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    コメントなし手記を印刷する(pdf形式:206KB)

    「リウマチ手記」 加藤利江子 53歳

    初めて松本医院で診察を受けたのは、2004年10月9日。ある総合病院に入院していたので、一時外泊した日でした。ドアを開けると、漢方の匂い、そして待合室には、沢山の手記のファイルが並んでいました。主人と二人でリウマチの手記を読み、「やっぱり私はリウマチなのかな?」どの方の手記も、私の症状に当てはまる事ばかりでした。

    (病気の原因となる異物は大きく分けて2種類あります。人体に入り込むと増殖して人をも殺してしまう感染症を起こす生きた異物であり、人類発生以来一番大きな病気の原因でしたが、ワクチンと抗生物質で感染症も怖い病気でなくなってしまいました。しかしながら新しいもう一種類の異物が文明の発展と共に大量に人体に入り込むようになりました。これが化学物質という死んだ異物であります。これが引き起こす病気は膠原病であり、アレルギーであるのです。

    成人病と癌を除けば、現在最もよく見られる二つ目の病気は膠原病の代表であるリウマチと、アレルギーの代表であるアトピーと花粉症であります。この二つ目の病気の原因である化学物質をIgE抗体で排除するときにアレルギーが見られ、免疫を抑制しない限りは最後はサプレッサーT細胞の働きにより、自然後天的免疫寛容が生まれ、この化学物質と共存でき、アレルギーは治ってしまうのです。ところがこのアレルギーの現代の治療が全て免疫を抑制するのみでありますから、サプレッサーT細胞も抑制され、アレルギーは永遠に治らなくなるうえに、逆クラススイッチといって、IgEがIgGの世界に逆戻りして膠原病が新たに出現してしまうのです。このように免疫を抑える薬を使って2重3重の深刻な病に苦しまねばならないのは、薬とそれを投与する医者の引き起こした病ですから、これを医薬原病と私は呼ぶのであります。

    膠原病は原因不明だと全世界の医者は無明にもほざき回っていますが、以上に述べたようにアレルギーの原因と膠原病の原因は全く同じであるのは、免疫学を少しかじるだけで分かることなのです。にもかかわらずいつまでもいつまでも何故間違った理解と治療が行われるのでしょうか?私は分かりません。

     膠原病は人体の結合組織に溜まった化学物質を排除するときに起こる症状であり、症状の出る場所や広がりによって様々な膠原病の名前がつけられているだけなのです。一番多い結合組織は200箇所もある関節の結合組織であり、そこで化学物質を排除しようとするときに見られるのをリウマチと言っているに過ぎないのです。この時に用いられる武器がIgG抗体であり、このIgG抗体が抗体のクラススイッチをしてIgE抗体になって戦うのがアレルギーなのです。

    子供のときから死ぬまで文明の作り出した化学物質と出会っているのにもかかわらず、何故子供にリウマチがないのでしょうか?答えは簡単です。子供はIgGからIgEに簡単にクラススイッチが出来てしまうからです。大人になるにつれて徐々にリウマチが増えるのは何故でしょうか?これも答えは簡単です。免疫を抑制するからです。免疫を抑制する仕方には2通りあります。一つ目は医者の出す薬はほとんどが免疫抑制剤ですから、それを投与し続けられること、例えばアレルギーや風邪に際してであります。二つ目は成長するにつれてますます社会的人間にならざるを得ません。社会的に自立していくにつれて様々な精神的社会的ストレスがかかってきます。このストレスに対抗するために人間はステロイドホルモンを出すことにより、様々な困難を乗り切っていけるのです。しかし、あまりにもストレスが強いときにステロイドホルモンが大量に出し続けられると、ステロイドの免疫抑制作用により抗体を作るリンパ球が減っていきます。そのためにこのリンパ球の働きがどんどん減少していき、ちょうどステロイドを医者に入れられるのと同じように強く免疫を抑制することになってしまうのです。

     私が膠原病の患者に対して最も興味を抱くのは、何故アレルギーが出なくて膠原病になったかの理由であります。その理由を探るのは何も難しいことではありません。何をして免疫を抑えたかというのを追究すればよいだけだからです。免疫を抑える大きな理由のいくつかを羅列していきましょう。これらの薬は全て免疫を抑制するのです。

    1、アレルギーがあったのか、そしてその治療をしたのか。

    2、頭痛薬を長期に飲んだのか。

    3、生理通のお薬をよく飲んだのか。

    4、女性ホルモンを投与して生理を止めたのか。

    5、不妊症の治療をしたのか、排卵誘発剤を投与されたのか。

    6、プラセンタ(胎盤エキス)を投与されたのか。

    7、耳鼻科に行って花粉症の治療をしたか、その際セレスタミンを飲んだのか、ステロイド入りの噴霧器をよく使ったのか。

    8、喘息の治療を続けたか、ステロイドの点滴をやったか。

    9、痔の座薬をよく使ったか。

    10、アトピーの治療を長く続けたか、その際セレスタミンを飲んだのか。

    11、アレルギー性結膜炎の治療で点眼薬よく使ったか。
    (以下の場合は自分の副腎皮質ステロイドや女性ホルモンで免疫を抑制した例です。)

    12、強いストレスがあったのか。経済的問題・家庭内不和・子供の問題などがあったのか。

    13、流産したか。(自然流産か人口流産か)

    14、妊娠出産後か。

    15、閉経後か。

    これらは全て免疫細胞の中で、とりわけリンパ球の働きを抑制してしまうので、元来アレルギーで出るべき症状が膠原病の代表であるリウマチに出ることになるのです。

    ここで改めて付け加えておきたいのは、膠原病はほとんど女性の病気であるということです。上記の原因も数多くが女性ホルモンと関わりがあります。女性ホルモンはステロイドホルモンと同じくストレスに対抗できるホルモン作用があると同時に、免疫を抑制する作用もあるからなのです。)

    7月末から微熱、両手足の関節の腫れと痛みがあり、個人病院(内科、整形)、総合病院(内科、整形)で診察してもらったにもかかわらず、病名が確定していませんでした。 血液検査で、「リウマチ・膝原病が陰性なので、わからない…」私が痛みを訴えているにもかかわらず、検査データーだけで判断している。ガンコな関節炎、風邪…出る薬は、鎮痛剤と湿布だけでした。

    (成人病と癌以外の病気は、感染症かアレルギーか膠原病しかないのです。また生まれつき持っている遺伝子病は、突然に出るものではないうえに、現代の医療では治すことは残念ながらできません。熱がない痛みというのはほとんどが膠原病であります。膠原病というと間違った現代の教科書には恐ろしい病気と書いてあるものですから、皆さんは膠原病と言うと、びっくり仰天されるでしょうが実は何も怖い病気ではないのです。それはアレルギーだと言われて驚く人がないのと同じことなのです。

    何回もあちこちで述べているように、自分の細胞や組織を敵と見なして攻撃する自己免疫疾患などというのは医者たちが勝手に面白おかしく作り出した病気であります。膠原病も抗体のクラススイッチを自然にしてしまえば、アレルギーになり、後はアレルギーの治療となり、最後は免疫寛容を起こし、病気の原因である化学物質と共存できるようになるのです。このような極めて簡単な事実を私以外の医者が誰も知らないというのが現代の医療の悲劇です。

    怖い病気というのは、実は何もないのです。癌というのは老人の病気であるのは、老化によって免疫が低下したために、癌細胞を殺すことが出来ないことと、さらに老化と共に癌化した細胞の遺伝子を修復することがだんだん出来なくなるからです。言わば細胞の老化に過ぎないのです。私もいずれ遅かれ早かれ癌で死ぬことになるでしょう。

    今現在日本では毎年100万人近い人が亡くなっていますが、その3分の1である33万人が癌で亡くなっています。世界中の人々の3分の1は癌になり、癌で死んでいます。癌で早く死なないためには、出来る限り免疫を下げないストレスの少ない生活を心がけ、タバコを吸わないで、肥満症にも気をつけながら、後は運を天に任せるしかありません。老化を恐れない限り癌を恐れる必要はありません。

    次の大人の病気である成人病についても一言触れれば、成人病などというのは全く怖くないのです。何故かというと、栄養過多を避け、肥満を避け、糖分の摂り過ぎを避け、標準体重を維持すれば成人病は絶対に起こらないのです。つまり、過剰な食欲を上手にコントロールすれば、成人病などになるわけはないのです。私は糖尿病でありますが、炭水化物が一番多い主食を完全に断ち切って、糖尿病を完全にコントロールしております。健康より食欲を重んじる人は成人病になっても自業自得というべきものです。私は食欲よりも遥かに健康を大事にしたいので、標準体重を維持し、炭水化物の主食である、米・小麦・パン・うどん・そば、の全てを一口も口にしておりません。(糖尿病の治し方を知りたい人はただで伝授しましょう。)それこそ成人病は自己責任の放棄によって生まれるものですから、全く怖いことは更々ないのです。

     従って今最後に残された病というのは、文明が作り出した化学物質をいやおうなく水、空気、5大栄養素から毎日毎日摂取せざるを得ないがために生じたアレルギーと膠原病だけであります。この病も私が完全に征服してしまった現在では他に恐れる病気はどこにあるのでしょうか。

    ただ最後に残された本当の病気は口を酸っぱくして言っているように、医薬原病であります。病気を治すことが不可能にもかかわらず、化学物質の代表であるといってもよい製薬メーカーが作った薬を飲ますのはどこのどなたでしょうか。一般大衆は無知ですから、病院に行ったら病気は治ると信じてせっせせっせと化学物質という異物、つまり毒薬を飲まされ続けます。こんなことがどうして許されるのでしょうか。わかりません、考えてください。病気は自分の免疫で治すものです。)

    9月中旬には、微熱と高熱の繰り返しと、全身のリンパ腺の腫れで、悪性リンパ腫の疑いで入院しました。それから約1カ月間、あらゆる検査を受け、リンパの生体検査まで行って、結果は陰性…病院はお手上げ状態でした。その頃には全身に痛みがあり、寝返りやお箸を持つのも辛くなっていましたが、相変わらず鎮痛剤と湿布だけの治療(?)でした。

    入院して3週間ほど過ぎた頃、「大学病院の膠原病の専門医が出張して来るので、診てもらってください。」と言われました。国立大学付属病院の専門医だったら、今度こそ私の病名がはっきりすると思っていたのに、その先生は、検査データを見ながら首を傾げるばかり!!最後には、「微熱と、関節の痛みがあるので、多分リウマチだと思います。取り合えず、ステロイドで治療してみましょう。」

    (私は医学に関して専門家という人たちを信用しません。既に私は病気とは何かについて、明確な答えを出しておきましたが、敢えて専門家という名称を与えるとすれば、『全ての病気を治せる専門家』というべきです。これになろうとして日夜努力しているのが私です。もちろん私は手術のトレーニングは積んでいませんので、外科医はまさに『特定の臓器の手術専門家』と呼ぶことは許されるでしょうし、また、検査の上手な技術者も『検査技術の専門家』と呼んでよいでしょう。

    私は何故リウマチとアトピーが同じであると見つけたのかというと、結局は私は膠原病の専門家でもなく、アトピーの専門家でもないからです。つまり病気を治す専門家たろうとしたからです。世界中の臓器別の専門家たちは誰も本庶佑先生が発見したクラススイッチの理論や、坂口志文先生が見つけ出した免疫寛容を起こすサプレッサーT細胞について、実際的には何も知らないと言ってよいくらいなのです。彼らは基礎医学の専門家というべき人たちで、臨床経験がないので、病気が治るかどうかについてはあまり大きな声で言うのを控えているようです。

    大衆は無知ですから、専門家が他の人が治せない病気を治せると思い込まされていますが、とんでもない間違いです。現状では病院に行けば病気が治るという考えさえ間違いだといってよいでしょう。医者たちはこのような無知な患者の弱い立場を利用して、病気の本質さえ考えようともせずに、治せる病気を治らないように毎日せっせと仕事に精を出しています。とりわけ大学教授や国立病院の先生方は医者に大きな影響を及ぼす権力と地位があります。従って開業医は彼らに対して自分たちより病気を治す力があると思い込んでいる節があります。一般大衆と似たところがあります。

    私は人生に挫折し、再起を図ることが出来た一介のしがない開業医ですが、偏頭痛がなくなってから日夜医学の研鑽を積んできました。病気の教科書は生の患者さんであり、決して偉い大学の教授方が書いた本ではないのです。教科書には生の病気の姿、つまり薬を使わない病気の経過について書かれていることは極めて少ないのです。免疫を抑制しない状態の患者さんの病気の経過を正直に書かれた教科書などというのは一冊もありません。痛みを止めたり、かゆみを止めることによって、人間の本来の免疫の働きにどれだけ大きな影響を与え、病気の本質をどれだけ変えているのかについて誰も気がついていないのです。

     このような間違いはどうして起こるのでしょうか?まず病気を薬で治そうとする出発点が間違っています。あまりにも抗生物質が劇的な感染症撲滅に役割を果たしたものですから、いつの間にか全ての薬が良いものだと思い込まされてしまったのです。薬務当局が薬を認可するときも、効き目があると認めるのは結局は免疫を抑制している度合いが大きい薬だけを優れた薬として認可しているだけで、病気を治す薬を認めているわけではないことに全ての医者が気がついていないのです。病気は免疫で治すものです。

     抗生物質も極めて価値があるのは、免疫の働きを助けるからだけなのです。免疫の原理を勉強すればするほど、病気は全て免疫で治すものなのです。免疫を抑える薬のオンパレードの洪水の中で毎日毎日医原病が作られ続けています。何故誰もこの誤りに気がつかないのでしょうか?)

    驚きました!!恐い副作用のある薬を、『多分』『取り合えず』で使用するなんて…と思いましたが、それでもこの痛みが少しでも楽になればと考え、決心しました。治療を始める前夜、息子から電話があり、「友達のお父さんが、お母さんと同じ症状やったんやけど、漢方で治療して、今は仕事に復帰してるんやて!松本医院で診てもらおう!ステロイドやったら、どこの病院でも治療してくれるし、一番最後でええやん!お父さんも、啓太も、同じ意見やねん。」

    (治療という言葉はもっと正しく使われるべきです。治すことが出来るからこそ治療という言葉が許されるのです。免疫を抑える対症療法は治療というべきではないのです。膠原病の場合の本当の治療というのは、クラススイッチをして免疫寛容を起こす治療だけを根本治療とすべきなのです。対症療法は免疫を抑制することで医原病を作る準備をしている間違った治療であることを知るべきです。)

    《松本医院ってどこにあるの?漢方って、効くまで時間がかかるんちがうの?》と、松本先生の理論も知らず、半信半疑で診察を受けました。今思うと、本当に申し訳ないと思っています。松本先生の第一声は、「HP読んだか?理解できたか?」と質問されて、私は思わず「はい!!」と答えてしまいました。(本当は読んでいません。すいません。)そして、松本先生は私に症状を聞き、私が手を見せると、松本先生は「バリバリのリウマチや!絶対治したるから、俺の言う事だけ、聞いてたらええねん!」と、握手してくれました。それから家にてすぐHPをプリントアウトし、松本先生の理論を読み、「リウマチは治る病気なんだな。」と、自分で納得した上で、この先生に私の身体をお願いしよう!と決めました。

    (医療は宗教ではありません。つまり医療はあくまでも学問の一分野である免疫学に基礎を置いた科学なのです。患者が私を信じようが信じまいが関係なく、医療とは治るか治らないかが決まる学問の一分野なのです。私は何も治らない病気を治ると言っているわけではないのにもかかわらず、患者さんは私を「信じます」と宗教じみた言葉で答えてくれます。「頭上から重いものが落ちてくるので、崖の下は歩かないようにしましょう」と、私がアドバイスするときに誰が私を信じて「歩かないようにします」と言うでしょうか。信じようが信じまいが、崖から岩が頭上に落ちて怪我をすることはまさに力学の第一歩です。私も「リウマチは治る」と断言するのは「重いものが下に落ちる」という科学的事実と同じぐらいに真実を伝えているのですが、答えは常に「信じます」です。

    私は近頃まるでイエス・キリストになった気分になります。イエス・キリストについては重病人に手をかざすと難治な病気が治ったと言うエピソードがいくつかありますが、私の場合は患者の手を握ることで治ると約束してあげるときに、まるでイエス・キリストになった気になっています。(ワハハハ)確かに世界で私しか治せない病気を治してもらった患者さんにとっては、まるで治ったときは奇跡でも起こったと思うのでしょう。しかし残念ながら私はイエス・キリストでも、宗教家でも何でもありません。一介のしがないただ真実一路の開業医です。ただ、毎日毎日おびただしい数の患者さんを診察し、さらに他の医者よりも免疫学を深く勉強しているうえに、中国医学の免疫を抑えない漢方・鍼灸を駆使している中で、リウマチや全てのアレルギーを治すことができるようになっただけなのです。)

    早速退院して、家でせんじ薬、漢方入浴、お灸を始めて、1週間で2か月以上続いていた微熱がおさまりました。でも、まだ全身が痛く、家事も出来ず、なにより朝目覚めた時の全身の激痛が一番辛かったです。

    それが、12月に入ってからは、ゆっくりですが家事が出来るようになり、足の痛み、肩の痛みがなくなり、両手首と指だけの痛みだけになりました。血液検査の結果も良くなり、調子に乗ってしまい、力が入れられる喜びとで、重いものを持ってしまいました。

    (治ったわけでもないのに、関節に過重をかけて再び症状が悪化する人がいます。ある患者さんなどは、リウマチが治っていないのに登山をして、その後散々な目にあった人がいます。また、遠くから来ていらっしゃる方で、症状が良くなって普通の生活が出来ると治った気になり、私の治療をサボった人も結構います。このような人は大きな思い違いをしている人です。痛みが痒みに変わるクラススイッチがない限りは、同じ敵に対して免疫寛容は起こっていないので、再び痛みが出て私のところに舞い戻ってくる患者さんが多いのです。『喉元過ぎれば熱さ忘るる』で、リウマチの完治はそう簡単に達成できるものではありません。)

     次の日の朝起きると、肩と手首が痛く、指も曲がりにくく、明らかに悪化していました。しかも、その日は診察の日で、「絶対に怒られる!!」と思い、恐る恐る病院に行きました。心はドキドキ、でも顔は平常心を装っていたつもりでしたが、案の定、看護師の下口さんに、「今日、具合悪いやろ?」と聞かれました。正直に昨日の事を話すと、「せっかく良くなってきてるのに、無理したら元に戻ってまうよ!!」と叱られてしまいました。本当に反省しました。

    それからは、出来る事でも、無理をせず、なるべく家族に甘えての生活でした。そのおかげで、血液検査から約5ケ月余りの治療で、体調が、病気以前と何ら変わりなく動く事が出来ます。(無理はしませんけど。)体中にあったリンパの腫れもなくなりました。

    (リンパ節は人間の免疫器官の中で極めて重要な役割を果たしています。人体には大小3000箇所以上もあり、このリンパ節で敵である異物とTリンパ球、Bリンパ球、樹枝状細胞が出会い、抗体を作り、さらに抗体のクラススイッチが行われ、且つTリンパ球やBリンパ球が分裂増殖し、且つここでサプレッサーT細胞が敵と出会って、免疫寛容を起こしている場所なのであります。激しい免疫の働きがあるときは、このリンパ節は大きく腫れたりします。もちろん戦いが終わればリンパ節も正常の大きさに戻っていきます。)
     手記を読むと、多くの人が、他の病院で治療を受け、良くならず、松本医院に来られております。看護婦の下口さんは、「他の病院で病名が分からなくて、良かったね!」と言ってくれます。本当にそうなんです。病名がわからなかったから、他の病院では全く治療を受けていません。だから、短期間で、ここまで回復出来たのです。他の方とは逆回りで、一番にこの松本医院で治療をして頂いた事が良かったんです。

    (このように他の医療機関で一切治療を受けずに来られるという幸運な方は極めて稀です。宝くじで一等賞に当たったようなものです。ほとんどの人が現代の医療が病気を治すどころか、病気を作る医療だと気がつくのに何年もかかってしまうのです。始めから医者は「私たちは治すことはできないうえに、どんどん薬の副作用で悪化し、最後は人工関節をやったり、わけの分からない病気になりますけれども、私たちの治療をやりますか?」と聞くべきです。このような真実を最初から伝えておけば、誰が現代医療を受ける人が出てくるでしょうか。医療も仕事のひとつです。仕事がなくなれば医者も飯の食い上げとなります。口ではインフォームドコンセントという格好のいい医療をやっていると言いながら、都合の悪いことは一切医者は口にしません。患者は治してもらえるという淡い願望を持つ弱みがあるものですから、強い態度で真実を問い正すことが出来ません。命を人質にされているものですから、善良な患者さんは毒薬でも入れられると困るので後は医者任せとなります。真実を聞こうが聞くまいが自分の体に毒薬が入っていることに変わりはないのに、であります。

    調剤薬局で出されるお薬手帳などというのは全く無駄に医療費を上げるだけです。一番出すべきお薬手帳は医者だけが持っている「効能書き」をプリントして渡すのが最善だと思います。もし「効能書き」を渡すことが義務付けられれば、薬を飲む人は皆無になってしまうのでしょう。どうして「効能書き」を渡すようにしないのでしょうか?)

    今は、少しアトピーが出て痒いですが、あと-歩です。本当にありがとうございました!!!

    血液検査結果

    血沈

    CRP(0.30以下)

    プロテナーゼ3(17.3~59.7)

    RF定量

    10/9

    95

    3.66

    728.1

    5

    11/8

    56

    4.82

    1008.3

    5

    12/4

    17

    1.12

    687.9

    5

    1/8

    3

    0.09

    132

    5

    2/12

    3

    0.05以下

    31.8

    5

    3/12

    3

    0.05以下

    27.9

    5

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