「喘息を乗り越えて」 橋本 保子 53歳 今から7・8年前になります。もうすっかり治ったと思い込んでいた喘息が再発したのです。風邪引きの卸問屋と言われるほど、いつも風邪を引いていました。(喘息が多かれ少なかれ見られる人は、気管支の粘膜に炎症の傷があり、風邪のウィルスが引っ付きやすくなっているのです。) ちょっとした事がきっかけで、以前のような悪夢がまた私を襲い始めました。いったん喘息になってしまうと、少しずつ呼吸が困難になり酸欠状態になるのです。夜中に救急病院に駆け込むこともありました。喘息で一番辛いことは、ゆっくり眠ることが出来ない事です。何日も座ったまま寝るしかないのです。苦しさのあまり近くの病院に駆け込み、苦しみを抑えてきました。その場の苦しみから逃れていたのです。(まさに現代医学は対症療法においては優れているのですが、根本治療はできないのです。しかもその対症療法がますます根本治療を不可能にしてしまうのです。) そんな時友人より漢方療法の病院を紹介していただきました。藁をもすがる気持ちで駆け込みました。そして診察を受けた時、松本先生の「大丈夫です、絶対に治りますよ。」という確信のある先生の言葉に安堵しました。 それから私は先生の言われる通り、真面目に飲み続けました。途中で挫折しそうな時もありましたが、少しずつ治っていくのが体で感じるようになりました。それからも何度と喘息が出ましたが、その度に松本医院を訪ねて漢方を飲み続けてきました。 今ではすっかり喘息を忘れてしまうくらいに元気になり、風邪もあまり引くことも無くなりました。(喘息は一種の気管支炎ですから、喘息の人は常に気管支の粘膜に傷があり、間単にウィルスがその傷から侵入し風邪の症状を引き起こしてしまいます。従って喘息が治ってしまえば風邪も引きにくくなるのです。) 松本先生に出会えたことに感謝し、これからも決して諦めずにいつも前向きで頑張っていきたいと思っています。(この患者さんも完治され、来院されておりません。) |