城 喜代江 63

前略ごめんくださいませ

 いつもお世話になりましてありがとうございます。

 苦しい一年間ではございましたが先生の力強いお言葉を信じ治療に専念してまいりました。

 おかげさまですっかり痛みが消えてしまい夢のようです。

 今までの苦しかった生活もすっかり忘れてしまい、毎日楽しく暮らしています。先生の「もう一息でよくなる」とおしゃったお言葉を信じ、今しばらく頑張ります。今後もご指導くださいますようお願い申し上げます。

 私なりに考えて手記を書きました。同封しておりますのでお使いください。

かしこ

 

平成12

肝炎の治療中に手首、足首の関節が痛み出し、歩く事が困難な程痛みがひどく会社にも行けなくなり、それ以来治療に専念しようと会社を退職しました。

 整形外科で受けた検査の結果はリウマチと診断されました。その後痛みがひどい時に鎮痛剤服用することになったのです。

 6ヶ月が過ぎた頃、これより先は副腎ホルモン剤で様子を見る事になりました。私は薬の怖さを知っていましたので断り続けていたのですがこれ以外に治療方法がない事を告げられやむなく2週間服用しました。しかし効果が見られずこれ以上通院する事も断念しました。

 年が明けて、正月に娘夫婦が里帰りした時にリウマチの症状が悪くなっていくのを大変心配してくれまして、インターネットで色んな情報を探してくれました。その中で高槻にある松本医院で治療を受けた患者さん達に手記を読むことができました。娘婿が松本先生との出会いの橋渡しをしてくれたのです。その時何かほっとした気持ちになった事を憶えています。

 

平成13

 娘夫婦に1日も早く松本先生の診察を受けるように勧められ、娘が付き添ってくれ高槻に行きました。診察の結果、先生から「バリバリのリウマチです」と告げられました。先生は私の手を握り「必ず治る。100%いや200%保証してあげる」と言われ、私はもう諦めていたので大変驚き、救われたような気持ちになりました。

 娘と共に織田先生から鍼、灸の指導をしていただき又力強い励ましの言葉をいただきまして感謝しています。

 煎じ薬を飲み始めてから1ヶ月間は発熱、下痢を繰り返して身体がだるく力が出なくなり殆ど寝たきりの生活を送っていました。6月頃になって身体のあちらこちらのアトピーが出だし痒みに悩まされました。足首の痛みは殆ど変わりなく不自由な日々が過ぎていきました。この頃から血液検査の数値が少しずつ下がり始めました。診察を受けるたびに先生より「必ず治るからがんばりましょう」と励ましていただきました。毎日しているお灸も楽しみ変わってきました。また漢方風呂も身体の芯から温まり薬がしみこんでくるようです。

 11月に入ってからは刺し込むような痛さが和らぐ日があり、何かこのまま回復に向かっていくような予感がしてきました。

 

平成14

 1月末頃より外出先でも痛みをあまり感じない日が増えてきました。2月になり、よほど冷えない限り痛みがなく階段の上り下りも苦にならなくなりました。今では好きな観劇に行ったり、温泉につかりに行ったりと日々楽しんでおります。友達と親交を深める事が出来るようになりました。最近は松本先生、織田先生から「顔が明るくはつらつとしている」と言っていただきとても嬉しく毎日楽しい生活を送っています。

 振り返ってみますと、1年の歳月が過ぎていました。以前の苦しみが脳裏から消えているのに気付き改めて先生のお言葉を信じ治療に励んでよかったと思っています。

 私が体験しました手記でお役に立つ事があればと筆をとりました。

 松本先生、織田先生、スタッフの皆様の親身なお世話をいただき、大変感謝しています。

 本当にありがとうございました。

 これから先も宜しくお願いいたします。