。しかたなくステロイドを塗り、今頃まだ皮膚は治るあても無く、ゴワゴワとつるつるを繰り返していたと思います。そして将来気付いたときには今回の何倍もの治療時間がかかり、息子にも身体的・精神的にもっともっと負担をかけていたに違いないでしょう。
友人の情報と“革命的アレルギー根本治療法”に出会ったこと、励ましていただいた医院のスタッフの方、そして支えてくれた家族に感謝します。