「耳鼻科でステロイドを飲まされて」 岡本 栄一 36歳

 こんにちは、私は36歳(男)になります。松本先生に診てもらうきっかけは、顔にぶつぶつが一杯出てきたので皮膚科に行かなければなりませんでした。大きな病院に行っても良かったのですが、あまり目立ちたくないという思いが強く、また、たしか2階の窓に画用紙で皮膚科とあったのを思い出して診てもらうことに決めました。(この患者さんは実を言えばアレルギー性鼻炎があり、耳鼻科で治療をしていました。すでに述べていますようにアレルギー性鼻炎の薬もアトピー性皮膚炎の薬も免疫抑制剤であり、鼻の粘膜で使えなかったIgE抗体が体をめぐって皮膚で使われてしまってアトピーとなってしまっていたのです。さらに飲んでいた薬はセレスタミンという薬で、この薬は耳鼻科が頻繁に鼻炎の治療で出す薬です。セレスタミンという薬は、ステロイド剤と抗ヒスタミン剤が合わされており、ステロイドも飲まされていたわけです。その為にヘルペス感染が起こったのであります。)

 診断はアトピーが原因のヘルペス感染でした。松本先生の素早い治療でヘルペスは完全に治りました。しかし「原因であるアトピーを治さなければならない。」とおっしゃるので半年ほど漢方薬で治療を続けています。(本人は耳鼻科の治療でしていることはアトピーの治療であることに全く気が付いていなかったのです。顔の皮膚も黒ずんでいたのですが、徐々に正常な皮膚に戻りつつあります。)幼い頃から喘息の発作があったのですが、18歳位の時には発作が出なくなっていたので、もう治ったと思っていました。

 喘息もアトピーもアレルギーが原因とのことで、この機会に必ず治すとの思いです。先生よろしくお願いします。