「アトピーとの出会い」 富田 百花 4ヶ月 

 今年の五月に待望の女の子が生まれて喜びもつかの間、お宮参りの頃にはほっぺや耳がジュクジュクの湿疹で真っ赤になり汁が出るようになりました。一ヶ月検診で小児科の先生に聞くと「お乳かぶれか何かでしょう。アトピーかどうかはまだこの月齢ではいえません。この薬を塗って、様子を見てください。とキンダベートと保湿剤をもらい、一日一回ひどい所に塗っていました。(かぶれ自身がアレルギーであることを、この小児科医は、残念ながら知りません。もっと勉強してもらいたいものです。アトピーを決めるのは年齢ではありません。アレルギーに対して、免疫抗体であるIgE抗体が、つくられているかどうかで決まるものです。しかし、実際的には、皮膚科の病気で、赤ちゃんにみられる特別な病気は、ほとんど無いのですから、99.9%アトピーなのです。実を言えばこの小児科医も、このアトピーの免疫の働きを抑えるために、キンダベートという強いステロイド剤を出しているのです。言っていることとやっていることが、まるでチグハグな小児科医です。このような医者が多すぎます。)

 一月ぐらいして、前より範囲が広がり手足にも出てきたのでこれはアトピーじゃないかと思い、皮膚科を受診したが「アトピーとは言えないが、その可能性はある。」と言われ、ステロイドは使いたくないと言ってるのに少しならかまわないと強いのを出され、どうしてあげたらいいか分からず使ってしまい自分の中でやりきれない気持ちがあふれ、今以上ひどくならないうちに苦しみが少ない内に治してあげたくて(完治)病院を探しました。(日本には、他国では見られない不思議な現象が多々あります。その一つが、このように素人である患者が嫌がっている薬を、専門家である医者が、無理矢理出すという現象です。専門家は、素人よりも経験も知識も、圧倒的に豊富であるわけですから、素人が嫌がるステロイドをいかに良いものであるのかを素人に分かりやすく時間をかけて嘘をつかないで正しく教えてあげ、啓蒙すれば良いのです。なぜ、しないのでしょうか。それは、ステロイドの全てを語れば語るほど、化けの皮が剥がれるからです。つまり、最後は、ステロイドは使わない方が良いという結論が出ざるを得ないからです。このような現象は、権力者と支配される側とのやりとりで、よく見られるものです。つまり、結論から言うと、悪い薬でも、儲かるのは権力者であるからです。医者になってしまえば、その権力を使って、弱い患者に間違ったことでも好きなことができるというのは、政治の分野でもよく見られます。選ばれてしまえば、内閣の支持率が10%台でも、何の反省もなしに好きなことが出来る政治家に似ています。しかも、残念なことに、その権力者を選ぶのは、愚かな大衆というわけです。残念を通り越して、絶望的な状況が、日本に訪れつつあります。)主人にインターネットに載ってないか探してもらい何件か良さそうな所に行ってみたが、どこも私の理想のところではなくて(食事療法もなくステロイドを使わない)その中で、少し遠いけれどここしかないと松本医院が気になっていました。何度かホームページを読み返しやっぱりここしかないと思い主人を説得して(三ヶ月の子供を新幹線に乗せて通うことに反対)早速次の日曜日松本医院へ行きました。(私の治療を求める患者さんの中には、アトピーや喘息や鼻炎、リウマチを治してもらうために、飛行機に乗って全国から来られる方もいます。)家に着くと早速言われたように漢方を煎じてベビーバスで漢方風呂を作りあやしながら少しでも長く入浴させ赤い塗り薬をマッサージのように擦り込み様子を見ていました。一度、始めて二週間ほどたった頃に母乳があげられない時にミルクをあげて三十分程して「ひぁ〜っ!!」の悲鳴とともにポリポリ顔をかきはじめました。みるみるジュクジュクになっていき綺麗になってきたと思っていたのにまた出てきたとがっかりする事もあり、股関節がポキポキ鳴るので気になり整形へ行きレントゲンを撮られ次の日にはまたジュクジュクになりの繰り返し。出たり入ったりで不安になっていました。(例のごとく、ステロイドで抑えた免疫が復讐を開始し始めたのです。つまり、リバウンドが始まったのです。口や頭や心は、嘘をついて、間違ったことを堂々といつまでも言い続けることが出来ますが、肉体とりわけ体の免疫は、絶対に私と同じで、嘘をつかないのです。免疫は、常に正しいのです。その正しい免疫を抑えるなどということは、結局は間違いなのです。間違いは、正されなければならないのです。したがって、正しさを取り戻すために、激しい復讐が始まるのです。ステロイドくたばれ!と言いたくなります。)先生の「必ず治るから頑張ってね!!」の言葉を胸に、日に二回、朝の消毒を入れると三回の仕事ですが治ると思えば苦になる事も無く、日に日に変わるのが毎朝楽しみになりました。先生の言っている事が(治療の理論)子供を見てて納得でき、早いうちにアトピーになったことが良かったと思えるようになりました。(^_^)始めてから後一週間ほどで一ヶ月になりますがほっぺや耳は赤みもひき、足や腕にもまだ少し残っていますが良くなってきているのが分かるのでツルツルほっぺにスリスリできる日を楽しみにもうしばらく松本先生にお世話になります。(私の治療を受けるのは、早ければ早いほど患者さんは苦しむことが少ないのです。それは、世界でただ一人アトピーの正しい理論と実践を行っているのは、私だけだからです。他の医者は、免疫を抑制するという愚かな間違った治療をやるのが関の山なのです。その後始末が、多ければ多いほど患者さんは苦しむのです。)(宜しくおねがいしますm(__)m)あのまま諦めてステロイドを使いつづけていたらと思うとゾ〜ッとします。(*_*)

また完治した時にはお伺いします。

平成12年10月10日