「尋常性乾癬を治していただいて」日下部武司 46歳
2004年9月23日
15年位前に、左足くるぶしの上のところに、小さく皮がはがれているようなところができて、それがだんだん大きくなりました。直径10㎝位になり、両膝、左肘にもでてきました。
2000年に、同じ高槻のN皮膚科に行ったら、「乾癬」だと診断され、「なかなか治りにくい病気だ。」と言われました。塗り薬をもらって、2ヶ月位塗っていましたが、何の変化もないので、やめました。
そして、やっぱり気になるので、電話帳で調べて、土曜・日曜も診てもらえる松本医院に、2003年7月に行ったのです。「アトピーの理論や治療方法、他の患者さんの手記などを、よく読んでから、来てください。」と、松本先生に言われました。同じ乾癬の人の手記を読んで、リバウンドですごい事になる事を知り、治すのをあきらめかけましたが、醜い足なので、治療してもらう事にしました。
頭の中にも、皮がめくれる小さな斑点が、いくつもできていました。松本先生に、「何で、こんなにひどくなるまで、放っておいた!もっと早く、ここに来れば良かったのに。」と怒られましたが「絶対に治してあげるから、心配するな。」と言われました。
小学校に入る前に、頭の中に出来物がいっぱいできて、病院に通っていたと、母親に聞かされていました。それが、アトピーとの付き合いの始まりだったのかも知れません。
まず、煎じ薬を毎日飲み、薬草風呂には、会社が休みの土曜・日曜に入っていました。9月の始め頃、頭の中のできものが消え、「こんな調子だと、早く治るかも知れない」と、あまい考えがおこっていました。なぜならば、他の病院とかで、ステロイドなどの薬をもらってなかったので、「ひょっとしたら、リバウンドなどないかもしれない」と思ったからです。
ところが、2004年の1月13日、左足に、ポツポツとじんましんのような斑点がでてきました。それが、リバウンドの始まりでした。2週間位で、両足、両手に広がり、リンパ液が出てきて、体中に広がりました。何もないのは、首から上と、足の裏と手の平ぐらいでした。仕事も休めず、両足はゾウの足のようになり、また両手はドラえもんのようで、どこが手首かわからないくらい腫れ上がっていました。
その頃は、「両足を切り取ってしまえば、きっと楽になるだろうな。」と思っていました。毎日の薬草風呂に入っている時だけが、落ち着いている時でした。ちょっと体がしんどくて、熱を測ると、38度以上になっており、もらっていた抗生物質で、熱をおさめていました。リバウンドが始まった時から、煎じ薬も変わり、薬の中にプロテインを入れて、飲んでいました。(プロテインは、何の役を果たすのか?)
リンパ液が出るのがおさまった後は、皮がボロボロはがれて、かゆみがすごかったです。「かゆければ、どんどんかきなさい。」と、先生に言われましたが、皮膚が薄いため、掻くと、すぐに血が出て来ます。でも我慢出来ず、掻くので、シャツには、血がいっぱい付いていました。
5月の中頃には、皮がはがれるのが、左足だけになりました。最初に一番ひどかった所だけが残っています。
8月からは、薬草風呂も週2回だけで良くなり、もう少しで完治しそうです。
松本先生、及び看護婦のみなさん、ありがとうございます。もう少し、お世話になります。
最後に、これから治療にあたられるみなさん、先生の「治してあげる」と言う言葉を信じて、根気強く治療をしてください。保健の効かない薬があるので、治療費が高くなりますが、長い間アトピーや乾癬と付き合うより、1年半位我慢する方が良いと思います。
作文が苦手なもので、わかりにくいと思いますが、適当に編集して、ファイルしてください。よろしくおねがいします。