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    「治らないはずのリウマチが良くなった!!」 匿名希望 55歳

    2009年2月7日

     『えーっ 治らない!』と、心の中で声を上げてしまうくらい、大学病院での検査の際、問診担当の若い医師が顔も上げずにボソッと告げた言葉に驚いた。検査は血液・胸部レントゲン・心電図。それまでリウマチという病気の人が周りにいた訳では無いが、家庭医学辞典で調べると、あてはまる項目がほとんどなのでリウマチを疑って受診したのだ。それまで老人が患う関節の病ぐらいとしか考えておらず、早期に治療すればすぐ良くなると勝手に思い込んでいた。現代医学で関節の病が治らないなんて…。
    病院の購買でリウマチの本を購入して一気に読んだが、関節の変形・人工関節・寝たきりなどさらに落ち込む内容と怖い写真で、まだ子供が中学生なのにこれから先の生活が不安になった。
    それでも一週間後の検査結果の出る日までの間、指や腕が痛むが仕事にはどうにか行くことができた。当日の予約の時間は午後3時だったが、その日は手の痛みが強く病欠の電話を会社に入れていた。パソコンは苦手だったが、リウマチが治った人はいないか?どこかに良い病院がないのか?と思い『リウマチ完治』で検索した…あっあった~!!高槻の松本医院!先生のリウマチの理論と証拠、そして患者さんの手記を朝から病院に行くまで読んで、ここしかないと決心した。治せる病院がありそれにめぐり合えたことに、喜びと勇気が湧いてきた。松本医院に早速電話してみると木曜日で休み。明日電話することにして医大の検査結果を聞きに行った。今から10ヶ月前2008年3月7日のことだ。

    疲れか筋肉低下かな?と違和感があったのは2007年11月右膝の痛みだった。近所の整形のレントゲンでは異常なし。シップ・温熱電気治療・膝用コルセットベルトをして仕事はできた。調子の良い時や正月休暇は痛みも無く、加齢による使い痛みぐらいに軽く考えていた。
    しかし、2008年1月になると手の左右の親指が腫れて痛み、夜はシップして寝ることが3~4回になった。
    2月には、朝に左指が痛みこわばることが多くなり、週末は特にひどく、土日は痛みで家事も休むことがあった。辛かったので歯医者で処方された消炎鎮痛剤ソレルモンを20~30錠程服用した。
    だんだんと強くなる痛み、午前中続くこわばりで仕事にも支障が出てきた。ただの関節痛ではないことを本能的に感じて辞典で調べていくと、どうやらリウマチのようだった。
    3月6日 医大の検査結果を聞きに行くと、「リウマチと思われます。身内でリウマチの人がいますか。口は渇きますか?」と聞いてきた。そして、肺の音を聞かれ指の状態を診られた。
    その時、驚くべきことを彼は言った。

    「指の変形がまだ無いですね~。変形してくればリウマチとはっきりしますが…3週間様子を見ましょう。」
    痛くて早く直したいのに、変形するまで待てと言うの?悲しいやら腹が立つやらで、早く松本医院に診てもらわなければ悪くなる一方だと実感した。

     3月7日 、翌日に鍼の予約をしていたが、主人が6時に帰宅できたので無理言って車で松本医院に連れて行ってもらった。松本先生に一刻でも早くお会いして診てもらいたい気持ちでいっぱいだった。道を間違えつつもようやく着いたのは7時50分。どうにか間に合いドアを開けたときの漢方薬の匂いは、安心できるものだった。診察室で松本先生は、「こんなに遅く来て!」とおっしゃったが、(たぶん鍼ができない為)「お会いしたかったから、早く診てもらいたかったから…」とだけ言うと、涙が出てきた。先生は「そうか、そうか、治るからね。」と何度も握手してくれて手は痛かったけれど、先生の手のぬくもりから力強さが伝わりとても安心できた。帰宅したのは9時半過ぎ、早速漢方薬を煎じて飲み薬草風呂にも入った。手記で読んだとおり甘苦い薬は思ったより飲みやすく、薬草風呂は体の芯から温まり気持ちよく、寝たのは夜中の2時だったが、翌朝は思いのほか元気だった。

     3月8日 午前中に主人と車で松本医院に行く。待合室は患者さんでいっぱいだ。
    先生は、「他の病院でリウマチの治療をする前で良かった。治るよ。怖い病気じゃない。」と勇気付けて下さった。実際に他の病院のリウマチの薬は飲んではいなかったが、それまで飲んでいた風邪薬、痛み止め、抗炎症剤、抗アレルギー薬などは、免疫を抑制する上で体に悪いことを教えていただき、平気で処方する医師や製薬会社にたいして、驚きと怒りがこみ上げてきた。どれほど多くの薬を、良くなると信じて飲んできたことか…自分の無知にも悲しくなった。
    鍼は早田先生にしていただいた。女性の先生でホッとする。もぐさの撚り方とお灸の仕方を主人と二人で教わった。帰りに煎じ用のやかん・お灸用のコルクコースターとお線香を購入した。いよいよ今日からリウマチとの戦いだ。絶対に良くなるぞ! 会社に病気休暇の連絡を入れた。

    翌日から生薬とお灸そして薬草風呂の治療が始まった。すぐに便が軟便になり、生薬の具合かと気になったが、悪いものを出そうとしているのだと考えることにした。一週間後、急に激しい痛みが襲ってきた。両腕、左膝、左足首と痛みが日によってあちこちに移動する。これが手記で読んだリバウンドかな?と思って、痛いところに集中してお灸をする。始めは熱くて嫌だったが、痛いところにはジワーッと効いているのが分かるし、辛い痛みが和らぐのがうれしい。
    5日目から、食べ物を噛むときや、冷たい飲み物や熱い物が触れると歯が痛くなるようになった。最初は一箇所だったが日増しに拡がり、痛みで噛むことが出来ず食欲もなくなった。

     3月16日 松本医院の診察。歯の痛みで食事が満足に取れないことを相談すると,先生は歯痛用の漢方薬を処方してくれた。鍼は松本医院で毎週することにした。その後、家に着く頃にはだるくなり体中重痛くなった。歯痛用の漢方薬はピリピリと刺激が強く、リウマチ用の薬に比べると大変飲みづらい。しかし、歯医者で麻酔などの悪い薬を使いたくないので、一週間がんばって飲むと、お粥はどうにか食べられるまでになった。
    2週間目からあちこちの関節の痛みが強くなり、朝は腕のこわばりと痛みで子供のお弁当がなかなか作れない。箸さえ持ちにくい。さらに左足のふくらはぎから下がピリピリと痛む。手記で読んだヘルペスか?

    3月21日.23日と松本先生の診察と鍼をうちに行く。ヘルペスと思っていた左足のピリピリは、坐骨神経痛らしく鍼に電器をつけてくれた。鍼の後は倦怠感と脚の痛みは出たが、翌日には痛みが減り楽になった。だんだんと鍼にも慣れてきているようだ。
    3週間目には唾液が少なくなり始め、お粥さえ食べづらく体重は3kg程痩せてしまい、体力が無くてとてもだるい。肘に激痛が走り、指は少しぶつけただけで翌日に腫れた。

     3月29日 車で松本医院に着くまでの間、体がだるくなって寝てしまう。朝から両腕、両膝、足の裏が痛んで、高槻の市営駐車場から医院までのわずかな距離すら歩行困難。松本先生に食事が取れず痩せてきたことを相談すると、プロテインを飲むように言われた。それは牛乳で溶いても飲みにくかったが、体のためにどうにか飲んだ。
    4週間目は体が非常にだるくて昼寝をするようになる。体の痛みは強くなり、近所の買い物に車で運転すると、翌朝、指が腫れるので外出ができなくなった。さらに家事すらできなくなり、どこまで悪くなるのかと精神的にも落ち込んできた。「絶対良くなるぞ!」と頑張ってきた気持ちが段々と萎えて、「良くなるのかな?」と不安になりもしたが、そんなネガティブな考えは出来るだけ打ち消すようにした。

     4月6日 (二ヶ月目) 松本医院の診断と検査用の採血。唾液が出ないため、松本先生が唾液の生薬を処方してくれた。それは非常に苦く、鉱物の臭いがして戻しそうになるが、良くなるためにと我慢して飲んだ。煎じる時、部屋中にものすごく臭いが充満するので、近所まで迷惑してないか心配した。食前にリウマチの薬、食後に唾液の薬、食間に歯痛の薬と三種類飲むと食欲が全く無くなった。治るため、治るためと自分に言い聞かせて飲み干した。

    鍼をうった翌日は指と腕のこわばりと痛みが少なくてとても楽だったが、次の日から痛みが増して着替えも辛くなり、弁当も主人に手伝ってもらうようになった。
     松本先生から血液検査結果のお電話をいただく。
           3月   4月                                         
     血沈    60 →  75                                      
     RF    50 →  101                                     
     CRP   0.25→   0.3                                        
     リンパ球  15.7 →  4,4    (正常値 18~59)
     抗核抗体        1280

    「リンパ球が異常に低いが、痛み止めを100錠以上飲んだのか?」と聞かれた。
    思い返せば、鼻炎の抗アレルギー剤の他に歯医者では抗炎症剤入りの痛み止めを4~5年かけて数十錠、腰痛の痛み止めも時々飲んでいた。風邪もひき易くて、よく飲んでいたが…。
    もしかしたら、椎間板ヘルニアの時の注射がステロイドだったのか?10年位前に痛みで一週間寝たきりになったときに、二回に分けて尾てい骨から脊髄に注射したのを恐る恐る先生に伝えた。

    「それです。リンパ球の低いのが分かりました。頑張って下さい」と言われた。
    診ていただいている先生が、心配して直接患者に電話してくれるのは初めてでとても嬉しかったが、恐ろしい注射をしていた病院と無知な自分自身に悲しくなり、ショックと不安でいっぱいになった。
    夜になると足首が腫れて痛み始めた。日増しに悪くなるばかりだ。

    4月13日 松本医院の診察。ヘルペスの薬(アシクロビン錠)始まる。歯痛の薬終了。
    体のだるさや寝汗はヘルペスのせいらしい。早速、昼食後から服用した。
    それからも一週間、熱は 37.2~37.8度でだるさも増してきた。昼寝をしないと体がもたない。体が一生懸命に戦っていると思った。夜寝てから2~3回もトイレに行くようになる。のどが渇いて起きるたびに水を飲んだ。松本先生からは、薬に利尿剤が入っていて、尿が多くなるかもしれないので、水分をたっぷり取ることと教わった。痛みとだるさで家事も出来ないのを見かねて、晩御飯は主人が作ってくれるようになった。ありがたい。

     4月20日 松本医院の診察。ヘルペスの薬(アシクロビン錠)を、もう一週間処方。
    熱はだんだんと下がってきて一安心。足首は左右とも、指の付け根までパンパンに腫れて、夜中トイレに行く時激痛が走り、壁伝いにヨチヨチと歩くしかなかった。腕と肩も痛みが強くなって布団に寝たり起きたりするのさえ辛かった。眠るときは痛みでまっすぐな姿勢でしか眠れなかった。

     4月27日 松本医院。ヘルペスの薬終了。感染症の治療薬(プロモックス)処方。鼻の中に出来たおできにも効くらしい。ゴールデンウィークは松本医院も3~6日まで休診の為、診察が2週間空くので不安だった時、松本先生の方から「何かあったら連絡するように」 と携帯の番号を渡して頂いた。とても嬉しくなり安心した。
    この週から少しずつ足の腫れがひいてきたが、足首の辺りの皮膚は内出血のような紫色になり、ゴワゴワした表面になってしまった。
    さらに歯茎には3箇所ほど歯槽膿漏のようなものができて、痛くて食事が取りにくい。歯茎は炎症している様子で、腫れて歯から浮いている。市販薬は怖い上、歯医者の治療はリウマチが良くなるまでしないと決めていたので、塩を摩り込んでしのいだ。塩は沁みてとても痛いがしばらく続けた。少しして赤い塗り薬も寝る前だけ薄く塗るようにした。だんだんと炎症が治まり、痛みも減ってきた。

    5月11日 (三ヶ月目)松本医院の診察と採血。唾液腺の薬終了。
    血液検査結果   血沈 78 , RF20 , CRP 1.07 , リンパ球 4.4 , 抗核抗体 1280
    足の腫れは少しずつ引いてきたが、歯茎の痛みや指と肘.腕の痛みが続く。朝起きると顎の関節が痛むことがあり、顎をゆっくり動かしてからお灸をする。
    この頃の痛みや体調が一番辛く、今度はどこが痛くなるのだろうかと精神的にも落ち込んでいた。
    しばらく一進一退の状態が続き、お灸と薬草風呂のリウマチ治療に時間をかけた。弁当作りが出来ないのを知って、友人の二人が交代で作ってくれた。子供の同級生の母親だが、今でも心から感謝している。
    20日過ぎから腹痛が続き、日増しに痛みが増してきた。食欲も減り、無理して食べていたのも悪かったのか痛みで全く食べられなくなり、便が軟便から水便になって微熱が続いた。

     5月25日 松本医院の診察。腹痛用に漢方の粉薬を処方してもらった。
    10日余りで徐々にお腹の痛みが減り食欲も戻ってきたが、体重がさらに3kg減ってしまった。薬は毎食3回から2回・1回と減らしながら1ヶ月程飲み続けた。お腹の痛みが無くなった頃、髪の毛がたくさん抜けているのに気がついた。朝の枕カバーや洗髪にごっそり抜けた毛が黒くたまっていた。昼間手で触るだけでハラハラと抜けた。

     6月8日 (4ヶ月目) 松本医院の診察と検査用採血。痩せたことや抜け毛を松本先生に相談した。
    痩せたと思わずダイエットできたと前向きに考えること、女性はハゲにはならないから大丈夫。と言っていただき体調の変化に敏感になり、何でも悪く考えすぎだったことに気がついた。
    明るく、リラックスして、前向きに!!
    血液検査結果   血沈 45 , RF 5 , CRP 0.36 , リンパ球 7.1 , 抗核抗体 1280
    家でのお灸と薬草風呂での治療の日々。痛みがあちこちに移動して、一人での外出はまだ出来なかった。

    6月29日 松本医院の診察。抜け毛が続くことを伝えると、頭髪を増やす生薬を処方していただいた。頭髪の薬の味はリウマチの薬に似ていて飲みやすい。毎食後に飲んだ。

    7月6日 (4ヶ月目)松本医院の診察と採血。
    血液検査結果   血沈 42 , RF 7 , CRP 0.12 , リンパ球 7.3 , 抗核抗体 640
    RFとCRPの値は基準値になったが、リンパ球は驚くほど低く、抗核抗体は半分になったがまだ高い。
    先月よりも痛みや朝のこわばりが少なくなったが、相変わらずお灸と薬草風呂が中心の生活。しかし、1ヶ月単位で薄紙を剥ぐように良くなっているのが分かる。これも松本先生のおかげだ。もしインターネットで検索して松本医院を探すことが出来なかったら、大学病院で薬漬けにされてどんどん悪くなっていたであろう。
     7月の末頃、左目に黒い筋が数本見え始め、徐々にはっきりしてきた。明るいところでは眼を動かすとワンテンポ遅れて黒い線がついてくるのがとても気になった。

     8月3日 (5ヶ月目) 松本医院の診察と採血。松本先生に眼の黒い筋のことを話すと、丁度眼科の先生の診察の日で、すぐ診てもらうことになった。治ることはないが悪い病気でないこと(確かたんぱく質と言われた)、もっとたくさん黒いものが見えて物が見にくくなったら、病院へ行くように言われた。自分に老化のひとつと思うように言い聞かせた。身体がリウマチの症状と戦っているから、眼や髪の毛の老化が早まったのかな?と思った。
    血液検査結果   血沈 46 , RF 5 , CRP 0.35 , リンパ球 9.2 , 抗核抗体 640
    8月中頃まで、車の運転は指が腫れるため出来なかった。子供の用事で必要に迫られて、近所ではあるがどうにか運転することが出来た。わずかな距離なのに家に着くととても疲れが出た。指や足首に無理な力を入れないように注意して運転したので、後で腫れることも無く、良くなってきていると自信を持った。

     8月31日 (6ヶ月目)松本医院の診察と採血。抜け毛が続いていたので頭髪の薬を処方してもらった。髪の毛が多かったので地肌が透けてきたのが気になっていた。くよくよと小さいことを心配するから免疫が上がらないと松本先生に言われた。リウマチの痛みは少しずつだが確実に少なくなってきているのが分かった。
    毎週していた鍼は、2週間おきになった。松本先生や鍼の早田先生、家事をしてくれた主人やお弁当を作ってくれた友人に感謝した。家まで手伝いに行けないからと、薬代として毎月振り込んでくれた遠方の母親にも、申し訳なく思った。
    血液検査結果   血沈 28 , RF 5 , CRP 0.08 , リンパ球 9.5 , 抗核抗体 320
    リンパ球が低いが、血沈が下がったのが嬉しい。抗核抗体は最初の4分の1になりで喜んだが、まだまだ高いそうだ。まだ一人で買い物には行けないが、9月中頃に主人と映画を観に行く。気分転換になった。

     9月28日 松本医院の診察と採血。(7ヶ月目)
    血液検査結果   血沈 22 , RF 5 , CRP 0.11 , リンパ球 11.7 , 抗核抗体 160
    リンパ球がふた桁に上がった。抗核抗体は4ヶ月で8分の1に減った。松本先生も喜んでくださった。10月頃から痛みが大分減ってきたこともあって、体力づくりの為散歩を始めた。最初は10分程度だったが、無理のない程度に徐々に増やして、体調の良いときは20分以上歩いた。太陽のまぶしさ、草木の香り、そして小鳥のさえずりに感激した。良くなることを焦ったらいけないが疑ってはいけないと言い聞かせた。頭髪の薬は、抜け毛がやや少なくなってきたので10月初めで終了。

    10月26日 松本医院の診察と採血。
    散歩を続けたので体力がついてきたのか、11月には車で近所に買い物に行けるようになった。疲れると右膝や足首が痛む、指は痛みできちんと曲がらない、日によって肘と肩も痛むなど気になることはあるけど、以前とは比べ物にならないくらい良くなってきた。(8ヶ月目)
    血液検査結果   血沈 17 , RF 5 , CRP 0.12 , リンパ球 12.7 , 抗核抗体 160

     11月23日 松本医院の診察と採血。
    散歩は、体調が良い日は近くの運動公園まで足を伸ばして、30分程に増えてきた。手の指を曲げ伸ばししながらリズム良く呼吸するように心がけ、帰る頃には足先まで血液が流れるのを感じることが出来た。12月には用事で大阪まで電車で行き、駅から徒歩20~30分の場所まで往復することが出来た。車では片道50分かかる所まで往復できた。普通の人にはなんでもない事だが、9ヶ月の間出来なかったのだ。
    血液検査結果   血沈 11 , RF 5 , CRP 0.08 , リンパ球 18.3 , 抗核抗体 160
    嬉しいことに初めてリンパ球と血沈がギリギリ基準値になった。
     12月21日 松本医院の診察と採血。
    正月休暇の一週間前で大変混んでいた。先生に診ていただいて安心して新年を迎えたいという気持ちは、私だけではなかったようだ。松本先生と早田先生に暮れのご挨拶をした。そろそろ手記を考えるように、とおっしゃった。本当に今年は3月からお世話になりました。松本先生がいつもおっしゃるように、必ず治る日がくる。焦らずお灸と鍼、生薬と薬草風呂を続けよう!!(10ヶ月目)
    血液検査結果   血沈 10 , RF 5 , CRP 0.07 , リンパ球 15.4 , 抗核抗体 80
    リンパ球は減ったが、抗核抗体は80まで下がったことを、松本先生も喜んで下さった。数ヶ月前は、箸もうまく使えなかった指だったのに、暮れには年賀状を書くことが出来た。買いだしに行って、簡単な正月料理を作って新年を迎えることが出来た。有難いことだ。 
     2009年が明けて1月18日 松本医院の診察と採血。後の患者さんのために早く手記を書くようと、松本先生に言われた。松本医院に訪れて、初めて手記を読んだとき、「私も頑張って良くなって手記を書こう!」と決意した。その日が訪れたのに、文章を書くのが苦手であるのと、辛かった日々を思い出すのが嫌で、 なかなか書き始めることが出来なかった。
    寒くなって手足が痛むことがあるが、天気の穏やかな日は必ず20~30分の散歩を心がけている。数は減ったがお灸も欠かさない。(忙しくてサボる時もある。ごめんなさい)春までには復職したい、旅行も、実家の墓参りもしたい。もちろん出来るようになるから、前向きに明るく頑張ろう。
    松本先生本当にありがとうございます。鍼の早田先生とスタッフの方々ありがとうございます。
    完治するまで宜しくお願いします。
    2008年

     

    3/7

    4/7

    5/12

    6/9

    7/7

    8/4

    9/1

    9/29

    10/27

    11/28

    12/22

    血沈

     60

    75

     78

     45

     42

     46

     28

     22

     17

     11

     10

    CRP

    0.25

     0.31

    1.07.

     0.36

     0.12

     0.35

     0.08

     0.11

     0.12

     0.08

     0.07

    RF

     50

    101

     20

      6

      7

      5

      5

      5

      5

      5

      5

    リンパ球

    15.7

    4.4

     4.4

     7.1

     7.3

     9.2

     9.5

    11.7

    12.7

     18.3

    15.4

    抗核抗体

     ―

    1280

    1280

    1280

     640

    640

    320

     160

     160

    160

      80

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