「情熱のある松本先生にアトピーも喘息も治してもらって」 大須賀 由佳 7歳

私達は、三重県桑名市に在住の夫婦です。平成6年9月16日、私達に初めての女児が誕生しました。翌年の平成7年の暮れに子供が腕や足をボリボリ掻いているのを見つけました。最初はただ単に痒いだけだと思い、痒み止め薬などをつけておりましたが、一向に良くならず次第に血が出るほどの痒みが彼女を襲い出しました。実は家内もアレルギー体質で、いまだに手や足などをよく掻いていることがあるのですが、それが子供にも出たのでは?と思い始めました。(体質とは何かについて説明しましょう。体質とは一言で言いますと、親から受け継いだ遺伝子によって先天的に決められている身体の性質といえます。従って俗によく言われているように体質を変えるなどということは絶対に不可能なのであります。従って親がアレルギーになりやすい人は子供もなりやすく、親が美人であれば子供も美しくなりやすいでしょうし、親が頭が良ければ子供も頭が良くなる傾向を受け継いでいるといえます。ところが、遺伝によって生まれた後の生活が全て決定されるわけではありません。家庭環境や社会環境や自然環境などによって遺伝子が発現される現れ方は極めて変化します。アレルギー体質を持っている人について言えば、アレルゲン(化学物質)で刺激されることのない環境で生活できれば、生まれつき異物を認識する能力が高くても絶対にアレルギーは起こらないのです。それは丁度如何に優秀な頭脳の素質を親から受け継いでいても、勉強という刺激がない限りは東大も京大も入れません。私がアレルギーの全てを治すことができるのも何も遺伝子を変えて、つまり体質を変えて治すわけではありません。無限大のアレルゲンにさらされ続けても免疫を抑制しない限りは、最後には有限なIgE抗体は作られなくなるように免疫の遺伝子には組み込まれているだろうことを私が発見し、その遺伝子の働きを発現するお手伝いをしているに過ぎないのです。言い換えると、これは何も遺伝子を変えたわけではなくて自然に後天的にアレルゲンと共存できるようになったと言えます。)近くの病院へも通い、ステロイドの入った薬をつけた所、一時的には良くなるのですが、その薬を止めるとまた、掻きだすという同じ事の繰り返しの日が続きました。

 この頃から咳も出るようになりました。(皮膚から出すべき化学物質をステロイドを使うことによって出せなくすると、外部と通じている気管支の粘膜から出そうとして喘息が生ずるのです。)夜などは靴下を履かせておりました。そうでもしないと掻き続け、朝にはシーツが血だらけになるという毎日でした。夜、子供を見ながら「変われるものなら」と夫婦で何度となく思う日が続くこともあり、仕方なく名古屋の大きな病院に入院治療することを決めました。(病院に入院してたっぷりとステロイドを塗りこまれると、後でその分ステロイドを抜くことが患者さんにとって極めて辛い体験となってしまうのです。)

 3週間程が過ぎ、私も何度となく病院へ通っておりましたが、みるみるうちに良くなっていくのが分かり、夫婦2人で「このまま治れば」と顔を見合わせ思っておりました。その後子供も良くなり退院することとなり、普通の生活が出来るようになったと思ったのですが、子供がまた掻き出したのを見つけました。そして、何日か後にはまた元の体になってしまい、夜も痒さのあまり、泣き続ける毎日が過ぎていきました。

 病院では、ダニ・ホコリなどが少なかったのもあると思いますが、家ではジュウタン・畳などダニが喜ぶものがあります。それだけではないと思いますが、ジュウタンもかたずけ、畳の部屋にはあまり子供を入れない様にしました。(如何に工夫しても家屋から布団からジュウタンから畳から、ダニ・ホコリを全て排除することは不可能ですし、仮にできたとしても他人の家や環境からあるいは地球からなくしてしまうことは不可能ですから意味がないわけです。)

 丁度その頃家内の友人の知人の方から、(私がアトピーを治してあげた患者さんです。)この松本医院を紹介して頂きました。初めてこの医院を訪れた時、先生に会い驚きました。ここにみえている方皆さんが感じたと思いますが、先生の治療に対する熱意。どこの病院でも味わったことのないものを夫婦共々驚き合いました。(世界でただ一人アレルギーを完治できる理論と治療法を知っている医者として、自然に熱意が生まれるのも当然でしょう。他の医者のように病気を作るステロイドを出す以外に能のない医者と違って、真実を語れる私が喋れば喋るほど情熱がほとばしるのも当たり前のことです。)子供はアトピーもそうですが、少し喘息も出ておりました。遠方という事と、仕事の事もあり、近くの病院の様には通えませんでしたが、電話をする度に先生が直接アドバイスして頂く事にも嬉しく思いました。

 薬によっては苦くて子供が飲みにくいものもありましたが、だましだまし飲ませ、お風呂の薬草湯にも毎日入るうちに喘息の方は少しずつおさまり、後は痒みだけ治ればこのアトピーから開放されるのです。(アレルギーの中で生死に関わる病気は気管支喘息です。従ってまず喘息を治すことが一番大事です。漢方煎剤は免疫を抑制せずに喘息の症状を除去することが可能であり、その結果上昇したIgE抗体は一番異物を出しやすい皮膚で使われるようにしてあげるわけです。私がアトピーを治すということは、同時に他の全てのアレルギーを治すのと同義語です。)全国には何万という病院がありますが、松本医院の様な病院は他には絶対ない病院だということを夫婦共々感じています。

 これからもまだ先生にはお世話になると思いますが、先生を信じてこの病気と前向きに戦っていきたいと思います。(現在は完治され来院されておりません。)