Y.M 30歳
3年前、私はとてもストレスの多い職場で働いておりました。そんな時です、身体に異変を感じたのは。
最初は歩く感覚がわからなくなり、ストレスを感じるたびに痛みが全身に走るようになりました。整形外科に通い、消炎鎮痛剤・抗リウマチ剤を処方されました。最初のうちは「絶対に治る」と信じて前向きに、気力だけは失わずにいましたが、1年、2年と過ぎていくうちに、いつしか私はそんな気持ちをなくしてしまっていました。そんな時、私の不安に追い討ちをかけることが起きました。転居をきっかけに病院を移った私は、同時に子供を作ることを考え、先生に相談しました。「妊娠するならステロイドに変えた方がいい」という先生の言葉を信じ、ステロイドを服用することにしました。最初は1週間分、症状に変化がなかったので、次に2週間分を処方されました。
処方箋を持って薬局に行った私は「あれっ?」と思いました。2週間分であるにもかかわらず、最初の薬の量より明らかに少ないのです。処方間違いでした。最初の1週間分が処方の5倍もの量を飲まさせていた事を知り、愕然としました。すぐに医師に連絡し、問いただすと、「最初は多く飲むという処方の仕方がある。最初からそのつもりだった。」と嘘をつかれました。先生のおっしゃった処方量を覚えていた私が更に問いただすと、「ごめん」とあやまられました。
それからの信頼関係はボロボロでした。私は痛くても何も報告しなくなり、「医者は私の病気を治す気などないのだな。」と絶望感でいっぱいでした。「何か食べ物でもなんでも自分でできることはないですか」という私の問いにも医師は「何もできることはない」と、私はただ悪くなるのを待つばかりでした。死にたいとも何度も思いました。それでも私の身体はそんな医師と、薬を頼らざるを得ませんでした。
今考えると、この絶望が逆に希望の光をもたらしたのかもしれません。どん底になった私は「こうなったら民間療法でもなんでも「治る」というものならやってみよう」とインターネットを開きました。「治る リウマチ」で検索した結果、表示されたのは「松本医院」だけでした。ホームページを読み、すぐに診察を受けました。私が松本医院で治療を受けてみようと思ったのは、「治る」という希望があったこと、漢方やお灸など良くなるためにできることがあることでした。漢方を飲み始めてたった1週間で、ボロボロだった足の爪が甦りました。続けていくうちに、ふと振り返ると、寒い日でも昨年のように痛みはありません。そして何より、倦怠感がまったくないのです。
それまでの私の漢方への考えは「身体の調子を整えてくれる」くらいのものでした。今回のことで、漢方は病気を治してくれ、体調も良くしてくれる、素晴らしいものだと知りました。漢方に出会えたことに感謝します。
まだ私の身体はヒジが思ったように動かせません。ですが、先生は「完全に元通りになる」と言ってくださいました。私も漢方の素晴らしさを知った今、そう信じています。もう少し。あともう少しです。身体が元通りになれば、またスキーやスポーツがしたいです。そんなことを考えていると、希望が湧き出てきます。松本先生を始め松本医院の皆様方、本当にありがとうございました。そして、もう少しよろしくお願いいたします。