「リウマチ手記」 匿名希望 39歳
前略 松本先生へ 痛みで苦しかったのがウソのようですが、漢方薬を飲んでないことの方がちょっと不安なぐらいです。今はすっかり良くなりましたが、疲れた時は鍼灸に頼りたいと思います。 私事ですが、4月より転勤でアメリカ・サンディエゴの方へ移ることになりました。何かあったら先生の漢方薬に頼りた〜いと思ったのですが悲しい限りです。(向こうでは花粉症はないのですが) 約1年でしたが、インターネットで松本先生に出会ってなかったらきっと治せてなかっただろうなぁ、と思います。本当に感謝しています。有難うございました。 どうぞ先生もお体を大切に。これからも沢山の患者さんのためにがんばって下さい。 遠くよりお祈りしております。 2002年4月1日 私がリウマチかも!?と感じたのは、出産後3ヶ月頃だったでしょうか?今までリウマチは遺伝的なものと思っていたので、まさか自分がなってしまうとは思いませんでした。が、後からきいたところ出産がひきがねで発症する人も多いことを知り、驚きました。私の場合はまさにこの例でした。この場合はすぐ治るよと先生に言われたのですが、最初の半年余りはいろんな痛みがありました。 まず、ひざや手首の関節が痛くなり、腫れもあり痛みは煎じ薬を飲んでいてもひどくなっていくばかりで本当に治るんだろうかと不安でしたが、どうしても病院の薬を飲むことに抵抗があり、頼るところは先生からの漢方薬しかないと思い、とにかく飲むばかりでした。が、今思うとこれが先生の言われていた、体の毒が全部出切った状態だったように思います。体の毒が痛みだけでなく、熱が出ることも、胃腸が痛むこともあり、本当に辛かったことを思い出します。 苦しい時は、先生の「すぐ治る」という言葉がウソのようで、一体いつまで痛みが続くんだろうと、あせってしまう時も度々ありました。魔法の薬ではないし、飲んですぐきくとは思っていませんでしたが、やっぱり長い時のように感じられました。 松本医院に出会って良かったのは、もうひとつ“びわの葉のお灸”です。これは初めてでしたが、私の母などはびわの葉の良さを知っていて、昔からある療法だとか、これがきっかけでびわの葉のお灸だけでなく、お茶や化粧水代わりにと今も利用しています。 腫れや痛みの強い時は鍼治療とお灸の力でずいぶん救われたように思います。「漢方薬だけじゃ絶対に治らないからね」という先生の言葉は本当でした。両方を平行してしてやらなければ私の場合も無理だったでしょう。 痛みが少しずつおさまってきたのは約1年近くたった頃でしょうか?(とても長く感じられました)今度は又、体に違った変化が起こり始めました。まず花粉症の時期になるとひどい症状で目が特に痛み、ドライアイになったり、炎症を起こしたりしました。 眼科に行けばもちろんステロイド入りの目薬が出るので、なんとか我慢し、先生からの処方されたステロイドの入っていないもので乗り切りました。その後は手首の辺り一帯に小さな水泡のような湿疹ができ、痒みでたまらなくなりましたが、これも皮膚科へ行けばまたステロイド軟膏が出るので先生にその度報告し、先生からの薬のみを使い、何とか治りました。 そして最後は首の周りに原因もなく真っ赤にかぶれたような湿疹が突然出始め、2、3週間は痒くて痒くてたまりませんでしたが、これも紫雲こう(赤い軟膏)を塗って乗り切れました。これらの訳のわからない湿疹や痒みがいろいろ出ることが何度かあり、ようやく1年経った頃、関節の痛みが消えていました。 今こうして振り返ってみてはじめて先生のおっしゃっているリウマチとアトピー完治までの理論というものが身をもってわかりました。私は医者ではないので難しいことはわかりませんが、抗体が関係していることからリウマチとアトピーが関連していることも、治るまで自分の身に起こった痒みから理解することが出来ました。まさに“ノーベル賞ものです!”テレビで大学のお医者さん達がしきりにステロイドや抗リウマチ剤をすすめているのを見る度に恐ろしくなります。先生の自信たっぷりの理論を信じて病院の薬に頼らず治せるということを声を大にして伝えたいと思います。 もちろん治るまでには本当にドン底のような日々が続きます。ひたすら信じてしっかり煎じ薬を飲み、鍼治療とお灸をするのみです。これは受け身では決して続かないので自分で努力する必要があります。一日も怠けられないということです。 病院でもらった薬で痛みを押さえ続けることの方がはるかに楽なことです。が、それでは治せないです。薬嫌いの私でもあまりに痛みがひどい時は、薬に頼りたくなる時もありましたが、先生の“絶対にステロイドは使ったらダメだ”という言葉を何度も聞いて乗り切りました。どうか苦しい時が続いても私だけでなく沢山の人が先生のやり方で治っていることを信じて、今、辛い時にある人も頑張って欲しいと思います。 辛い時は何度も治った人たちの手記を読んで、自分に暗示をかけるつもりで言いきかせながらでした。治った人達の手記が本当に救いと励ましになりました。 最初に先生に“治したいのですが”とお願いした時に、“必ず治してあげる。そのかわりに治ったら必ず手記を書いて、他の患者さんのためにも福音になるように”と言われた言葉が思い出されます。本当にその通りです。 身をもって体験し治された人達の言葉にウソはないし強い支えになります。 私もその一人の手記としてつたないですが、誰かに読んでもらえ、力になれればと願います。私が手記を書けたことも本当に嬉しいです。先生にも感謝したいと思います。有難うございました。 どうか今苦しい時の方も信じてあきらめず、先生のおっしゃる煎じ薬と鍼灸で頑張ってください。必ず良い方向へ向かいます! |