「私の手記」 岡本 順子 62

 思えば3年程前から手・足首の痛みが酷くて仕事をするのが辛く、近くの内科の先生に診てもらったところ、「腱鞘炎ですね、2週間分軽い薬を出しておきます。」と言われました。それでもなかなか治ることもなくますます酷くなり、20005月初めに息子に相談したところ、息子も心配で夜も眠れなかったそうです。

 インターネットで松本医院のことを知り、早速連れて行ってくれました。59日朝10時半頃、お嫁さんに病院に連れて行ってもらい、長時間待ち、先生に診てもらい、「絶対に治る。」と言ってもらい少し安心しました。それから毎日漢方薬、鍼、灸をしましたが、段々体が動かなくなり、ダルマさんのように寒気と震えがきたときはコタツを入れて寝ていました。また朝起きて歩くことも、首・手・足全て力が入らず、顔を洗うことも、トイレで歯を磨くこともできないようになりました。これで私の人生も終わりかな?なんとか歩けるようになればと思い、毎日の漢方とお灸が私の仕事となり、家族皆が協力してくれました。今日は少し楽かと思えば、また悪くなり熱も3738度、食事も喉を通らず、みるみる内に体も細くなりこれでおしまいと気落ちする日もありました。先生に聞くと「リバウンドでしんどい。」との事。

 半年くらい経った頃から体も少し楽になり、食事の方もおいしく食べられて気持ちも前向きになり、これで元気になれると思え、また仕事ができると思うようになりました。毎月松本医院に行くのも楽しみになり、鍼の先生にも優しい言葉をかけていただき、帰りはすっきり治ったような気分になりました。同じ様にリウマチで苦しんでおられる方達に出会って、皆に教えてあげたい気持ちで一杯です。

 1年が経ち2年が経ち、今では朝も早く起きれるようになり喜んでおります。2年前のことを思うと夢のようです。「絶対に治してあげる」、先生の言葉を信じ私と同じ様に苦しんでいる皆さん、頑張ってください。松本先生、スタッフの皆様、本当に有難うございます。またこれからも宜しくお願いします。

平成14年8月