
「潰瘍性大腸炎手記」
匿名希望 18歳 2012年9月27日
(この手記はあらゆる病気の手記の中で最も優れた手記と断言できます。皆さん、何十回も読み返してください。読むたびに感動を覚えます。彼は東大医学部を現役で入れる力を持っていた高校3年生の学生でしたが、病気のために惜しくも不合格になりましたが、来年は東大数学科でも東大医学部でも東工大数学科でも、必ず合格できる最高の知能と感性の持ち主です。コメントを書くのが楽しみです。) 今日は時間がないのでこれだけにしておきます。
2012/10/01
1)潰瘍性大腸炎の発症(クローン病も潰瘍性大腸炎も原因は化学物質でありますから、病名はどちらでもいいのです。2つをまとめて炎症性腸疾患といい、英語でIBDと言われることも知っておいてください。その違いはあえて言えば、クローン病のほうが潰瘍性大腸炎よりも炎症が広範囲で、かつ粘膜の奥深くまで進んでしまっているといえます。)
僕が潰瘍性大腸炎を発症したのは高校一年生の12月初めでした。僕の進学した高校は僕の住んでいるところの公立で三本指に入る進学校で、(東京の公立高校で東大入学者数が一番多い公立高校が3つあります。国立、西、日比谷の3校であり、御三家と呼ばれています。彼もこの病気にならなければ、東大数学科に現役で入れた男です。極めて優秀な男です。)部活と行事と勉強で忙しいことで有名な高校でした。僕はここで部活・行事・勉強を両立させて頑張ろうと期待に胸ふくらませ入学しましたが、その頑張りが反対に自分を追いつめた結果が12月初めにやってきました。あまりの忙しさで自分が何をしているかわからない状態でストレスが極限状態でした。
(ストレスに耐えて戦い続け、かつ鬱にならないためにストレスホルモンが必要であったのです。高校生が若くして膠原病であるIBDになるのはなぜでしょうか?ひとつは、日本列島が放射能列島に加えて化学物質列島になってしまったからです。日本のノーベル化学賞を得た人たちが、豊かさと便利さのために、かつGDPを上げるために編み出した化学物質が日本列島を覆ってしまったからです。
高度経済成長期には化学物質が水と大地と空気を汚したのは見た目ですぐに分かった時代だったのですが、つまり水が汚れ魚も住まなくなり、空気も汚れ公害が多発した時代がありました。これが社会問題となり科学技術の力で化学物質の処理を見えないレベルにまで上手にやったのですが、化学物質そのものが消滅したわけではなかったのです。その後も水や食品のみならず、排気ガスによる大気汚染はじわじわと潜行し続けたのです。公害は見えない限りは誰も問題にすることもなく、あらゆる種類の化学物質、例えば農薬、殺虫剤、食品添加物、合成洗剤、プラスチックに含まれている様々な化学物質、水道水に含まれているトリハロメタンといわれるクロロホルム、ブロモホルムなどの化学物質、自動車排気ガスに含まれる窒素酸化物や硫黄酸化物やニトロピレンやベンツピレンといった化学物質、そして環境ホルモンであるダイオキシン、ノニルフェノールなど、挙げればキリがないほど日本列島を汚染してしまいました。
その他、世の中は便利さと豊かさの故に作られた、人間にとって不必要なものがゴマンとあります。そのためにアレルギーや膠原病が起こり、果ては癌にもなることを為政者である厚労省は一言も口にしません。なぜならばこれらの化学物質を作ったのは日本を支える大企業であるからです。金持ちと権力は常に密着しています。責任を取らないのは科学者や医者だけではなくて、金と権力とが結びついた大化学会社もそうでありますが、どうにもなりません。
どうにもならないために彼も毎日毎日化学物質に汚染され続けたのです。このような化学物質を本来ならばIgEで処理し、最後は免疫寛容を起こし、化学物質と共存するシステムが人間の免疫に備わっているのでありますが、彼は勉強だけではなくて部活・行事に積極的に参加しただけではなくて、趣味の和太鼓にも力を注ぎ、さらに東大にでもいける能力を発揮すべく勉強に励んだ理想的な学生だったのです。ここが問題ではなくて喜ぶべきか悲しむべきか、さらに彼はこの化学物質を異物と認識する遺伝子を持ち合わせていたのです。つまり毎日の生活でステロイドホルモンを出しながら、かつ化学物質を摂取しながら、知らぬ間に彼の免疫の遺伝子はそれを異物と認識し、IgEで処理すべきものをIgGで処理してしまったのです。この理論については彼は皮肉にも高校の教科書にも書いているといわんばかりに、後で詳しく説明してくれています。18歳の青年がいとも簡単に高校の生物のレベルで理解してしまったのです。彼の優秀な頭脳に乾杯!)
また、自分がとても生きがいをもってやっていた和太鼓も忙しさゆえに行けなくなり落ち込んでいました。この時ストレスに対抗しようと自分の副腎からステロイドホルモンを出し続け、免疫の細胞の中に直接入っていき、ステロイドがDNAの転写酵素に影響を与え、遺伝子の発現を変えて逆クラススイッチしてしまったのでしょう。まさに自分で自分を傷つけていました。(彼のように膠原病の成り立ちを理解してきていただければ、私は全くストレスはなくなるのですが、ほとんど人が彼ほど頭が良くないので、自分の膠原病の成り立ちを分かっているようで何も分かっていない患者が多いのです。このときに私の持ち前の短気が出てきます。怒鳴りつけます。「もっと勉強せぃ!アホか!自分の病気を治すのは自分であるのに、何を考えているんや!本当に私の理論を読んで理解してきたのか!」とストレスで満たされた怒鳴り声が日常茶飯事ということになります。
化学物質がなければ、彼のような優秀な学生は東大数学科を一番で入る力があるので、この先日本を背負っていける有為な青年のひとりに育っていくのでありますが、彼は化学物質のために足踏みせざるを得なくなったのです。しかも私との出会いがなければ、医者たちに永遠に治らない病気に仕立て上げられて、彼の人生も一巻の終わりでありました。しかし彼は私を見つけ出してくれたのです。そして再び数学の才能を生かすべく、受験勉強に励むことができるようになったのです。)
そして外出先でおなかが痛くなりトイレに駆け込むと、トイレが血の海という状況でした。そして二つ掛け持ちしていた部活の一つはやめ、一つは休部状態となりました。(今日本には15万人のIBD患者がいます。15万人が全て治らない病気とされて、間違った医療を続け、絶望の淵にさまよっています。悲しい話です。他の全ての難病について言えることですが、遺伝子病でない限りは、病気は全て自分の免疫で治すことができるのです。現代の難病の原因は化学物質とヘルペスだけであるからです。化学物質で引き起こされる難病がまさに膠原病であります。IBDも膠原病のひとつであります。喘息も化学物質で起こる病気でありますが、これも医者たちは絶対に治らない病気だと言い張り続けています。喘息もIBDも全部自分の免疫で治すことができるのです。)
2)肛門科の受診
初めは自分の体に何が起きているのか全く分からず、パソコンで「腸出血」などと調べると、癌とかいう怖い言葉が書かれていたのでもう自分は死ぬのかなどと思いました。(高校生に大腸癌が起こるわけはありません。しかしながらいかに優秀な男でも医学には無知でありますから、純粋で無防備な高校生にとっては何もかも恐ろしいのです。これを逆手にとって医者は病気を治すどころか、言葉で、治療で、態度で患者を滅入らさせて免疫を落とし続け病気を治せなくしているのです。)また両親にも一週間何も言えないままでした。一週間後両親に勇気をもって話してみると「痔かもしれない。」ということで、市販の痔薬を両親に買ってもらい使いました。しかし出血はいっこうに収まらず、肛門科を受診したところ、いぼ痔だと診断され、強力ポステリザン軟膏(ヒドロコルチゾン2.5mg含有)を処方してもらいましたが、それでもいっこうに出血はおさまりませんでした。(痔の座薬も全てステロイド入りです。ステロイドで治った病気はひとつもありません。永遠に治らない病気にさせ続けるために、痔の座薬を作る製薬メーカーは永遠に繁栄することが保証されるのです。皆さん、美味しい飯を食うためには、製薬メーカーに勤めるか、医者になることをお勧めしておきましょう。病気を治せない薬を出し続けることによって繁栄は永遠に続き、失業することは絶対にないからです。) そして2010年3月終わりごろ、肛門科の先生から、「直腸の奥にびらんのようなものがある。潰瘍性大腸炎かクローン病の可能性があるから、大腸内視鏡検査をしたほうがいい。うまい先生を紹介してあげます。」と言われたので、検査を受けることにしました。
3)潰瘍性大腸炎と診断される(のちに大学病院でクローン病と診断されました。何もこの病院が誤診したのではなくて、潰瘍性大腸炎もクローン病も同じ病気であるのです。
初めての大腸内視鏡検査はかなり緊張したことを覚えています。まず下剤を2Lのみ、そして消化管をきれいにした後、お尻からカメラを入れました。内視鏡はうまい先生で、回盲部に空気を入れながら到達した後、戻しながら直腸のあたりに到達したところで、腸がただれたようになっていました。そこの細胞を取り、終わりました。そこで内視鏡の先生に言われたことは、次のようなものだったと思います。「おそらく潰瘍性大腸炎の直腸型でしょう。今のところ治す方法がない病気です。対症療法が主な治療で、軽度の時はペンタサ、ひどいときはステロイド、あとレミケードという新薬を使います。ですが薬価が高いので、難病申請をしてもらうことに…」あとは覚えていません。その先生に近くの消化器専門病院を紹介してもらいました。ここで潰瘍性大腸炎の治療というものを受けることになりました。
(細胞検査も何の意味もない検査です。なぜならば原因が分かるわけでもないし、IBDであると診断する特異性は何もないからです。腸管の粘膜で免疫が化学物質が戦っているという組織に何の特異性が出てくるでしょうか?正しい細胞診は、その炎症の部位でどのような化学物質と免疫が戦っているかを証明することでありますが、誰も思いもしません。粘膜の組織を集めてこの組織にどんな化学物質が入っているかを調べるべきですが、誰も思いもよらないのです。結局、細胞診も方向が全く間違っているので、病理組織医の慰みの仕事のひとつと言っても過言ではないのです。)
4)消化器専門病院での治療&一度目の寛解
僕は家で潰瘍性大腸炎についていろいろインターネットで調べました。 この時に松本医院の事を探し当てられたら良かったのですが。Wikipediaを一番読んだと思います。そして消化器専門病院で僕の一人目の担当医による治療が始まりました。一人目の担当医は優しい人でした。難病申請も無事通り、 最初に処方されたのはペンタサ錠3錠でした。それを家に帰って飲みました。すると出血が止まったのです。僕は素直にうれしかったです。そしてこのようなことを言われました。「この病気は将来大腸がんになる可能性が高い。だから今からペンタサを継続的に飲んで炎症を抑えていったほうがよい。中にはなるべく薬は飲まないという人もいるけど。」といわれました。
(潰瘍性大腸炎が癌になることはまず考えられません。なぜならば潰瘍性大腸炎の原因は化学物質ですから、その化学物質に発癌性が強ければなることがあるかもしれませんが、まずそれは考えられません。なぜならば潰瘍性大腸炎の患者さんだけが選択的に発癌性化学物質を食べているわけではないからです。大腸癌が起こるのは、結局は長期にわたって免疫を抑える薬を医者が出し続けるからです。ここでも医者は無責任かつ非論理的な発言を繰り返しています。なぜ癌ができるかについてのメカニズムのひとつが、免疫を抑えるからだというのは周知の事実です。
このような医者は自分のやっている仕事にどうして誇りが持てるでしょうか?嘘ばかりついていてもお金が入るからでしょう。残念です。後で患者さんが書いているように、レミケードなどはまさに癌を殺すことができるサイトカインの働きをなくすということが分かりきっているにもかかわらず、話をすり替えて潰瘍性大腸炎のために癌になると言い続けるのです。悲しいことです。)
無知な僕はそれを素直に受け入れました。(彼が極めて賢いのは、「無知な僕」という表現を使える人であるからです。アホな大衆は知識もゼロなら、考える力もゼロですから、医者の言いなりになってしまうのです。無知を有知にするために12年間も保健体育の授業があるのですが、この保健体育の教科書を作るのも医者たちですから、自分が儲からないこと、つまり病気を治すことは絶対に考えないのです。資本主義社会は全て賢い地位と権力と金を持った人たちによって支配されるものですから、権力も地位も金もなく、頭もない大衆などはまるでイチコロです。悲しいことです。)
こんな感じで2010年の終わりまではペンタサ3錠でした。また、この病気の治療はこれが一番なのだと思い込んでいました。そして、自分もこの先生のようにお医者さんになりたいと思うようになりました。(このような医者が一番危険な医者なのです。病気を作っているにもかかわらず優しく患者に対応して上手に上手に患者を自分の虜にしてしまうからです。私なんかは無知な患者に対して毎日怒鳴りつけるものですから、患者の受けは世界最悪の医者です!ワッハッハ!なぜならば私は病気を作る必要もないし、意図的にお金を儲ける必要もないので、患者の愛想笑いさえもする必要がないのです。
ただ何としても患者に伝えたいことがひとつだけあります。患者に自分の病気を治すのは自分自身であるということを徹底的に教育してあげることです。賢くなるためには私の書いたホームページを徹底的に繰り返し読んでもらうことです。彼のような優秀な患者は1回読めば頭に残りますが、医療にアホな患者は1回で分かるはずはないのです。読んで理解して自分の病気がどのように治るのか理解してきなさいと言っても勉強しないので、いつまでもアホでいることに怒り、叱咤激励し、大声で怒鳴り散らしてしまうのです。ひどいときには理解しなければ来るなとか、診察を受けるな、とまで言い放ってしまうこともあります。そのために金の成る木をずいぶん失っています。アッハッハ!しかし後悔する気は全くありません。
結局IBDを治せない人は診た瞬間から分かります。そのような人を怒鳴りながら教育し、心を入れ替えさせ、生活を正させ、自分の免疫で治すことを実践してもらうのですが、それができない人はIBDは絶対に治りません。私は病気を治すために医療を行っているので、患者が来なくなったからといって何も悲しくはありません。しかも私が病気を治すのではなくて、患者の免疫ですから、免疫を抑える薬を使ったり、ステロイドホルモンを出し続けるような生活態度では、絶対に自分の免疫でIBDを治すことができないからです。お金は治せない病気を治す手助けをすることで報酬をもらうだけであるのです。私の治し方を世界中の全ての医者がやれば絶対に治らないIBDは治ってしまうのです。しかし私の治し方が世界を支配すれば、製薬メーカーも病院も全てつぶれてしまうでしょう。アッハッハ!)
5)初めての再燃とステロイド
しかし寒くなってきた2011年1月ごろ、また出血が始まったのです。そしてペンタサの量も9錠に増えてきました。ペンタサ注腸も使いました。しかし一度悪くなってしまうと、何をしてもだめでした。 (ペンタサを使えば使うほど、化学物質は腸管の組織に残り、免疫が一時的に抑えられてもいずれ免疫は目を覚ましますから、徐々に徐々に戦いがひどくなります。従って免疫と化学物質との戦線が腸管に広範囲に及ぶので、それまでのペンタサの量では効かなくなってしまうのです。)
そしてついに、2月の終わりごろ、自分のほうから、「ステロイドは使っちゃだめなのですか。」と聞きました。そしてこういわれました。「使ってみます?」今思えばこの先生はステロイドを処方するという責任から逃れていたのでしょう。僕に決定を任せてきました。
(彼は賢い!医者の責任を本能的に問いただしています。責任を取らなくてもよい代表的な職業はまさに医者です。治さなくてもお金が取れるという無責任。どの薬を選ぶのかも患者に任せて無責任。無責任のオンパレードが今の医療界です。しかし誰もその責任を追及する力を持ち合わせていません。日本中、いや世界中は医者天国と言うべきです。彼も一時医者になろうと思ったことがあるようですが、私と同じ医療をする気があればなる価値がありますが、さらに病気を作って金儲けをしたいという人も、医者になる価値は100%あります。医者は才能は何も要らないので、彼のように数学の才能がある人が医者になるのはもったいなすぎます。さらに責任を取りたくない職業に就きたければ医者になることをお勧めしておきましょう。アッハッハ!)
そしてプレドニゾロン20mgから処方されました。しかし自分はWikipediaでステロイドの事はかなり調べていて、副作用も自分にとっては、いや、他の人にとっても嫌なものばかりでした。
(彼が純粋でエゴイストでない高校生である人柄をうかがわせる文章です。この通りです。自分にやってもらいたくないことは、他人にもやらせるべきではないのです。現代の特色は自分にはやってもらいたくないのに、金が儲かるから他人には積極的にやるという風潮です。つまり犯罪がどんどん増えだしました。毎日毎日殺人のニュースでいっぱいです。近頃は人を殺しても死刑廃止にしようというアホな人たちが増えています。その人たちに聞きたいのです。自分の娘がレイプされて殺されても、犯人に死刑を望みませんか?と。)
それにプレドニンを飲んでいる人の2chの掲示板を見ると、みんな副作用でもういやだとかいろいろ書いていたので、もらったのにもかかわらず、しばらく飲む勇気がわきませんでした。しかしプレドニンをもらってから2日後くらいに、出血が収まらないのでついに手を出してしまいました。初めて飲んだ時「副作用覚悟しなきゃな。」と思いました。(2chにもまともなことが書かれていることを知って、ちょっとびっくりです。しかし無記名の投稿は無責任ですから2Chは即刻廃止すべきです。と言っても、ごみだめの2chは永遠に続くでしょう。残念です。)
そしてプレドニゾロンをのんだ2日後、出血はなくなりました。ぼくは早くステロイドから離脱したかったので、先生に無理を言いかなり速いペースで減量し、3月の終わりには5mgになっていました。しかし1人目の先生が開業するということで、4月ごろから違う先生の担当になることになりました。
6)消化器専門病院を離れる
しかし二人目の先生はなんだか冷たく、ステロイドももう少し飲んだほうがいいと言われたので、この病院からは離れることにしました。なんだかこの先生は医療をビジネスとしか見ていない感じがして、生理的に嫌でした。 母親も嫌だったらしく、もういかないことにしました。
(実はこの先生のほうが真実を語る医者なのですよ。優しくステロイドを出す先生も、冷たく出す先生も患者に対しては病気作りの同じ悪事をしているのですから、優しく悪事をしている先生のほうがいいということにはならないでしょう。だって医者は病気を治すために存在しているのですから、優しい医者であろうが、冷たい医者であろうが、治せない限りは同じ無価値な病気作りの仕事をしているだけだからです。逆に言えば、全ての医者が冷たければ、ステロイドを使いたくないと思うかもしれないので、私を知るまでのステロイドの投与量は減っていたかもしれないからです。ちょっと皮肉な言い方でごめんなさい。)
7)町医者での治療、そして二度目の寛解
このころは高校三年生になり、進路決定の時期だったので、医学部を目指そうと思っていました。そこで理系科目は化学と生物を選択しました。(ここで生物を選択していたのは幸運でした。松本先生の理論の理解がスムーズにいきました。) (近頃の高校生の生物の教科書は最新の生物の知見が盛りだくさんに詰め込まれています。その教科書を完全に理解し記憶するだけで、現代医学の間違いがすぐに分かると言えるぐらいです。にもかかわらず大学の医学部を出た先生はなぜ間違いを犯し続けるのでしょうか?皆さん、自分で考えてください。)
また次のかかりつけ医を探していたところ、IBD治療で有名な開業医の人が家の近くにいると分かったので、ここに行こうと母親と決めました。その三人目の先生は大学病院、大学関連病院の先生とは違ってユーモアと人間味のある人でした。IBDの人でC〇JAPANを読んでいる方ならお分かりかと思います。ここで今までずっと服用してきたペンタサを大腸まで届くように改良されたアサコールに変えることにしました。そうすると、少しまだ残っていた出血が収まりました。ステロイドからも離脱しました。そして寛解に至りました
(寛解と再燃を繰り返すたびに、ますます広く根深くなっていることを知ってください。IBDを治せる私を知らない限りは寛解と再燃は避けられない症状なのです。免疫を抑えれば寛解がもたらされ、やめれば再燃となるのです。遺伝子を一時的に変えても必ず免疫の遺伝子は元の正常な働きを戻すために修復されてしまいますから、永遠に再燃と寛解の繰り返しを起こし、治らない病気となっていくのです。)
8)高校生活最後の文化祭と二度目の再燃への燻り
僕の高校は文化祭で有名で寛解した5月ごろから普通に日常生活を送れるようになってきたので、文化祭の外装チーフをやることにしました。三人目の先生はアサコールも調子がいい時は徐々に減らしていくという方針でした。 僕が薬を飲み忘れていることを言うと、「僕はそんな感じでいいと思うよ、大声では言えないけどね。患者さんは教科書どおりじゃないから。」といわれました。(確かにこの先生は口のうまい人ですね。教科書どおりにやれば絶対に治らないと言わないところが、素敵な人です。)そして一生懸命まとめ役として計画を練り、設計し、7月の終わりくらいから作業で木を切ったり、アクリル板を切ったりなど作業を開始し、ぎりぎりに完成しそして9月に本番を迎え、文化祭は終わりました。終わった後チーフという重圧から解放されたからか、これから受験勉強をしなくてはいけないというプレッシャーからか、しばらくして便に血が付き始めました。
(戦いのストレスが終わると、それまで増え続けていた戦いのホルモンであるステロイドホルモンも徐々に減っていきます。このときに免疫の遺伝子の転写因子はいっせいにOFFをONに戻していきます。すると免疫の働きが再開し、免疫と化学物質の戦いが再び始まります。こんな簡単な事実を世界中の医学者は決して口にしないのです。なぜならばストレスホルモンが病気を作っていることがばれてしまうからです。
彼も2010年の3月にクローン病が始まったのは、ストレスのリバウンド現象であったのです。つまりステロイドホルモンを出しすぎて頑張りすぎて免疫を抑えたのが、免疫を取り戻してリバウンド現象が始まったのです。つまり皆さんにここでしっかりと理解してもらいたいことは、副腎皮質ホルモンが膠原病を作っているという真実であります。従って病気を治すのは免疫を抑えないことだと気がついてもらいたいのです。彼もストレスで副腎皮質ホルモンを出しすぎなければ、彼はクローン病にはならなかったのです。アトピーになっていただけかもしれません。
従って病気の治し方は、いかに免疫を抑えないかであるのに、世界中の医学者は一切口に出さないのです。なぜでしょうか?答えは明々白々です。製薬メーカーは免疫を正常に戻したり、免疫を上げる薬は絶対に作れないからです。従って製薬メーカーは病気を作るためのステロイドをはじめとする免疫抑制剤を作ってお金を稼いでいるだけだと結論付けられるのです。こんな結論を言い続ける限りは私の命も層長くは続かないでしょうが、今のところ真実を伝え真実を実行して、あらゆる病気を治す手伝いをさせてもらっています。ありがたいことです。)
9)二度目の再燃と悪くなるばかりの病状、二度目の内視鏡
便に血が付き始めてから、どんどん血の量は増えていき、今までと違うのが強い腹痛でした。(この腹痛はヘルペスと免疫の戦いによって生じた痛みです。元来、内臓の臓器そのものには痛みを感じさせる感覚神経はないのです。ただ自律神経の中に痛みを感ずる神経が入っており、免疫が復活すると自律神経の中の副交感神経が優位となり、副交感神経に隠れているヘルペスと戦うと戦いやすくなり、腹痛が激しくなるのです。従ってクローン病や潰瘍性大腸炎における腹痛も、全てヘルペスとの戦いであると理解できます。腸管の粘膜の潰瘍で痛みが出ることはほとんどないと考えられます。)便も下痢になり、(下痢も副交感神経優位であるときに、腸の蠕動が活発化するので、下痢もひどくなるのは副交感神経に潜んでいるヘルペスの戦いが激しくなり、炎症のために副交感神経が刺激され下痢が強くなると考えられます。下痢はもちろん異物をIgGで処理しているか、一部はIgEで処理するために生じるのですが、同時に自律神経の副交感神経に住んでいるヘルペスウイルスと免疫の戦いによって炎症が起こり、この副交感神経に支配されている腸管の平滑筋の蠕動が激しくなったのも一役買っていることを確認してください。)寒気がするたびにどんどん悪くなっていきました。学校にも普通に行けなくなってきました。アサコールの量を増やしてもどうにもなりません。そして先生から「ちょっと内視鏡で見てみたいね。」といわれ、10月の最後の辺に内視鏡をうけました。するともう大腸はボコボコで、やけどしたみたいになっていました。
(このボコボコの状態を“コッブルストーン・アピアランス(cobble stone appearance)”といいます。日本語では敷石状粘膜といい、クローン病の腸粘膜の肉眼的腸所見といえます。彼は元々痔があるということでIBDが分かったのですが、実はその痔はクローン病に特徴的な痔ろうの所見であったのです。若いのに痔のような症状が生じる場合は、クローン病が始まったと考えてよいのです。潰瘍性大腸炎とクローン病の違いをあえて言えば、潰瘍性大腸炎がさらに進行し悪化したものがクローン病といってもいいのです。この敷石状粘膜も腸管からヘルペスを排除しようとする症状だと考えています。なぜならばアトピーでリバウンドが激しいときにはヘルペスとの戦いが激しくなり、皮膚にコッブルストーン・アピアランスとそっくりな症状が見られるからです。)
毛細血管はズタズタになっていて、しかも炎症は回盲部まで達し、小腸のほうにも少し炎症がありました。内視鏡の途中に「クローン病ですか。」と聞くと「まだわからない。」といわれました。(クローン病でも潰瘍性大腸炎でもどちらでもいいのですが、今言ったようにクローン病の方が炎症状態がひどいというだけの話です。さらにクローン病の方がヘルペスとの戦いが激しいともいえます。)
母親も一緒に最後のほうは見ました。そして全部見終わった後こういわれました。「潰瘍性大腸炎の全型で間違いないと思います。」そして内視鏡室でしばらくおなかにたまった空気を抜いて休んだ後に、先生の診察がありました。もう僕はステロイドしかないと思っていたので先生に「ステロイドですか…?」と聞いたところ「嫌だ!」と大声で言われました。またこういわれました。「僕は町の小さな医者だから大きな病院にあるような治療機器はない。白血球除去療法(LCAP)とか顆粒球除去療法(GCAP)っていう副作用の少ない治療を勧めたい。(僕の名前)くんのような病状だと僕のところでは担当できないから、大学病院を紹介するね。」と言われました。この先生はいつもユーモアたっぷりで好きだったので離れるのはさびしい思いがありました。
(確かにこの先生は人間的には正直で魅力的だったのでしょう。ステロイドの副作用も十分熟知していたので、まるで自分に対してステロイドを使うのが「嫌だ」という言い方をしたのでしょう。それほどステロイドが良くないと知っており、しかもアサコールがペンタサのロングアクティングの薬だと知っていたにもかかわらず、なぜ彼の病気を治すことができないのでしょうか?炎症性消化管学会に首根っこを捕まえられていたからです。自分でものを考えることができなかったのです。さらに真実の人間の免疫学を勉強してなかったからです。もちろんどんな免疫学の教科書も、難病の臨床に関する免疫学は嘘ばかり書いてあるわけですから、結局のところ勉強すればするほど標準治療に従う以外に逃げ場がないのです。私のように英語の原書を日本語と同じように楽々と読める医者は少ないので、真実の免疫学を理解できないひとつの理由でしょう。さらに漢方学会が支配する漢方医学ではなくて、本当の中国医学や漢方医学を学んでいないために、とどのつまりは治せない医療をやらざるをえなかったのでしょう。残念です。)
今日はここまでです。2012/10/25
10)大学病院での治療、初めての入院
紹介された先の大学病院で四人目の先生の初診を受けました。そこで紹介状に同封されていた大腸の写真を見て「少しクローン病みたいな所見がありますね。患者さんの10%程にまれに潰瘍性大腸炎とクローン病が混在する場合があるのですよ。」と言われました。
(10%程度に潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)が同時に起こりうるとは何を意味するのでしょうか?ひとつはUCとCDを区分けする決定的な病気の特異性がないことを物語っています。ふたつめは、違った原因で同時に難病といわれる病気が腸管に起こることはまずないものですから、医者が勝手にUCと言ってみたり、CDと言ってみたりしているといえるのです。言い換えると病名などはどうでもいいのです。何がこれらの病気を起こしているかを見極めるのが医学者の務めであるべきなのですが、ふたつとも原因が分からないといっています。
皆さんご存知のように、この世の現象には必ず原因があり、原因のない現象はありえません。潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)の原因については一切分からないということになっています。どんな病気も人体に原因がなければ起こりえません。言い換えると、人体に5大栄養素と水と酸素以外の異物が入らない限りは絶対にどんな病気も起こりえないのです。この病気の第一の原因が人体に侵入した異物なのです。この異物を免疫がどのように認識し、これを処理する戦いが始まるかどうかが次の問題となります。異物を認識できない人は病気を起こせません。ところが病気のこのような原理原則が全く無視されて、潰瘍性大腸炎(UC)やクローン病(CD)は原因不明であり、絶対に治らないと100年近くも言い続けているのが現代の医学界です。にもかかわらず、治療と称してかわいそうな患者を騙し続けることができるのでしょうか?戦いをやめさせれば、一時的には症状が取れるからです。異物を排除しようとする免疫の働きを闇雲に止めてしまえば、患者を一時的に楽にし、患者を喜ばすことができるからです。
学問は真実を探るために存在しております。特に病気の原因で何であるかを突き止めることが医学の目的であり、原因が分かれば治る病気か治らない病気かは、すぐに突き止めることができるのです。それではこのような病気の原因は何だと思われますか?世界中の医学者たちはUCもCDも遺伝子病であるなどとは一言も言っておりません。ということは、免疫の遺伝子が異常なのでUCやCDが起こるとは言っていないのです。だからこそ病気の原因が分からないとまで言い切っているのです。遺伝子病でなければ、やはり人体にとっての異物は一体何なのでしょうか?まさに異物は文明を豊かにした化学物質なのでありますが、口が裂けても医学者は認めようとしません。
皆さん、ご存知のように人体にとって有害と考えられているあらゆる異物を人体に取り込ませないように保健衛生が先進国では100%拡充しております。O-157を体内に入れた焼肉屋はつぶれてしまいました。O-157が入り込んでいた生のユッケは販売禁止となりました。このように人体にとって危険な異物はいとも簡単に保健行政によって突き止められ、その元を断ち切ることが簡単にできるようになったのです。ところが目に見えない唯一の異物が見落とされているのです。いや、見落とされているのではありません。故意に無視されているのです。ちょうど私の真実の医学を医学会が無視し続けているように。ワッハッハ!
なぜ化学物質が原因であることを知りながら、故意に無視してしまうのでしょうか?皆さん、日本は何によって豊かになったと思いますか?資源が全く皆無の日本がどうしてこんなに繁栄したかご存知ですか?答えは極めて簡単です。資源を新しく作り出したのです。この世にない資源を人工的に作ることに日本文明は成功したのです。これがまさに金をもたらす奇跡の便利な化学物質であったのです。この化学物質をどの国よりも先陣を切って作り始め、この世に便利さと快適さをもたらしたのです。この化学物質を世界に売りまくってお金を儲けて豊かな日本を作ったのです。
日本には19人のノーベル賞受賞者がいますが、10人は化学賞受賞者であります。彼らはいかに便利な化学物質を作って日本が豊かになるかを信じて日夜勉学にいそしみ、そしてこの世にない化学物質を作り、それが世界に認められたのです。ところがこのような優れた化学者たちが作り出した化学物質が、よもやアレルギーや膠原病を作り出したと認めることは許しがたいことになるのです。それは彼らの罪を問うことにもなってしまうのです。従って口が裂けても絶対に化学物質がアレルギーや膠原病の原因であることを認めることができないのです。化学物質さえなければ、異物を認識する優れた遺伝子を持っている人たちがアレルギーや膠原病になることは絶対にないのです。
世界中はとりわけ世界の先進国の3大柱であるアメリカ・ヨーロッパ・日本が経済的にも立ち上がれない状況になりつつあります。彼らが先導した資本主義が物質文明、とりわけ化学物質文明が破綻しつつあります。この資本主義は何に支えられていると思いますか?ひとつは彼らが先導してきた物質文明、つまり化学物質文明であります。新たなる化学物質を作る市場に参入してきた後進国によって、先進国は徐々に徐々に競争に負けつつあるのです。安い労働力で同じ化学物質を作れば、高い労働力を必要とする先進国が負けるのも当然であります。と同時に、このような後進国もどんどんアレルギーや膠原病が増えつつあるのです。
もちろんこのような化学物質を作り続ける限りはエネルギーが必要です。このエネルギーを消費することによって地球の温暖化がどんどん進んでいきます。クリーン・エネルギーといわれている原子炉も、安全であるという化けの皮が剥がれつつあります。原子エネルギーを取り出すためにウラニウムが使われ、その残渣であるプルトニウムが10万年も放射能を出し続けるのです。フィンランドでは2020年から2120年までに使われるウラニウムをオンカロという地中深くに埋める計画が進んでいます。その後地下の入り口を閉じてプルトニウムが放射能を出さなくなる10万年を過ぎるまで放置する予定でありますが、気違い沙汰だとお考えになりませんか?1万年前に地球に文明が生まれたばかりであるのに、10万年間放置するんですよ?こんな馬鹿げた計画が進行しているのですよ。
1万年もの間に様々な文明が跡形もなく消え去っていきました。しかし地球は残りました。1万年経って現代物質文明、化学文明が謳歌するようになりましたが、現代文明の崩壊は地球の崩壊をもたらすことに現代人は誰も気がついていません。残念です。人間の無限の欲望が地球を滅ぼすのも間近いことでしょう。それまでには私はこの世から消え去っていますから、死ぬことはありがたいことです。ワッハッハ!)
また、僕から顆粒球除去療法(GCAP)をやりたいと伝えると、「ステロイドと併用してやると早く治りますし、減量できますよ。」といわれました。
(治るという言葉を使わせてはいけません。言葉は真実を語る道具ではなくて、嘘をつく道具に成り下がってしまいました。言葉は残念なことに賢い利口な人が愚かで無知な人を騙す道具になってしまいました。悲しいことです。病気や健康や治療という言葉もなくすべきです。病気の全てが分かった現代では、病気はいいことなのです。健康という言葉は健康食品会社が儲けるためにあるだけですから、健康という言葉も実体のない文学の言葉に過ぎません。治療という言葉も、医者たちが愚かな患者を騙すために使われているだけですから、治療という言葉は病気を治すというときにだけ使うことを許されるべきです。
現代の病気の原因は化学物質とヘルペスウイルスだけです。風邪などはたいしたことはないのですから、病気と考えるべきではないのです。ましてや風邪で病院に行ったからといって、治せる薬は何も出せません。風邪のウイルスを殺すのも自分の免疫だけですから、漢方薬を飲み休めばすぐに治ります。
古来からの病気も全て感染症です。今も昔も病気を治すのは医者ではありません。薬でもありません。病気を治すのは全て患者の免疫であり、患者の免疫の遺伝子であるのです。この患者の免疫の遺伝子を傷つけておいて何が治療ですか?!G-CAPもステロイドも全て医者や製薬メーカーが儲けるだけで、結局は一時的な苦痛を与えるか、遺伝子を変えて病気を作っているだけなのです。ただG-CAPは免疫の遺伝子を変えるわけではない治療であることは確かです。しかしかながら顆粒球が減ると免疫の働きが落ちることも確かです。だからこそG-CAPは見かけは良くなるのです。それでも金がかかりすぎます。
ここでもっと詳しく遺伝子病とは何かについて説明しておきましょう。遺伝子はDNAからできております。DNAは30億対の塩基からできていることも分かりました。そのDNAの中にタンパクを作る遺伝子が22000個あることも分かりました。このDNAの塩基の並びに異常があるときに、生まれつきのいわゆる遺伝子病が生まれ、正常な生命活動ができなくなります。これが本当の遺伝子病であり、私はこの遺伝子病は絶対に治らないと言っているのです。なぜならば異常な塩基の並びを変えることは絶対に不可能であるからです。
一方、今をときめくiPSは、遺伝子に対して何をしたかご存知ですか?DNAの塩基の並びを変えたわけではありません。つまり遺伝子病を作ったわけではないのです。にもかかわらず、どうして線維芽細胞がiPSになったのでしょうか?もっと具体的に話を進めましょう。ステロイドは遺伝子を変える一時的遺伝子変性症であると言い続けてきました。このステロイドとiPSの関係について述べましょう。ステロイドも何もDNAの塩基の並びを変えたのではありません。つまりステロイドも遺伝子病を作ったわけではないのです。それでは一体ステロイドやiPSは何をしたのでしょうか?
皆さん、ここで注意してもらいたい大事な点があります。それは22000種類の遺伝子を持っているからといって、その遺伝子が発現しているのではありません。分化の中で目は目の働きをさせる遺伝子だけをONにし、あとの遺伝子はOFFにしてしまっています。同じように筋肉も筋肉になる遺伝子だけをONにし、あとの遺伝子はOFFにしてしまっています。つまり目が筋肉になったり、筋肉が目にならないように分化したのです。つまり遺伝子は必要な遺伝子をONにし、不必要な遺伝子をOFFにし続けているのです。遺伝子は必ず発現する必要があるときにだけ発現して人間の生命を維持しているのです。必要のないときには発現しないのです。発現しているときに「その遺伝子はONになっている」といいます。逆に発現していないときは「その遺伝子はOFFになっている」といいます。
つまりひとつの細胞のDNAの中には遺伝子をONにしたりOFFにしたりするスイッチが組み込まれているのです。このスイッチのことを転写制御因子といいます。この転写制御因子は400万箇所あるといわれています。ひとつの細胞の核のDNAの中に400万箇所もあるのですよ。この400万箇所のスイッチを切ったりはずしたりしながら、つまりON/OFFを瞬間瞬間にやりながら生命は生き続けているのです。分化のために必要な遺伝子は死ぬまでONになり、分化のために不必要な遺伝子は死ぬまでOFFになっているのです。
それでは誰がこのスイッチをON/OFFにしているのでしょうか?これが一切分からないのです!にもかかわらず70年以上前にステロイドを合成したヘンチがノーベル賞をもらったように、今回もiPSを作った山中教授にノーベル賞が与えられました。私はこのような原理原則を全く考えずに与えられたノーベル賞に疑問を感じざるをえません。
今日の新聞にもiPSの臨床実験において保険をかけようというニュースが載っていました。損保会社がiPSの臨床試験研究に賠償保険を新たに作ろうという新聞記事です。日経には次のように書かれていました。『一般に新しい治療の臨床研究では被験者が万が一死亡したり、深刻な後遺症が残ったりした場合に数億円の賠償金の支払いが発生する。病院や研究機関が単独で負担することは難しく、保険に加入しておくことが多い。』と書かれてありました。このような記事は、私は初めて目にしました。薬が病気を治したことはないので、何のためにこのような危険な人体実験をやるのか、しかも人体実験に対して保険をかける必要があるのか、全く私の理解を超えた記事でありますが、いずれにしろこれは一体何を意味するとお考えですか?まさにiPSがいかに危険な細胞であるかを物語っているのです。
ステロイドで治した病気が何もないのと同じように、iPSで治る病気はひとつもないことを予言しておきましょう。だってiPSよりもはるかに万能性が高いES細胞による臨床試験でも失敗しているのに、どうしてiPS細胞で成功することがあるでしょうか?というのはES細胞は分化した、つまり転写制御因子が全くOFFにされていない細胞なのです。ところがiPSは既にOFFにされた転写制御因子を無理やりにONにしてしまい、見かけはES細胞に似ているようですが、実は狂った細胞なのです。一度OFFにされた転写制御因子が必ずONに戻ってしまう事実を私は25年間ステロイドを一切使わずに見てきたのです。
iPSは時間を取り戻したと喧伝されていますが、本当にそうでしょうか?実はステロイドも短い時間ですが、遺伝子の初期化が行われ、かつその意味では時間を巻き戻したといえるのです。というのは、アレルギーや膠原病の人にステロイドを投与することによって、ONになった免疫の遺伝子を、一時的にOFFに変えているのです。ところが必ずリバウンドが起こるのです。このリバウンドがどうして起こるのかについては誰も研究していません。事実起こるのです。これを私はステロイドのリバウンド症状の中で25年間見てきたのです。言い換えると、免疫の遺伝子が敵と戦うためにONになったスイッチがステロイドによってOFFになったのです。つまり、ONを起こした時間とOFFにした時間とは差があり、見かけはOFFの状態に変えたわけですから、つまり何もなかった状態にしたわけですから、時間を取り戻したともいえます。こんな馬鹿な論理があるでしょうか?それをiPSはステロイドよりもはるかにスイッチを切り替えて、細胞を初期化したとか、時間を巻き戻したとかを言っているのですが、その原理について山中先生は一言もコメントしておられません。
実際に初期化とは一体どのような意味を持つのでしょうか?本当の初期化は受精卵を作ることですが、作れるわけはありません。本当の万能細胞は受精卵だけなのです。ES細胞も実を言えば受精卵ではないのです。あくまでも受精卵の中の内部細胞塊を取り出しただけですから、胎盤を作ることはできなくて、生命ももちろん作り出すことはできません。もちろんiPSも胎盤を作ることはできません。iPS細胞を正しく名づけるとすれば、「分化を進める転写制御因子のスイッチを訳も分からず変えた細胞」と言うべきです。ちょっと長ったらしいですが。ステロイドで変えた免疫の細胞は「異物を処理するために発動した転写制御因子のスイッチを一時的に止められた細胞」と言うべきです。さらに付け加えれば「いずれこのスイッチを止めても再び元に戻る細胞」と言うべきものです。
時間という絶対唯一の神に挑戦することは不可能です。遺伝子だけをタイムマシンに乗せることは不可能です。見かけは時間を取り戻したように見えても、必ず過去の痕跡は残るのです。
本論に戻りましょう。私がステロイドが遺伝子変性症を作っているというのは、まさに無理やりに400万個のスイッチのいくつかを人間が勝手にONにしたりOFFにしたりすることを言っているのです。遺伝子がONになったりOFFになったりするのは、何も遺伝子が気まぐれにやっているのではないのです。必要であるからON/OFFになっているのです。その機構は複雑すぎてこれからも解明されることはないでしょう。なぜならば人間の受精・発生・分化・誕生・成長・老化の全ては、400万個のスイッチによって行われているのです。この400万個のスイッチの繋がりを人間の頭で解明し、かつ支配できると思いますか?それは絶対に不可能なのです。だからこそ、この世の時間という神に続いて、2つめの神は遺伝子だと私は言い続けるのです。神なる遺伝子を変えることを許されないのです。
遺伝子を変えなくても全ての病気は人間の免疫の遺伝子で治すことができるからこそ、医者は要らない、薬は要らないと言い続けているのです。遺伝子を変えないからこそ病気が治るのです。変えれば変えるほど病気は治らなくなってしまうのです。従って遺伝子のなすがままに手伝いをするだけが医者の仕事になるのです。そんなことになれば医者は要らなくなるし、もちろん私も要らなくなるでしょう。とどのつまりは病気を治すのは患者の免疫の遺伝子だけであり、免疫の手助けをする薬だけが必要なのです。それがワクチンであり、抗生物質であり、抗ヘルペス剤であり、漢方であり、鍼灸であるのです。もちろん免疫を下げない心の教育も必要ですが。)
しかし前の先生の「嫌だ!」を思い出すと、ステロイドを使う気にはなれませんでした。そこで初診の次週11月の初めからGCAPだけをやることになりました。そしてGCAPを初めて受けました。 しかし想像していたものとは違いました。まず腕に針を刺すのですが針が太いので生々しい痛みでした。それでも初めてのGCAPは無事に終わり、家路につきました。 しかしこのころは食欲もなく家でおなかをおさえて寝るくらいしかできませんでした。
(G-CAPについてはここを読んでください。これも医療費の無駄の典型です。やればやるほど国家財政は破綻に近づいていきます。)また手足の冷えも尋常ではありませんでした。
(G-CAPは白血球の中の顆粒球を除去する方法ですから、必ず免疫が落ちます。免疫が落ちますというよりも、落とすためにやっているわけですから、当然その結果、体温が上がらないどころか、体の冷えが尋常でなかったのでしょう。)そして次の再診のとき、CRPも貧血もどれも悪かったので絶食治療と入院を勧められました。
(ここです。なぜCRPが悪くて貧血もひどかったのに絶食を進めたのでしょうか?まさに食事の中にUCやCDの原因となる化学物質が入っていることを医者たちは知っているからなのです。従ってUCやCDの治療の第一歩であり、かつ最終の歩みもIVHと絶食であるのです。と同時に、患者がステロイドホルモンを出さない心の持ち方と生活を改めることです。心の持ち方で大事なのは、ひとつは、大きすぎる自己に対する期待を諦める、2つめは、他人のエゴを受け入れてあげる。3つめは、自己中心的な欲望を捨てる。であり、極めつけは他人の幸せを喜んであげることです。この4つがストレスを“心の自家薬籠中”にできる心の持ち方であり、免疫を貶めることは絶対ないのです。一夜にしてこのような心がけができるわけではありません。毎日自分の心を見つめ続けることです。一瞬でもできれば、それを繰り返せばよいのです。私ができることですから、皆さんもできるはずです。)
僕と父親はよく考えた後入院することに決めました。その日の夜から点滴とGCAP週2の入院治療を始めました。GCAPも辛いものでしたが、絶食も辛いものでした。
(この点滴がIVHでないところが問題なのです。IVHはカテーテルを鎖骨下静脈に定置しておくものです。2~3ヶ月は絶食しても栄養不良にならないのです。)
このころなんとなく医者になるのはやめようと思いました。
(彼は非常に優秀ですから、医者になりたければひょっとすれば、病気がなければ東大の理Ⅲも合格圏にいた男なのでしょう。ところがこのように免疫をいじめられる治療をされ続けて医者になるのが辛くなったのでしょう。東京から来ている方ですから、頻繁に大阪には受診できないので、遠隔治療をされている方です。この前の電話で医者になる気はないのかと尋ねましたが、才能のある数学科に進むと伝えてくれました。私の真実の医療を知れば、やはりもう一度医者になりたいのではないかと思ったのですが、世界で私しかできない医療ですから、大学の医学部で学ぶ医療は病気を作るだけだと判断したのでしょう。医者になるのはやめました、と言っていました。
日本中の高校生で学力の高い灘高や、開成校のナンバーワンの生徒たちは、東大理Ⅲを狙いますが、全く意味がないのです。医者になるのには本当の才能は何も要りません。医者はいかに病気を作るかを大胆に自信を持ってやればいいだけのことですから、誰でもできることです。皮肉を言わせてもらえば、現代の当たり前の医者になり続けるためにはもうひとつ必要な才能があります。嘘をつく才能と、他人を思いやる心が全くない冷血漢の才能でありますから、彼が医者になることをやめたのは正しいのです。ワッハッハ!だって病気を治すのは患者さんの免疫だけですから、何の才能が必要でしょうか?ワッハッハ!彼のような数学に才能のある人は絶対に数学者になるべきです。数学の才能ほど優れた才能はないと私は考えています。医者になって才能を無駄死にさせる必要はないのです。ポアンカレ予想を解いたロシア人のグレゴリー・ペレルマンのような人になってほしいものです。)
そして前々から好きだった数学の進路にしようと思いました。入院中に「クローン病の疑い」ということで胃の内視鏡検査もしました。苦しかったです。そして入院して一週間くらいたった後、食事が再開されました。食べ物のありがたみを感じました。そして二週間後くらいになったとき、CRPが徐々に下がってきているということで退院しました。
(CRPが下がったのはG-CAPのためよりも、むしろ絶食のためです。つまりUCやCDの原因である化学物質を入れなかったために、免疫は化学物質と戦う必要がなくなり、炎症もCRPも下がったのです。化学物質が入らない限りは、体内にいかにステロイドホルモンを入れようが作ろうが、戦いは絶対に起こらないからです。この病気の原理原則さえも世界中の医学者たちが嘘をついて認めようとしないことが、現代の全ての病気の治療が間違っているという根拠です。結局は化学物質を作った文明の責任であり、化学物質を作った化学者の責任であるのですが、誰も責任を問われません。なぜならば化学者は膨大な富と利便さを文明にもたらしたからです。)
家に帰ってきたとき安心しました。病院から早く出たいと思っていました。そのあともGCAPを頑張って続け、いつもは静脈に針を刺していたところを動脈に刺したりして激しい痛みに耐えるときもありながらも11回やった後にようやく出血が止まりました。11月終わりのころでした。便も固まっていました。
(G-CAPを11回もやったところで、患者の心に痛みの記憶が残り、かつ病院と製薬メーカーに金は残ったのですが、やはり病気も残ってしまったのです。つまらない治療です!国家財政にますます負担がかかるだけです。頭の良い若者よ、国家財政が破綻するまでは、医者をはじめとする医療関係者は絶対に飯が食え続けるので、頑張って医者になってください!ワッハッハ!これは丸秘情報ですよ、私のホームページを読んでいる人だけのとっておきの情報ですからね。ワッハッハ!)
11)たった一週間の寛解とステロイド再使用
退院して一週間、退院祝いとして親戚と家族で退院祝いをしました。
(18歳の高校生としては、退院できたことが病気が治ったことと同義だと思うのは当然なのです。家族も医療に関してはその程度なのです。病院は病気を治すために存在しているのですが、治ったと言わなくてもお金が稼げるのが、現代の医療の特徴です。こんな医療はそそくさとやめてもらいたいものですが、私の力ではどうにもなりません。残念です。)
そこでもう大丈夫だと思っていた僕はそこで出された鰻を食べてしまいました。鰻は脂質のたくさんある魚です。次の日、腸がギュルギュルいうようになりました。これはやばいと思ったところ、もう手遅れでした。
(鰻の脂っこさが再発の原因ではないのです。鰻も養殖されているので化学物質がたんまり含まれています。化学物質が一切入っていない鰻であれば、たっぷり食べても炎症が起こることはないのです。この世の中は嘘で固めつくされています。言い換えれば論理矛盾が世界中の無知な大衆の頭を洗脳しつくしています。自分の頭で論理を追究するという訓練が一切されていません。全ては金を儲ける人がマスコミを通じて発する宣伝が世界中の人の心と頭に入り込んでしまっています。なぜこの商品がいいのか、なぜこの薬がいいのか、なぜこのサプリメントがいいのか、つまり根拠が全くありません。宣伝は根拠を言うと宣伝でなくなるわけですから、当然といえば当然です。私のように、常にいかなる問題についてもなぜを問いかける自己教育を常にやらなければ、騙されるのがオチです。)
その一週間後くらいから下痢・出血が始まりました。再診予定を早めて行ったところで、先生に「GCAPはもう一回できないのですか?」と聞くと、「11回までと決まってるからな…。透析科の先生にもお願いしなくてはならないし…。」と言われました。僕は「ステロイドの注腸はだめですか?」と聞いたところ「注腸は苦手な人が多いけどできるの?」ときかれ、使えますといいました。それから12月半ばからプレドネマ注腸を使うようになりました。しかし、いっこうに病状は現状維持、というよりは少しづつ悪くなっていきました。また、学校の生物の授業で、ステロイドは分子量が小さいために細胞膜を通り抜けられるので、細胞内の酵素に直接影響を与えると知ると、恐ろしい気持ちになりました。
(高校の教科書でもステロイドの悪弊について出てきているにもかかわらず、医者たちは見かけの症状を良くするためにステロイドを使いたがります。このステロイドを作ったヘンチもノーベル賞を受賞したことを皆さん知っておいてくださいよ!ステロイドが悪い薬だと知っているのは、世界中の医者では私一人であり、目覚めた患者さんだけなのです。今でもステロイドが悪いと堂々と言えるのは私しかいないので、iPSもステロイドより悪いと言えるのです。しかしながらステロイドは巨大な富を医薬業界にもたらしました。iPSも巨大な富を医薬業界にもたらすでしょう。しかもその富の源泉は税金であります。しかしながら病気はどんどん増え続けていくでしょう。しかもその責任は、iPSを作った山中先生も医薬業界も、誰も取る必要がないのです。素晴らしい再生医療となるでしょう。ワッハッハ!)
12)運命の変わり目、クローン病と診断
2012年の初もうでは病気平癒で有名な巣鴨のとげぬき地蔵に家族で行きました。
(地球を滅ぼさんとする科学文明の時代に、神も仏も地蔵もないのですが、心の弱い無知な人たちは相も変わらず自分の免疫ではなくて、自分の心の在り方でもなくて、やはり迷信に向かわざるを得ないようです。いくら優秀な男でも高校3年生のウブで純な人ですから、仕方のないことでしょう。パナソニックやシャープやソニーは危ないのですが、儲かるのは医薬業界と宗教界だけとなっているようです。)
この時「病気がよくなるように、志望校に合格できますように。」とお願いしました。しかし病状は腹痛・出血ともによくならないまま、センター試験が近づいてきました。そこで経口ステロイドも始めてしまいました。センターも腹痛のする中受けました。食事制限も厳しいものとなり辛かったです。このころから漢方はどうなのだろうかと「潰瘍性大腸炎 漢方」でヒットした都内の病院に行きました。しかしそこで処方された漢方を飲んでもいっこうに症状はよくなりませんでした。そして2月半ばごろから私立大の本試験、そして国立大の二次試験も症状がよくならないまま受けました。もちろん勉強も全く手についていないので受かるはずもありません。学校も卒業しました。
(日本中の医者が漢方、漢方と目先を変えてやっておりますが、彼らは免疫の根本も理解せず、漢方の意味も理解せず、目先を変えて患者集めをしているだけです。ましてや免疫を上げる漢方と免疫を下げる薬と併用するものですから、ますます薬遊びに堕落するだけです。全国から、いや外国からも難病を治すために当院に来られますが不思議なことです。香港や中国から来られる人もいますが、なぜ漢方の本国である香港や中国で難病を治す医者が出てこないのでしょうか?答えは極めて簡単です。一言で言えば、病気を治すのは患者自身であり、難病の膠原病の原因は全て化学物質であることを知らないからです。患者を集めて漢方の売り上げや薬の売り上げを増やして金を儲けようとする意図しかなく、真実を尽くして患者の病気を治そうという心がないからです。患者自身も病気を治すのは薬であり医者であると思い込まされているからです。病気は自分で作り自分で治すものだという教育が全くなされていないものですから、当然といえば当然のことです。
人間は遺伝子的に自分の利己なる遺伝子を発現させるために生きているだけです。従って自己の利己なる遺伝子が他人の利己なる遺伝子を傷つけても全く意に介しないというのが人間の本来の姿であるがゆえに、常に偽善を弄し、他人のためにと思わせながら、実を言えば自分のエゴを満たしているだけであるのを隠し続けるのが人類の歴史の根本であります。他人の幸せさえ心で感じ取ってあげるどころか、嫉妬を感じ続ける人間がどうして他人のために生き続けることができるでしょうか?
私は自分のエゴなる心の真実を語りましょう。絶対に他人ためには私は生きられません。しかし他人のエゴを傷つけて、自己のエゴを満たすことはしません。全ての人が自分がして欲しくないことを他人にしない限り犯罪は起こりません。法律も必要ありません。しかし現実の世界は偽善だけで動いています。口では他人のためにやっているといいながら、こっそりと自分のエゴを満たすために他人のエゴを傷つけて金儲けをしているのが現代社会です。その最たるものが医薬業界だと断言できます。皆さん、何が真実かを常に追い求めてください。)
何か変わらないかと今までやっていた和太鼓も再開しました。3月の事です。そこで先生から「これからの治療方針を決めるために、クローン病かどうか内視鏡検査をさせてほしい。」といわれ、受けたところ、「判別の難しい所見だが、経験から言うとクローン病だと思います。」と言われました。
(治療の方針もクソもありません。ただ免疫を抑えて病気を作り続けるだけですから、『病気をどのようにして作っていくかの方針を決めたい』と言うべきです。言い換えると『造病方針』というべきです。病気を治せない限りは治療という言い方はやめましょう。治療方針という言葉はまさに偽善的な言葉の代表です。真実を言いなさい。『造病方針を決めるために、さらに無駄な検査をしてお金を儲けるために内視鏡をやらせてください』と言いなさいよ。)
4月の初めです。そして僕は家に帰ってクローン病をパソコンで調べました。Wikipediaも今まで潰瘍性大腸炎ばかり見てきましたがクローン病を調べました。しかし、クローン病と診断されたのが分岐点でした。母親が「クローン病 完治」で検索したところ、松本医院がヒットしました。そして母親が「理論はよくわからないけど、熱意を感じる。行って来たら。」と言ってくれたので、父親と一緒に松本先生のクローン病完治の理論を読んで新幹線に乗って松本医院に行きました。4月半ばの事です。
(熱意を感じるという言葉は褒め言葉でしょうか?それとも中立的な言葉でしょうか?少し理解に苦しみます。なぜならば、病気を作ることに熱意を持ってやっている医者はゴマンといますから、私はあまり好きな言葉ではありません。やはり言ってもらいたいのは「真実を訴えようとする熱意がこもっている」というぐらい言って欲しかったのですが。淡々と語ろうが、熱意を持って語ろうが、真実であるかどうかが大事なのです。)
13)松本医院
新幹線の中でも腹痛に襲われ、時間に間に合わなそうになりながらも、 大阪の高槻に無事につきました。
(この腹痛は交感神経や副交感神経の内臓筋層間神経叢や腸管粘膜下神経叢に潜んでいたヘルペスと戦ったときに生じる痛みなのです。UCやCDの腹痛はほとんどがヘルペスとの戦いであります。)
松本医院に入った途端、漢方のいい匂いがし、スタッフの方もみんな人間的な感じがして、今までの病院のイメージとはかなり違った感じがしました。なんか大学病院の金属的な無機質なオーラとは違い、人間的なオーラを感じました。
(私の医院以外の病医院は全て病気を作るために存在しているだけですから、金属的で無機質で事務的なビジネスの雰囲気があって当然なのです。いつも言っているように、病気を作るのは免疫を抑えるからであり、免疫を抑える限り病気を作っていることを知っておいてください。私の医院の存立は病気を治すためであるので、スタッフの皆も私が全国から来られる難病の患者さんを治していることを身をもって知っているので、やりがいがあります。私がその病気を治していることを目の当たりに毎日毎日見ているものですから、おのずから私に対する尊敬もにじみ出てきます。従って人間的な他人を思いやり、病気を治しにきてくれる患者に対する態度にも独特のオーラが見られるのでしょう。)
周りには膠原病の手記を読んでいる方や、リウマチの手記を読んでいる方、などなどたくさんいました。そこで潰瘍性大腸炎・クローン病の手記を読んだのですが、その人が今や何でも食べていると書いてあるのを見て思わず自分もこうなるのかなと思いうれしくて吹き出してしまいました(笑)。
(私の医院は予約は全く必要ありません。待っている間は患者さんの手記が山ほどありますから、よりどりみどり好きなだけ読んで勉強していただけるので、長く待てば待つほど、良くなった過去の患者さんと深く付き合えるのです。彼は来る前にUCやCDの私の理論は読んだようですが、患者さんの手記やそのコメントは読んでいなかったらしく、初めてどんな食べ物を食べても良いと知って、ほくそ笑んだのでしょう。UCやCDの食事は一切化学物質が入っていないものが最適なのですが、現代文明では不可能です。だからこそどんどん化学物質を入れて、IgGからIgEにクラススイッチさせ、最後は免疫寛容を起こせばUCもCDも全て治ってしまうのです。もちろんUCやCDだけではありません。膠原病の原因は全て化学物質ですから、治し方は全て同じなのです。)
その後血液検査をしました。免疫を上げる鍼灸治療も受けました。父親が昔むち打ちを鍼灸で治したことを思い出したらしく、家で毎日お灸をやってあげるぞと言ってくれました。そして松本先生の診察室に入りました。 先生はメガネをかけ、にっこりしていました。理論を読んできたことを話すと、「ありがとう!」と握手してくれました。3回くらい握手してくれました。
(彼との出会いの第一印象は、大人しい真面目な人であるという印象以外はあまり残っていないのです。それは彼がとても理性的な男だったからです。彼がこれほど優秀な男だったことは後で分かりました。ごめんなさい。)
そして「絶対に治るでぇ~。」と言ってもらいました。そして自分の病気は自分のストレスが原因であること、この病気は自分の免疫で治すということを改めて教えてもらいました。そして何とも言えない安心を覚えました。また「あんたはすぐなおるでぇ~。」と言っていただきました。そして漢方薬と漢方風呂、赤・黄の塗り薬をもらって家に帰りました。もう一度来たいと思わせてくれる松本医院でした。
(私の医院以外は治る病気を治らないと宣告し、しかも治らない免疫を抑える治療を続けるものですから、全て鬱になって病医院を去らなければなりませんが、私の医院はまさに“快楽の診察室”といえます。なぜかというと、この世の中に治らない病気はないということを伝え、自分の免疫で治すものだと説明してあげるものですから、病気を治したい人は、「よし!自分で治そう!」と元気が出ます。他の病医院を「地獄の部屋」とすれば私の診察室は「天国の部屋」というべきです。天国は笑いで満ち溢れていますから、「笑いの部屋」といってもいいかもしれません。私の医院以外に病院は要らないというのはこのことです。地獄の部屋はすぐになくすべきです。笑いの部屋こそ病気を治す出発点です。 ところが残念なことに、この「笑いの部屋」が「怒りの部屋」とか「怒鳴りの部屋」に変わることがあるのです。私の理論を全く理解せずに、ましてや患者の手記もコメントも読まずに来る人は説明すればするほどイライラしてきます。加えて猜疑の目つきを持って来られる患者さんにはほとほと閉口します。自分の病気は時分で治すものだと聞いたことがない人もいます。これだけホームページを作るのに頑張っているのに、読んだと言いながら何も分かっていない人に出会うと、怒りがこみ上げてきます。これが私の欠点です。さらに加えて心の邪悪な人はますます腹が立ってきます。私の理論も理解しないうえに、心も汚く、私が病気を治すと思い込んでいる患者には怒鳴り声が飛びます。私に疑いを持つ人はわざわざ遠路から診察に来る必要はないのです。どうしても病気を治したい人だけ受診しなさい。病気を治したくなければ、これまでの病院通いをして治らない病気にすればよいのです。とにかく当院に来る前は私のホームページを理解してから来なさい。)
14)その後
帰ったその日の夜から漢方を作りました。食前の漢方は黄土色で最初は吐き気がするくらい苦く、この先飲み続けられるだろうかと思いましたが、頑張って飲みました。(今やおいしくてやみつきになっています。コーヒーみたいなものなのでしょうか。)
(その通りです。チャイニーズ・コーヒーであります。実はコーヒーよりもはるかに価値があります。なぜならば免疫を手助けする成分がてんこ盛りです。だからこそ患者の病気を治す手伝いができるのです。これだけ優れた成分を持った植物である漢方薬がなぜもっと詳しく研究されないかご存知ですか?漢方に勝る薬は何もないのにもかかわらず、世界中の医薬会社は研究をしません。なぜだか知っていますか?結局は金が儲からないからです。iPSも金が儲かりそうだからこそ、医薬業界のみならず全ての実業界が手を出し始めました。しかしiPSは病気を治せることはほとんど不可能だと断言できます。だって病気を治すのは患者さんの免疫以外にはないものですから当たり前の話です。
それではなぜ漢方薬を研究し尽くしても金が儲からないのでしょうか?仮に天然の植物の中に含まれている成分から特効薬を作ったところで特許が取れないからです。iPSは海のものか山のものか何一つ分からないものであるにもかかわらず、山中先生は特許の専門家を雇い、世界中に特許を出しているようですが、漢方薬は研究しても特許が取れないのです。金儲けの極意は独占です。特許が取れれば20年間一人勝ちをして巨大な金儲けができます。特許が終わると後発品が生まれ、競争にさらされ、どんどん儲けがなくなってしまうのです。まさに特許は初めて見つけた人が金を儲けるためのインセンティブになっているのです。真実が無限に潜んでいる漢方薬を研究して真実を明らかにしたところで、金が儲からないので誰も手を出さないのです。
いずれにしろ実は実践的漢方薬研究は3000年前から実際に中国で行われてきました。最近は植物薬学者が植物免疫学を勉強しながら細々と書籍にその素晴らしさを書いていますが、今さら研究する必要もないのです。だって免疫を上げる成分を抽出できる経験処方は既に中国人が作り上げていますから、漢方薬は病気を治す免疫を上げるという真実は明らかになっているものですから、それこそどの成分が免疫を上げるかどうかなどは二の次でいいのです。しかも他の製薬メーカーの工場で作られる薬は全て免疫を抑えるだけですから、免疫を抑える研究などは本当はやる必要は全くないのです。
iPSもどのような病気にどのような薬が効くかという材料になると言われていますが、病気を治す薬などは、この世には何もわけですから、このようなiPSを使う研究も意味がないのです。ただ免疫を手助けできる薬はワクチンと抗生物質と抗ヘルペス剤だけですから、これ以上何が必要でしょうか?しかもこの3つの薬は全て感染症に対してでありますから、感染症が制圧された現代に他に何の薬が必要でしょうか?何も要りません。後は残りの免疫を手助けしてくれる薬は漢方薬だけですから、他にどんな薬を見つければいいのでしょうか?ありません。
免疫を高める薬はなぜ作れないのでしょうか?皆さん疑問に思いませんか?漢方薬がなぜ免疫を手助けするのでしょうか?既に書いたように植物は自分が生き続けるために、害虫や様々な異物と戦わなければ生き続けられません。ちょうど植物や動物の成分を食べなければ人間は栄養を摂ることができないのと同じです。現代人は栄養だけを植物から摂取しているように思いがちですが、実を言えば様々な免疫成分を摂取していることに気づいていないのです。栄養に特化した植物が米であり小麦であり野菜であるわけですが、免疫成分に特化したのが漢方薬といえます。また栄養に特化した動物が牛や豚や鶏であるように、免疫に特化した動物の臓器があるのです。それが動物性生薬といわれるものです。動物性生薬の中に、イッカクとかウニコールと呼ばれる鯨類に属する動物の角であったり、サイの角であるサイカクがあります。これらは解毒剤や解熱剤や鎮静剤として用いられてきました。ヤモリの一種にゴウカイというものがあり、黒焼きにすると強精剤となるのです。他にタツノオトシゴである海馬というものもあります。
説明すればいけばキリがないので、動物生薬を思いつくままに羅列します。ガマの油、牛の胆石であるゴオウ、熊の胆嚢、ジャコウ鹿の雄の香嚢(包皮腺)、蚕に付くビャクコウ菌といわれるカビ(別名ビャクキョウサンと呼ばれます)、マムシの黒焼き、女王蜂のローヤルゼリー、リュウコツといわれるマンモスやその他の獣類の化石、ミミズの地竜、蝉の抜け殻であるセンタイ、菌類の一種である冬虫夏草、牡蠣の殻であるボレイ、鹿の角であるロクジョウ・・・などが動物性生薬として長く用いられてきました。しかしこれらの動物性生薬の研究は金が儲からないので誰もやりません。つまり特許が取れないので独占できないので、従って大儲けができないので誰も研究をやらないのです。残念です。世の中は全て金で支配されています。真実が金を上回るような世界は永遠に作れないでしょう。金がある限りは。)
食後の漢方も透明な黄褐色で同様に苦かったです。しかし2~3日飲み続けると、便が固まってきました。出血もなくなりました。大学病院の診察の予約があったのでそこでの採血の結果を見ると、これまで4はあったCRPが0.1と正常値になっていました。これはすごいと思いました。この時四人目の先生は「いきなりこんなになるとは…、どうしてだろう…」と言っていました。ぼくはニヤニヤしてしまいました。(この大学病院にはもう通っていません。)また松本先生のリウマチ・膠原病の理論もじっくり読みました。
(UCやCDがクラススイッチをしてアトピーになり、最後は免疫寛容になって化学物質と共存することと、CRPや血沈が良くなることとは同じではありません。先ほどのiPSとステロイドの話でも書いたように、自分のステロイドホルモンで病気を作って免疫を押さえて、つまりアレルギーになるものをAID遺伝子の発現を抑えてIgGにしてしまうと膠原病が起こります。このメカニズムを知らない医者、つまり病気の原因の発祥となった患者自身が自分自身のステロイドホルモンで免疫を抑えたために生じたことを知らない医者は、治療と称してステロイドを用いて病気の原因をさらに深めて増やしていきます。従ってステロイドで病気を作っているにもかかわらず、さらにステロイドを使い続けてさらに病気を治らなくしていることに気が付いていないのです。
つまりAID遺伝子がステロイドによってOFFになっていることを知らないのです。このAID遺伝子がOFFの状態が続く限り症状は出ないので、採血のタイミングによっては一瞬非常に良くなったと思えることがあります。ただし、症状が出ても漢方は免疫を抑えずに下痢を止めたり出血を止めたり腹痛を止めたりすることはできるのです。いずれにしろ一度ONになったAID遺伝子をOFFにしてしまうと必ず修復が行われますから、この修復を行い尽くさなければ絶対に病気は治りません。この免疫のONのときに見られる症状をいかに楽にしてあげるかが漢方煎剤の目的のひとつなのです。どのように漢方生薬が免疫を高め、症状を取るのかの研究をしてもらいたいのですが、金が儲からないので誰もしません。これが現代の漢方医学の限界なのです。残念です。いずれにしろ免疫の遺伝子は常に正しいのです。免疫の遺伝子によって生じる病気は全て治すために行われている働きなのです。症状が出ても死なない限りは必ず免疫は化学物質と共存するという目標を達成してくれることを25年間ずっと証明し続けてきたのです。まさに漢方は残念ながら今も経験処方であり続けているのです。
必ず遺伝子は無理やりONをOFFにされたときはそれを記憶し、元のONに戻そうとするのです。どうして元に戻そうとするのかについては誰も研究していないのです。ただ事実として必ずOFFがONに戻るときに症状がひどくなるのです。これは未だ見つかっていない修復遺伝子がOFFをONに戻そうとしていると考えています。だからこそ無理にONをOFFにする薬は意味がないと言っているのです。この意味でiPSも意味がないと私は言うのです。ひょっとすれば変えた遺伝子は必ず元に戻すという働きは遺伝子の第一原理なのかもしれません。このような遺伝子のON/OFFを研究する学問をエピジェネティクスといいます。このような学問も緒に就いたばかりです。この学問も先が見えています。なぜならば、このようなエピジェネティクスな学問をやっても金が儲からないからです。残念です。学問が金儲けの端女になってしまいました。)
すると学校の教科書にはアレルギーのかゆみは厄介なものとしか扱われていませんでしたが、
(免疫が敵と戦うときには不愉快なのは、人間が嫌な人間と戦うときに感ずるのと同じことなのです。免疫が免疫寛容を起こして化学物質と仲良くすれば快適になるのは、人間同士が仲良くなっているときの快適さと同じです。)
異物を排泄するためにまず異物(正しくは化学物質と結びついたタンパク質)と結びついたIgE抗体を肥満細胞にくっつけてヒスタミンを出してかゆみを発生させてそれらもろとも体外にリンパ液とともに排泄する働きと書いてあって、そう考えるのが一番自然だと思いました。
(リンパ液がたくさん出る人は、実はヘルペスをリンパ液をともに排除しているのです。真実は常に単純明快であり、自然なのです。自然の中には矛盾がないのです。あるべくしてあるものであるからこそ、自然なのです。これ以下の文章は、松本自身が書いたようです。アッハッハ!完璧です。)
また僕はこの病気の原因は自分もそうだったことからストレスだとずっと思っていましたがその答えが松本先生の理論の中に書いてありました。ストレスに対抗するために副腎からステロイドホルモンをだし、免疫の遺伝子の働きを変え、逆クラススイッチ(Wikipediaでもクラススイッチと検索すると出てきます。)させ本来アレルギーとしてIgEで処理される異物をIgGで捕まえてマクロファージや好中球に食べさせて溶かし殺させようとするのですが、アレルギーで処理されるべき異物は細菌でもウイルスでもなくただの化学物質なので溶かせずずっと残って、しかも治療と称してステロイドや免疫を抑えるペンタサやイムランなどを使うので、いつまでたっても元の免疫に戻るクラススイッチが起こらず、いつまでたってもIgGの戦いになり出血したり腹痛がするとのことでした。これもものすごく自然でした。また免疫を上げ続ければサプレッサーT細胞(レギュラトリーT細胞・Treg)が戦いをやめさせて自然後天的免疫寛容によってクローン病・潰瘍性大腸炎は完治するとのことでした。松本先生の理論は所々難解なところもありましたが、
(難解なのは免疫には登場人物が多すぎるからです。)
その大筋は極めて簡潔で美しく、論理的で美しさまで感じました。僕は数学が好きなのですが、数学の論理展開にも似た美しさが松本理論にはあります。
(免疫の遺伝子は38億年を生き延びるという目的のために完璧な論理を追究することによって、あらゆる環境の艱難辛苦を乗り越えてきました。生き延びるための論理は完璧なのです。だからこそこの論理に数学的な美があり、この論理に従えば全ての病気を治すことができるのです。ところが医学者たちはこの論理を理解するだけで、かつこの論理に従うだけで病気は治るのに、金を儲けるためにこの論理の実現を阻止し続けているのです。だからこそ彼らの医学は論理矛盾にあふれているのです。つまり敵と出会ったときに免疫の遺伝子がONになっているのを無理やりにOFFにしようとするために矛盾が出現し、病気が治らなくなってしまうのです。)
ぼくは家に帰ってからこのリウマチ・膠原病の理論を読んだのですが、これを読み、理解した後、皮肉を言わせてもらえば、大筋の部分は医学部の入学試験に出してもいいのではないかと思うほどでした(笑)。
(そうなのです。高校生も知っている真実を私は述べているだけなのです。この真実を隠蔽するために医学を勉強する人たちは努力を続けているという皮肉な結果となっているのです。なぜならば病気を治してしまうとお金が儲からなくなるからです。自己の利己的な遺伝子が満足しないからなのです。お金は他人のエゴを満足させて初めてもらうべきものですが、医療界は自分のエゴだけを満足させるだけで食える世界なのです。)
なぜなら大筋は生物の資料集の内容で理解できることだったからです。
(本当は国家試験に私の理論を出してもらいたいのですが、そんなことをしてしまうと医薬業界は完璧に崩壊してしまいます。医者が病気を治すのではなくて、薬が病気を治すのではなくて、患者の免疫が治す理論を理解しているかどうかだけを医師国家試験に出せば全ての病気は治ってしまうのですから。)
漢方風呂も体の芯から温まる感じでした。免疫の細胞たちが活発になっているイメージができました。そして前々から悩まされていた手足の冷えもむしろポカポカしてきました。また、電話診察の時もユーモアたっぷりに話してくれました。受験勉強は自分にストレスにならない程度にやりぃや~とも言ってくれました。松本先生の大学の後輩の数学の先生の話もしてくださいました。
(この話は、彼は誤解しているようです。彼は東工大の数学科に行きたいと話していましたから、40~50年前に矢野健太郎という、受験生なら誰もが知っている素晴らしい数学の受験参考書を書いた人がいると伝えたのを誤解されたようです。)
電話が終わると何とも言えない安心感を覚えました。また母親は毎日漢方薬を煎じてくれ、父親は毎日お灸とマッサージをしてくれました。感謝しています。
15)リバウンド
漢方を飲み始めて一か月か二か月たったころ、止まっていた出血がまた出てきました。
(先ほど言ったように免疫を抑える様々な治療と称する造病治療をやってきているので、AID遺伝子のみならず、全ての免疫の遺伝子はONをOFFにされていますから、必ず元に戻そうとします。これがリバウンドです。従って、早く私のことを知れば知るほど、それだけリバウンドも少なくなるのは医者によって遺伝子をONからOFFにする度合いが少ないからです。ただG-CAPは免疫を抑える治療ではありません。治す治療ではありませんが、異物を認識する様々な免疫に関わる顆粒細胞を除去することによって、リバウンドすべき細胞も除去しているので、金はかかりますが免疫の遺伝子を変える病気作りの治療法でないことは確かです。死ぬまでG-CAPを全ての患者さんがやれば、おそらくこのG-CAPだけで毎年1兆円を超えるでしょう。彼がもう一度G-CAPをしてもらいたいと言ったのは、その効果を彼は知っていたからです。ところが医者のほうが躊躇したのは、金がかかりすぎて厚労省が何回も繰り返すことを許さないからです。
日本国民は国家財政が破綻しかけていることは何も気を留めずに国からの補助金を欲しがります。6万円を超える高額医療は全て国が持つようでありますが、誰がその金を出すかが問題だと私は言い続けているのです。治さない限り、死なない限りは、永遠に治療という行為は国の税金がかかった医療の7割と、かつ6万円以上の治療費を負担し続けねばなりません。誰がその税金を稼ぎ続けることができるのでしょうか?ましてやあらゆる病気は自分の免疫で治すことだと分かっているのに、なぜ無駄な治療行為を続けるのかと疑問を呈しているのです。G-CAPを11回続けるのにかかる費用は、IVHと絶食で治せる費用の100倍はかかるでしょう。だからこそG-CAPはやる必要はないと言っているのです。)
でも僕は理論をしっかり読んでいたので、「体が元に戻ろうとしているのだ。」と思いました。免疫の遺伝子を修復するのには出血もしょうがないことでしょう。松本先生に連絡したところ「それはリバウンドや。出血止めの漢方出しとくね~。」と言ってもらい、その日から食後の漢方が出血止めの黒い漢方になりました。
(漢方3000年の歴史の中で中国人は薬草から取った漢方薬をとり混ぜ、あらゆる症状に対して対応できる処方を作ってくれました、この処方を盗んで真似て勉強して患者に出しているのです。この漢方薬の素晴らしさも現代の中国人が知らないのは残念です。ちょうど明治維新のとき日本人は漢方を排斥したのと同じことが中国においても西洋崇拝の風潮が見られます。残念です。)
(この漢方は今までの漢方と違って甘くてやみつきになってしまい、いまでは一日の楽しみとなっています。)またこのころから手のひらに湿疹ができるようになりました。湿疹を掻いた傷口に赤い薬を塗ると、すぐにかさぶたになってくれます。(クラススイッチがIgGからIgEへとなされ、アトピーが出ているのです。このクラススイッチの意味も、このAID遺伝子の意味も本庶佑先生がご存じないのは本当に悲しいことです。こんな明々白々な真実を誰も語らないことが悔しいです。)
また、手記で見たように壮絶なリバウンドを経験されている方が何人もいらっしゃったので、これからすごい辛いリバウンドが始まるのかなと覚悟していましたが、僕の場合は二・三か月くらいの慢性的な出血だけで、そのうちおさまってきました。カレーも食べても何ともありませんでした。またストレスをためないためにも和太鼓は今も続けています。
(11回やったG-CAPがリバウンドを起こすべき免疫細胞を排除してしまったので、それほどリバウンドがなかったのでしょう。)
そして二度目の診察の時に「きみはもうすぐ治るでぇ~。」と言ってもらいました。帰りに京都により北野天満宮で受験のお守りと健康を祈って家路につきました。
(データを見たら炎症所見がどんどん落ちていたからでした。この意味でG-CAPはエンブレムやレミケードやステロイドよりも病気を作らないという意味で、これらの薬よりも優れているといえるかもしれません。同じように金がかかりますが。)
16)潰瘍性大腸炎・クローン病の完治
その後から手のひらの湿疹がどんどん出てきて、かゆくて夜眠れない日がたまにありました。しかしそのうち出血も止まり、そのことを松本先生に伝えたところ、「潰瘍性大腸炎のほうはもう治ったね。これからはアトピーの治療になっていくからアトピーの漢方だしとくね~。」と言ってもらい、潰瘍性大腸炎・クローン病のほうは完治させることができました。9月初めのころです。いまはクラススイッチしたアトピーを免疫寛容に向かわせるべく治療をアトピーの治療に切り替えて続けています。
(私は25年もの間、膨大な患者さんを診療してきました。難病の人たちが全国からやってきていただきました。壮絶なリバウンドが数多くありましたが、誰も殺したことはありません。私も近頃はずる賢くなってきまして、死にそうになれば自分の病気は治らないと諦めてステロイドを使いなさい、と言うようになりました。免疫の遺伝子の働きを抑え込んでしまえばたちどころに症状は消えてしまうので、責任を問われることがないからです。ここまでくるのに断腸の思いをしたいくつかの事件もありました。もちろん患者さんとのいざこざであったのですが、そこから様々な病気の意味、人間の本質も勉強させていただきました。悩み、勉強し続けるからこそステロイドはもとよりiPSも批判することができるようになりました。全て患者さんから学ぶことができました。
先日アトピーで岡山県から来ている真面目な理学療法士である若い患者さんに次のように問いかけられました。「先生は松本医学を作るのに指導者は誰かおられたのですか?」と。即座に答えました。「アホか!誰が真実を教えてくれるんや。私の医学の真実を知っている人ならば、既に私と同じことをやっているやろ、アホか!」と言いながら最後に「実は先生がいるんや、おまえや!わかるかい?患者さんが私の先生やったんや。医学は患者さんが病気やからこそ生まれ、発展してきたんや。だのに今や製薬メーカーと学会のボスが偽りの医学を作っているんや」と言っておきました。)
17)おわりに
今、松本医院に行っていなかったらどうなっていたのかと思うとぞっとします。
(一生、半端ものの人間になって終わるでしょう。彼の数学の才能も発揮できることは不可能だったでしょう。もちろん自分で飯を食うことも不可能になるでしょう。一生薬漬けの人生で終わってしまうでしょう。)
僕はレミケードをする前に松本医院にたどりついたのですが、僕はレミケードが抗TNF-αの薬だとIBDの本で知っていて、Wikipediaで調べるとTNF-αはがん細胞に対し壊死を引き起こす因子であると分かっていたので、それを阻害するレミケードを使うということはがん細胞が増殖しまくりの状態を作ることだと思い、どうしても受けたくありませんでした。
(UCやCDで癌になるから治療しなければならないという医者が増えてきました。自分たちが癌を作る薬を使っておいて、それを病気のせいにしてしまうのです。盗人猛々しいとはこのことなのです。若い患者を脅かし、原因が分からないと言い続け、絶対に治らないと保証し、しかし特別疾患としてタダで治療してやるという態度は許しがたいと思いませんか?この医療を変えるために、私は彼が来年東大数学科でも東工大数学科でも合格すれば、ブログを作ってもらう予定です。私の理論を完璧に理解している彼ですから、私のホームページよりもはるかに優れたブログを作ってくれるでしょう。頼まずとも、既にクローン病を良くしてあげた小西竜二さんが作ってくれたブログを勝るブログを作っていただき、15万人以上のUCやCDの患者さんを治す手伝いをしてくれるでしょう。“アラブの春”がブログで生まれたように、“日本医療の春”を是が非でも実現したいと思っています。)
また日本ではないが、 海外では悪性リンパ腫が発生した例が40人ほどあるというので、そんなことを聞くとどうしても嫌でした。そこで松本医院に出会えたことは本当に幸運でした。どうか、この手記を読んだ方々、自分の身を守るためにも自分の病気の事を知ってください。自分の体は自分の知恵で守っていくものです。
(そうです!自分の病気を理解し、病気を治すのは自分の免疫しかないということを知り、自分の知恵と自分の心で治してください!全ての病気は自分で治せるのです!この世に自分の免疫で治せない病気は先ほど述べた遺伝子病しかありません。)
Wikipediaでも何でもいいので松本先生の理論と照らし合わせながら見てみてください。それがあなたの人生を救うものとなることを願ってやみません。今や僕は普通の人と同じように食事をし、同じように運動をし、同じように勉強できる体になりました。カレーもお寿司もとんかつもラーメンも食べても平気です。うれしくて笑ってしまいます。ニヤニヤしてしまいます。これほどうれしいことはないでしょう。今年の受験は去年とは全く違う僕で挑めます。数学・物理という真理の追究をしたいと思っています。アトピーが完治した暁には完治の手記を書きたいと思います。松本先生ありがとうございました。 これからもよろしくお願いします。
(そうです。医学の真理は私が見つけ出しました。いや、患者さんの38億年の免疫の遺伝子が見つけ出しております。今さら医者になって見つける真理など何もありません。ただお金を儲けたければ医者になりなさいとお勧めします。しかし、真実を知りたければ、さらに自分の才能を伸ばしたければ、数学・物理、最高です!化学はあまり勧めません。化学物質を新たに作ってもGDPは増えるでしょうが、大地は汚染されるだけです。彼が数学や物理で大成されることを祈っています。 最後にこの文章は18歳の男性が書いた手記であります。67歳の死にぞこないのオジンである松本が書いた文章となんら変わるところはありません。彼の才能に乾杯!)
2012/11/01

注目の手記・ブログ
●かあさんくまさんの松本医院のアトピー治療ブログ
(2人娘はアトピっ子。「絶対に治る!」という主治医のコトバを信じ、ステロイドや抗アレルギー剤を使わず、漢方治療をはじめました・・・)
漢方科 松本医院について
ホームページについて
アレルギーは医学部の教科書には、現代の医学では治らないと書かれています。何故、一介の開業医である私は治すことができるのに他のお偉い方々は治らないとおっしゃるのでしょうか?いずれにしても、私が如何に大声をあげてアトピ-やリウマチが治るといっても変人扱いされるだけでしょうが、ここに証拠をお見せしましょう。ここで紹介される患者さんの手記は、巷に出ているノンフィクションの本よりも遙に感動的であり、今アトピ-や喘息やリウマチと戦いつつある患者さんの皆さんに大きな励ましとなるでしょう。このホームページを読めば、体の中で起こっている自然の正しい免疫反応を抑制してはいけないのに、見せかけだけを良くするために抑制して生じた薬害の後始末をすることが私の主な仕事となり、完治するのはアトピ-やリウマチだけではなく、同時に他のアレルギ-(アレルギー性鼻炎やアレルギー性気管支喘息やアレルギー性結膜炎)が全て消失してしまうのもお分かりになるでしょう。
患者さんが経験された厳しい症状などについて医学的な意味付けが赤字でコメントしているものもありますから、私のアトピ-やリウマチの治療法がさらによく理解できると思います。何回も読み返してください。この記録から、ステロイド・抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤・抗炎症剤の免疫抑制剤が一時的に症状を良くしても、結局は見せかけの治療薬に過ぎないことが理解され、とりわけステロイドの乱用によりステロイド皮膚症になった人が、いかにステロイドから脱却し、最後はアトピーやリウマチを治しきってしまうこともお分かりになるでしょう。
アトピー・リウマチをはじめ、全てのアレルギー・膠原病の治療において、一切ステロイドを使いません。
それは、ステロイドをはじめとする免疫抑制剤を使っている限り、アトピー(アレルギー)やリウマチなどの膠原病はもとより、全ての病気を治すことができないからです。また、私は何も漢方で治しているのではなくて、正しくは漢方を使って免疫を上げて、患者の免疫を高め続けることによって、自分でクラススイッチをしたり免疫寛容を起こさせたりする手助けをしているだけなのです。漢方が治したり、私が治したりしているのでもなく、あくまでもあらゆる病気は自分の免疫で治しているのです。
漢方治療中(治療中でなくても)、市販の風邪薬は飲まないでください。
市販で売られている、もしくは他医院で処方された風邪薬の中には、抗ヒスタミン剤や、抗アレルギー剤が含まれています。とりわけ、小児用の風邪薬の中には、必ず、ぺリアクチンという抗ヒスタミン剤が入っています。私のアトピーや花粉症の患者さんの治療が、なぜか長引いてしまうことが時にありました。この方々は風邪を引くたびに、このぺリアクチンの入った市販の薬を服用していた患者さんたちであることがわかりました。これらの風邪薬は、鼻水や鼻づまりなどの見かけの症状を取りながら、同時に、本来のアレルギーを抑制しています。風邪が治ったあと、必ずリバウンドが繰り返され、アトピーをはじめとするアレルギーやリウマチの完治が遅れますので、服用しないでください。
松本医院の「なぜ」
病気とは何でしょうか?
病気とは、人体に不必要な異物が侵入してきたときにそれを排除しようとする正しい免疫の働きに見られる症状のことを病気だといえば一番わかりやすいでしょう。となれば、病気とは否定的に捉えるのではなくて肯定的に捉えるべきものではないでしょうか?つまり否定されるべきものは侵入してくる異物であり、病気そのものではないのです。言い換えると異物が人体に侵入しない限り、免疫の働きは行使される必要はないのです。この世から人体に必要な5大栄養素と水と空気以外の異物が存在しなければ、病気は絶対に起こらないのです。言い換えると、病気を起こす原因は人体に不必要な異物なのです。
それでは異物には何があるでしょうか?2種類しかありません。ひとつは、病原細菌であり、ウイルスであります。これらはワクチンと抗生物質で征服されてしまいました。つまり、間単に殺すことができるようになったのです。このために人類の寿命は飛躍的に延びました。ふたつめは何でしょうか?まさに近代化学が作った化学物質であります。この化学物質が人体に侵入したときに、それを排除する免疫の働きの症状がアレルギーとなるのです。
アレルギーとは何でしょうか?
アレルギーとは環境汚染物質を体内から排除する働きであります。何故アレルギーは増えたのでしょう?環境を汚染する農薬をはじめとする化学物質が極めて多く作り出されるようになったからです。実はリウマチもアレルギーのⅢ型であります。
膠原病とは何でしょうか?
膠原病はアレルギーと同様、環境汚染物質という同じ敵を排除しようとしています。ただ、膠原病はIgG抗体を用い、アレルギーはIgE抗体を用います。つまり武器を変えて戦っているだけの違いなのです。
アレルギー・膠原病はなぜ治るのでしょうか?
敵は無限に存在する化学物質や環境汚染物質であり、味方はアレルギーの場合は有限であるIgE抗体であり、リウマチの場合はIgG抗体やリウマチ関連抗体であります。排除しても無限に繰り返し入ってくる化学物質を永遠に排除することは不可能であり、有限は無限に絶対に勝つことはできないからです。ところが現代の医学は異物を排除しようとする免疫の働きを一時的に抑制するだけですから、IgE抗体やIgG抗体やリウマチ関連抗体が再び作り出されいたちごっこになり永遠に戦いが終わらないのです。従って免疫の働きを一切抑制せずにアレルギーの症状を楽にしてあげるだけで最後はIgE抗体やIgG抗体やリウマチ関連抗体が作られなくなるのです。これを発見したのは世界で私が初めてなのであります。これを自然後天的免疫寛容と名付けたのです。
リウマチの患者さんの家族の皆様に
他医院で治療をされていない初期のリウマチは、「風邪よりも治すのが簡単である」と言っても過言ではありません。しかし、私の患者さんは当院に来られる前に間違った現代医学の免疫を抑制する治療を受けて来られる方がほとんどです。従って、私の治療を始めると、間違って受けてきた治療の度合いに応じて、多かれ少なかれ必ずリバウンドが出現し、それに伴い、痛みが増強します。大量のステロイドを注射されたり飲まされてきた人、長期に渡って他の病院でリウマチ治療を受けてきた人は、激しい痛みのために、自分自身の身の回りの世話が不可能になる事態もしばしば遭遇します。
そのために、私の治療を受け続けるには、絶対に家族の協力が必要となります。ところが、遠方から来られる方や、お年寄りの方の中には、リウマチ治療の困難さを全く理解せずに、すぐにリウマチが治ると思って気軽に一人で受診される方がいます。実際の治療の困難さや、具体的な私の治療法、何より私自身を知ってもらうためにも、初診時には必ず家族の方と一緒に来て下さい。また、患者さんはもちろん、家族の方も私のホームページに記載されている理論とその証拠である手記を繰り返し読み、私の理論と治療法を理解してから来て下さい。
また漢方薬だけでは絶対にリウマチを治すことは出来ないのです。他の免疫を上げる鍼・お灸・漢方風呂などを総動員して初めて徐々に免疫は回復し、上昇し、最後はクラススイッチし、自然後天的免疫寛容となるのです。