
「潰瘍性大腸炎の手記」
太田 春美 55歳 2004年11月5日
私は、元々2~3ヶ月に一度、腹部に激痛が走り、下痢をしていました。最近になって、血便が続き、気が遠くなりそうになりました。そして今年1月、近くの病院で受診して、潰瘍性大腸炎と言われました。入院し、「ひと月、治療に専念しろ。」と言われました。しかし私は、母の介護をしていたため、入院することは不可能だったので、一応その病院で薬をいただき、自宅で、療養を出来るだけ取るように過ごしていました。
でも、やはり良くならず、動くと、血便が出ました。再度受診して、今まで以上の薬、サルファー剤を服用しなければならなくなりました。その薬が合わず、服用すると、気分が悪くなります。やがて食欲もなくなり、咽吐などで、このままいくと、死ぬのではないかと思い悩んでしまいました。
そこへ、見かねた娘が、インターネットで、何とか潰瘍性大腸炎を冶せる方法はないかと検索し、松本医院を見つけてくれました。今までの治療法とは全く異なる漢方治療を受けるので、初めは、治らないだろうなという気持ちで、来院しました。そしてまず、患者さんの多さに驚き、待合室で、皆さんのお話を伺っているうちに、自分の病気も、もしかすると治るかも知れないという希望を持つことができ、その日の診察も、無事に終りました。
帰宅して、早速、漢方薬を作り飲んでみると、本当に苦くて苦くて、コップ1杯も飲むことが出来ませんでした。しかし、この苦いのに耐えるだけで、病気が良くなると思えば、この苦さにも、すぐ慣れることができました。病状の方は、-週間ほど飲み続けると、血便が止まりました。ただその時は、まだ、便にドロッとした粘膜は出ていました。しかし、それも二ケ月ほど経つと、出なくなり、今までと全く違う、きれいな便が出るようになりました。
今は、母が入院したり、父も手術を受けたりと、非常に忙しく、しばらく医院に通えない状態が続いています。私自身の病状が、少し悪くなった気がしましたが、以前のような状態にはならずに、少しずつ良くなっているように思えます。
潰瘍性大腸炎は、乳製品がだめだという資料を読んだことがあります。以前、私は、牛乳やヨーグルトを食べると、必ずと言っていいほど下痢をしていましたが、今では良くなって、下痢もしなくなりました。カルシウムが摂取できなかったら、これから骨ももろくなるし、困ったものだと思っていたので、松本先生のお蔭で、体質改善もさせて頂き、とても嬉しいです。.
今回、左半身が痛くなり、リウマチだと言われましたが、薬を飲むと、痛みも和らぎました。痛いところに灸を据えると、キュッと効くので、寝辛かった夜も、寝易くなりました。良くなり悪くなりの繰り返しですが、アトピーも少し出ているので、少しずつ改善していっているように思えます。
西洋医学では、リウマチは治せない病気だそうですが、松本先生は治されるので、ありがたく思っております。これからも引き続き、先生、並びにスタッフの方々、よろしくお願い致します。
