「松本先生ありがとう」 川元健生 12

 私の息子がアトピーと初めて診断されたのは、小1の夏でした。肘や膝の関節にほんの少しの湿疹があっただけなのに、病院でもらった薬を塗り始めてから少しずつ広がり始め、いい先生がいると聞くといくつか皮膚科に通いました。(根拠無き良い先生は、最後は悪い先生になる可能性があるので、常に何故良いのか?という根拠を尋ねるべきなのです。日本の教育から何故という言葉が消えて久しい時間が経過しています。覚えるだけの、命令するだけの、従うだけの教育では真実を求めようとする本当に賢い人間を作ることは不可能なのです。)小4の頃になると、いよいよ顔にまで広がり、夜は眠れず学校にも遅刻するようになってしまいました。どんどん悪化して、途方に暮れている頃、松本先生のことを知り、その次の日には長崎から大阪まで飛んでいきました。インターネットで見た瞬間にこの先生しかいないと思ったからです。先生に診察してもらい、薬を頂いてからは先生の「自然後天的免疫寛容によるアトピー完治の理論」という本を繰り返し繰り返し読み、ひどいリバウンドも不安なく乗り越えることができました。かなり難しい内容ですが、この本のおかげで子供も私も遠距離での治療でしたが、不安を覚えることはありませんでした。

 アトピーの子どもを連れていると、親切な(?)見知らぬ人から「まぁ、かわいそうに」と健康食品を勧められたり、いろいろな民間療法を勧められたりしました。(巷には人の弱みに付け込んだ金儲けだけが蔓延しております。常に何故良いのか?何故良く効くのか?を問いかけてください。)また、香港に行って漢方薬を買ってみたりもしましたが、松本先生以外の漢方薬は全く意味がないこともわかりました。海外に住んでいる間はアトピーが消えてしまうという話も聞いて本気で海外に行ってみようかとも思っていました。(漢方薬がアトピーを治すのではありません。自然後天的免疫寛容だけがアレルゲンと共存することを可能にし、この状態をアトピーが完治したと言えるのです。)絶望的なときに松本先生に出会えて、私たち家族にとっては神様のような先生です。(ただ一人しか病気を治せない人のことを神様といえば私は神様かもしれません。しかし私は何も神様になりたいとは思いません。単に一人の医者として自分の責任を果たしているだけです。医者は最低限病気を作ってはいけません。治せないのはまだ許せますが、金儲けの為に病気を作っている医者の多さに唖然とします。)治療を始めて約1年経つとプールに入れるまでに回復しました。日本全国どこの病院に行っても治らず、誤った情報でストレスはたまり、心身ともに参っている患者さんも多いと思います。一般書店に松本先生の本もなく、なかなか出会える人も少ないと思いますが、私と息子は私たちの体験を身近な人から伝えていきたいと思います。どんな病気になったときも、まず松本先生に相談しようと思います。それぐらいお医者様が全員信じられないということも勉強しました。これからも松本先生よろしくお願いします。(インターネットは密室の情報源だと考えます。ところが書物は公共の情報源だと考えます。何故私がこんなに素晴らしい真実の理論と治療法と患者さんの完治の証拠を本にしないのかと不思議に思う人が沢山おられるでしょう。答えは歴然としています。アトピーの現代の認められた治療法は全て誤りであり、ただ一人私の治療だけが正しいと主張してみても全ての権威から攻撃されるのが関の山だと判断しているからです。私は平凡な一介の開業医にすぎません。今のところあらゆる権威を敵にして耐え得る力はありません。世の中は正しさで支配されているのではありません。数年前に強力なメディアがステロイドの副作用について大々的に批判したことがあります。にもかかわらずアレルギー学会、皮膚科学会はステロイドの副作用を認めるどころか、逆にステロイドは上手に使えば全く問題がないと言い切っています。近頃は医療関係者がステロイドの副作用を口にするのもはばかれるほどに反動的な風潮が支配するようになってしまいました。こんな時に私の治療法を本にしたところで果たして受け入れられるでしょうか?その内に本当に流れが変わる時代が来るでしょう。それまで私のホームページとの出会いがあり、読まれ、納得された方だけのアトピーを出来る限り多く完治させることにより、私の理論の正当さを支える証拠をうずたかく積み上げていくことに努力を傾注したいと考えております。私が死ぬ前には書物として日の目を見ることが出来るチャンスが訪れることを祈りながら。)

それから私の主人も長年の鼻炎を治していただき、高血圧でひどい頭痛、肩こりも漢方薬で解放されて喜んでおります。(私にとってはアレルギーの中で鼻炎ほど簡単に治せる病気は他にありません。にもかかわらず耳鼻科医が最も大量にステロイドを使う競争をお互いにやりあっています。花粉症の時期に耳鼻科医の使うステロイドの注射器がどれだけ多く捨てられることでしょうか?その為にどれだけ多くのステロイド被害の患者さんを生み出していることでしょうか?実は若い人でリウマチが多くなったのもまさに耳鼻科医のステロイド注射のせいなのです。残念です。)また、姉(桑原由規子)もかなり重症の鼻炎を治していただき一年中体調が悪いと言っていたのが、まるで今は嘘のように元気に過ごしています。本当に心から松本先生に御礼申し上げます。