平成8年12月25日好きな舞踏の稽古を終え3時間ほど経過し、正座しようと膝を曲げたところ左の膝が重硬く痛み、曲がらなくなり、踊りすぎかと軽い気持ちで2・3日様子を見ておりました。しかし28日になって足が上にも上がらず膝を曲げるのが困難になり歩行に支障を来し、病院に行くのも暮の御用納めで病院も休診で仕方なく、平成9年の1月6日に近くの病院に行きました。膝は腫れ水も溜っていたので検査の為に水を抜き、精密検査の結果は「リウマチ」と言えば「リウマチ」でなく、「リウマチ」でないと言えばそうではないとのことで、その日は電気治療で帰りました。(リウマチの診断は初期は極めて難しいのですが、私の治療は早くすればするほど早く良くなります。しかし現代医療は早く治療すればするほどそれだけ根本治療から遠ざかるのは皮肉なことです。)足の使いすぎだと思い、京都の「カイロプラクティック」には1月から3月まで治療に通いました。(リウマチは免疫の問題であるわけですから、カイロプラクティックで治るわけはありません。それどころか悪くなる可能性があります。)しかし治るどころか右の膝の方も痛くなり、段々ひどくなるので3の末に日赤病院に診察に行き偶然に知人の宮本さんに逢い、自分も「リウマチ」で日赤病院に3ヶ月入院して治療に専念したが治るどころか投薬の副作用でひどくなり、宮本さんの知人の紹介で松本医院の漢方医薬を勧めていただき、2年間毎日飲んで治療に専念したお陰でこんなに元気になったと聞かされました。(宮本さんもリウマチを良くしてあげたようですが、手記は書いてもらっていません。難病を治すことは私にとっては簡単な病気を治すことと変わりが無いのでいちいち覚えていないのです。) 私は藁をも掴む思いで早速松本医院に行き、先生より紛れも無く「リウマチ」だと診断され、「心配要りません。100%いや200%治してあげるから、今日からお茶代わりに煎じ薬を飲んでください。」と言われ、私も元々胃腸が弱いのでこんなに沢山飲んで大丈夫だろうかと…。恐る恐る御指示通り毎日飲み始めて2・3週間程飲んだところで、数ヶ月は本当に辛い毎日でした。「リバウンド」で痛みや腫れがひどく、動くこともままならず、椅子やベットも普通より高めにして、物に縋りついてやっとの思いで立ち上がっておりましたが、その内知らず知らずの内に良くなっており、段々と痛みも少なくなり低いところも立ち上がれるようになり、上手に歩けるようになっていて、知人の皆様に会う毎に「良くなったわ、不思議ねえ。」と言われ、私も漢方薬もお陰だと自慢している今日この頃です。(漢方煎剤を科学することは極めて難しいのです。その第一の理由は漢方煎剤が多数の草根木皮・鉱物・動物生薬から成り立っているので、現代の西洋医学の手法である要素還元法による解析が極めて難しいからです。しかしこの手記や検査データでもお分かりのように、確実にリュウマチもアトピーも完治するのです。漢方を科学できる時代は恐らくこれから先も到来しないと思います。漢方を完全に解明できたときにはノーベル生理医学賞を10個以上取れるでしょう。)本当に漢方薬の効果に驚いております。また鍼灸の織田先生に何時も愚かな質問にも親切になって話を聞いていただき、色々とアドバイスを受け、私も頑張って来れたのだと思います。 松本院長先生をはじめ看護婦さん病院のスタッフ一同の暖かい御慈愛・御親切・励ましで元気になれたことを心より感謝申し上げます。 まだまだお世話になりますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
上二つの表は言わば関節腔内に侵入してきた異物を排除する為の武器であるRAPA抗体とその抗体の量を間接的に示すZTTの値の変化を示しています。この患者さんのRAPA抗体とZTTとは並行して変化しています。この患者さんは現代医学の薬を飲んでおられなかったので確実に二つとも治療と共にグングン値が改善し、正常になりました。
下二つの表は言わば抗体を使って免疫反応を終えた後の炎症の度合いを示すCRPと赤沈であります。異物との戦いが強ければ強いほど炎症の度合いも強くなります。左のCRPよりも右の赤沈の方が遥かに敏感であります。この方のCRPと赤沈は治療と共に改善しましたがRAPAやZTTが正常値になったにもかかわらずCRPと赤沈は少々高めになった状態が続いています。しかし日常生活には全く支障がありません。 |