「アトピーは絶対に治ります。喘息も治ります。」　清永　亮　24歳

　私は小さい頃からアレルギーがひどくアトピーと喘息に悩まされていました。その中でも喘息はよく発作が起き、救急車を呼ぶか呼ばないかというぐらいのひどい発作を起こしたこともありました。その代わりにアトピーは全くと言って良い程発症せずに生活をしていました。（喘息もアトピーも原因は同じなのです。免疫の力を借りて異物を排泄する場所が気管支の粘膜であれば喘息であり、皮膚であればアトピーなのです。従って気管支の粘膜から出さないようにすれば、その分アトピーが出やすくなるのです。にもかかわらず、アトピーは皮膚科が対処し喘息は内科が取り扱うなどという日本の医療システムは間違っているのです。このような事実を子供の頃から保健体育の授業で教えるべきです。）

　しかし、大学受験を迎えた高校３年生の秋頃から少しずつアトピーが出始め、最初は「すぐに治るやろ」と思っていたのですが、受験に失敗して浪人生活が始まった頃から、治るどころかみるみるうちにひどくなってきたので近所の皮膚科に通院するようになりました。しかしそこで渡される薬といえばステロイド軟膏ばかりでステロイドの副作用の恐さを知っていた母親なるべく塗らないように私に言っていたのですが、やはり痒みに耐え切れずステロイドを塗る回数が増え始め、最後には全く効かない状態になっていました。「俺は一生この痒みに苦しめられるのか」と思うと、その時の絶望感というものは口では言い表せない程でした。（このようなアトピーが治らないという絶望的な状況にいる患者が世界中にいることを思うだけで、私が絶望的になります。私の治療が世界的に広まれば、何億の人達が救われることでしょうか！）

そんな時に母親の知人の方もアトピーで苦しんでいたのに、松本医院に通院して良くなったという話を聞きました。それまで、色々な方々の紹介で病院に行ったのですが、どの病院も結局はステロイドを渡されるのです。松本医院では一切ステロイドは使わないで治療するとのことでした。しかし、ステロイドを使わないのでそのリバウンドは大変だという事も聞かされていたのですが、治るならと思い松本先生のお世話になる決心をしました。

　初めて松本医院に行って目に入ったのは「アトピーは絶対に治ります」という張り紙でした。今まで「一生治らないのでは」と思っていた私にとって物凄い衝撃で、勇気づけられた事は今でもはっきりと憶えています。そして松本先生に診察してもらい、その時に言って下さったのが「僕が絶対に治してあげる」という言葉でした。また色々なお話をして頂いて、この先生なら信用して治療して頂けると感じました。

　その日から漢方薬を飲み始め、約２週間後体のあらゆる部分からリンパ液が出てきて、とても苦しい思いをしましたが、松本先生から調子を伺う電話をわざわざ頂いたり、診察に行った際にも体中からリンパ液が出ている私に対して「順調、順調」と不安な私を勇気づけて下さったりと、大変熱意のある診察と言うと変かもしれないですが、本当に熱意のある先生だという事は今でも感じます。（世の中には治らないのに患者を引っ張り続けるために、臆面もなく嘘をつく医者がどこにでもいます。しかし私は違います。治してあげることが出来るからこそ、熱意を込めて言い続けることが出来るのです。その熱意がこの患者に通じたのです。）

　そして約２ヶ月後ぐらいから少しずつ痒みが治まり始め、それからは順調に良くなり４ヶ月後ぐらいにはもうほとんど痒みもなくなり、現在は季節の変わり目などには少し痒みが出てきますが、普段の生活には全く影響がないぐらいまで治ることができました。当時ＩｇＥ値が7000を超えていたのが現在は数百まで下がっています。もちろんリバウンド中の２ヶ月間は本当に大変な思いをしました。この手記を読んで下さっている方で、アトピーやアレルギーに悩んでいる方、人間の体には自然治癒力というすばらしい力があることを決して忘れてはいけません。（自然治癒力というのは実は正しい表現ではありません。本当に正しい表現は自然治癒力の崩壊と言うべきです。というのは、アトピーの症状こそ身体から有害な化学物質を排除しようとする自然治癒力から生じたのです。この自然治癒力が最後に力尽きて敗北に至った時に、喘息もアトピーも治ってしまうのです。）もちろんステロイドを塗ればその時は治まりますが、体の中の部分は全く良くなっていないのです。松本先生の治療はステロイドを一切使いませんから「ひどくなっているのでは」と、不安に思うかもしれませんが、それは体質を変えていく治療の過程の一部ですから、（私の治療は決して体質を変える治療ではありません。体質は遺伝子によって決まるものであり、体質そのものは変えることはできないのです。あえて言えば、体質が環境に適応したと言うべきです。俗な言葉で言うと、体質が環境に慣れてしまったといえます。）あきらめないで松本先生に全面の信頼を寄せ、信じる者は救われるではありませんが、強い意志を持って自分の病気としっかり向き合い頑張って下さい。治った私が言います。（この方は言うまでもなくアトピーも喘息も同時に全て治りました。）

「アトピーは絶対に治ります」