トップページ

院長の紹介

院長の論文一覧

  • リウマチ
  • アトピー性皮膚炎
  • 気管支喘息
  • アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎(花粉症)
  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病
  • 尋常性乾癬
  • 糖尿病
  • 糖尿病性白内障・緑内障
  • 慢性中耳炎
  • 肥満症
  • 口内炎
  • 不眠症
  • 偏頭痛・慢性頭痛
               (準備中)
  • 円形性脱毛症
  • ニキビ
  • 慢性腎炎
  • MCTD
  • 天疱瘡(てんぽうそう)
  • 蕁麻疹
  • その他の症状
  • よくある質問と答え

    診療時間・アクセス


    相互リンク

    コメントなしリウマチ手記を印刷する(pdf形式:552KB)  院長のコメントなしバージョンを見る

    松本先生様

     いつもお世話になっております。
    手記が遅くなり申し訳ありませんでした。文章を書くことが苦手なため、分かり難いと思いますが送らせていただきます。(現代人は漫画やチャットに溢れた世界で生活しているので、このような真面目な長い文章を書き綴ることには誰もが慣れていません。ましてや自分の為に書くわけでもなく、松本医院の宣伝にも書くわけでもなく、ただ松本理論の通りに治らない膠原病の代表であるリウマチが治るという真実を世界中の膠原病で悩んでいる患者に伝えてもらいたいという目的の為に書いてもらうので、なおさら肩肘が張ってしまいます。しかし、この手記の目的は、素晴らしい文章を書いてもらうためではなくて、誰もがなる可能性のある膠原病が治るのだという真実を伝えてもらうだけですから、文章の上手下手はどうでも良いことなのです。世界中の医学者が治らないと言うリウマチが治るということを伝えることがどれほど素晴らしいかに気がついてもらえば、しかも絶対治らないとされている自分のリウマチが治りつつあり、治ったということを伝えることは喜び以外のものではないはずです。真実を伝えるという思いをリウマチが良くなるという喜びを持って書いていただければ、文章の巧拙はどうでも良いことなのです。この私のホームページを読んでおられる何十万、何百万人の膠原病の患者さんがこの手記は真実であるということを知ってもらえば、この手記の目的は100%遂げられるのです。)
    宜しくお願いいたします。

    「治らないはずのリウマチが良くなった!!」 匿名希望 55歳

    (このタイトルも極めて説得力のあるタイトルです。私ならば「治るはずのリウマチを治らなくしてしまっているリウマチ医学会を告発する」とでもしたいところですが。特に告発したいのは世界中の何十万人もの数の大学の教授先生方であります。彼らが教授であるのは、大学の医学部の付属病院で診察をするよりもむしろ、本筋は学問をやるためです。学問とは何でしょうか?真実を追究する場所です。真実を追究して人類に貢献するためのもので、損得や金銭を超越した聖域であるべきものです。決して製薬メーカーの薬を売るべき総本山ではありません。免疫を抑える毒薬を率先して売り歩いているのは他ならぬアメリカを始めとする世界中の大学病院であります。大学病院にはMRという薬屋の外交員が闊歩しています。毒薬を手練手管を変えて大学の教授に売り込もうとして鵜の目鷹の目であります。それを権威と権力を一手に集めている大学教授に売ってもらうために、聞こえの良い研究費や寄付金の名のもとで、莫大なゲルトを学者に与え、ますます学問の目的である真実追究から学者の目を逸らすためにMRは日々活躍に余念がありません。
     私は人生に長い間挫折し、最後に自分で自分の病気の原因を知るために3つ目の大学である京都府立医科大学に入学し、その間も偏頭痛や嗜眠症の為にやりたい勉強ができず、悔しいことに常に劣等生の代表でありました。医学のみならず全てにおいてスタートが遅れ、20年間もアホになっていた男です。このように鬱を20年以上もやってきた男にもかかわらず、理論的には全ての病気が治すことができるとなぜ豪語できるのでしょうか。ハーバード大学はもとより東大をはじめとする世界中の医学部の教授は、まさに最優秀の頭脳軍団であります。にもかかわらずなぜ途中の人生で楽をした一介の開業医に遅れを取らざるを得ないのでしょうか?人体の免疫は38億年の生命の進化の中で完璧にできあがったものであり、この完璧な免疫の働きを絶対に抑えてはならないことや、松本医学の中核をなす抗体のクラススイッチや免疫寛容についても、基礎の免疫学を紐解けば誰でもわかることなのです。こんな簡単な事実を世界中の最俊秀軍団である先生方が知らないわけはありません。

    さらに基礎の免疫学を少しかじるだけで自己免疫疾患などという病気はあり得ないことがすぐに分かるのに、なぜ人生や学問の劣等生である私しか知らないのでしょうか?さらに膠原病とアレルギーが同じであるということを世界で私しか知らないのはなぜでしょうか?さらにアレルギーの原因が分からないとか、膠原病の原因が分からないとかを、なぜいつまでも言い続けるのでしょうか?ましてや病気の原因は人間にとって異物でしかないということもなぜ知らないのでしょうか?しかも最後に残されたその異物はウイルス(今をときめく豚インフルエンザウイルス)と、もうひとつは文明が営々として作り上げてきた化学物質であるということをどうして知らないのでしょうか?最後にこれらの病気は全て治すことができ、しかも治すのは医者ではなくて薬でもなくて、患者の免疫によって治すことができるということをなぜ知らないのでしょうか?さあこれからこのような疑問に対する犯人探しをやってみましょう。

     これらの疑問に対する1番大きな答えを2、3並べてみましょう。まず1つ目は、医学会という業界に身を置けば組織のトップが言ったことは全て正しいと思い込んで、そのような疑問を全く抱いたことがない、つまりやはり本当に知らない、気がつかないのであります。2つ目は、間違いであるということを薄々知っていても言えない、言う必要がない、なぜならば私以外に現代の医療の完璧な間違いにクレームを付ける人がいない限りは黙っていても痛みも痒みも感ずることがないどころか、罰せられることがない上に、3つ目は、治らないけれども患者である大衆を一時的に満足させる薬があり、しかもこの薬を使えば使うほど研究費や寄付金などの形で製薬メーカーから多額のお金がもらえるという事実があるからです。日本も自民党の官僚や政治家や大企業の利権政治がやっと壊され、国民に対する政治、つまり友愛の政治をやろうとする民主党が政権をとりました。つまり国民の生活が第一であり、官僚や政治家や大企業だけが金を儲ける利権政治はやめることを国民は初めて選択しだしたのであります。

    実は他にも色々真実よりも利権政治が行われているのでありますが、永遠に(?)最後まで残される可能性のある利権政治が医療界であります。その理由はまたいくつかあります。まず医療はものの売り買いを自由にやれる世界ではありません。患者さんはかかった医療費の3割だけを払えばよいのです。あとの7割の金のやり取りは政治の世界であります。従って利権政治が横行する余地があります。それだけではありません。この利権政治は常に医者がリードできます。それは身体の中で起こっていることは、医者しか知らないという建前があり、事実そうなのです。もちろん病気になれば、病院に行けば治ると思い込むことが患者にとって一番楽であることも言うまでもありません。医学に無知な患者でも仮に医療に様々な疑念を持っていても、医者と議論して勝てるわけはありません。従って何をされるか分からないので医者を怒らせる前に盲目的に医者を信じ、従順にならざるを得ません。それの対価として医者は責任を果たさなければなりません。そのために常に真実を実行しなければ無責任という罪を犯すことになります。ところがこの責任を医者は完全に放棄しております。一番責任があるのは学問の世界で一番えらいと思われ、様々な医学会を牛耳っている医療界のボス達です。私は彼らの脳を引き裂いてみてみたいものです。真実よりも権力や金銭が好きかどうかを見極める為です。

    さて、このような間違った医療をともかく早急に変えるにはどうしたらよいのでしょうか?そして日本の巨大な財政赤字を減らすにはどうしたらいいのでしょう?民主党の厚生大臣に直訴したいことがあります。これは何も医療に限らず全ての職務に関わるごくごくまともな意見であります。私の直訴が認められれば鳩山総理大臣は時代の英雄となり、世界に名を残すことでしょう。しかし同時に医療界という利権団体から袋叩きに会うでしょう。どちらを選ぶかは鳩山総理大臣の心ひとつでしょう。日本の医療費は毎年34~35兆円かかっております。日本の財政赤字は国も地方も含めると1000兆円を優に超えると言われていますが、医療費がこの調子で増えていけば、日本の財政赤字がさらに増え、日本を社会主義国にしなければ立ち行かなくなることは歴然です。しかし医療費を10分の1以下に減らす方法があります。その方法を教えましょう。

    私の真実の医療を実践する前に、ごくごく当たり前のことをやればよいのです。例えば自動車が故障した時に原因が分からなければ修理できないのは当たり前ですが、原因が分かっても修理できない時があります。いずれにしろ修理して自動車が動かなければ修理費を一切払わなくても良いのは当たり前のことです。それでは人間に置き換えて考えて見ましょう。人間の命は地球の重みより重いのに、自動車と比較することを許してください。まず第1原則は、病気を治さなければお金を支払う必要はないということです。第2原則は、原因が分からない病気に対しては治療をしてはいけないとすることです。原因が分からない病気は決して治すことはできないからです。患者さんは病気を治すために病院にかかるわけですから、治せない医療は全く意味がないからです。

    残念ながら私が人間の病気を自動車の故障と比較するよりも、もっとひどいことが医療界で行われています。まさに人間を工場製品の如く扱っているシステムが医療の出来高払い制というやつです。病気を治さなくても様々な検査や余計な手数をかければかけるほど金が儲かるというのは、まさに資本主義の金儲けの原則であるでしょうが、人間に対してはやるべきではありません。患者が病院に行くのは病気を治すためだけであります。昔は忍術は仁術といわれたものですが、現在は算術医療だけがあります。医療保険制度が行われる前は、金が無い患者でも医者は病気を治すために否が応でも治療をしました。昔は今ほど免疫学が分かっていなかったのですが、今ほどアレルギーや膠原病もなかったですし、医者も現在ほど多くはありませんでしたし、医者はそれほど儲かる仕事でもありませんでした。病気の主な原因は感染症であったのは今も昔も変わりません。昔の医者は病気を治すというよりも、いわば現代の介護医療のような仕事をしていたと考えられます。どちらかと言えば、患者の病気の自然な流れを見守っていたという時代でありました。患者さんはいわば安心料のような医療費を自分の経済力に応じて適当にお金を払っていたので、医は仁術であり得たのです。ところが日本の社会が経済的に豊かになるに連れて、金持ちも貧乏人も医療の恩恵を受けることができるように、医療保険制度ができあがったのです。医学が進歩したからといって、病気を治すのは昔も今も結局は全ての人が生まれつき持っている免疫の力であるということが無視され続けました。さらに文明が作った新たなる病気であるアレルギーや膠原病が爆発的に増え、原因不明の治らない病気とされ、これに対する治療を病医院の大きな収入源となるに至ったのです。

    私の医院でも一番多い患者はアレルギーであり、次いで膠原病であり、最後は風邪などの感染症であります。この最も多いアレルギーと膠原病は同じ異物を排除しようとする戦いに見られる症状であり、IgGを用いると膠原病となり、クラススイッチしてIgEになるとアレルギーになり、最後は免疫寛容を起こしてこれらの文明の作った化学物質と共存できるのでありますが、この事実を世界中の医者は誰一人知らないのです。アレルギーにも臓器別に病名がつけられ、膠原病にも臓器別に病名がつけられ、治らない病気として世界中で免疫を抑え続ける治療が横行しているのです。この事実をどうしたら日本の医学会や世界の医学会の学者に知らせることができるのかを日夜模索しているのですが、どうにもなりません。患者さんは治るからこそ病医院にお金を払っているのですから、学問的真実はともかくとして、医者が患者から受け取るお金は徹頭徹尾、病気を治した結果得られる報酬であるべきだと主張せざるを得ないのです。

    最近奈良で山本病院の算術ぶりが社会問題になりました。阪大医学部出身の優秀な医者が、ただひとつの目的である金を儲けるために、しかも取り損ねがないように、生活保護者をかき集めて病気を作り上げた末に、慣れもしない手術をやって健康な人まで殺してしまいました。しかし私から言わせるとこのような事例は、特に山本病院だけではないと考えます。私のようにこの世に特に日本のような衛生法が確立し、しかもワクチンの摂取が十分に行き渡っている社会においては、残された病気を起こす原因というのはただ2つ、風邪のウイルスと許容された量の化学物質だけですから、それ以外に怖い病気を引き起こす原因は皆無ですから、怖い病気は他には何もないのです。残りの病気の原因は食欲三昧を尽くせる日本の豊かさがもたらす贅沢病である成人病だけなのです。この成人病も自分で作ったわけですから、成人病になりたくなければ、食の贅沢をやめればよいだけなのです。(残りの老化や癌は遺伝子の命令ですから、正しい遺伝子を子孫に残せば遺伝子は伝える必要がないものですから、老化を恐れることもないし、癌化して死ぬことも恐れることはないのです。私の遺伝子は子供に伝わっていますから、私の生命の永遠性は保証されているので、何も私が年老いて癌になったからといって恐れるつもりはありませんし、癌死も当然のことだと考えております。)つまり、この世に恐れるような病気は他に何もないのです。つまり医者の出る余地はただ細菌やウイルスに対するワクチンを施し、数少ない細菌感染症に対して抗生物質を投与し、かつ成長が止まる二十歳を超えれば、成人病にならないように大衆を啓蒙し、早く癌にならないように免疫を上げる生活態度を教育するだけでよいのです。つまり老化や癌が早まらないように規則正しい生活をし、贅沢をやめ、免疫を抑えないように肉体的精神的過労を控えさせることです。特に心の持ち方が免疫に大きく影響しますから、自分より優れた他人をねたんだりそねんだり卑下したりしないで、他人の喜びを自分の喜びのように自分より優れている人の優秀性を体現している人として尊敬したり、自分よりも運がよく才能を発揮してお金を儲けている人を称え、尊敬し続ければ免疫はどんどん上がり、老化も癌化も遅れるということを教育すればよいだけなのです。これ以外に医者が何かをする必要がありますか?

    ところが実際は医者のやっていることは、まるで180度異なることばかりをやっております。もっと具体的な例を言いましょう。今現在、豚インフルエンザが世界中で猖獗を極めています。新型のインフルエンザを治すということは、体内に侵入したインフルエンザウイルスをやっつけることに他なりません。それではタミフルはインフルエンザウイルスをやっつけることはできるでしょうか?絶対に無理です。ただ、タミフルができる仕事はインフルエンザが入り込んだ細胞で増殖した後、それがその細胞から外に出て次の細胞に入り込むのを阻止し、ウイルスの増殖を抑えることができるだけで、インフルエンザウイルスそのものを殺すということをしているわけではありません。

    それではウイルスを効率的に殺すということはどういうことなのでしょうか?ウイルスに対して免疫が無数のIgG抗体を作ってウイルスに引っ付かせ、この抗体と結びつく夥しく作れる好中球と大食細胞とナチュラルキラー細胞に食べさせることしかないのです。もうひとつは細胞に入り込んだインフルエンザウイルスを、その細胞ごと殺してしまうナチュラルキラーT細胞や、キラーT細胞の働きを免疫を上げることによって増やすことしかないのです。

    それではワクチンはどんな仕事をするのでしょうか?ワクチンはウイルスに出会う前からこのウイルスに対するIgG抗体をBリンパ球がすぐに作れるように用意することであります。ワクチンはいわばインフルエンザウイルスそのものではなくて、弱毒にしたインフルエンザウイルスを前もって投与しておくと、本当のインフルエンザウイルスに会ったときに、すぐにIgG抗体を作ることができ、かつT細胞にすぐにインフルエンザと感染した細胞もろとも殺す準備をしておくことができるだけです。結局はウイルスを殺すのは人間の免疫であるのです。ワクチンが殺しているのではありません。

    それではインフルエンザで病院に入院するということは、免疫にどのように手助けしてくれるのでしょうか?それはまず安静であることによって副交感神経優位になり、免疫が上がります。インフルエンザにかかって熱が出て疲れているのにもかかわらず出歩くためには交感神経を働かさなければなりません。交感神経はIgG抗体を作ることを妨げます。さらに入院している時には蛋白が十分な栄養を補給できます。それによりIgG抗体が作られやすくなります。もちろん入院していると安心感が増え希望も増えますから、免疫が上がってくるのは言うまでもないことです。

    次に風邪をひいて発熱があると熱を下げたがる医者が多いものですが、熱性痙攣がない限りは水分補給を十分にすれば脱水症状も入院中は防ぐことができます。熱を下げることはIgGを作るのに障害になります。

    従って、医者のやることは上に述べた以外はありません。しかもタミフルよりも良く効く漢方煎剤があります。最近新聞やテレビで報道されたように、タミフルは中華料理の香辛料として使われるトウシキミの果実である八角を原料として作ったものであります。このように漢方煎剤は免疫を上げる生薬から成り立っており、マオウ湯や大青竜湯がタミフルよりも熱を下げるのが早いということが発表されました。マオウ湯や大青竜湯よりもさらに優れた免疫を上げる漢方煎剤が他にいくつかあり、私をそれを用いて免疫を上げてインフルエンザを治しています。タミフルにしろ漢方煎剤にしろ、それを投与するのは医者でありますが、それは単に患者さんの免疫をヘルプしているだけに過ぎないのです。

    つまり明らかにしておきたいのは病気を治すのは患者さんの免疫であり、その免疫をヘルプするだけの仕事を医者がやれるだけで、免疫を抑えるということは絶対にしてはならないということが分かっていただけたでしょう。病気を治すのは免疫以外にないのはインフルエンザに対してだけではなく、全ての病気に対して言える絶対原則なのです。世界中で最も多い病気であるアレルギーや膠原病においても、医者のやっていることは免疫を抑えることによって見掛けの症状を一時的に消すだけで、結局治らない病気を作っていることだけなのです。

    京大の山中教授は最近ノーベル賞の登竜門といわれているラスカー賞を受賞しました。現在までノーベル賞受賞者は800人余りで、ラスカー賞は370人の受賞者があり、そのうちの2割である70数人がノーベル賞を受けています。彼は整形外科の医者であったのですが、現代の医療ではリウマチを絶対に治すことができないと考えて、基礎の研究に臨床から移り、iPSを発見したのであります。しかしあらゆる膠原病は理論的にも臨床的にも松本医学で治り、私は毎日膠原病を治す臨床実践を行い、実際に治しています。なぜ彼のような頭の良い人がリウマチを治すことができないと考えたのか私には解せません。基礎の研究者になってiPSを発見したことは素晴らしいことでしょうが、発想としては全てのウイルスが人間の細胞の核の遺伝子に入り込んで、人間の遺伝子を変えるということを誰も彼もが知っているので、私に言わせるとその独創性はたいしたことはないのですが、ある特定のウイルスの遺伝子を4種類入れることによって、細胞の遺伝子を初期化したことは素晴らしい努力賞だと思います。その4つのウイルスを見つけ出すことはなかなか大変なことであるからです。

    しかしそれを再生医学に使おうとするのはいくつかの点で間違っていると思います。まず1つは、人間の遺伝子を操作することは倫理的に絶対にやってはいけないことだと思うからです。遺伝子の継続はいわば神の意思だといえます。人間の遺伝子がなければ人間はこの世に存在もしないし、人間が人間たるゆえんを全て失うからです。さらに人間はロボットではありません。さらに人間の一人としての私の個性や知能や性格や人格などはまさに遺伝子によって決められています。もちろん生まれ持ったこの遺伝子を基礎にして、後天的な環境によって人間はその遺伝子の発言に大きく影響することは言うまでもありませんが、それも遺伝子があっての話です。このような意味でまず人間の遺伝子を操作することはいけないと考えます。

    次に遺伝子治療は必ず失敗すると確信しているからです。いわゆる遺伝子治療はラットやマウスの受精卵を用いて1980年代の初めからずっと行われてきていますが、30年経った現代でもいまだかつて成功した例はありません。一時的に遺伝子を入れ替えても、それが永続して正常に働くことがないということがこの30年で証明されております。さらに癌や他の副作用を引き起こしたりすることが証明されています。さて学者というものはどの分野でも成功した例を派手に宣伝しますが、失敗した例は口を閉ざします。表に出ている失敗例よりも遥かにおぞましい失敗例が隠されていることは言うまでもありません。それではなぜ遺伝子を見かけは一時的に変えても永遠に変えられそうもないのはなぜでしょうか?それは極めて簡単です。一度決めてしまった遺伝子の働きを変えることができるようになれば、おそらく簡単にチンパンジーは人間になり、人間はオランウータンになれるでしょう。つまり、遺伝子の恒常性というものは一朝一夕では絶対に変えられないようになっているのです。やはり何百万年、何億年をかけて、はじめて遺伝子の恒常性が確保されるためです。この時間が進化に必要だったのです。従ってミクロ的に一瞬遺伝子の初期化を図っても、必ず元に戻そうとする遺伝子の働きがどこかに隠されていると考えるからです。

    さて、今述べたように、遺伝子は38億年かけて進化して完成された生命の元であります。生命を作ったのは何も神でもなく、まさに無限の時間の中で培われてきた生命の誕生から人間に至るまでの進化の賜物です。この無限の生命の進化を利己的な傲慢な人間の頭脳で支配しようとすることが可能であるかという問題です。人間の頭脳の遺伝子も想像を絶する進化の中の一エピソードに過ぎないのに、その脳が遺伝子をもてあそぶことが許されるかというよりも、人間にとって果たして利益になるかという問題であります。

    免疫学を一介の開業医としてではありますが、勉強すればするほど遺伝子の巧妙さ複雑さに感嘆せざるを得ません。例えばステロイドを長期に用いてきた人はリンパ球が何十年間も正常にはなりません。これはステロイドでリンパ球の遺伝子を操作したためだと考えられます。ステロイドは転写因子に影響を与えて、遺伝子の発現の開始や停止に影響を与えるものですが、このような人体が作っているステロイドホルモンでさえ、過剰に用いれば免疫系の中枢をなしているリンパ球をも減らしてしまうのです。つまりリンパ球の幹細胞を過剰なステロイドのために殺してしまったと考えられます。さらにステロイドによりメラニン色素細胞を殺すことをやったのが、あの若くして死んだマイケルジャクソンであります。彼はメラニン色素細胞の幹細胞を殺すことによって黒色色素を作れなくなり、体中がステロイド性白斑症となり、白人になったのです。このような症例を臨床の場で観察しながら、さらに医学を勉強すればするほど、人為的に人間の遺伝子を触ってはならないと気がつくようになったのです。なぜ医学者は免疫を勉強すればするほど、その人知を超えた精巧で複雑で有機的な人体の小宇宙の働きに感嘆することは許されるが、それを変えるなどというおぞましいことをやれるはずがないということに気がつかないのはなぜかという疑問が沸々としてわきあがってきます。このように解明されていない深淵が無限にある現在に表面的な現象を変えることが果たして医療にとって良いことかということを深く疑問を感じざるを得ません。

    さらに、最後に残された現代の病気は膠原病だけです。この膠原病の代表がかの高名な山中伸也先生が治せなかったリウマチでありますが、彼が治せなかった理由も答えは簡単です。彼は現代の医学が免疫の遺伝子を変えるということが間違っていることに気がつかなかったからです。もっと人体の免疫の働きを勉強すれば、私のようにアレルギー・膠原病の全てが治ることに気が付いたのにと残念に思います。というのは、リウマチに使われているステロイドや抗リウマチ薬であるリウマトレックスやリマチルや、現在流行している生物製剤であるレミケードなどが結局は人間の遺伝子の働きを抑制していることに気がつかないのみならず、さらに基礎医学に移って同じ間違いをし続けていることが非常に残念に思います。彼は自分が絶対に超えられない進化と戦っていることに気がついていないのです。つまり彼が現代のリウマチの治療以上に大きな過ちを犯していることに気がつかないのは当然といえば当然なのです。それは現代のリウマチが治らないのは、人間の正常な遺伝子を変えているからだということに気がついていないからです。それに気がついていないために彼はさらに大きな間違いをしでかそうとしているのです。彼ほど優秀で誠実な男がこのような間違いをしでかすことに気がついていないことがまた残念に思います。

    医学で研究をしながら臨床をしている先生方が患者にいとも間単に治らない病気と宣告することがどうして許されるのか、常に憤りを感じます。真実を極める仕事をしている大学の先生方が、治らないということを宣告することが、患者にとってどんなに重い宣告であるかを知っているのでしょうか?はじめは間違った免疫を抑える毒薬を入れていかにも良くなったように寛解などという言葉を使っているうちに、リウマチならば、滑膜を手術するとか、人工関節を入れるとか人間を物にしてしまうような処置をし、あるいはクローン病や潰瘍性大腸炎で切ってはならない大腸や小腸を摘除してその人の人生を操っていくことに何の罪の意識も感じないのでしょうか?大学の先生方は私よりも遥かに研究と学問をやる時間と意欲とお金もあるはずです。にもかかわらず臨床で私が始めて発見した免疫寛容とクラススイッチの実践をなぜ行うことができないのでしょうか?絶対に治らない医療をいつまで続けるつもりなのでしょうか?クラススイッチについては京大の特認教授でいらっしゃる本庶祐の本を紐解きなさい。免疫寛容に関しては東大の名誉教授である多田富雄の本を紐解きなさい。そして臨床実践については松本医院のホームページを開けなさい。患者の声には出ない悲痛な叫びをなぜもっと真剣に心の耳を開けようとしないのでしょうか?残念です。医療が製薬メーカーの資本に影響されないために大学の先生方の仕事があるのではなのでしょうか。
    近頃クローン病の患者が多くなりました。そのメカニズムについては新たに書くつもりです。 )

    2009年2月7日

      『えーっ 治らない!』と、心の中で声を上げてしまうくらい、大学病院での検査の際、問診担当の若い医師が顔も上げずにボソッと告げた言葉に驚いた。(最終病院である大学病院の医者が治らないと言えば、治らないと大衆が思い込むのは当たり前のことです。大学病院の医者の言葉を信じなければ、誰の言葉も信じられないので、いわば病気の死刑宣告を受けたようなものです。大学病院は専門家の寄り集まりであり、彼らがそれぞれの専門分野において学会を取り仕切り牛耳っています。真実は別として、権威と権力を持っている学会で治らないと決めてしまえば治らないことになります。一般大衆は全ての分野で専門家に勝てるわけはないのですが、とりわけ医学においてはそうであります。なぜならば見えない体の中で起こっていることを知るすべがないからです。私も医学に入りたての頃は、医学部の教授が尊敬すべき極めて優れた知能集団であり、国民の健康に誰よりも貢献できる医療集団を指導している人たちの集まりだと考え、畏怖も感ずるほどでした。しかし今は全く逆です。そのような態度は無知が成せるわざだということが、松本医学を患者から学び作り上げた現在では医者が病気を作っているということが分かりました。現代の医学は病気の定義さえ正確に下すことができないのみならず、ただただむやみに免疫を抑える毒薬である異物を投与することを治療だと言いくるめ、病気の原因が分からないために、治せないのだと言い張るばかりです。大体が原因の分からない病気をどうして治療することができるのでしょうか?

    そんな疑問もまるで頓着せずに全世界の医療界では完璧に間違った治療行為が蔓延しています。全ての人が持っている人体の免疫だけが病気を治せるのに、免疫を抑える薬しか作れない製薬メーカーの毒薬を、まるで食事のごとく大量に投与し続け、新たなる医原病を作り続けています。

    治らないという限りは、その治らない根拠を言うべきなのに、一言も説明せずに原因不明だという根拠だけで、どうしてこのような間違った治療が許されるのでしょうか?ましてやリウマチで絶対に死ぬわけではないのに、そこで使われている薬の副作用の結果は、死に至る病気で溢れかえっています。リウマチで死ぬのは、リウマチの治療で最も危険なのは間質性肺炎であり、急性腎不全であり、かつ新たなるあらゆる種類の化学物質である薬が原因となる膠原病がさらに新たに作られ、病気の拡大再生産が病医院で作り出され、患者はますます増え続けています。

    なぜ治る病気を死ぬようにしてまで、間違った治療を続けることを許すのでしょうか?誰がその権限を与えたのでしょうか?やはりあらゆる薬は厚生省が認めない限り使うことは許されないわけですから、第一の責任は厚生省にあります。しかし東大法学部卒の厚生省のお偉い方が医学のことが分かるわけではありません。それでは誰が実質的に毒薬を良い薬と認めるのでしょうか?やはり専門家集団である医学会のお偉い方であります。彼らは学者集団であり、私よりも遥かに頭が良くて勉強することが彼らの義務であり、真実を知ることが彼らの任務であります。にも関わらず以上に挙げたことさえ知らないのは一体どうしてなのでしょうか?自民党が60年にわたる利権政治を国民に弾劾されて、とうとう権力の座からずり落ちました。次はどの世界の利権業界の巨悪が暴露されることになるでしょうか?医学会でしょうか?しかし残念ながら、おそらく永遠に医学会の間違いは正されることはないでしょう。なぜならば民主主義の政治の世界は全て民意によって決定されますが、医学の世界は民意は全く反映されません。医学会の全ての人たちが口をつむぐ限り、真実は永遠に暴露されることはないでしょう。私がいかに大声で叫んでも、いかに理論的に現代の医療の間違いを指摘し、その間違いの証拠を提示しても、永遠に無視され続けるでしょう。とりわけ資本主義が経済が金銭が世界する限り、永遠に医療の真実は隠され、世界の人達の健康は害され続けるでしょう。残念です。)

    検査は血液・胸部レントゲン・心電図。それまでリウマチという病気の人が周りにいた訳では無いが、家庭医学辞典で調べると、あてはまる項目がほとんどなのでリウマチを疑って受診したのだ。それまで老人が患う関節の病ぐらいとしか考えておらず、早期に治療すればすぐ良くなると勝手に思い込んでいた。現代医学で関節の病が治らないなんて…。(アレルギーには誰でもなるように、リウマチも誰でも簡単になれるのです。いや、なってもおかしくないのです。アレルギーとリウマチは同じ化学物質を敵として戦っている時に見られる症状に過ぎないのです。アレルギーはIgEを武器とし、リウマチはIgGを武器として排除しようとするときに、体内に起こる炎症が自覚的他覚的に症状として見られて初めて病気として認識されるのです。同じ化学物質を敵として戦う時に免疫を抑えれば、アレルギーがリウマチとなるだけなのです。しれではどのようにして現代人は免疫を知らぬ間に抑えているかについて説明しましょう。

    まず、心のストレスが免疫を抑えることを説明しましょう。現代は物質的には豊かになりましたが、この豊かさを支えるためにはお金が必要です。そのためにお金を儲けるための競争が生まれた時から始まります。最後に残された差別は知能の差別であり、それは学歴や資格に反映されます。社会に出るまでそのための学力競争が続きます。近頃は大学を卒業しても中途半端な大学卒業生には就職先もないぐらいです。たとえ就職しても会社がつぶれることもあり、一生保障されることはない時代になってしまいました。

    このような競争以外に、社会が複雑化し、変化のスピードが格段に速くなり、満たされない刺激に過剰に反応し、様々な解決が困難であるストレスが満ち満ちています。鬱にならないために、このストレスと対抗するために、常に脳からノルアドレナリンを出し、交感神経を奮い立たせ、副腎髄質ホルモンであるアドレナリンや、副腎皮質ホルモンであるステロイドホルモンを出し続けなければ生きられない世の中になってしまいました。これらのホルモンは全て免疫を抑え続け、この間にIgEを作るべき免疫がIgGに逆クラススイッチを行う準備をしていることになります。一息ついたときに、つまり交感神経から副交感神経優位になった時に免疫の抑制がはがれ、免疫の働きが何倍かになって取り戻されたときにリバウンドが起こり、IgGを作り出し、これにより今までアレルギーであった症状がIgGの世界である膠原病、とりわけリウマチが出やすくなってしまうのです。なぜリウマチが出やすいかというと、人体の結合組織の中で一番多い結合組織は関節の結合組織であります。210箇所以上の関節がありますから当然です。ここで人体に入った異物が一番蓄積され、これを排泄するために戦いが始まり、リウマチとなるのです。それではどうして女性にリウマチが多いのか説明しましょう。

    女性の場合は、妊娠出産のために女性ホルモンが男性よりも遥かに多いのです。男性ホルモンは女性ホルモンと比べて免疫の抑制はほとんどないのです。

    それではなぜ女性ホルモンは免疫を抑える力を持っているのでしょうか?その答えも簡単です。女性は妊娠出産までの10ヶ月間、いわば半分異物である胎児を成長維持しなければならないからです。女性ホルモンが男性ホルモンと同じように免疫を抑える力がなければ、全ての女性は妊娠しても流産してしまうでしょう。ですから胎盤の中に妊娠中の女性ホルモンが非妊時の10倍ものサージが起こることなどによって、免疫を抑えて流産を防いでいるのです。従って出産の後に胎盤からの女性ホルモンが極端に減るので、免疫のリバウンドが生じ、リウマチが起こるのもしばしば経験することです。このような様々な女性ホルモンによる免疫抑制の結果、男性の10倍もの膠原病を引き起こすことになるのです。言い換えると、女性ホルモンは男性ホルモンよりも10倍も免疫抑制の力が強いといえます。

    逆に生理のときには女性ホルモンが減るので、免疫のリバウンドが起こり、症状がひどくなることは当然のことです。女性は生理的に免疫を抑える女性ホルモンを作っているのに、不妊症の治療で女性ホルモンを大量に使用したりすると、後でリウマチが起こりやすくなるのです。さらに近頃女性に流行っているプラセンタの注射をしたり、化粧品の中に含まれるプラセンタなどを多用した後にリウマチが起こるのも当たり前のことなのです。ここで注意しておきたいのは、免疫を上げるからと悪徳医師に言われて、プラセンタを何年もやってきて、様々な膠原病になってくる患者がたくさんいることも付け加えておきましょう。プラセンタは免疫をまさに下げてしまうのです。

    この世に残された最後の病気はアレルギーと膠原病であります。なぜ保健衛生状態が高度に完備されている文明社会に、このようなアレルギーや膠原病が多くなるのでしょうか?答えは極めて簡単です。皮肉にもこれらの病気はまさに文明が作り出した病気なのです。

    文明とは何かを一言で述べましょう。この天然の世界にない化学物質を作って利便を向上させることができる社会を文明社会と言ってよいでしょう。科学の力を用いて様々な新しい化学物質を作って、衣・食・住・移動の全ての利便を図ることになったのです。この衣・食・住・移動のための素材に含まれている化学物質が、まさに人間にとって、というよりも人間の免疫にとって異物と認識され、それを排除しようとする正しい働きが免疫の任務なのであり、このときIgEで戦えばアレルギーであり、IgGで戦えば膠原病になるだけです。こんな簡単な原因をどうして他の医学者が知らないのでしょうか?不思議でなりませんね。

    実は他の学者が知らないのか、知らない振りをしているのかはともかくとして、それに対する答えも簡単です。巨大資本が作った化学物質が現代の最大の病気の原因であることがわかれば、PL法(製造物責任法)で訴訟でされると、大資本はあえなく瓦解してしまうからです。ましてや医療界を支配している世界の巨大製薬メーカーは毎日毎日、それこそ病気を治す薬が実は病気の原因となっている化学物質であることが暴露されれば全てを失うことになるでしょう。ましてや学者がそれを明らかにすれば村八分にされて、医学会から追放されるでしょう。私に関しては心配することはありません。私は何の地位も名誉も権威もないできの悪い一介の開業医でありますから、完全に無視すればいいだけですから、ご心配はありません。しかし、ここで一言言わせてもらいましょう。大学病院でリウマチは治らないと、この患者さんのように宣告されてきた患者さんのリウマチを治しているという事実をどのように皆さんはお考えでしょうか?私が医学を超えた魔法の力を持っている人間でしょうか?何百人という人たちのリウマチを治し、何万人という人たちのアレルギーを治すことができるのは、まさか私を現代のイエスキリストの再来だとお考えですか?ワッハッハ!ワッハッハ!)

    病院の購買でリウマチの本を購入して一気に読んだが、関節の変形・人工関節・寝たきりなどさらに落ち込む内容と怖い写真で、まだ子供が中学生なのにこれから先の生活が不安になった。(現代の医学書は全てまやかしものです。世界中のあらゆる医学書や医学教科書は、全ての患者を何も治療せずに自然な経過を見ているうちに、関節の変形や人工関節が必要になったり寝たきりになっていくような書き方をします。全ての膠原病の医学的陳述は、全てその経過について医者がちょっかいを出したり、薬を出したりして、様々な形で関与しているということを一言も書きません。患者の病態の全ての自然経過を述べている医学書などは一冊もありません。

    今時、患者を診察して『治ることができないから、最後までどうなるか様子を見ましょう』などという医者がいますか?いるわけはありません。例えばリウマチの症状で患者が苦しむのは痛みであります。この痛みは免疫の働きにより炎症の結果であることは医者は知っているわけですから、痛みを取るためのステロイドをはじめとするあらゆる種類の薬を投与することによって、一時的に炎症に関わる細胞の遺伝子を変えるだけであり、その遺伝子を修復した後のリバウンドについては一言も触れません。一時的な痛みは一時的な痛み止めを投与されることによって、症状は消えてしまいます。患者は痛みが消えるので痛み止めを飲むことをやめます。その間に痛みを引き起こす遺伝子が修復されると、再びリバウンドを起こし痛みが出ます。これを繰り返すごとにどんどん症状がひどくなり、病状が重くなっていくことに、医学書は一切触れません。

    権威ある正統的な医学書で、リバウンドについて触れられている書物は一冊もないといっても過言ではないでしょう。このリバウンドこそが医原病なのです。つまりこの医原病の経過を医学書は描写しているだけなのでありますが、無責任にも医者が作った医原病に関しては一言も口にしないのです。

    痛みはまさに異物が体内に入っているから、入れないようにしてくれと免疫は叫んでいるのです。その異物は何なのかを突き止めてくれという警告であります。この警告を免疫を抑えずに正しく素早く処理し続ければ、免疫もこの異物が生命を殺めるものではないことを認識する機構があり、これが発動されればまずクラススイッチを起こし、最後はその遺物と共存できる自然後天的免疫寛容が可能であり、後に一切変形も起こさないでその異物と共存することができるのです。ところがこの事実は世界中のあらゆる医学書に一行も書かれていないのです。皆さん腹が立ちませんか?憤りを感じませんか?

    いずれにしろ世界中の医者達が免疫を上げるにはどうしたらよいのかという発想を持たない限り、永遠に文明病であるアレルギーと膠原病の制圧は無理でしょう。どうしてこんな簡単な発想ができないのでしょうか?それは医療界が完全に製薬メーカーに支配されているからです。製薬メーカーも何とかして免疫を上げる薬を作ろうと努力しても、せいぜいワクチンだけであり、それ以外の免疫を上げる薬を作ることは不可能であることを知っています。それでも最近は抗体医学といって、免疫の最も優れた働き手である抗体を人為的に作り、それを人体に投与して免疫をヘルプして、感染症を治そうとしていますが、とてもじゃないのですが人間自身が作る無限の多様な抗体の製造には決して勝ることはないのです。ついでに述べれば免疫をヘルプする薬には抗生物質があることはご存知でしょう。いずれにしろこの世に頭を良くする薬もないし、筋力を良くする薬、心を美しくする、顔を良くする薬も、一切ありません。人体にとって良いことは、努力という戦いによってしか勝ち取ることはできません。免疫の働きも異物と出会って戦う努力の回数が多くなることによってしか、優れた免疫を構築することはできないのです。

    それでも一週間後の検査結果の出る日までの間、指や腕が痛むが仕事にはどうにか行くことができた。当日の予約の時間は午後3時だったが、その日は手の痛みが強く病欠の電話を会社に入れていた。パソコンは苦手だったが、リウマチが治った人はいないか?どこかに良い病院がないのか?と思い『リウマチ完治』で検索した…あっあった~!!高槻の松本医院!先生のリウマチの理論と証拠、そして患者さんの手記を朝から病院に行くまで読んで、ここしかないと決心した。治せる病院がありそれにめぐり合えたことに、喜びと勇気が湧いてきた。松本医院に早速電話してみると木曜日で休み。明日電話することにして医大の検査結果を聞きに行った。今から10ヶ月前2008年3月7日のことだ。
    (10ヶ月前後でデータのみならず自覚症状も良くなったのは、とどのつまりは医原病をさらに強める医者に出会わなかったからです。もちろん皆さんは疑問を感じることでしょう。なぜアレルギーやリウマチになりやすい人となりにくい人がいるのかと。こんなことは極めて簡単です。逆に僕はあなた方に聞きたい。なぜ同じような家庭に生まれ、同じような環境で育ってきたのに頭の良し悪しがあるのですかと。この答えも極めて簡単です。遺伝子です。詳しく述べましょう。

    何度も述べているように病気の原因は異物です。とりわけアレルギーと膠原病は同じ異物である化学物質であることはご存知でしょう。これを排除するために、まずこの化学物質を異物だと免疫が認識する必要があります。そのためにまず第1に、異物をT細胞やBリンパ球に提示する細胞がないと、絶対にIgGやIgEという抗体を作ることができないのです。異物を医学用語で抗原といいます。この抗原を、つまり異物を食べてそれを提示するための専門の細胞が存在しています。これを抗原提示細胞といいます。3種類あります。まず樹枝状細胞(ランゲルハンス細胞)が一番大事であり、次に大食細胞(マクロファージ)と、最後にB細胞であります。これらの細胞は異物をまず食べます。この異物(ペプチド)を断片にします。この後の説明が難しくなりますが、やってみましょう。この説明の前に次のことを知っておいてください。抗原は化学物質である異物だけでは抗原にはなりません。必ずその異物と引っ付く蛋白の断片であるペプチドが必要です。この2つが結びついて初めて抗原となるのです。この時化学物質の異物をハプテンといい、このハプテンと結びつく蛋白(ペプチド)をキャリア蛋白といいます。つまりハプテンとキャリア蛋白の複合体を抗原と言います。

    この抗原を抗原提示細胞が細胞の膜にまで持っていって、Tリンパ球に見せても、Tリンパ球は知らぬ顔をします。さて、T細胞にこの抗原を知ってもらうために、免疫の進化はどのようなグッドアイデアを見つけ出したでしょうか?説明しましょう。

    今述べた3つの抗原提示細胞のうち樹枝状細胞と大食細胞は何でも食べてしまいます。例えば自己の細胞の老廃物を食べてしまって、これをTリンパ球に提示して、すぐにIgE抗体やIgG抗体ができてしまうと、自分を攻撃してしまうというとんでもないことになってしまいます。つまりいわゆる自己免疫疾患が生じることになります。このような自己免疫疾患を起こさないために、どのような工夫をしたでしょうか?免疫の進化はこのような自分を攻撃するという間違いを避けるために、自分であるという旗印になる蛋白を自分の細胞の全てに与えました。自分であるという旗印を持っている抗原を自分の味方と判断し、攻撃しないようにしたのです。この旗印の蛋白をMHCといいます。このMHCという蛋白と抗原がひっついて、初めてT細胞に本物の異物だと認識させることを可能にさせたのです。これをMHC拘束といい、抗原がMHCに拘束されて捕まえられて初めて攻撃してよい抗原と判断し、攻撃するようなシステムを作り出したのです。

    このMHCの蛋白を作るのに遺伝子の命令が要ります。このMHC蛋白を作る遺伝子も1種類ではなくて5種類の遺伝子から成り立っております。この遺伝子の組み合わせによって作られるMHC蛋白が異なり、このMHC蛋白と結びついた抗原だけが敵と認識され、この敵に対して初めて抗体が作り始められます。この遺伝子の組み合わせの種類が多い人は、少ない人と比べて、異物を認識しIgG抗体やIgE抗体を作りやすくなるというわけです。)

    疲れか筋肉低下かな?と違和感があったのは2007年11月右膝の痛みだった。近所の整形のレントゲンでは異常なし。シップ・温熱電気治療・膝用コルセットベルトをして仕事はできた。調子の良い時や正月休暇は痛みも無く、加齢による使い痛みぐらいに軽く考えていた。(リウマチは突然起こるのではなくて、徐々に徐々に異物(抗原)に対してIgG抗体が作られる量が多くなればなるほど症状が顕著になっていきます。つまりリウマチを起こす異物を取り込んで、T細胞にその異物を提示する抗原提示細胞がだんだん増えていくと、いわゆる炎症が起こり始め、局所が赤くなり、腫れだし、熱を持ち出し、痛みが出始めるのであります。さらに抗原提示細胞に提示された抗原を見たT細胞が興奮し増殖して、ますますその異物に対するIgG抗体も増えて、この抗体と異物が結びつく数も増えていきます。ますます炎症が高まっていきます。すると組織にある貪食細胞である好中球や大食細胞がT細胞のしっぽにあるレセプターと結びつくと、本格的に炎症が起こり、症状がさらに強くなっていきます。つまりT細胞と異物と貪食細胞の3者が結びついて、初めて貪食細胞はその異物を食べてしまおうとしますが、化学物質は食べ溶かされないので周辺の結合組織に吐き出されます。また再びこれらの吐き出された抗原をいちから樹枝状細胞が取り込み、上に述べたような同じようなサイクルが繰り返されます。するとますます炎症が増強し、患者も耐え切れなくなって病院に駆け込むことになります。ところが病院に駆け込んでも、他の医者はこのようなリウマチの起こるメカニズムを理解していないので、原因が不明だとし、免疫を抑える間違った治療の開始となります。こうして治る病気を治らない病気にされて、松本医院に受診される人がほとんどですが、この方は幸運にも治療なしに来られたことが、それほど苦しまなくて早く治った一番大きな要素であります。)

    しかし、2008年1月になると手の左右の親指が腫れて痛み、夜はシップして寝ることが3~4回になった。
    2月には、朝に左指が痛みこわばることが多くなり、週末は特にひどく、(週末が特にひどいのは、週日の交感神経優位の免疫抑制が週末に解除されて副交感神経優位となり、免疫がリバウンドするためであります。繰り返し述べておきたいことは、症状が出ているのは免疫の働きが高まっているということであります。このことを他の医者は誰も知りません。症状があることは実を言えば健全な免疫の働きを証明していることになるのですから、喜ぶことはあっても悲しがることはないのです。例えば泥棒が入ってきたときに、気がついて叫んでみたり警察に電話したりすることは間違いでしょうか?泥棒を殴り飛ばしたり傷つけたりすることは間違いでしょうか?正当防衛でしょう。同じように体に異物が入った時に吐き出そうとして症状が出たりするのは間違いでしょうか?

    医者を含めて全ての人はこのような症状を病気だと考えています。ところが症状は異物を排除しようとする正しい免疫の働きですから、何も怖がることはないのです。ただその異物が人を殺す異物であるかどうかを見極めるのが医者の仕事となるのです。異物はただ2種類しかこの世にありません。殺さねばこちらが殺されるウイルスや細菌と、リウマチを起こす化学物質だけですから、どんな症状も恐れるに足らないのです。ウイルスと戦う場合はウイルスを殺すまでは熱が出たり食欲がなくなったりしんどくなったりますが、普通は人間の免疫の勝利となり、殺すまで我慢すれば死ぬことはないのです。一方、殺す必要のない化学物質と戦うリウマチの場合には痛みが出たり熱が出たりしますが、自然と免疫はクラススイッチをし、免疫寛容を起こすまで戦いをさせて、最後はその遺物と共存できるまで待てばよいのです。この戦いに見られる様々な苦痛な症状をいかに免疫を抑えずにして楽にさせるだけでその異物と共存できるようになるのです。このような免疫を抑えない治療をやってきたのが、私の過去23年間の臨床であるのです。

    従って異物との戦いに見られる症状を病気という限りは、病気などというのは本当に怖がる必要はないと断言できるのです。なぜならばこの日本にウイルス以外に怖い異物がありますか?厳しい規制により農薬をはじめ、あらゆる化学物質は使用が制限されています。ワクチンでほとんど全ての細菌感染症はなくなってしまいました。最近までの中国のように餃子事件でみられるような化学物質の使い方は日本では絶対にあり得ません。膠原病の原因であるこのような異物とは共存することができるので、一体病気の原因として何を恐れる必要があるのでしょうか?ただ殺されるかも知れないインフルエンザウイルスという敵だけは最後まで人間の命を脅かすことでしょうから、このようなウイルスだけは永遠に気をつけなければならない唯一の敵となり続けるでしょう。)

    土日は痛みで家事も休むことがあった。辛かったので歯医者で処方された消炎鎮痛剤ソレルモンを20~30錠程服用した。(ソレルモンという解熱鎮痛剤は、アレキドン酸からプロスタグランデンという炎症を起こす生理活性物質を触媒するシクロオキシゲナーゼという酵素の働きを抑えます。これもこのシクロオキシゲナーゼという酵素蛋白を作る遺伝子の働きを抑えるだけであり、この遺伝子が修復されると再び痛みがリバウンドするので、これも意味のない免疫抑制剤のひとつです。このような薬が全世界に溢れかえっています。)

    だんだんと強くなる痛み、午前中続くこわばりで仕事にも支障が出てきた。ただの関節痛ではないことを本能的に感じて辞典で調べていくと、どうやらリウマチのようだった。(間違った医者達の情報でリウマチは怖いとか、膠原病は怖いとか、訳の分からない病気だとか、一生治らない病気だと喧伝されているので、リウマチと言われるだけで人生が終わったような感じを抱く人がいます。病気などというのは既に述べたように、病気の原因を少し考えてみるだけで、怖い病気・取り返しのつかない病気・死ぬ病気などというのは、普通の生活をしている人には起こりようがないのです。

    医者は自分の無知を棚に上げて、仕事を増やすためにとしか考えられないのですが、上手にマスコミを操って病気は怖い病気は怖い、と言いふらしています。実際、病気は怖いと思わなければ病院へ行く回数も減りますし、病院も儲からないことになります。世の中は地獄の沙汰も健康も病気も全て金次第という風潮が真実を足蹴にしてしまっています。このように怖い病気などというのは一切なく、病気を作っている医者がわんさとおり、病気という妄想に囚われている大衆は悲しいことに病院を駆けずりまわっています。実は病気を治しているのは医者でもなく薬でもないことを知らない上に、病気を作っているのは医者であり、薬であり、自分で病気を作っていることを知らないのです。

    近頃私は、私が治せない病気などというのはあり得るわけがないと思うようになりました。全ての病気を治すことができるとまで豪語できるようになりました。もちろん病気を治すのは私ではなくて患者さん自身でありますが。このようなことが堂々と言えるぐらいに難しい病気を作る難しい原因はこの世にはあり得ないことがわかったからです。同時に病気を治す免疫の働きも臨床家としては完全にわかるようになったためです。今後もますます免疫学を極めようと日々努力しております。野球のイチローには負けたくないのです!医療界のイチローになろうと志しております。)

    3月6日 医大の検査結果を聞きに行くと、「リウマチと思われます。身内でリウマチの人がいますか。口は渇きますか?」と聞いてきた。そして、肺の音を聞かれ指の状態を診られた。
    その時、驚くべきことを彼は言った。
    「指の変形がまだ無いですね~。変形してくればリウマチとはっきりしますが…3週間様子を見ましょう。」(医者の本音が出ました。彼らは病気を治すのではなくて、病気が増えることを願っているのです。このような医者から医師の資格を剥奪すべきです。とすれば、日本中の私以外の医者は全て医師免許を失ってしまうことになるでしょうが。ワッハッハ!近頃日本が不景気になればなるほど世の中は人の不幸を楽しみ、人の幸せを妬み、そねみ、自分の幸せだけを願う人が多くなってきました。病気を作るために政府はますます数多くの医者を作ろうとしております。私が総理大臣になれば、この世からあらゆる病気をなくして見せます。国民の医療費は毎年35兆円を超えているようですが、これを数兆円に減らすことをしてあげます。もちろんその前に私の死体は琵琶湖に浮かぶことになるでしょうが。ワッハッハ!)

    痛くて早く直したいのに、変形するまで待てと言うの?悲しいやら腹が立つやらで、早く松本医院に診てもらわなければ悪くなる一方だと実感した。(私が名医であるのは、私が世界で一番頭が良いからではないのです。私が世界で誰よりも病気の真実を知っているからです。病気は医者が何万と勝手につけた病名では決してありません。病気の原因はたった二つなのです。殺さねばならないウイルス・細菌と、共存せざるを得ない化学物質の2つだけしかありません。ウイルスを殺してくれるのも、化学物質と共存させてくれるのも、全てやってくれるのは、患者自身の免疫だけなのです。もちろんワクチンと抗生物質は免疫をヘルプできますが、せいぜいそのような薬を医者が投与することぐらいが医者の能力の関の山です。結局は患者が生まれつき持っている免疫の働きという名医には絶対に勝てっこはないのです。まさに私が世界的な名医(?)であるのは、患者の免疫を100%信頼しているからだけです。

    遺伝子病以外は治らない病気などは皆無なのです。ただ、成人病は免疫の病気というよりも贅沢病ですから患者自身が自分の食生活を見直す以外に治しようがないのです。成人病に関しては自分で作った病気ですから、責任をただすために成人病税をかければよいのです。この世で税金を取られることを喜ぶ人は誰もいませんから、たちどころに成人病は治ります。糖尿病税とかメタボリック税とか動脈硬化税を決める仕事だけを医者がやればよいのです。そうすると医者に税金を払う病名になりたくないので、受診率も下がり医療費はさらに落ちるでしょう。お金が入り、国も個人も医療費が減り、かつ健康が増えるわけですから、こんな素晴らしい税金は他にないでしょう。私が総理大臣になればすぐに作りたい新税です。ワッハッハ!)

     3月7日、翌日に鍼の予約をしていたが、主人が6時に帰宅できたので無理言って車で松本医院に連れて行ってもらった。松本先生に一刻でも早くお会いして診てもらいたい気持ちでいっぱいだった。(善は急げというのは、実は私の医院のことを知れば、どんな病気でも急いで松本医院へ行きなさいという意味なのです。医者としてこれほど自信満々な医者になるのに大変な道中がありました。20年間の鬱と戦い、自分の病気を治すために3つ目の大学である府立医科大学に入学し、2年生の時に整形外科の先生に、頭痛の原因は15年前に硬球が右眼球に当たったために生じた右目の強度変形と、同時に生じた第2頚椎の鞭打ち症による頚椎症だと診断されて、さらに鬱がひどくなり死ぬことばかりを考え続けた日々。しかし現実には命を絶つということはロマンであり、現実にできなかった毎日。しかし秀才のプライドを失わないためにやっとなった医者。ところがその後に漢方との出会いが私の人生を180度変えてくれました。漢方で頭痛がほとんど治ってしまったのです。

    そして開業した後に博士号を取るために、10年間月曜と木曜の開業の休みに研究を続けました。よき研究の指導者との出会いがあり肝臓の研究で博士号を取得した上で、さらにアトピーの治療や他の全てのアレルギーの治療で、ステロイドを使わない漢方を中心とする医療をやり続ける中で病気の実体が徐々に分かり始め、あらゆるアレルギーを治すことができました。しかしステロイドをやめた時の激しいリバウンド症状は、まさにどの書物にも書いていない本当に医者の作った医原病であることも分かりました。アレルギーを制圧した後に増えてきた患者はリウマチでした。しかし漢方だけではリウマチが治らないとわかり、私の妻が鍼灸学校に通って卒業した後、リウマチの痛みを鍼灸でとることができると同時に、様々な治療法を考案し実践する中で、リウマチの治療の途中で痛みがなくなると同時に、アトピーが出現することを発見することができました。

    さらに博士号を取得後に、病気の本質は免疫だと直感し、免疫学の勉強を独学でやり始め、最新の免疫学の面白さにのめりこみ、病気とは異物と免疫との戦いにすぎないということが分かりました。しかも現代の医療は免疫を抑える以外に何のすべも知らず、ただただ病気を作っているに過ぎないということも分かりました。この間、臨床実践で見た患者はのべ数十万に達しました。ほとんどが現代医学の間違った免疫抑制をはずすという仕事でした。

    このような臨床の中で見てきた患者のリバウンド現象がいかに激しいものかを知っているのは世界で私一人だけです。リバウンドの結果生ずる症状が病気としてはこの上もなく重篤であるので、私は世界で最も重篤で根治不可能な病気を治療し、実際に治してきました。このように免疫学の理論とあらゆる種類の重篤な病気を見てきたおかげで、今の自信満々の私があるのです。患者を診れば、たちどころにその原因が分かり、その治し方が分かり、といっても言うまでもなく病気を治すのは患者さんの免疫自身ですが、その患者の予後もわかり、恐れる病気は何もないというレベルにまで達することができたのです。

    これが分かったのも私自身のたゆまぬ努力の賜物でありますが、病気の実態を教えてくれたのは全て患者さんなのであります。基礎の免疫学から理論を学び、患者さんから奥深い臨床の全てを学び取ったのです。この意味で私をこの高みまで上げてくれた患者さんに心からお礼を言わなければなりません。今後も患者さんから学ぶと同時にあらゆる難病を治していくことを誓いたいと思います。)

    道を間違えつつもようやく着いたのは7時50分。どうにか間に合いドアを開けたときの漢方薬の匂いは、安心できるものだった。診察室で松本先生は、「こんなに遅く来て!」とおっしゃったが、(たぶん鍼ができない為)「お会いしたかったから、早く診てもらいたかったから…」とだけ言うと、涙が出てきた。先生は「そうか、そうか、治るからね。」と何度も握手してくれて手は痛かったけれど、先生の手のぬくもりから力強さが伝わりとても安心できた。帰宅したのは9時半過ぎ、早速漢方薬を煎じて飲み薬草風呂にも入った。手記で読んだとおり甘苦い薬は思ったより飲みやすく、薬草風呂は体の芯から温まり気持ちよく、寝たのは夜中の2時だったが、翌朝は思いのほか元気だった。(わざわざ遠方から受信される患者さんには心から感謝しております。私しか治せない病気といえども、私を信用してくれるからこそ遠路はるばる駆けつけてくれるのです。以前は私の傲慢さの為に患者を怒鳴りつけたことがたびたびありました。私しか治せない病気を治すために、どんな遠方から来ても当然だという思い上がりがあったからです。患者の無知、患者の態度、患者の言葉遣い、などに少しでも不満を感じれば、患者に怒鳴りまくっていた時代がありました。それどころか九州、東京、北海道から初診できた患者の態度が気に食わないときには、診察も程ほどにして信頼関係を保てないからという理由で帰らせたこともありました。とんでもないことをやったものです。

    今は深く深く反省しております。患者が誰であれ、どんな態度を取ったとしても、それを受け入れて患者の病気を治してあげることだけが私の仕事だということがやっとわかりました。人間はみな利己主義者です。とりわけ苦痛を一身に背負っている患者さんがエゴイストでないわけはありません。自分の苦痛を除去してもう為に、わらをも掴むような気持ちで来られる患者さんを、ましてや私に治してもらえるチャンスを与えてくれる患者さんに心から感謝して、治す手助けをさせてもらいたいと思っております。)

     3月8日 午前中に主人と車で松本医院に行く。待合室は患者さんでいっぱいだ。
    先生は、「他の病院でリウマチの治療をする前で良かった。治るよ。怖い病気じゃない。」と勇気付けて下さった。実際に他の病院のリウマチの薬は飲んではいなかったが、それまで飲んでいた風邪薬、痛み止め、抗炎症剤、抗アレルギー薬などは、免疫を抑制する上で体に悪いことを教えていただき、平気で処方する医師や製薬会社にたいして、驚きと怒りがこみ上げてきた。どれほど多くの薬を、良くなると信じて飲んできたことか…自分の無知にも悲しくなった。(特に現代病の最終的な病気は膠原病、とりわけその中のリウマチになることであります。薬局で売られている大衆薬や、医者が出す薬の99%が免疫を抑える化学物質である異物であります。免疫を抑えることで病気を作られ、薬という異物を体内に注入されることによって、様々な副作用の結果、新たなるアレルギーと膠原病が出現し、このために命が奪われてしまうことがしばしばあるのです。このように二重に病気の原因を作っていることを医者も大衆も誰も知らないのです。この真実は残念ながら永遠に広まることはないでしょう。なぜならばこれらの薬は見掛けの症状を一時的に取ることができるので大衆を騙すことができ、製薬メーカーや医者は永遠にしらを切り続けることができるからです。)

    鍼は早田先生にしていただいた。女性の先生でホッとする。もぐさの撚り方とお灸の仕方を主人と二人で教わった。帰りに煎じ用のやかん・お灸用のコルクコースターとお線香を購入した。いよいよ今日からリウマチとの戦いだ。絶対に良くなるぞ! 会社に病気休暇の連絡を入れた。(この患者さんのご主人は極めて紳士的で知的で思いやりがあるご主人でいらっしゃいました。私のリウマチ治療は免疫を上げるだけでありますが、家族の手助けが絶対に必要になります。このような旦那さんはリウマチの奥様にとっては最大の理解者であり、最高のヘルパーになっていただいたおかげで、こんなに早く良くなっていったのです。私の治療は毒薬を1錠飲めば痛みが取れて治った気になるというような、現代の間違った医療ではないので、手数と時間と手助けと理解が必要となります。それで初診の際は必ず手助けができる家族の方に同伴してもらいます。私自身をよく理解してもらい、かつ患者さんに対してどのようなことをしてもらうかを十分に指導する必要があるからです。こちらも患者の家族がどれだけ治療のヘルプをしてもらうかを確認しておかなければ患者一人だけの治療では途中で挫折せざるを得なくなることが多いからです。おつきの方がどんな偉いお方でも、必ず初診は一緒に来ていただくようになっております。)

    翌日から生薬とお灸そして薬草風呂の治療が始まった。すぐに便が軟便になり、生薬の具合かと気になったが、悪いものを出そうとしているのだと考えることにした。(漢方生薬は煎じてもらうのですが、生薬はほとんどが植物の草と根や木の皮などでできているので、繊維質成分が多いので腸管の蠕動を確実に高めてくれます。便通が良くなるので便秘の方には喜んでもらえるのですが、普通便の人には少し下痢傾向になるので、ビオフェルミンを出すことがあります。)

    一週間後、急に激しい痛みが襲ってきた。両腕、左膝、左足首と痛みが日によってあちこちに移動する。これが手記で読んだリバウンドかな?と思って、痛いところに集中してお灸をする。始めは熱くて嫌だったが、痛いところにはジワーッと効いているのが分かるし、辛い痛みが和らぐのがうれしい。(さっそく治療を始めると免疫が亢進し、望ましい免疫の働きと異物との戦いが始まります。強調しておきたいのは、症状は願ったり叶ったりの最高の治療過程であることを知ってもらいたいのです。医者も患者も症状が出ると不安を感じたり怖がったりしますが、膠原病のように原因が分かっている限りにおいては、喜びこそすれ、悲しむことはないのです。症状が出現している時に免疫のクラススイッチや免疫寛容の準備をしているのです。逆に現代の薬で症状を取ってしまうと、同時にクラススイッチも免疫寛容もできなくなっていることを知ってもらいたいのです。そして永遠に治らない病気を作り出していることを知ってもらいたいのです。特にお灸はいつでも誰でもどこでも気軽にできる最高の免疫活性治療と言えるものであり、特にお灸をやった箇所は免疫が亢進しているので、その周辺のリンパ節から免疫のクラススイッチが行われ、痒みがどんどん出現していくので、大いにやってもらいたいのです。このような熱いながらも病気の治療に良いというお灸を発見した中国人の偉大さに頭が下がります。)

    5日目から、食べ物を噛むときや、冷たい飲み物や熱い物が触れると歯が痛くなるようになった。最初は一箇所だったが日増しに拡がり、痛みで噛むことが出来ず食欲もなくなった。(顎関節の炎症がリウマチでよく見られます。顎関節症の多くがリウマチの一症状だと考えています。痛みは一箇所にとどまるよりも移動するほうが実は好ましいのです。というのは、一箇所に痛みが集中すると炎症の為にその関節が変形する恐れがあるからです。リウマチをクラススイッチし、免疫寛容を起こして異物と共存して完治するということと、変形を治すということとは全く別のことであるからです。それは、変形は免疫のクラススイッチや免疫寛容とは直接関係がないからです。)

     3月16日 松本医院の診察。歯の痛みで食事が満足に取れないことを相談すると,先生は歯痛用の漢方薬を処方してくれた。鍼は松本医院で毎週することにした。その後、家に着く頃にはだるくなり体中重痛くなった。歯痛用の漢方薬はピリピリと刺激が強く、リウマチ用の薬に比べると大変飲みづらい。しかし、歯医者で麻酔などの悪い薬を使いたくないので、一週間がんばって飲むと、お粥はどうにか食べられるまでになった。(漢方処方は偉大な中国人が作り上げた文化遺産であり、免疫学が100%知られていなかった数千年前に作り上げた経験医学の所産であります。古来から人間が悩まされてきた病気、つまり症状は、感染症との免疫の戦いであることが現在の免疫学によって明らかにされたので、漢方医学が自然に生まれるのも必然であるといえます。例えば既に述べたように、インフルエンザの特効薬といわれるタミフルも漢方生薬の八角を原料として作られたように、漢方生薬もインフルエンザや細菌感染症に対して、免疫の働きを強めて倒すことができるのです。実は漢方処方にはインフルエンザに対してタミフルよりも遥かに良く効く処方があります。

    しかしながら直接的にウイルスを殺すことができる漢方や新薬は今後とも絶対に生まれることはないのです。なぜならばウイルスは遺伝子を蛋白で包んだに過ぎないものですから、遺伝子を直接的に殺すことは永遠に不可能であるからです。免疫も直接遺伝子を殺しているのではなくて、ウイルスに感染した自分自身の細胞を殺したり、ウイルスを食べたりすることが主な仕事となっているのです。ところが細菌を直接殺すことができる新薬があります。これこそが抗生物質であり、この抗生物質は免疫の働きに依存する必要がなく、ストレートに細菌の膜を潰すことによって、細菌自身を直接に破壊殺戮しているのであります。例えばこの患者さんの歯痛の原因も、結局は虫歯菌との戦いに見られる症状に過ぎないのですから、抗生物質と免疫を上げる漢方を処方すれば治すことができるのです。歯痛の原因も90%以上が感染症によるものなのです。こんなときに痛み止めを使うと、直接虫歯菌を食べてしまう先天的免疫のみならず、虫歯菌を標的とした特異的なIgG抗体を作る後天的免疫の両方が抑制されてしまうので、早く根本治療をしなければ痛み止めはできる限り使わないほうが良いのです。漢方生薬はどういうものか痛みも止めてくれます。この漢方薬の秘密を全て解き明かすのは永遠に困難な仕事となるでしょうが。)

    2週間目からあちこちの関節の痛みが強くなり、朝は腕のこわばりと痛みで子供のお弁当がなかなか作れない。箸さえ持ちにくい。さらに左足のふくらはぎから下がピリピリと痛む。手記で読んだヘルペスか?(現在この日本に怖い病気は一切ないのです。つまりまずこの日本には怖い症状を起こす異物や原因がないということです。さらにその症状を放置することによって取り返しがつかないような状態、一番怖いのは死の状態をもたらす異物や原因はこの日本にはないのです。ただ例外があります。海外から入ってくる鳥インフルエンザや豚インフルエンザやSARSのようなウイルスに対してのみ、免疫が落ちている人は敗北し、命を失うことが極めて稀に見られることがありますが、免疫を抑える薬を飲み続けてきた人でない限りは、必ず自分の免疫でウイルスをやっつけることが普通は可能であるからです。ウイルスといえばC型肝炎やHIVウイルスによって引き起こされるAIDSなどは、まさに血液製剤による医原病によって引き起こされたものであります。もちろんAIDSなどはよからぬことをしない限り、普通の生活をしている限りはAIDSに感染するということは起こりようがないのです。

    さて、ヘルペスウイルスの仲間ですが、人体に住みつくだけで満足する生活を人類発生以来やってきたのでありますが、免疫を抑えるストレスと医薬品により、ウイルスは思い通り人体のあちこちの神経に増殖することだけを楽しみとするだけで、人体に害を成さない寄生ウイルスといえます。ところが人体の免疫が回復すると、免疫は異物を見つけたら排除するという仕事を絶対的任務として実行しますから、それを殺そうとして神経に寄生しているヘルペスウイルスと戦いを始めますと、様々な神経症状を引き起こします。例えばこの患者さんのように皮膚がピリピリしたり、頭痛・肩こり・首こり・疲れやすさ・耳鳴り・難聴・寝汗などの症状は、まさに回復した免疫が神経に増殖したヘルペスウイルスを排除しようとする時に見られる神経症状であります。この事実を臨床で見つけ出したのも世界で私が初めてであります。

    これ以外に地球上には無数のウイルスが住みついており、これが人体に入った時にどんな症状を起こすのかは最後に残された研究分野となるでしょう。いずれにしろ一番怖い病気の原因はウイルスで始まり、永遠にウイルスで続き、最後にウイルスで終わると言いたい所ですが、完全にウイルスをやっつけることはできないでしょう。なんとなればウイルスは遺伝子だけで構成されており、この遺伝子が永遠にミューテーション(変異)を続け、人間の免疫よりも遥か先に進化し続けるからです。この詳細も書きたいのですが次の機会に譲りましょう。)

    3月21日.23日と松本先生の診察と鍼をうちに行く。ヘルペスと思っていた左足のピリピリは、坐骨神経痛らしく鍼に電器をつけてくれた。鍼の後は倦怠感と脚の痛みは出たが、翌日には痛みが減り楽になった。だんだんと鍼にも慣れてきているようだ。
    3週間目には唾液が少なくなり始め、お粥さえ食べづらく体重は3kg程痩せてしまい、体力が無くてとてもだるい。肘に激痛が走り、指は少しぶつけただけで翌日に腫れた。(唾液が少なくなったのもシェーグレンによるものであります。免疫を上げていけばいくほど、必ず免疫上昇によるリバウンドが出現し、免疫と異物との戦いがひどくなり、唾液腺や涙腺の周辺の結合組織の炎症が起こり、そのとばっちりを受けた唾液腺細胞などが崩壊し、唾液が正常に出せなくなるからです。

    現代の医者達が気づいていないことは、症状が出ている時に何が起こっているかについてであります。この症状はまさに正しい強い免疫が異物を排除している訳ですから、その異物が何であるかを追及すべきなのに、原因が分からないといって症状を取るためだけに抗免疫剤を出して正しい免疫をいじめると、免疫も毒薬である薬には勝てずに一時的には静かにしますが、その薬が効かなくなると再び正しい免疫を回復し、再び排除し始め、永遠に同じことを繰り返して症状がどんどんひどくなるだけなのです。

    製薬メーカーや医者は、治る病気を治せなくすればするほどあらゆる快楽の源泉であるお金が入るので、私のように真実を追究し、患者の病気を治してあげようとしないのです。利権政治を60年やってきた自民党の政治はやっと崩壊しましたが、利権医療も直さなければ国民の健康は損なわれるのみならず、医療費が無限に増大していることを止めることはできないでしょう。医療界は薬屋と医者達が談合している限りどうにもなりません。体の中で起こっている異物との戦いについては医者しか知らないので、永遠にこの談合状態はなくならないでしょう。それでも私は現代の医療を告発し続けます。それでも私に許された唯一つの道があります。治らないとされている病気を一人ひとり治すことによって最後は真実が国民に伝わることになることを祈りながらであります。)

     3月29日 車で松本医院に着くまでの間、体がだるくなって寝てしまう。朝から両腕、両膝、足の裏が痛んで、高槻の市営駐車場から医院までのわずかな距離すら歩行困難。松本先生に食事が取れず痩せてきたことを相談すると、プロテインを飲むように言われた。それは牛乳で溶いても飲みにくかったが、体のためにどうにか飲んだ。(膠原病では、化学物質との戦いで免疫を抑えた分だけリバウンドをさせると同時に、免疫のクラススイッチと免疫寛容を行うまで戦いが続きます。免疫のクラススイッチを行うまではIgGを用いた異物との戦いが激しく行われます。このIgGは蛋白であり、膨大なIgG抗体を作るために摂取された蛋白はほとんどがこのIgGのために用いられます。一方、血液には栄養の指標となるもうひとつの蛋白があり、これをアルブミンといいます。このアルブミンが減っていきますと、体重も減り、元気もなくなっていきます。同時に体がむくむことがあります。食事では十分な蛋白が供給されないので、蛋白を飲んでもらったり、アミノ酸を補充したりすることがあるのです。)

    4週間目は体が非常にだるくて昼寝をするようになる。体の痛みは強くなり、近所の買い物に車で運転すると、翌朝、指が腫れるので外出ができなくなった。さらに家事すらできなくなり、どこまで悪くなるのかと精神的にも落ち込んできた。「絶対良くなるぞ!」と頑張ってきた気持ちが段々と萎えて、「良くなるのかな?」と不安になりもしたが、そんなネガティブな考えは出来るだけ打ち消すようにした。(この世界に治らない病気は何もないのです。医者も一般大衆も病気は病名であると思い込んでいますが、病名で病気を決めるのはそろそろやめるべきです。ある症状を大昔に見つけたから、それを見つけた人の名前を名誉の為に病名として採用することも廃止すべきです。病名は原因別でつけられるべきです。病気を起こす原因が分かれば、次にその原因を排除する場所を()付きで補えばいいだけなのです。例えば、化学物質(結膜)・化学物質(鼻粘膜)・化学物質(皮膚)・化学物質(気管支粘膜)・化学物質(関節)・化学物質(腸管)・化学物質(唾液腺)・化学物質(ブドウ膜)というように。例えば、ウイルス(喉頭粘膜)・ウイルス(気管支粘膜)・ウイルス(神経)・ウイルス(結膜)というように。例えば、細菌(表皮)・細菌(皮下組織)・細菌(腸粘膜)というように。なぜこのような繰り返しを書いたかといいますと、結局病気の原因はウイルスと細菌と、化学物質しかないからです。ウイルスや細菌は殺さない限りはこちらがやられてしまいますから、いつまでも病気の原因となります。化学物質は共存できる敵ですから、戦いは共存するまで起こりますが、それまでは症状が出ますが、死ぬことは絶対にないので全く恐れるに足る敵ではないのです。

    最後の病名は成人病であり、様々な病名が作られていますが、贅沢により患者自身が自分勝手に作った病気であるので、食べ過ぎないようにして標準体重を維持するだけで治ってしまいます。贅沢さえしなければ自然に治ってしまうので、これも恐れるに値する病気ではないのです。この病気を無理やりなくす方法があります。成人病は自分で作った病気ですから、自己責任であり、成人病税を創設すれば簡単に治ってしまいます。なぜならば税金を取られる上に病気を作り続ける愚かな人はいないからです。ワハハハ!

    書き忘れましたが、癌は遺伝子の病気であり永遠に治すことができないでしょう。私たちの毎日の生命活動は遺伝子の命令で行われています。遺伝子が癌化して死ねと命令すれば死ぬ以外にないのです。遺伝子の命令は常に正しいのです。その遺伝子を変えようとする馬鹿な動きが医学界の一部で見られますが、絶対に成功しないでしょう。なぜならば変えられた遺伝子は必ず元に戻ろうとする働きがあるからです。ある高名な医学者はラスカー賞を授与されましたが、彼らは遺伝子をもてあそんでいるだけであり、医学の発展、つまり病気を治すという仕事には全く有害となるでしょう。遺伝子を触ることは38億年かけて作り上げた神なる意志に反するものです。変えられた遺伝子を持っている細胞は自殺するか、癌化するか、元に戻るかのどちらかでしょう。人間の遺伝子は後天的に変えられることを許さないようなシステムを必ず内蔵しているはずです。ウイルスを3,4種類入れて、一時的に遺伝子を変えたからといって永遠に変えられ続けると考えるのは38億年の進化に対する人間の猿知恵に過ぎないと考えています。)

     4月6日 (二ヶ月目) 松本医院の診断と検査用の採血。唾液が出ないため、松本先生が唾液の生薬を処方してくれた。それは非常に苦く、鉱物の臭いがして戻しそうになるが、良くなるためにと我慢して飲んだ。煎じる時、部屋中にものすごく臭いが充満するので、近所まで迷惑してないか心配した。食前にリウマチの薬、食後に唾液の薬、食間に歯痛の薬と三種類飲むと食欲が全く無くなった。治るため、治るためと自分に言い聞かせて飲み干した。(シェーグレンのお薬は、既に書いたように私も飲んだことがあるのですが苦いと感じた経験は全くありません。苦さは個人差が多いようです。慣れてしまえばますます漢方薬が好きになるものです。私は治してあげるといえば責任を持って全ての病気を治すことができます。実は私が治しているのではなくて、患者さんの免疫が治す働きを手助けすることができると言い直します。)

    鍼をうった翌日は指と腕のこわばりと痛みが少なくてとても楽だったが、次の日から痛みが増して着替えも辛くなり、弁当も主人に手伝ってもらうようになった。
    松本先生から血液検査結果のお電話をいただく。
    3月   4月                                         
    血沈    60 →  75                                      
    RF    50 →  101                                     
    CRP   0.25→   0.3                                        
    リンパ球  15.7 →  4.4    (正常値 18~59)
    抗核抗体        1280

    「リンパ球が異常に低いが、痛み止め100錠以上飲んだのか?」と聞かれた。
    思い返せば、鼻炎の抗アレルギー剤の他に歯医者では抗炎症剤入りの痛み止めを4~5年かけて数十錠、腰痛の痛み止めも時々飲んでいた。風邪もひき易くて、よく飲んでいたが…。(免疫を抑えるということは、結局は免疫の中枢プレイヤーであるリンパ球の働きを止めることであり、かつリンパ球の数を少なくすることであります。リンパ球の働きはステロイドをはじめとする様々な免疫抑制剤によりリンパ球の遺伝子を変えられてしまいます。この遺伝子を変え続けると、リンパ球の幹細胞まで変えられてしまうことになり、自然とリンパ球が減っていきます。23年間で数十万人の患者さんを一切免疫抑制剤を使わないで治療している間に、他の医者が知らないことをどっさり手に入れました。

    とりわけ、リンパ球は免疫の王者といっていいぐらいに、白血球の中でも極めて大切な役割を担っています。まずこのリンパ球の中にヘルパー1Tリンパ球、ヘルパー2Tリンパ球、ナチュラルキラーリンパ球(NK細胞)、ナチュラルキラーTリンパ球(NKT細胞)、キラーT細胞(CTL)、サプレッサーT細胞の6種類があります。この6種類がそれぞれの役割を担って、人間をウイルス細菌や化学物質から守っているのです。どれひとつが欠けても免疫の正常な働きはなくなってしまうのです。

    癌との関連で話をしますと、とりわけNK細胞は、唯一癌細胞をやっつけることができる細胞であります。免疫を抑えることによってNK細胞を減らしていることになるので、実は現代の免疫抑制剤の全ては癌を密かに作っていることになります。私が今まで免疫を抑えてはいけないというのは、免疫を抑えることによっては絶対に、しかも永遠にアレルギーや膠原病は治せないためでありました。ところがさらに免疫を抑えてはならない理由を加えておきましょう。つまり人間は毎日毎日平均2~3万個の癌細胞を作っているのでありますが、これを密かにNK細胞が殺しているのです。このNK細胞を免疫抑制剤は減らしていることをどうして許すことができるのでしょうか?人間はいずれ遅かれ早かれ癌になって死ぬでしょうが、いかに癌に早くならないように生きるかが大切であります。にもかかわらずステロイドをはじめとする毒薬を投与されることによって、癌が早くできやすくなるのは許せることでしょうか?

     さらにこの方のリンパ球の動きをはじめから終わりまで見てもらえば分かるように、リンパ球が極めて低いのです。なかなか正常値には戻ってはきません。なぜだか分かりますか?まさにステロイドをはじめとする免疫抑制剤によってリンパ球の幹細胞が死んでしまったからです。このことも世界で私が初めて発見したことであります。死んだ幹細胞を戻すことは不可能であります。悲しいことです。もちろん残ったリンパ球の幹細胞がどれだけリンパ球を増やすかも分かりません。

     この患者さんの初診でのリンパ球は2回目よりも高いのでありますが、なぜだか説明しましょう。これも私が世界で初めて発見した事実であります。ステロイドをやりすぎますと、血球の中でリンパ球の幹細胞が最も影響を受けやすく、影響を受けたリンパ球の幹細胞は必死でリンパ球を作り出そうとします。ところがリンパ球の幹細胞はいつまでも幹細胞でい続けなければならないのですが、リンパ球が減ってくると幹細胞自身が直接リンパ球になろうとし、そのためにますます幹細胞が減ってしまうのです。ステロイドなどの影響をはずしていくと、幹細胞の遺伝子を変える原因もなくなるので、元の正常な状態に戻ってくると、リンパ球を増やそうとすることがなくなります。そのために2回目のリンパ球が著減してしまったのです。ところが時間と共にリンパ球が増えてくる感じがありますが、それは次のように説明できます。残された数の減ったリンパ球の幹細胞は分裂を早めることによって減ったリンパ球を増やそうとするからです。このような現象を説明するのは、それこそ血液学の専門家の仕事に属するのですが、この事柄も私が初めて見つけた事実であります。)

    もしかしたら、椎間板ヘルニアの時の注射がステロイドだったのか?10年位前に痛みで一週間寝たきりになったときに、二回に分けて尾てい骨から脊髄に注射したのを恐る恐る先生に伝えた。

    「それです。リンパ球の低いのが分かりました。頑張って下さい」と言われた。
    これまで色んな医者にかかったことがありますが、診ていただいている先生が、心配して直接患者に電話してくれるのは初めてでとても嬉しかったが、恐ろしい注射をしていた病院と無知な自分自身に悲しくなり、ショックと不安でいっぱいになった。
    夜になると足首が腫れて痛み始めた。日増しに悪くなるばかりだ。(私の治療においてはあらゆる症状は全く自然な免疫の働きの回復を示すものであり、全ての症状はクラススイッチと免疫寛容に向かって起こる最高の現象なのです。症状が激しければ激しいほど病気が悪くなっていると愚かな普通の医者は考えますが、これは素人同然の考え方であります。

    もちろん感染症にしろ膠原病にしろ、最初に症状が出てすぐに松本医院で治療すれば、免疫の抑制は一切ないものですから、リバウンド症状も一切起こすことがありません。従って症状もほとんど強くならないで治ってしまうものです。が残念ながら、当院に来られるまでに医学界のボス共が作り上げた間違った治療、つまり免疫抑制治療を行ってくるわけですから、そのような毒薬をやめれば必ず症状が悪化します。罹病期間が長ければ長いほど、医者に騙される期間が長ければ長いほど、そのリバウンドはやってみなければわかりません。それこそ生死をかけるリバウンドを経験した患者もいますし、リバウンドが精神的、肉体的、免疫学的、栄養学的に耐えられなくなってやめざるを得ない人もないとはいえません。従って、この意味で私は世界で最も重篤な病気を診てきたといえます。この23年間で数十万人もの重篤な患者を診てきました。今も診ています。しかしながら私は治療の中で人を死なせた経験は誰一人ありません。だからこそこのような貴重な経験を通じていえるのです。この世に怖い病気は何もないと。この意味は病気の原因に怖い原因、つまり異物はなにもないという意味のみならず、症状として怖い病気は何もないということを断言できるようになったのです。

    あなた方はご存知ですか?3~4年前にアメリカで炭疽菌騒ぎがありました。アルカイダが郵便局を通じてアメリカ中に生物化学兵器で送ったとされました。17人が死んだとされる怖い話でした。誰が送ったか知っていますか?この炭疽菌を送ったのは他ならぬ、炭疽菌ワクチンを作ったアメリカの研究者であったのです。どうして彼は送ったと思いますが?この学者はそのワクチン特許を持っていたからです。炭疽菌騒ぎが大きくなればなるほど、ワクチン接種のためのワクチンが増え、彼に特許料がたんまりと入るからです。最後に彼はFBIに追い詰められて自殺に追いやられました。なぜ私がこのような話をしたでしょう?炭疽菌感染をすれば、確実に死を予想できるのに、彼は自分の金儲けのためにやったのです。信じられますか?残念ながら真実なのです。彼は永遠に捕まらないと信じていたのですが、捕まる前に死を選びました。

     また山本病院のことをご存知ですか?彼は金儲けの為に病気を作って慣れもしない手術をやって人を殺しました。何のためですか?あくまでも金のためです。

     私が医原病を他の医者が作っているというのはなぜだかご存知ですか?もちろん真実であるからです。私は学者でもなんでもありません。にもかかわらずこれだけ多くのの真実をおびただしい数の大学の学者先生よりもなぜ沢山知っていると思いますか?製薬メーカーからお金を一銭ももらっていないからです。とすれば、お金をもらえば信条を変えるでしょうか?金額によるかもしれませんね。ワッハッハ!

     とにかく私の言いたいことは病気の原因というのは2種類しかなく、本当に怖い病気はウイルスだけであり、あとはお金儲けのためにやってはならない免疫を抑える薬をやめればリバウンドによりアレルギーや膠原病の病気がひどくなる医原病が出現するのです。つまりこの医原病を治すために松本医院に受診される患者さんを治すために、朝から晩まで私は仕事をやっているだけです。医原病がなくなれば私の仕事も激減してしまうでしょう。医原病を作ってくれるお医者さんにありがとうというべきですね、ワッハッハ!)

    4月13日 松本医院の診察。ヘルペスの薬(アシクロビン錠)始まる。歯痛の薬終了。
    体のだるさや寝汗はヘルペスのせいらしい。早速、昼食後から服用した。
    それからも一週間、熱は 37.2~37.8度でだるさも増してきた。昼寝をしないと体がもたない。体が一生懸命に戦っていると思った。夜寝てから2~3回もトイレに行くようになる。のどが渇いて起きるたびに水を飲んだ。松本先生からは、薬に利尿剤が入っていて、尿が多くなるかもしれないので、水分をたっぷり取ることと教わった。痛みとだるさで家事も出来ないのを見かねて、晩御飯は主人が作ってくれるようになった。ありがたい。(全ての症状は正しい免疫が作るべくして作ったものです。原因のない症状はこの世に何もありません。初めてリバウンドを経験する患者さんたちは、不安でいても立ってもいられません。私がラスカー賞やノーベル賞をもらっていたら、100%以上私を信用してくれるのに、まだもらっていないので残念です。特に患者さんのために残念に思います。ワッハッハ!

    死なない限り感染症もアレルギー・膠原病も全て治ります。一言で言うと、死ぬということは酸素を取り入れることができないことです。そんな経験を私は一度もしたことがありません。もちろんここまで汚名を着ることができるようになったのも、また患者さんの予後もこれほど自信を持って見通すことができるようになったのも、あらゆる患者さんのリバウンド症状を引き受け、かつ乗り越え、さらにこの症状の背後にある免疫の働きを徹底して独学で学んだからです。学生時代は長い間、自殺願望を常に抱いていた鬱人間であり、劣等生であったのですが、私自身よくここまで来れたと思います。

     結局病気を治すのは医者でも薬でもなく患者の免疫なのです。どんな症状が出ても死ぬ理由がないのです。免疫が必ず異物から、(といっても異物は2種類しかないのですが)守ってくれる仕組みを生命は38億年の間に遺伝子の中に組み込んでいるのです。人間の頭や心は信用できませんが、遺伝子病がない限りは、人間の遺伝子の発現である免疫の働きは100%信頼できるものです。利己心で動いている医者の心や頭を信用するよりも、遥かに信用できるのは人間の肉体の遺伝子の働きであります。とりわけ免疫の遺伝子こそ命の泉なのです。この命の泉をからせる現代医療は、即やめさせなければなりません。しかし私一人の力ではどうにもなりません。どうしたらよいか考えてください。)

     4月20日 松本医院の診察。ヘルペスの薬(アシクロビン錠)を、もう一週間処方。
    熱はだんだんと下がってきて一安心。足首は左右とも、指の付け根までパンパンに腫れて、夜中トイレに行く時激痛が走り、壁伝いにヨチヨチと歩くしかなかった。腕と肩も痛みが強くなって布団に寝たり起きたりするのさえ辛かった。眠るときは痛みでまっすぐな姿勢でしか眠れなかった。

     4月27日 松本医院。ヘルペスの薬終了。感染症の治療薬(フロモックス)処方。鼻の中に出来たおできにも効くらしい。ゴールデンウィークは松本医院も3~6日まで休診の為、診察が2週間空くので不安だった時、松本先生の方から「何かあったら連絡するように」 と携帯の番号を渡して頂いた。とても嬉しくなり安心した。(私の医院は月曜と木曜が休診です。休みの間に困ったことが起きて容態が急変することが1日で起こることは絶対にありません。しかも怖い敵はウイルスか細菌、とくにブドウ球菌であります。感染症の為に熱が上がったからといって、1日で容態が急変することはありませんが、熱が数日続くようになると、抗生物質の内服だけでは、細菌を殺すことはできないので、点滴入院ということになりかねません。そんなとき、病院に入院させることは簡単なのですが、入院してもらうと患者さんが病院の人質になってしまうことになります。私が病院の医師に指示することは不可能であります。それに困ったことは、病院の医者はリバウンド現象についてはまるっきり無知ですから、すぐに症状を取ろうとしてよからぬ治療を始めます。すると今までやってきた治療が全て水の泡となってしまいます。ここ10年近く入院せざるをえない患者さんはいなかったのですが、今後もあってはならないので、連休に際しては携帯電話番号をお渡しして、困った時に電話してもらうようにするのが常となっております。)

    この週から少しずつ足の腫れがひいてきたが、足首の辺りの皮膚は内出血のような紫色になり、ゴワゴワした表面になってしまった。
    さらに歯茎には3箇所ほど歯槽膿漏のようなものができて、痛くて食事が取りにくい。歯茎は炎症している様子で、腫れて歯から浮いている。市販薬は怖い上、歯医者の治療はリウマチが良くなるまでしないと決めていたので、塩を摩り込んでしのいだ。塩は沁みてとても痛いがしばらく続けた。少しして赤い塗り薬も寝る前だけ薄く塗るようにした。だんだんと炎症が治まり、痛みも減ってきた。(皮膚の症状はアトピーの症状の一つであり、歯槽膿漏は感染症の症状の一つであります。従って病気の原因を考えれば、歯医者の仕事も私はできるのです。もちろん歯の処置は歯医者に任せる以外はないのですが。)

    5月11日 (三ヶ月目)松本医院の診察と採血。唾液腺の薬終了。
    血液検査結果   血沈 78 , RF20 , CRP 1.07 , リンパ球 4.4 , 抗核抗体 1280
    足の腫れは少しずつ引いてきたが、歯茎の痛みや指と肘.腕の痛みが続く。朝起きると顎の関節が痛むことがあり、顎をゆっくり動かしてからお灸をする。
    この頃の痛みや体調が一番辛く、今度はどこが痛くなるのだろうかと精神的にも落ち込んでいた。(顎の関節の痛みもリウマチの1症状であります。この方も繊細な方なので、ひとつひとつの症状を気にしすぎる傾向があるようです。治る過程の1症状だと信じる力が弱い人です。私の言葉は治るという確信を抱かせることです。かといっても私は宗教家でもないのですが、真実を追究する科学者の一人としていつも大声で励ますのですが、なかなか痛みのほうが私の声よりも強いのは当然といえば当然です。今度はどこが痛くなるのだろうかと想像する前に、痛くなればなるほどリバウンドで戦う敵は減っていくのだと考えるべきです。抑えた量は決まっているのですから、全てを吐き出す必要があります。しかしそれは無限に続くわけではないので、大きく構えることが大事です。)

    しばらく一進一退の状態が続き、お灸と薬草風呂のリウマチ治療に時間をかけた。弁当作りが出来ないのを知って、友人の二人が交代で作ってくれた。子供の同級生の母親だが、今でも心から感謝している。
    20日過ぎから腹痛が続き、日増しに痛みが増してきた。食欲も減り、無理して食べていたのも悪かったのか痛みで全く食べられなくなり、便が軟便から水便になって微熱が続いた。(このような若い患者さんでも、家族の手助けだけでは不十分で、友人の手助けが必要であるぐらいですから、お年を召されてこられた患者さんは、とてもではありませんが一人では無理なのです。初診は必ず家族と来てもらうのは、このヘルプが必要であるからです。病状によってヘルプの度合いは違いますが、私の治療は毒薬を1錠飲めば治るという治療ではないので、免疫を上げる努力を続けることが患者さん自身だけでは無理なことが多いのです。良い治療は家族みんなの努力を要求するのです。)

     5月25日 松本医院の診察。腹痛用に漢方の粉薬を処方してもらった。
    10日余りで徐々にお腹の痛みが減り食欲も戻ってきたが、体重がさらに3kg減ってしまった。薬は毎食3回から2回・1回と減らしながら1ヶ月程飲み続けた。お腹の痛みが無くなった頃、髪の毛がたくさん抜けているのに気がついた。朝の枕カバーや洗髪にごっそり抜けた毛が黒くたまっていた。昼間手で触るだけでハラハラと抜けた。(腹痛も闘病生活のストレスが原因でしょう。仕事を休まざるをえないのみならず、家事もできず、家族に迷惑をかける上に、お友達の手助けも必要となれば、優しい人は大きなストレスとなるでしょう。様々な症状が出ると食欲もなくなり、免疫も蛋白を必要とし、アルブミンも減り、体重が減るのはよく見られることです。髪の毛が抜けるのもストレスが強くて頭皮の血流が悪くなり、抜けたのでしょう。しかし髪の毛は抜けたら必ず元に戻るようになっています。とりわ女性は絶対に禿頭症になることはありません。女性ホルモンは髪の毛を増やすことが一つの仕事になっているからです。)

     6月8日 (4ヶ月目) 松本医院の診察と検査用採血。痩せたことや抜け毛を松本先生に相談した。
    痩せたと思わずダイエットできたと前向きに考えること、女性はハゲにはならないから大丈夫。と言っていただき体調の変化に敏感になり、何でも悪く考えすぎだったことに気がついた。
    明るく、リラックスして、前向きに!!
    血液検査結果   血沈 45 , RF 5 , CRP 0.36 , リンパ球 7.1 , 抗核抗体 1280
    家でのお灸と薬草風呂での治療の日々。痛みがあちこちに移動して、一人での外出はまだ出来なかった。(本人が気がついているように、やはり私が絶対に治るという確信を与えようとしても、性格的に前向きに考えられない人が沢山います。常に私は患者さんに言い聞かせます。リウマチを治すのは世界で私一人であるので、治らない病気をいくら治るといっても信じてもらえないのは分かります、と。しかし治らない病気を治ると嘘をついてお金を儲けることは絶対しません、と。大人が大人に対して嘘をつくのはお金のためだけです、と。冗談を言いましょう。「それでは治らなければ全てのお金を返します、しかし治ったときには2倍下さい」とよく冗談で言います。なぜこんな冗談を言うかというと、現代の医療は全て算術に堕落しているからです。昔はよく言われました。医は仁術であると。医療は元来、治してから報酬をもらうべきです。ところが現代の医療は病気が治ろうが治るまいがどうでもよいことであり、出来高払い制になっています。愚かな議論がされています。専門医は高い治療費を取り、一般医は低い治療費を取り、経験の数の多い人は高く、若い医者は低い医療費をとるべきだと。こんな愚かな議論が堂々とまかり通っています。

    医療費は治さない限りは取ってはいけませんと誰も言わないのはなぜでしょうか?さらに言わせてもらいましょう。病気の原因が分からない限り、その医者はその病気の治療をしてはいけないと。なぜならば原因が分からないのに病気を治せるはずがないからです。さらに副作用が出れば2倍返しをするという法律を作るべきです。このような原則を全て法律にすれば医療費は10分の1に減ってしまうでしょう。しかしその余波があります。医者は失業する上に製薬メーカーはほとんどが倒産するでしょう。ワッハッハ!)

    6月29日 松本医院の診察。抜け毛が続くことを伝えると、頭髪を増やす生薬を処方していただいた。頭髪の薬の味はリウマチの薬に似ていて飲みやすい。毎食後に飲んだ。(漢方処方はあらゆる症状に対して処方があります。もちろん経験処方ですから、その根拠は全て実証できません。しかし数十万人の患者さんの症状を診てきた私にとっては治せない症状というのは皆無といえます。結局頭皮が抜けるのも頭皮の血流が悪くなっているのが一番大きな原因です。従って頭皮の血流をよくする処方をすれば必ず生えてきます。)

    7月6日 (4ヶ月目)松本医院の診察と採血。
    血液検査結果   血沈 42 , RF 7 , CRP 0.12 , リンパ球 7.3 , 抗核抗体 640
    RFとCRPの値は基準値になったが、リンパ球は驚くほど低く、抗核抗体は半分になったがまだ高い。
    先月よりも痛みや朝のこわばりが少なくなったが、相変わらずお灸と薬草風呂が中心の生活。しかし、1ヶ月単位で薄紙を剥ぐように良くなっているのが分かる。これも松本先生のおかげだ。もしインターネットで検索して松本医院を探すことが出来なかったら、大学病院で薬漬けにされてどんどん悪くなっていたであろう。(病気を治すのは私自身ではありません。患者の免疫であります。とある時に賢い患者に言いますと、「それを教えてくれたのも松本先生ですから、松本先生に感謝しています」といわれました。なるほど、私が教えなければ永遠に知らないことになり、しかも私の治療方針でよくしているものですから、私が治してあげたといってもいいのですが、それでも本質は私は免疫の働きを手助けしただけであって、患者さんの免疫の働きには勝てません。免疫がなければどんな病気も治りません。その免疫を抑えるばかりの間違った治療を全国津々浦々の大学病院で行われていることを思うだけでぞっとします。ただ単に毒薬漬けにされるのみならず、治る病気を治らなくさせ、ますます病を膏肓に入れるばかりで一生苦しまねばならないうことを考えれば、しかもこの人のようにリンパ球がますます減って癌を早く作らせるようにしている医療を治療と証するのは許しがたいことです。が、どうにもなりません。

    7月の末頃、左目に黒い筋が数本見え始め、徐々にはっきりしてきた。明るいところでは眼を動かすとワンテンポ遅れて黒い線がついてくるのがとても気になった。(アトピーや膠原病の治療でステロイドを長期に投与され続けると、ステロイドはあらゆる遺伝子に入って、遺伝子の働きを一時的のみならず、ある限界を超えると永久的に遺伝子を不可逆的に変えてしまいます。特にアトピーに際して見られる、とりわけ若い人に見られる白内障は、全てステロイド白内障であります。老人性白内障の場合は水晶体の周辺から変性、つまり汚濁が現れ始めますが、ステロイド性の場合は周辺以外の場所から汚濁が見られます。これを眼科医は嘘をついてアトピー性白内障といいますが、大間違いであります。医者によるステロイドの多量投与によるステロイド性白内障が生じたのです。元来、水晶体は非常に精巧にかつ密にできているので、一度水晶体の細胞に変性が起こると、新陳代謝が難しく、変性を短期間で正常に戻すことが極めて難しいので、手術によってしか治すことができなくなるのです。このような若年性のステロイド性白内障も代表的な医者の作った病気であります。悲しいことに15歳前後に人工水晶体レンズを入れ替えなければならない症例が日本中転がっています。この方もこのような白内障を恐れて眼科で見てもらう必要があるのです。)

     8月3日 (5ヶ月目) 松本医院の診察と採血。松本先生に眼の黒い筋のことを話すと、丁度眼科の先生の診察の日で、すぐ診てもらうことになった。治ることはないが悪い病気でないこと(確かたんぱく質と言われた)、もっとたくさん黒いものが見えて物が見にくくなったら、病院へ行くように言われた。自分に老化のひとつと思うように言い聞かせた。身体がリウマチの症状と戦っているから、眼や髪の毛の老化が早まったのかな?と思った。(体がリウマチと戦っているからといって老化が早まるわけではありません。リウマチの症状があることは免疫の働きが立派である証拠であっても、老化には関係がありません。)
    血液検査結果   血沈 46 , RF 5 , CRP 0.35 , リンパ球 9.2 , 抗核抗体 640
    8月中頃まで、車の運転は指が腫れるため出来なかった。子供の用事で必要に迫られて、近所ではあるがどうにか運転することが出来た。わずかな距離なのに家に着くととても疲れが出た。指や足首に無理な力を入れないように注意して運転したので、後で腫れることも無く、良くなってきていると自信を持った。(データではやはり気になるのはリンパ球が9.2%という低さであります。リンパ球の大人の平均値は35%であり、この患者さんが如何に免疫を抑えられてきたかがわかります。リンパ球は単にステロイドをはじめとする免疫抑制剤をどれだけ投与されたかの指標になるのみならず、生活の中でどれだけストレスがかかっているかの度合いのものさしでもあります。言い換えると、いわゆる病気がない人のストレスの度合いというのは、リンパ球の数で分かります。常に心の葛藤がある人は、心や肉体がその葛藤に耐えて鬱にならないように、かつ葛藤を続ける肉体を維持するために、自分の副腎皮質ホルモンであるコルチゾールというステロイドを出し続けます。この葛藤が強ければ強いほど、長ければ長いほど、自分で出し続けるステロイドホルモンの量が多くなるにつれてリンパ球の産生が減り続けるのです。

    葛藤の逆は喜びであります。幸せ感であります。喜びの多い人ほどリンパ球が逆に上がっていきます。この世界で一番リンパ球の高い人は、人の幸せを妬んだり、そねんだりしないどころか、人の幸せを自分の幸せと同じように喜べる人です。つまり、自分より才能が優れたり、美しかったり、金持ちであったり、頭の良い人を、心から自分のことのように喜べる人です。このような人は自分がいかに不幸でも、絶対にいつも幸せであることができるからです。なぜならば自分よりも幸せな人はわんさと転がっているからです。このような無限の幸せな人の喜びを自分のものに感じる人は、自分が不幸である時に、慰めを他人の幸せから得られるので、いつでもどこでもどんな状況でも幸せであるからです。私自身も免疫を落として癌になったりしないように、このような人になろうと心がけています。)

     8月31日 (6ヶ月目)松本医院の診察と採血。抜け毛が続いていたので頭髪の薬を処方してもらった。髪の毛が多かったので地肌が透けてきたのが気になっていた。くよくよと小さいことを心配するから免疫が上がらないと松本先生に言われた。リウマチの痛みは少しずつだが確実に少なくなってきているのが分かった。(女性は女性ホルモンがあるので禿頭症には絶対になりません。女性ホルモンはまさに禿頭症にならないためにあるようなものです。ただ色々気にする人は常に交感神経が優位になっており、そのために血管が常に収縮しやすくなっているので、血流が悪くなっています。とりわけ頭皮の血管は細いのでますます細くなり、頭皮に流れる栄養が減るので、さらに脱毛がしやすくなるのです。)

    毎週していた鍼は、2週間おきになった。松本先生や鍼の早田先生、家事をしてくれた主人やお弁当を作ってくれた友人に感謝した。家まで手伝いに行けないからと、薬代として毎月振り込んでくれた遠方の母親にも、申し訳なく思った。(鍼代、お風呂代、診察代、お薬代、交通費がかかる上に、この方は仕事も休んでおられたので、このように遠方のお母さんが援助していただいたのを知って、とても感心しました。私は今まで家族のヘルプがいるというのは、リバウンドの為に身動きができなくなり、ただでできるお灸も自分でできないのみならず、家事も子育ても夫の世話もままならなくなるので、家族の手助けがいるとだけしか考えていなかったので、経済的な援助も含めて今後患者さんに説明する必要があることに気がつきました。

    医療の目的は元来病気を治すためであります。この病気を治すために患者の負担を減らすために医療保険制度が出来上がったのであります。つまり、患者の為にあるべき医療保険システムなのに、実は病気を治せないどころか病気を作る治療のための費用を、医者が取りはぐれのないようにするために出来上がっているのが現代の医療制度といえます。官僚と族議員と業界が談合して、無駄な税金を湯水の如く浪費し、今や財政赤字が1000兆円を超えるという原因は、ただ単に談合政治があるだけではありません。実は一番大きな支出は医療費なのであります。病気を治さなくても医者に医療機関にお金を払うシステムを変えない限り、永遠に国の借金は増え続けるでしょう。利権政治をやってきた自民党が民主党に変わったこの機会に、間違った医療を変えるべきだと思いませんか?)
    血液検査結果   血沈 28 , RF 5 , CRP 0.08 , リンパ球 9.5 , 抗核抗体 320
    リンパ球が低いが、血沈が下がったのが嬉しい。抗核抗体は最初の4分の1になりで喜んだが、まだまだ高いそうだ。まだ一人で買い物には行けないが、9月中頃に主人と映画を観に行く。気分転換になった。(免疫を抑制するというのは絶対に許されないことなのです。というのは、高等脊椎動物の免疫の中枢であるスタープレイヤーはリンパ球であります。このリンパ球の働きを失わせることが病気、つまり症状を消すことが可能となり、無知な患者の不愉快さを見かけ上除去することができるので、薬屋は大いに儲かるわけです。しかしながら、人間の敵である異物が体内に残存し、再び免疫の抑制が解除された時に、さらに大きな不愉快さ、つまり症状が出現し、再び免疫抑制剤を投与されて、見掛けは症状が消えるのですが、また薬が切れると戦いが始まるといういたちごっこが繰り返され、永遠に治らない病気になってしまうのです。こんな簡単なことが薬学者や医学者に知られていないわけはないのですが、世の中は資本主義です。全ての義務的な大人の活動は経済活動であり、金儲けの為に行われているわけですから、仮に学者達がこの事実を知っていても口に出して言えないのです。ましてや一般大衆は見えない体の中で行われている免疫の働きなどというのは100%無知ですから、医者や薬剤師の言うままにならざるを得ないのです。この事実こそが病気を拡大再生産している元凶ですから、病気を治すのは薬ではなく、誰もが持っているノーベル賞を超えた、免疫の働きなのだと繰り返し私のホームページで力説しているのですが、この真実が世界に行きわたるのに100年以上かかるでしょう。

    基礎の免疫学者はリンパ球の働きが一番大切であるので、リンパ球を減らしてはいけないことを述べていますが、一方臨床家はこのリンパ球の働きをどのようにして減らせばよいかに腐心しているのです。永遠に治すことができない癌治療においても、第4の治療法として癌患者のリンパ球を取り出して、それを何千倍も体内で増やして癌患者に入れ戻すという、いわゆる免疫療法が脚光を浴びるようになりましたが、まさに現代の90%以上の医療はこの患者と同じようにリンパ球を減らすという、とんでもないことをやっているだけなのです。リンパ球を減らすことによって、癌細胞を食べてくれるNK細胞や、NKT細胞、キラーT細胞の働きを減らしているのみならず、癌から身を守ってくれるこれらのリンパ球そのものを殺してしまっているのです。しかもこのリンパ球だけを殺しているのみならず、実はリンパ球の元の細胞である骨髄に住んでいるリンパ球の幹細胞も殺してしまっているのです。一度殺された幹細胞は決して再生することはありません。しかし、間違った医療を受けてこられてリンパ球がなかなか増えてこないのは、実は現代医療によりリンパ球の幹細胞を殺されてしまったということを警鐘のつもりで書き留めておきたいと思います。

     いずれにしろ免疫を抑えることは、絶対にしてはならないことです。現代医療はこの意味で全て間違っています。ただ生死を分かつ時にのみ、ステロイドは使わざるを得ないのです。しかし実はこのステロイドを使わざるを得ない状況も、結局は医者が作り出した状況だということも分かっております。その証拠は、私は過去23年間で何十万人というあらゆる患者のステロイドを抜いてきましたが、ステロイドを抜ききれない患者は数人だけしかいませんでした。もちろんこの患者もはじめからステロイドを使わなければ、ステロイドを抜く時に見られる生死を分かつ状況に至ることはなかったことが分かっているからです。

     この世には治らない病気というのは何もないのであります。ただあるのは、医者が作った病気が90%以上であります。つまり医原病であり薬原病であります。これだけ医学が進んでいるというのにもかかわらず、医療費はますます高騰し、患者がますます増えています。一般大衆は病気の本質を何も知らず、医療行政当局も全く学会のボス共に騙され、病気が増えるのは医師が少ないからと思い込んでいます。ますます病気を拡大再生産している医師を増やそうと目論んでいます。病気は薬でも医者でもなく患者の免疫で治すものであることを誰も知りません。しかも病気の原因は2種類しかなく、癌は病気ではないということも知りません。その2種類の病気の原因の1つは感染症を起こすウイルスと細菌であり、2つ目の原因はアレルギーと膠原病を引き起こす、文明が作り出した化学物質であることも誰も知らないのです。病名が病気ではありません。言うまでもなく、癌は生命の根源である遺伝子が死ねと命令するだけです。遺伝子の命令に逆らうことは不可能です。私もいずれ癌で死ぬでしょう。しかしながら癌は老人の病気であり、誰もが避けられないのです。避けられない運命を嘆く必要はないのです。私が癌になって死んでしまえば、皆さん喜んでください。私の運命を遺伝子が決めただけであり、悲しむことはないどころか、年取って他人に迷惑をかけるような人間であることをやめる日が来たのですから、喜び以外にどうすればよいのでしょうか。

    毎年日本では110万人の人が亡くなります。その3分の1が癌死であります。もし癌がなくなってしまえば、日本人の寿命は100を超えてしまうでしょう。誰が働かないで老いぼれている用のない人間を世話するのでしょうか?誰が食べさせてくれるのでしょうか?もそんなことになれば、日本はますます若者にとって希望のない国となるでしょう。
    ただ一番悲しいことは、人生の全てを経験しないで若くして癌になって死ぬことです。これだけが悲劇であります。それこそ遺伝子病というべきものです。早く癌にならないようにするためには免疫を上げることです。免疫を上げる唯一の方法は、心の喜びを常に持つことです。一番簡単な方法は、自分よりも幸せな人の喜びを、自分のもののように喜んであげればよいのです。現代は嫉妬とそねみが世界を支配しております。嫉妬は人間の免疫を最高に下げてしまいます。なぜならば嫉妬は罰せられずに、しかも心の中で永遠に苦しむ罪悪であるからです。しかし、唯一の嫉妬に対する解毒剤があります。それこそ他人の幸せを自分の幸せと感じ取ることができれば生きている限り常に幸せになることができます。しかしこの境地に至るまでは長い長い内省と瞑想と葛藤が必要でしょう。しかしながらこの境地をものにすれば、常に幸せになることができるのです。なぜならば自分より幸せな人は世界中にゴマンといるから常に解毒剤を心で服用できるからです。)

     9月28日 松本医院の診察と採血。(7ヶ月目)
    血液検査結果   血沈 22 , RF 5 , CRP 0.11 , リンパ球 11.7 , 抗核抗体 160
    リンパ球がふた桁に上がった。抗核抗体は4ヶ月で8分の1に減った。松本先生も喜んでくださった。10月頃から痛みが大分減ってきたこともあって、体力づくりの為散歩を始めた。最初は10分程度だったが、無理のない程度に徐々に増やして、体調の良いときは20分以上歩いた。太陽のまぶしさ、草木の香り、そして小鳥のさえずりに感激した。良くなることを焦ったらいけないが疑ってはいけないと言い聞かせた。頭髪の薬は、抜け毛がやや少なくなってきたので10月初めで終了。(このように、患者さんが気にしておられた脱毛も、私の漢方薬によって増えてきました。それに私の指導により、髪の毛が戻るという希望を持たせることにより、男性でも遺伝子による若年性禿頭症でない限りは、私の漢方薬で必ず増えていきます。増えていく人は、結局は現代の難病の一番大きな原因であるストレスによるものであることが分かります。ストレスによって頭皮の血流が極端に減り続けたために、栄養不足になったのが一番大きな原因であることが分かります。

    抗核抗体について少し触れておきましょう。この抗体もIgGに属する抗体であり、膠原病に特徴的に見られる抗体です。この抗体を調べる試薬も実を言えば訳の分からないものですが、細胞成分に対する抗体であることは分かっております。従って一時は自己抗体が正常以上であれば、自己免疫疾患とはやし立てたものです。

    ところが抗核抗体は誰でも40倍未満はあるわけですから、全ての人が多かれ少なかれ自己免疫疾患を持っているのかという問題が出てきます。これに対する答えを言ってあげましょう。まず正常な人でも抗核抗体が存在するのは次の理由ためです。人体は60兆個の細胞でできています。この60兆個のほとんどの細胞は、古くなった細胞と新しくなった細胞とを、毎日毎日入れ替えています。つまり新陳代謝を行っています。元来免疫は自分と同じ人体にある細胞を攻撃できないようになっています。それは全ての細胞の膜にMHCという旗印を掲げているからです。さらにこのMHCは細胞の中で作られているので、細胞の中にも存在しています。ところがその細胞が新陳代謝を行うときに細胞膜はつぶれ、細胞体もつぶれ、奥にある核もつぶれて、免疫に察知されます。すると免疫は今まで見たことのない奥深くにある核の成分を異物と認識してしまい、抗体を作ることがあると考えられます。

    さらに抗DNA抗体というのも計ることができます。この抗DNA抗体が高い時に、愚かな医学者達はSLEというまた新たなる病名をつけます。このSLEは全身性に起こるものですから、またまた怖い怖いと脅かし、患者を奈落の底に落としてしまいます。何もSLEも怖い病気ではなく、ただたまたま様々な人体の結合組織に蓄積した異物を吐き出す免疫力が高い人が、免疫力を抑えつけられてリバウンドを繰り返してあちこちで膠原病が起こり、その時に細胞を結びつける結合組織がつぶれて、同時にバラバラになった細胞から沢山の核の中にあるDNAも免疫に察知されて、抗DNA抗体がたまたま普通の人よりも高くなったというだけのことであります。

    しかしながら膠原病が良くなっていくにつれて結合組織での異物とIgGと貪食細胞との反応が減るにつれて、細胞の崩壊も減ると共に、抗核抗体が減っていきます。もちろん同時にIgGがIgEにクラススイッチをする度合いが増えていきます。化学物質や貪食細胞は常に体内にいますが、武器であるIgGが作られなくなれば戦いが行われないので、症状は出なくなるのです。現代の間違った膠原病の治療は、とどのつまりはこのIgGを一時的に作らせないだけであり、従って武器がなくなると戦いは見かけ上は止まるだけであります。ところがこのIgGを作る働きを行うTリンパ球を抑制することは同時にクラススイッチをする別種のTリンパ球の働きも止めていることに気がつかないのです。これは当たり前といえば当たり前の間違いであるのです。なぜかというとIgGをIgEにクラススイッチすることの意味づけを全く理解していないのですから、IgGをIgEにする必要性は思いもよらないことなのです。仮にその必要性に気がついても、IgEにクラススイッチしても、アレルギーになるだけで、アレルギーを治さない限りは全く意味がないと気がついている学者もいるでしょう。しかしそれ以上、彼らは考える能力がないのです。なぜならば膠原病の学者はアレルギーを治す方法については全く無知であるからです。

    当院に来られる患者に話を聞くと、しばしば適当にやっている薬を使っている膠原病の治療中にアトピーが出たり、花粉症が出たりすると、皮膚科や眼科や耳鼻科に回されて、その科で再びステロイドを使い、膠原病を治す機会を完全に失ってしまうことがあります。膠原病とアレルギーの原因物質は同じ化学物質であるということを世界中で気がついているのは私だけだという悲惨な学問の現状であります。従って膠原病を治すためには絶対にアレルギーも治すことができる医者が必要なのです。この医者が世界でたった一人の松本医院の松本であるというのは、なんとおぞましい医学界でありましょう。

    なぜこんなおぞましい事実が改善されないのでしょうか?答えは簡単です。学問がお金の下女になっているからです。学問は常に真実の下女にならなければいけないのにもかかわらず、医学界が産業界、つまり巨大資本である製薬メーカーに牛耳られているからです。社会主義が崩壊して十数年経ちます。その
    後は世界はいかなることをしても金を儲けることは許されるという世界に変わってしまいました。産学共同体は40年前は絶対に許されない時代でありましたが、現代では学問と産業は不可分となり、学者も資本家となり、真実を足蹴にして金儲けに奔走しています。

    本来医学者は病気を治してこそ、存在価値があるのにもかかわらず、無知な大衆を騙すことに何の良心の呵責も感じていません。悲しいことです。真実よりも快楽を求める人間のエゴが人類のみならず、地球をも滅ぼしてしまう日は近いでしょう。)

    10月26日 松本医院の診察と採血。
    散歩を続けたので体力がついてきたのか、11月には車で近所に買い物に行けるようになった。疲れると右膝や足首が痛む、指は痛みできちんと曲がらない、日によって肘と肩も痛むなど気になることはあるけど、以前とは比べ物にならないくらい良くなってきた。(8ヶ月目)
    血液検査結果   血沈 17 , RF 5 , CRP 0.12 , リンパ球 12.7 , 抗核抗体 160
    (念のためにここで、それぞれの検査の正常値を確認しておきましょう。血沈の正常値は12以下です。全く炎症がないときの本当の正常値は5以下です。次にCRPの正常値は0.30以下といわれていますが、何十万人もの患者を診てきた私の正常値は0.05以下です。リンパ球の数は大人の場合、免疫が抑えられていないときの正常値は35%以上です。ここには書かれていませんが、好中球の数も大切なのです。免疫を抑えていないときの好中球の数も55%以下です。RFは20以下とされていますが、私の経験ではやはり10以下であります。抗核抗体は40未満が正常値であります。

    私は日本の臨床医の中で、患者を診てきた数において、かつ病気を治してきた患者数においては10指に入るということを知っています。特に重症患者を初診からリバウンドをやり、免疫のクラススイッチをやり、最後は免疫寛容を行い、あらゆる病気を治してきた医者としては、世界でナンバーワンであると自負している医者であります。私のことを漢方医という人がいますが、正しくは全方医、あるいは全病医、あるいは全療医というべきです。漢方医と言われる人は現在では何万人もいます。しかし、その中で治らないという病気を治した医者は何人いるでしょうか?さらに80以上もある医系大学にも漢方講座が開かれていない大学が少なくなってきました。にもかかわらずなぜ私の医院に全国から、いやそれどころか外国からも病気を治すために患者さんが馳せ参じてくれるのでしょうか?答えは極めて簡単です。病気を治すからです。

    現代の病院や医者は病気を治すために仕事をしているのではありません。薬屋の薬を売る為であります。なぜ自民党が選挙で大敗走したのかご存知ですか?国民が自民党の政治は利権団体のため、高級官僚のため、政治家自身のために政治をやってきたことをとうとう知ったからです。しかし、民主党が果たして今後国民の為に政治をやるかを国民が監視する必要があります。

    同じように現代医療は何のために医療が行われているかご存知ですか?現代の医療は国民の病気を治すためにあるのではなくて、医学者のためであり、専門家のためであり、医者のためであり、薬学者のためであり、薬剤師のためであり、病院のためであり、薬局ためであり、とどのつまりは最後は製薬メーカーのためであります。その根拠を述べましょう。

    医療保険制度は実は病気を治すためにあるべきなのに、病気を治さないどころか病気を作っても罰せられないどころか、医療費の取りはぐれがないためにあるのです。よく言われるのは出来高払い性というシステムです。検査をすればするほど金が儲かるシステムであるがゆえに、世界最高の医療器械が世界最大数存在しています。何でも検査です。やればやるほど儲かります。誰もチェックしません。これも厚生省の高級官僚が作り上げたスキームであります。病気の原因は極めてわずかであります。この病気を治すのは感染症であるウイルスと菌を殺すか、もうひとつは化学物質と共存するだけで病気はなくなります。この治し方は誰がやるのですか?患者の免疫です。患者の免疫を阻害しない限りは全ての病気は、つまりはこの2種類の病気しかないのですが、治ってしまいます。

    成人病はどうなのかという人がいますが、これは勝手に贅沢で作ったものですから、贅沢病税、もしくは成人病税を作れば、3者両得だという話は既にしました。このことを知った賢い患者が私のホームページを理解して全国からやってきてくれます。私はこの人たちに「治してあげますよ」と握手をしてあげますが、実は私はヘルプをしているだけであって、病気を治す主人公はあくまでも患者の免疫であるのですから、これも言いすぎです。正しくは、次のように言うべきです。「あなたは私ほどあなたの免疫の働きをご存知でないので、その無知を補って差し上げます。そしてあなたの免疫が名医ですから、その名医の手助けをさせていただきます。しかしあなた自身もその名医の働きを阻害することがありますから、心の葛藤や日々のストレスは上手に処理してください。自分の生き方を見直し、変えてください。そうすれば私はあなたの免疫を上げる漢方煎剤や他のやり方を教えますから私の言ったとおりにして下さい。そうすれば必ず病気を治してあげます。世の中には治らない病気を治してあげるといって、騙して金を儲ける医者や薬局や健康保険薬会社がありますが、私はあなたを騙して金を儲けるつもりは全くありません。その証拠を常にあなたにお渡ししましょう。それが検査結果です。あなたの病気が治るに連れて検査結果も改善し、かつ自覚症状も良くなっていくでしょう。病気を治すのは私でもなく薬でもなくあなた自身の免疫が治してくれますから、あくまでも規則正しい生活をし、できる限り心でストレスを解消してください。あなたが素直な心を持っている限りあなたの肉体の免疫も素直に力を発揮できます。私はあなたの病気を必ず治してあげますから、希望を持って頑張ってください。」と。

    この患者さんも常に検査データを全て手渡しています。大学病院では患者さんのまさにプライバシーである検査データを渡すことに躊躇する場合がありますが、常にデータは自己の秘密ですから患者さん自身に渡すべきものだということも言っておきましょう。)

     11月23日 松本医院の診察と採血。
    散歩は、体調が良い日は近くの運動公園まで足を伸ばして、30分程に増えてきた。手の指を曲げ伸ばししながらリズム良く呼吸するように心がけ、帰る頃には足先まで血液が流れるのを感じることが出来た。12月には用事で大阪まで電車で行き、駅から徒歩20~30分の場所まで往復することが出来た。車では片道50分かかる所まで往復できた。普通の人にはなんでもない事だが、9ヶ月の間出来なかったのだ。
    血液検査結果   血沈 11 , RF 5 , CRP 0.08 , リンパ球 18.3 , 抗核抗体 160
    嬉しいことに初めてリンパ球と血沈がギリギリ基準値になった。(リンパ球が18%になったからといって、先ほど述べたように35%以上にならない限りは本当に正常値ということはできないのです。このように検査データの正常値は免疫学が完成されていない時代に作られたものなので、信頼できない正常値があらゆる検査値について言えます。とりわけリンパ球は患者の精神的肉体的状況に応じて大きく変動する傾向があります。それはリンパ球はストレスによって大きく影響を受けるからです。心の葛藤のある人はリンパ球が確実に低くなります。従ってリンパ球の数はその人の心のストレスの度合いを計ることができます。私は糖尿病でありますので、定期的に血液検査をしております。この時同時にリンパ球をフォローしますが、ストレスが強い時には必ずリンパ球が減っています。どんなときにリンパ球が一番上がるかお教えしましょう。人の幸せを心から喜んであげる時です。それを続ければ続けるほどリンパ球は上がり続けます。近頃密かな楽しみを享受しています。リンパ球の数によって見えない人の心の喜びの度合いを見つけることです。幸せな人は常にリンパ球が高いことがわかっております。そのうちにリンパ球の数によりストレスの度合いが判定される日が来るでしょう。)

     12月21日 松本医院の診察と採血。
    正月休暇の一週間前で大変混んでいた。先生に診ていただいて安心して新年を迎えたいという気持ちは、私だけではなかったようだ。松本先生と早田先生に暮れのご挨拶をした。そろそろ手記を考えるように、とおっしゃった。本当に今年は3月からお世話になりました。松本先生がいつもおっしゃるように、必ず治る日がくる。焦らずお灸と鍼、生薬と薬草風呂を続けよう!!(10ヶ月目)
    血液検査結果   血沈 10 , RF 5 , CRP 0.07 , リンパ球 15.4 , 抗核抗体 80
    リンパ球は減ったが、抗核抗体は80まで下がったことを、松本先生も喜んで下さった。数ヶ月前は、箸もうまく使えなかった指だったのに、暮れには年賀状を書くことが出来た。買いだしに行って、簡単な正月料理を作って新年を迎えることが出来た。有難いことだ。
    (私はいつも正しい希望を患者さんに抱かせ続けます。この世に治らない病気などは何もない。私以外の医者は治る病気を治らないと言い、「上手に一生付き合いましょう」と、ほざいています。あちこちで学者といわれる専門医が、製薬メーカーの毒薬を正当化するために講演料をもらって無知な大衆を騙し続けています。許しがたいことです。マスコミに大きく取り上げられている医療記事は製薬メーカーが作った毒薬を売るために学問的良心と誠実さを製薬メーカーに売り渡した学者によって書かれています。厚生省の高級官僚と同じく新聞記者も医者ではありませんから、薬屋の薬学者と著名な大学の学者の言い分を批判することは全くできません。ましてやマスコミも大権力で、かつ大権威ですから、嘘をつくわけはないと思い込んでいる大衆はイチコロです。一度頭にインプットされた間違った考えを自分で治すことはもとより、私のような無力な医者が変えることはとても無理です。そうして間違った考えは永久についていきます。病気が治らないと宣告されることがどれだけ免疫を抑え続けるかについても、医者は何も知りません。治らないと言われるどころか、どんどんひどくなり、手術もせざるを得なくなり、最後は寝たきりになる可能性があるといわれて、ストレスを感じない人がいるでしょうか?このような宣告にもかかわらず何とか耐えて生き続けるために、脳はノルアドレナリンを出し、副腎髄質はアドレナリンを出します。さらに視床下部はCRHというホルモンを出し、下垂体に命令しACTHというホルモンを出し、最後は副腎皮質ホルモンであるステロイドを出させ続けることによって、ますます免疫を抑え続けてしまい、病気が深刻になっていきます。このように様々な精神的ショックと免疫との関係が明らかになってきました。このような学問を精神神経免疫学といわれています。この学問の出発点はハンス・セリエというカナダの学者が40~50年前にストレス学説を出したのが始まりです。現代の医者は患者を絶望に貶めて、同時に免疫を抑えるという悪事に加えて、製薬メーカーの毒薬である免疫抑制剤を死ぬまで放り込むという悪行を繰り返しております。

    どうしたらこのような悪事はなくなるのでしょうか?おそらく永遠になくならないでしょう。医薬療界自身がこのような現状を変える必要がないからです。だって医療業界自身が口を閉ざして談合し続ければ絶対にこの悪事がばれることがないからです。この状況は日本だけではありません。あらゆる先進国においても同じです。特にアメリカが最悪の状態だと思われます。自民党が民主党に変わったからといっても、またアメリカの共和党が民主党に政権が変わったという話とは全く中身が違います。大衆は医療については全く無知であるからです。つまり政治は税金の取り合いに過ぎませんが、医療は金の分配だけで決まる話ではないのです。病気が何であるかを知っているのは医者だけですから、医者が嘘をつく限り永遠に正されることがないからです。一匹子羊である私がどれだけ大声で叫んでも、何も変わりはしないでしょうが、私の患者に対しては死ぬまで正しい真実を実行し続けていく覚悟であります。)

     2009年が明けて1月18日 松本医院の診察と採血。後の患者さんのために早く手記を書くようと、松本先生に言われた。松本医院に訪れて、初めて手記を読んだとき、「私も頑張って良くなって手記を書こう!」と決意した。その日が訪れたのに、文章を書くのが苦手であるのと、辛かった日々を思い出すのが嫌で、なかなか書き始めることが出来なかった。(私がほとんど良くなった時点で手記を書いてもらうのはなぜだかご存知ですか?今までおびただしい数のアレルギー患者や膠原病の患者を治してきたのでありますが、以前は治った時に他の苦しんでいる病気の人に証拠を書いてもらうことによって、それこそ無料の社会的貢献をやってもらいたいと言い続けました。ところが治って書いてくれる人は数人しかいませんでした。それで何年か前から、ほとんど良くなった時点でこのような途中経過の手記を書いてもらうことになりました。そして最後に治った時に完結編を書いてもらうように頼んでいたのですが、完結編を書いてくれた人もほんの数人しかいません。

    書いてもらった手記に対してお金を渡すわけもなく、ましてや人間は根本的には自分さえ良ければ良いという利己主義者でありますから、のどもと過ぎれば熱さ忘れるで、こんな面倒な手記を書くなどということはなかなかできにくいことなのです。もちろん途中経過を書いてもらった後でも、体内に残っている免疫抑制のリバウンドが再び出ることがあるので、それはそれで完結編で書いてもらうつもりでいます。いずれにしろこの世で一番尊いのは真実でありますが、人間が現実生活において生きるためにお金が必要ですから、その真実が金に踏み潰されている世界は医療界のみならず、全ての世界で見られることですが、病気は不幸や苦痛の最たるものですから、少なくとも医療界は真実を突き通すべきだと思いますが、永遠に不正が医療界を支配し続けることになるでしょう。残念です。)

    寒くなって手足が痛むことがあるが、天気の穏やかな日は必ず20~30分の散歩を心がけている。数は減ったがお灸も欠かさない。(忙しくてサボる時もある。ごめんなさい)春までには復職したい、旅行も、実家の墓参りもしたい。もちろん出来るようになるから、前向きに明るく頑張ろう。
    松本先生本当にありがとうございます。鍼の早田先生とスタッフの方々ありがとうございます。
    完治するまで宜しくお願いします。(この患者さんは今現在、希望通り復職されています。)

    2008年

     

    3/7

    4/7

    5/12

    6/9

    7/7

    8/4

    9/1

    9/29

    10/27

    11/28

    12/22

    血沈

     60

    75

     78

     45

     42

     46

     28

     22

     17

     11

     10

    CRP

    0.25

     0.31

    1.07.

     0.36

     0.12

     0.35

     0.08

     0.11

     0.12

     0.08

     0.07

    RF

     50

    101

     20

      6

      7

      5

      5

      5

      5

      5

      5

    リンパ球

    15.7

    4.4

     4.4

     7.1

     7.3

     9.2

     9.5

    11.7

    12.7

     18.3

    15.4

    抗核抗体

     ―

    1280

    1280

    1280

     640

    640

    320

     160

     160

    160

      80

    コメントなしリウマチ手記を印刷する(pdf形式:552KB)  院長のコメントなしバージョンを見る