塚本 賀代 32歳 私のアトピーとの出会いは高1の時で肘の裏側の湿疹がなかなか治らないので、皮膚科へ行くとアトピー性皮膚炎と診断されました。その時もらった薬ですぐに治り、何事もないまま短大へ入学しました。短大2回生の就職活動をしている時、急にアトピーが顔に出始め、これでは面接にも行けないと悲観していた所、知人の紹介でアトピーで有名という病院へ行ったのです。そこでは抗ヒスタミン剤とステロイド剤が出され、それを塗った所、あっという間にきれいになり、(私はその時あっという間に効いてしまったことを喜んでいたのです)そのかいあってか、無事就職できました。 4年間OLをしたのですが、その合間に花粉症になってしまい、同僚たちのすすめで、すぐに治ると評判の耳鼻科に通いました。(4年間)そこで出された内服薬は確かによく効き、毎年花粉症の時期を楽に乗り越えられたのです。(この薬が強度のステロイド剤であるということが、後に松本医院でわかるのです)そしてこの4年間の間にアトピーも顔にたまに出ていたので、ステロイド剤が出る以前の病院に通っていたのですが、私は当時それを化粧の下地のように毎日塗っていました。(今考えると恐ろしいことです) そんな会社生活を送り、結婚しました。結婚して早くも4ヶ月後顔にアトピーが出始めたのです。またいつもの薬を塗っていたのですが、悪化するばかりで効かなくなっていました。どんどんひどくなり、せっかくの新婚生活も苦しいものとなっていきました。いろいろな病院を転々と渡り歩いていましたが、全く症状が変わらず悩んでいる毎日でした。 そんな時、母の知人に松本医院をすすめられ、平成8年1月10日に行きました。その時、先生は「絶対治ります」とおっしゃって下さったので、その言葉を信じて頑張ろうと思いました。そして耳鼻科でもらっていた薬が、強度のステロイド剤とわかり、ショックを受けました。先生にその薬の注意書を見せてもらうと、恐ろしいことばかり書いていました。 私はその耳鼻科を訴えたい位でした。悔しかったです。そしてリバウンドとの戦いが始まりました。 最初の1ヶ月目は顔全体が発赤し、生汁が出て、熱感、そしてものすごい痒みに襲われました。今までは掻かないようにと言われていたのが、先生は掻いても大丈夫とおっしゃったので、掻くだけ掻いていました。(掻いてはいけないというストレスから解放されたという感じでした。2ヶ月目は顔に加え、首から肩にかけても症状が出てきました。その時はお風呂に入れる漢方薬を処方してくださり、1日2回、そのお風呂に入ると少し楽になりました。3ヶ月まで痒み、ヘルペスができたりと一番苦しい時期でしたが、先生の指示に従って乗り越えることができました。 4ヶ月目に入り、少し変化が見え始めたように思います。痒さはまだまだなものの、皮が何度も何度もむけはじめました。一体私の体にはどれ位のステロイドが潜伏しているのだろうと思ってしまうほどでした。5ヶ月目には先生の了解を得て、1週間の旅行に行ける位になりました。そして6ヶ月・7ヶ月にはほとんど症状がなくなり、街を堂々と歩いたり、化粧したりと普通の生活が送れるようになりました。 私は思います。本当に松本医院に出会えてよかった。治ったことはもちろん、病院に行く度に先生の熱意がいつも伝わってきました。先生はどんな質問でも丁寧に真剣に答えてくれるので、安心して治療にのぞめたのです。 今治療をしている方、これから治療をされる方に言いたいのは、先生についていけば必ず治るということです。先生を信じて頑張って下さい。 |