
「アトピーって何?」
田中昭太 24歳 2012年1月24日
はじめに
松本医院に行きアトピーが綺麗に治りました。 (免疫が大部分の強いアレルゲンに対する戦いを終えました)
先生は病気に対する教育を重視され『病気は自分の心で作り、 自分の免疫を抑えることによって作り、さらに病気を治すのは 自分の心で治し、自分の免疫で治す事ができる。』を証明されています。
私はアトピーの原因を自分で考え始め根治に至れました。ここでは、その軌跡を書かせて頂きます。よろしければ、お付き合い下さい。
1.発症
2009年3月就活終了後、痒みで顔一面が赤くただれる。皮膚科に行くとアトピーと診断されステロイド塗り薬を処方される。医師はアトピーの原因は不明だと云ったが、薬の効果は覿面だった。
この時期の私は、内定獲得への不安、7年続いたスポーツ学生として学費代わりに競技成績を残す責任、実家の事業継承問題等の葛藤から一時的に解放され、ホッとしていた。
当時の私は幼少期に経営者の父が逮捕された経験から、 二度と蔑まれないように心を尖らせて生きていた。その心の在り方がアトピーの原因だった。
2009年5月心の寄り所だった祖母が死ぬ。数ヵ月後、叔母が変死し何故か印鑑が無い。ある団体に遺産を狙われる。
何も返せなかった祖母への自責の念、人を殺して、その葬式で泣ける人間の一面を覗き何かが崩れた。
そこから約2年間の正確な記憶がない。確かなのは、ステロイド(リンデロン)を塗り続けたこと。捌け口にファーストフードばかり食べ体重が20kg増えたこと。実家に引き籠り昼夜逆転した生活を送っていた ことだ。
また、私の幸せを願う両親は恥さらしと叱咤激励した。心が裂けそうだった。怒りや憎みを通り越し、心が削れた。
この時期がアトピーを重篤にした。副腎は鬱々とする私が自殺しないようにステロイドホルモンを大量に分泌してくれていた。
友の連絡が生き甲斐だった。スポーツを通じ何回も喧嘩し苦楽を共にした彼は、毎月連絡をくれた。苦難を越え日本代表になった彼の言動に感動し、冷えて固まった心が徐々に動いた。お陰で何とか歩きだせ、一留後の卒業を迎える。
2010年2月28日卒業式目がショボショボし乾く周りが痒い。鼻水と咳が止まらない。全身が痒くて痛い。式の席に30分と座っていられなかった。
2011年3月1日痒みで一睡もできない。手足がピリピリする。掻いた皮膚から黄色い汁が溢れる。倦怠感と漬物石を乗せたような肩凝りが取れない。
2011年3月10日腹痛と血便が続く。食後に必ず便意がある。早朝に手足が、こわばる。
四六時中、痒い。血管を直に掻きむしりたい。引っ掻いた皮膚が抉れ、動くと乾燥した皮膚が裂ける。顔のシワが老人のように深くなった。この皮膚を全て剥いで張り替えたい。
『アトピーって何?』怠惰な私は体の異変が何重にも重なって、ようやく考えた。
2.転機
2011年3月17日電話でアトピー専門の病院に治療法を伺うが、曖昧で判然としない。人の世は嘘で満ちている。アトピーの根本原因と原理を自分で理解 しなければいけないと痛切に感じた。
アトピーの真相を知るために、インターネットや書店で調査を始める。
2011年3月21日症状が酷いので、ステロイド注射をすると言われる。医師に自分が アトピーになったらステロイドを使うか問うと激昂した。医師の反応から相当の害を確信する。二度とステロイドを使わないと決め、『全ては自分で選んだ結果、怒るも憎むも自分の愚かさ。』と言い聞かせる。
2011年4月3日松本医院のHPに出逢う。人の醜さを正視し事の核心を突く熱い言葉でアトピーの謎が解けた。『アトピーは文明と嘘が作った病気だった。』痒みは人体を守るための正しい働きだ。薬で免疫を抑制せず、 心の持ち方と漢方で免疫を上げ化学物質と共存すれば治る。薬で変えてしまった遺伝子を修復する。
文の根底に流れる利便性を追求する科学医療は人を不幸にする。 権力は感性を鈍化させ、モノの見方と考え方を固定し大衆を洗脳搾取している。等の真実に衝き動かされた。
危険を承知で極上の情報を無料公開する潔さに惚れた。 同時に、実際は権力の家畜なのに、何かをした気になっているだけの自分を恥じた。 すぐさま両親に高槻の病院に行きたいと頼み込む。
2011年4月4~29日両親の了解が貰えない。信じて貰えない。金と経済力が無い。 23歳で飼い犬と同程度の自分が情けない。
2011年4月30日母が折れてくれた。父に内緒で松本医院に行く。問診票に答え、 検尿をし、初診を受けた。先生は歪みの無い笑顔が印象的な人だった。
『君の免疫が治すんや』と握手して下さった時に、とてつもない力を感じた。極まっていた。なぜ?どうやって?生きるのかを突き詰めているからなのか、嘘が無いからなのか、その理由は伺いしれない。
また、容赦ない厳しさを感じた。半端な気持ちでは薬の離脱症状に 耐えられない。理論の理解が無ければ時を無駄にする。ぬるい私は、それに何度も助けられた。
初診を終え採血をした。眼の異常が心配だったので、最後に受診した眼の検査が有難かった。
漢方浴剤、漢方煎剤、漢方軟膏、ヘルペスの錠剤を処方され松本医学の実践が始まった。
3.治療
2011年5月1日漢方の使用は、説明書を頂いていたので円滑に行えた。
感じた薬の効果を簡単に書いてみます。
漢方煎剤食前に飲む煎じ薬は、独特の匂いと苦さに苦手意識があったが、いつの間にか病み付きになっていた。良薬は口に苦し。先天免疫を高める効果を体感した体は正直だ。
漢方軟膏朝晩入浴後に塗る感染症防止の黄色軟膏と皮膚再生の赤色軟膏。 アトピー治療の要となる両者は、塗った数時間後に効果を実感できた。ステロイド軟膏と違い皮膚の層が厚くなり、思い切り掻いても破れなくなる様子は爽快だ。
漢方浴剤入浴剤は辛いリバウンドの症状から解放してくれる。皮膚の不快感、頭痛や肩凝り等のヘルペスの症状が湯に浸かると消えた。また、みるみる内に皮膚が入れ替わり綺麗になる。疲れた心身が芯から温まる。
2011年5月3日早速、変化が現れた。皮膚を思い切り掻いてもジュクジュクの傷口が深く抉れなくなった。リバウンドの後は、感染症予防のため傷口と手を清潔にして軟膏を塗り直した。
理論への信頼と困った時は先生に電話で助けて貰える安心感で、不安だらけの心が楽になっていた。
2011年5月4日~7月20日就寝時、全身に米粒大の発疹が現れた。尋常では無い痒みと痛みで、何度も目が覚める。トータルで2時間寝られたら良い方だった。体にしていたツケの大きさを思い知った。
2011年5月7日血液検査の結果が膠原病患者の方と似ていた。先生に質問された症状に思い当たる節があったが、クラススイッチを必要とするだけで、 あとは略同じである。あまり動じなかった。
2011年5月17日~7月この時期から37度前後の微熱が頻繁に起きた。喉が異様に乾いた。
2011年6月3日~8月手足のシビレで夜中に目が覚める。一日中、頭の中を金槌で叩かれているような頭痛。傷口の水疱。肩凝り。口内炎。目のかすみ。目眩。全身のダルさ。吐き気。食欲不振。免疫とヘルペスの戦いが本格化する。微熱時と同じように、抗ヘルペス剤の服用を忘れないようにした。
2011年6月30日朝に鏡の前で皮膚を見て憂鬱になることが無くなった。汗をかいても、動物や洗剤に触れても平気になる。
苦痛だった痒みも快感に変わった。皮膚が修復され、着実に免疫寛容に向かっていることを実感した。
2011年7月27日鼠径部と膝肘関節に蕁麻疹のような湿疹ができる。この日を境にヘルペスの症状も楽になっていった。
8月中旬には入浴時に、黒いカスがでるリバウンド以外症状が無くなった。どれだけ掻いても皮膚は破れなくなり、肌の色艶はアトピーになる前より良いと周囲から言われた。 のたうつような苦しみから解放され、不快感の無い皮膚と熟睡できる夜に胸が踊った。約3ヵ月で健康を取り戻せたのは、何と言っても心の治療の効果が大きかった。
4.心の治療
診察で先生に『君は構えすぎや。』と言われる。私は頑なに心を閉ざす癖があった。表で人の顔色を伺い嘘の顔で愛想を撒き、心の内を見せずに生きてきた。傷付くことを恐れて自分の中に閉じ込もっていた。その心持ちが目に映る人を敵にした。人間関係をギクシャクさせ、過度のストレスになって治る病気を治せなくしていた。
本質を視る先生は、それを直ぐに見抜かれ何度も叱ってくれた。 普段ならキレてしまう言葉が何故か心に染み、構えを解いた。 自分を見詰める力が湧き、人に知られたくない自分の生い立ち、両親との確執等の心の澱を吐き出せた。
先生は蔑みの目で私の心を刺すことも、見下し優越感に浸る歪んだ 表情を浮かべることもなく、真っ直ぐな眼を向けて下さった。弱みを見せて、あんな眼をする人は初めてだった。
そして、過度の思い込みと両親と対話できないことがストレスの根源であることに気付け取り除く努力を始めた。 染みついた心の習慣改善は容易では無かった。が、苦しみ以上の喜びと気付きがあり少しずつ前進できた。前進したと感じる時ほど症状は楽になった。 特に、物事を多面的に捉え考え始めたこと、喧嘩しても良いから大切な人に本心で関わったことが功を奏した。自分が変われば人も変わることを学んだ。
重く沈んでいた心が軽くなり、心に刺さっていた棘が抜けた。ストレスを感じることが極端に減った。 それができたのは、先生が心を通わせようと常に裸の心で向き合って下さり、私が自発的に問題を発見し解決するよう促して下さったからだった。
松本医学の実践で自分を磨く喜びを覚えた。
このような心身両面の治療(手助け)でアトピーは治った。 しかし、努力を怠れば鈍り澱んで、すぐに腐る。慣れず忘れず、 先生のような嘘の無い気分の良い生き方を目指し自分を磨き続ける事で私のアトピーは根治する。
また、治療の中で、揺るぎない医療観や教育観等の人生の指針となる価値観を養わせて頂いていることは大きな財産となっています。
これも、先生、最高の手記を書いて下さった方々、 先生を支える横山さん、事務員の方々の御陰です。
救われています。
まだ、お伝えしたいことが沢山あるのですが、実践が不十分なので 血液検査の結果と共に次の手記で書かせて頂こうと考えています。
5.最後に
私は利用する側、利用される側の構図から逸脱し真実の中で生きる 先生に出逢いアトピーを治せました。
同様に、アトピーに苦しむ中、この手記を読んで下さっている方に 健康を取り戻して頂きたいです。
その場が松本医院になればと思っています。
最後まで読んで頂き有難うございました。

注目の手記・ブログ
● 「心と体(リウマチさん、ありがとう)」 安江 幸代 56歳
●かあさんくまさんの松本医院のアトピー治療ブログ
(2人娘はアトピっ子。「絶対に治る!」という主治医のコトバを信じ、ステロイドや抗アレルギー剤を使わず、漢方治療をはじめました・・・)
漢方科 松本医院について
ホームページについて
アレルギーは医学部の教科書には、現代の医学では治らないと書かれています。何故、一介の開業医である私は治すことができるのに他のお偉い方々は治らないとおっしゃるのでしょうか?いずれにしても、私が如何に大声をあげてアトピ-やリウマチが治るといっても変人扱いされるだけでしょうが、ここに証拠をお見せしましょう。ここで紹介される患者さんの手記は、巷に出ているノンフィクションの本よりも遙に感動的であり、今アトピ-や喘息やリウマチと戦いつつある患者さんの皆さんに大きな励ましとなるでしょう。このホームページを読めば、体の中で起こっている自然の正しい免疫反応を抑制してはいけないのに、見せかけだけを良くするために抑制して生じた薬害の後始末をすることが私の主な仕事となり、完治するのはアトピ-やリウマチだけではなく、同時に他のアレルギ-(アレルギー性鼻炎やアレルギー性気管支喘息やアレルギー性結膜炎)が全て消失してしまうのもお分かりになるでしょう。
患者さんが経験された厳しい症状などについて医学的な意味付けが赤字でコメントしているものもありますから、私のアトピ-やリウマチの治療法がさらによく理解できると思います。何回も読み返してください。この記録から、ステロイド・抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤・抗炎症剤の免疫抑制剤が一時的に症状を良くしても、結局は見せかけの治療薬に過ぎないことが理解され、とりわけステロイドの乱用によりステロイド皮膚症になった人が、いかにステロイドから脱却し、最後はアトピーやリウマチを治しきってしまうこともお分かりになるでしょう。
アトピー・リウマチをはじめ、全てのアレルギー・膠原病の治療において、一切ステロイドを使いません。
それは、ステロイドをはじめとする免疫抑制剤を使っている限り、アトピー(アレルギー)やリウマチなどの膠原病はもとより、全ての病気を治すことができないからです。また、私は何も漢方で治しているのではなくて、正しくは漢方を使って免疫を上げて、患者の免疫を高め続けることによって、自分でクラススイッチをしたり免疫寛容を起こさせたりする手助けをしているだけなのです。漢方が治したり、私が治したりしているのでもなく、あくまでもあらゆる病気は自分の免疫で治しているのです。
漢方治療中(治療中でなくても)、市販の風邪薬は飲まないでください。
市販で売られている、もしくは他医院で処方された風邪薬の中には、抗ヒスタミン剤や、抗アレルギー剤が含まれています。とりわけ、小児用の風邪薬の中には、必ず、ぺリアクチンという抗ヒスタミン剤が入っています。私のアトピーや花粉症の患者さんの治療が、なぜか長引いてしまうことが時にありました。この方々は風邪を引くたびに、このぺリアクチンの入った市販の薬を服用していた患者さんたちであることがわかりました。これらの風邪薬は、鼻水や鼻づまりなどの見かけの症状を取りながら、同時に、本来のアレルギーを抑制しています。風邪が治ったあと、必ずリバウンドが繰り返され、アトピーをはじめとするアレルギーやリウマチの完治が遅れますので、服用しないでください。
松本医院の「なぜ」
病気とは何でしょうか?
病気とは、人体に不必要な異物が侵入してきたときにそれを排除しようとする正しい免疫の働きに見られる症状のことを病気だといえば一番わかりやすいでしょう。となれば、病気とは否定的に捉えるのではなくて肯定的に捉えるべきものではないでしょうか?つまり否定されるべきものは侵入してくる異物であり、病気そのものではないのです。言い換えると異物が人体に侵入しない限り、免疫の働きは行使される必要はないのです。この世から人体に必要な5大栄養素と水と空気以外の異物が存在しなければ、病気は絶対に起こらないのです。言い換えると、病気を起こす原因は人体に不必要な異物なのです。
それでは異物には何があるでしょうか?2種類しかありません。ひとつは、病原細菌であり、ウイルスであります。これらはワクチンと抗生物質で征服されてしまいました。つまり、間単に殺すことができるようになったのです。このために人類の寿命は飛躍的に延びました。ふたつめは何でしょうか?まさに近代化学が作った化学物質であります。この化学物質が人体に侵入したときに、それを排除する免疫の働きの症状がアレルギーとなるのです。
アレルギーとは何でしょうか?
アレルギーとは環境汚染物質を体内から排除する働きであります。何故アレルギーは増えたのでしょう?環境を汚染する農薬をはじめとする化学物質が極めて多く作り出されるようになったからです。実はリウマチもアレルギーのⅢ型であります。
膠原病とは何でしょうか?
膠原病はアレルギーと同様、環境汚染物質という同じ敵を排除しようとしています。ただ、膠原病はIgG抗体を用い、アレルギーはIgE抗体を用います。つまり武器を変えて戦っているだけの違いなのです。
アレルギー・膠原病はなぜ治るのでしょうか?
敵は無限に存在する化学物質や環境汚染物質であり、味方はアレルギーの場合は有限であるIgE抗体であり、リウマチの場合はIgG抗体やリウマチ関連抗体であります。排除しても無限に繰り返し入ってくる化学物質を永遠に排除することは不可能であり、有限は無限に絶対に勝つことはできないからです。ところが現代の医学は異物を排除しようとする免疫の働きを一時的に抑制するだけですから、IgE抗体やIgG抗体やリウマチ関連抗体が再び作り出されいたちごっこになり永遠に戦いが終わらないのです。従って免疫の働きを一切抑制せずにアレルギーの症状を楽にしてあげるだけで最後はIgE抗体やIgG抗体やリウマチ関連抗体が作られなくなるのです。これを発見したのは世界で私が初めてなのであります。これを自然後天的免疫寛容と名付けたのです。
リウマチの患者さんの家族の皆様に
他医院で治療をされていない初期のリウマチは、「風邪よりも治すのが簡単である」と言っても過言ではありません。しかし、私の患者さんは当院に来られる前に間違った現代医学の免疫を抑制する治療を受けて来られる方がほとんどです。従って、私の治療を始めると、間違って受けてきた治療の度合いに応じて、多かれ少なかれ必ずリバウンドが出現し、それに伴い、痛みが増強します。大量のステロイドを注射されたり飲まされてきた人、長期に渡って他の病院でリウマチ治療を受けてきた人は、激しい痛みのために、自分自身の身の回りの世話が不可能になる事態もしばしば遭遇します。
そのために、私の治療を受け続けるには、絶対に家族の協力が必要となります。ところが、遠方から来られる方や、お年寄りの方の中には、リウマチ治療の困難さを全く理解せずに、すぐにリウマチが治ると思って気軽に一人で受診される方がいます。実際の治療の困難さや、具体的な私の治療法、何より私自身を知ってもらうためにも、初診時には必ず家族の方と一緒に来て下さい。また、患者さんはもちろん、家族の方も私のホームページに記載されている理論とその証拠である手記を繰り返し読み、私の理論と治療法を理解してから来て下さい。
また漢方薬だけでは絶対にリウマチを治すことは出来ないのです。他の免疫を上げる鍼・お灸・漢方風呂などを総動員して初めて徐々に免疫は回復し、上昇し、最後はクラススイッチし、自然後天的免疫寛容となるのです。