「松本先生を疑って治してもらったアトピー」 石川 めぐみ 28歳

私は子供の頃から季節の変わり目になると、肘の内側が赤く腫れ、痒みを感じていました。その頃は汗疹だと思い特別に薬は塗っていませんでした。(汗疹、つまりアセモもアトピーのひとつと考えられます。というのも、汗というのは97%が水で3%が尿の成分と同じであります。尿は生理的には腎臓で作られ、腎臓から排泄されます。ところが汗から出る尿は、皮膚から排泄されるときに皮膚の下にある免疫細胞に発見され、免疫反応を起こしてアトピーとなるわけです。皮膚は外部と人体を隔てる極めて重要なバリアーであり、人体を外部の敵から守るために皮膚直下には免疫機構が極めてよく発達し、皮膚が傷ついたときには、すぐにその敵を排除してくれるわけです。従って、免疫準備状態を常に保っている人、つまり感作細胞を皮膚の下に多く持っているアトピーの人は、汗の中の尿成分の化学物質とすぐに結びついてアトピーの症状を出すわけです。ちなみに赤ちゃんのおむつかぶれもアトピーであります。近頃おむつは化学繊維で作られ、その化学繊維の人工化学物質を排除するために起こるわけであります。)就職して人間関係や仕事のストレス(ストレスは全ての病気を悪化させます。)などで、その頃から両手がひどく荒れ、痒みやあかぎれまで出来始め、そして段段とそれが広がっていくので、ある皮膚科で診察してもらうと、「一生治らない。」と言われましたが、一応塗り薬をもらい塗っていました。(他の全ての医者が一生治らないと言う病気を私だけが治せるというのは、なんとも小気味の良いものです。しかしこの医者は正直な医者と言えます。)この薬を塗ると一時的に楽になっていたので、いつかきっと治ると思っていましたが、しばらくするとまた同じことの繰り返しで、そうしながら6年間その薬に疑いもせず塗っていました。その薬に関して皮膚科から説明がなかったからです。(現代のステロイドを使う医者は、説明をすれば自分の犯罪的な治療が露見してしまうので絶対に説明をしません。ほとんどの場合説明を求めると怒り出します。)

そして結婚をし、毎日の家事ではビニール手袋は必ず必要でした。それから出産をした後、赤みや腫れが体中に広がり始め、たまたま飛び込んだ病院が松本医院でした。(この患者さんは本当に幸運な患者さんです。私の患者さんの90%以上が、治してあげたアトピーの患者さんの紹介であります。)そして今まで使っていた薬がステロイド剤だと知りました。そしてステロイドは間違った使い方をすると、とても恐い薬だということを知りました。(ステロイドの正しい使い方というものは、そもそも存在しません。それは麻薬の正しい飲み方が無いのと同じです。一度使えば必ずリバウンドが必ずでます。)副作用がある薬だからです。私は知らず知らずこの薬を6年間も塗っていたと思うとゾッとし、また以前の皮膚科にとても怒りを感じました。

しかし、松本先生は、今までの皮膚科とは違い「必ず治してあげます。」と何度も言ってくれましたが、先生の言葉を信じることが出来ず、きっと口ばかりだろうと思っていました。(このように正直に書いてくれることはとても嬉しいことです。しかしあれだけ一生懸命アトピーを私だけが治せる根拠と証拠を見せて説明しても、信じられていなかったことはとても残念に思います。近頃は治らなかったら命を差し上げますとまで言っているのですが…。)

松本医院では、漢方薬での根本治療ということで初めは戸惑いもありました。ステロイド剤を止めて2〜3日はリバウンドがとても辛く眠れない日々も続き、今までステロイド剤を塗っていた部分が次から次へと赤く腫れ痒みや痛み、そして皮膚がぽろぽろと剥けていたので、「本当に治るだろうか?」と思っていましたが、半年を過ぎた頃から自分でも良くなっているのが分かるようになり、赤黒かった肌も少しずつ元の肌に戻っていたので、「このまま続ければきっと治る!」先生の言葉を信じて最後まで頑張ってみようと思いました。(やっと信じてくれたようです。)

そして、1年経った今ではあの頃では考えられない位にきれいに治りました。松本医院に出会えたことでこれからの人生に明るい兆しが見えてきたように思えます。本当に有難うございました。(どういたしまして。病気を治すのが私の仕事であり、ただ責任を果たしているだけです。)

そして、これから松本医院に通院される方へ…

絶対に治るので諦めないで下さい。(その通りです。絶対に治してあげます。現在この患者さんは、完治されて来院されておりません。)