仲田 里功 8歳 <2001年8月7日の治療開始から4ヵ月半まで> 熱はずっと平均36.4度であり、朝起きたては痒がるが赤い軟膏を塗ると落ち着く。昼には落ち着いていることが多い。夜、風呂上りが痒いので急いで軟膏を塗る。夜中は一番痒みが強い。落ちる皮はティースプーン1杯くらい。はじめの1〜3ヶ月はティースプーン3杯くらいだった。体調食欲は良好。 また、全体の皮が少しずつ柔らかくなってきているのが分かる。松本先生の所へ来てから1回もステロイドを使うことなく過ごしてこられた。以前、朝・夜と塗っていなければ毎日が遅れなかったことを思うと、改めて怖くなる。治るまで続けていきたいと願うような気持ちになる。アトピー治療は長距離ランナーのようで、長い間一人で走りぬく気持ちも大切だが、周りの温かい助けも絶対に必要だと思った。それに他の手記はとても心強いお守りで、私もいつかゴールに辿り着くまで頑張ろうと思う。 <6ヶ月目まで> 6ヶ月目に入り体全体の赤味が少し軽くなったように見える。途中特に軽くなることも無く、ずっと出し続けてきたので、少し肌の調子が良くなった事で本人も楽な様子。蕁麻疹が2つほど出ることもあったが、先生が蕁麻疹が出てきだしたら終わりに近づいてると書いておられることを思い出し、嬉しく思う。1回もステロイドに戻ることなく頑張って松本先生の言葉を信じてきて良かったと改めて思う。6ヶ月の間感染症もなくこれて良かった。 <8ヶ月目まで> 7ヶ月目は一進一退という感じで夜中の2時から5時頃が痒みのピーク。赤味と痒みがなくならず、不安になると先生の手記を読み返す日々。8ヶ月目には体中まだ赤いのに蕁麻疹が出る。後半に蕁麻疹が出ると手記にあったので、これは良いことだと思うが、痒みが強くて見ていると辛い。1時間〜3時間もずっと背中を掻いてやる。蕁麻疹の痒みで掻いて体中のアトピーが赤くなった。 <10ヶ月目まで> 気温が温かくなってきて汗をかくことが増え強い痒みに襲われる。足などのアトピーが悪化する。全身が全体に赤い感じ。背中の上半分の状態が少し軽くなる。風呂上りに蕁麻疹が一杯出て痒みも強くなるが、1〜2時間で落ち着いてくる。4月になり飲み薬の内容が変わり、これを機に良くなるように願う。アトピーには忍耐が要る。5月になると全体の赤味が少し軽くなってきた。良くなったり悪くなったりの繰り返しの10ヶ月。それでも今はステロイド無しで頑張っていける。少しずつでも良くなっている。松本先生の治療を信じて続けていこうと思っています。 |