シェーグレン症候群の患者さんの手記
既に何回もくどいほど述べたように膠原病とアレルギーは同じ異物を敵として戦っているのです。実はアレルギー性結膜炎の敵とシェーグレン症候群の敵とは同じ異物なのであります。シェーグレン症候群に見られるドライアイは、実はアレルギー性結膜炎の間違った治療によってもたらされたものです。花粉症に見られる涙目とか痒みを抑えるために、リンデロンの点眼薬や抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を投与することによって、アレルギーの症状は一時的に消失しますが、その結果ドライアイが生まれるのです。同時に免疫の働きを抑えることにより、つまりIgEを作る遺伝子の働きを変えることにより、IgEが作られない代わりにIgGに逆クラススイッチすることをさせているのです。この結果、アレルギー性結膜炎がドライアイとなり、かつシェーグレン症候群という膠原病が生まれたのです。つまり、例のごとくはじめからシェーグレン症候群があるのではなくて、アレルギー性結膜炎をいつの間にか膠原病に仕立て上げてしまったのです。近頃シェーグレン症候群も加速度的に増えだしたのは、まさに眼科医がリンデロン点眼薬などを安易に出し続けることによって生まれた医原病のひとつなのです。従ってシェーグレンを完治させるのもアレルギーにクラススイッチさせ、最後は自然後天的免疫寛容を起こせばよいだけなのです。
以下にシェーグレン症候群の患者さんの手記を掲載していますのでご覧ください。
●「ステロイド治療を拒んで」 匿名希望 56歳 2017年5月6日●「花粉症の抗アレルギー点眼剤からシェーグレン症候群に。そして自分の免疫で治す松本医院へ。(中間報告)」 匿名希望 58歳 2017年2月23日
●「シェーグレン症候群治療 途中経過」 匿名希望 47歳 2017年2月16日
●「シェーグレン症候群を克服して」 匿名希望 28歳 2016年11月8日
●「シェーグレン症候群と言われて」匿名希望 49歳 2016年7月26日
●「シェーグレン症候群途中経過」匿名希望 60歳 2016年6月22日
●「手足の水ぶくれ(シェーグレン症候群・ヘルペス手記)」 匿名希望 33歳 2016年3月15日
●「仕事復帰までの経過報告」 匿名希望 44歳 2016年2月6日
●「ヘルペス治療が保険適用になりますように」 匿名希望 48歳 2016年1月30日
●「シェーグレン症候群手記」匿名希望 44歳
●「シェーグレン症候群手記」田畑 眞由美 56歳
●「シェーグレン症候群手記」匿名希望 67歳