「喘息が治った」 大野 信枝 28歳

 1999年深夜2時頃突然激しい呼吸困難に襲われました。1月に生まれた子供の授乳と夜鳴きで睡眠不足が続いていました。

 これまでにも軽い呼吸困難はありましたが、「喘息だ。」と認めたくなかったのと、それほど不自由に思ったこともなかったから病院には行ったことはありませんでした。しかし今回の発作は今までとは少し違うと思いましたが、眠っている主人を起こさないように我慢していました。すると「ゼイゼイ。」という呼吸音に主人が気付き、明け方5時頃救急センターへ行きました。そこでステロイド剤と噴霧器を処方されT病院の呼吸器内科を紹介されました。

 その病院では「喘息は治らない病気で、発作が起きると噴霧器を使って抑えるしか治療法はない。」という説明がありました。(この医者はとても正直な医者です。しかし言い方が間違っています。現代医学では治すことはできないと言うべきです。漢方煎剤で簡単に喘息を根治させることができます。)それから2ヶ月ほど通院し病状は安定しましたが、毎日処方されるステロイド剤が何となく気になり通院しなくなりました。(ステロイドを使い続ける行き先は地獄です。止めるに止められなくなった時には死が待っています。)

 それからしばらくして以前から指先の炎症がひどくなり数件の皮膚科に通院しましたがやはりここでもステロイド剤、「ステロイド剤の何が駄目なの?」と聞かれると説明はできませんでしたが何となく気になっていました。(この質問は患者さんにすべき質問ではありません。医者自身が自らに問い、患者さんにその意味を説明すべきなのです。その為の医師免許なのです。)しかし塗れば治るので頻繁に使っていました。が、その内薬が効かなくなり、だんだん傷口がひどくなってきました。(ステロイドは麻薬のようなものですからいつのまにか効かなくなります。効かせる為にはさらに強いステロイドが必要になります。)ステロイド剤を塗れば傷口が膿み、痒みで眠れませんでした。掻くと汁と血がにじみ、手を使うことも、髪の毛を洗うことも、そして哺乳ビンを洗うことも…、これが一番辛いことでした。そして夜中に指を切り落としたくなるほどの痒みで目が覚め、睡眠が不足しイライラが募りました。「これではいけない。」と手荒れのアレルゲンを突き止めて治療するために、タウンページでアレルギー科を調べ「松本医院」に通院することを決めました。(このようにタウンページで当院を探して喘息もアトピーも根治してもらえる人は幸運の一言に尽きる人です。私の医院はほとんどが治った人の紹介で遠方から来られる方です。)

 そこで私のアレルギーは生まれながらのもので、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、喘息をステロイド剤で無理矢理抑えてきたから今度は皮膚にアレルギー(アトピー)が現れたのだという話の後に、「アトピーで死ぬことはないから、まずは喘息から治しましょう。必ず治してあげるから。」という心強い言葉と漢方薬と塗り薬と共に「アトピー完治の論文」を頂き、「頑張って治そう!」という勇気と希望の光のようなものが見えました。今までの病院では「皮膚炎は掻いてはいけない。」と言われ、痒みを我慢して辛い思いをしていました。しかしこの論文には「痒みは掻かなければならない。」と書いてありました。それを見て気持ちがスーッとしました。痒いときに掻くとストレスもたまりません。思いっきり掻いた後は消毒と塗り薬。毎日朝・昼・晩と3回続けていると、傷口がだんだんきれいになり、痒みも無くなってきました。(免疫の指令は脳の指令を勝る生命に必須の働きなのです。免疫は農薬を皮膚から吐き出させる為に脳に痒みを感じさせ、指の運動神経を通じて筋肉を動かさせて出口を開けさせるのです。この事実を世界中の皮膚医学者達は全く理解していないことを極めて残念に思います。掻いてはいけないという皮膚医学者達はアトピー患者が睡眠中に思いっきり掻きまくっていることをどのように考えているのでしょうか?)

 初めて喘息の発作が出たときには、「このまま息子をおいて死んでしまうのか…。」と涙が止まりませんでした。そして指先の炎症の痒みで家事と育児が思うように進まず、辛い日々を送っていました。そして主人にも不愉快な思いをさせてきました。

 毎日漢方薬を煎じて飲むだけで喘息が治るなんて、本当に信じられません。でもこれは本当です。以前はベビーカーを押して15分散歩しただけで「ゼイゼイ」言っていたのが、2ヶ月煎じ薬を飲んだだけで2時間山道を歩いても喘息が出なくなりました。本当にびっくりしました。本当に感謝しています。喘息が治りました。「喘息よ、さようなら!」(漢方煎剤の素晴らしさを分かってもらって私は涙が出そうです。漢方煎剤、万歳!)

 これからは皮膚の炎症(アトピー)を完治させる番です。早く痒みとさよならして「アトピーよ、さようなら!」と言いたいものです。これから松本医院で喘息治療される皆さん、松本先生を信じて頑張ってください。必ず治ります、治してくれます。私もアトピーの完治に向けて頑張ります。(喘息もアトピーも完治され、来院されておりません。)