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「潰瘍性大腸炎手記」

匿名希望 28歳 2012年9月11日

(潰瘍性大腸炎はIVHと漢方煎剤によって自分の免疫で治せる)

潰瘍性大腸炎―IVHだけを2ヶ月続けて―

 (IVHは膠原病の原因となる農薬をはじめとするあらゆる種類の化学物質がほとんどゼロですから、まず膠原病を起こす原因がなくなります。その間に免疫は新たなる化学物質と戦うことをやめる代わりに、それまでに生じた炎症の修復に専念できるので、戦いの症状がだんだん良くなっていきます。しかも高栄養をたっぷりIVHで入れてもらえるので、栄養不良になる心配も一切ありません。その間、病院には言わずしてこっそりと漢方煎剤を飲んでもらうことによって免疫を上げることができるので、膠原病のIgGの戦いをIgEに変えることもできるのです。しかも入院中は学業や仕事のストレスから完全に開放されて、ストレスを減らすことができ、ストレスがなくなればストレスに耐える必要がないので副腎皮質ホルモンを作る必要もなくなり、従ってステロイドで免疫を抑えることによって膠原病を作ることもなくなってしまいます。

 

 私の膠原病の治療で最も大切なポイントは、実は心のあり方であります。この手記にも正直に患者さんが書いてくれたように、彼の潰瘍性大腸炎を作り出したストレスは、司法試験合格への激しい努力だけではなくて、やはり家族の問題も隠れていたのです。両親の離婚と立派な母親の意思に逆らえなかったという葛藤のストレスもあったのです。

 このように膠原病の始まりは、単に化学物質が大量に入るだけでは始まらないのです。やはり必ず自分自身でストレスに耐えるために必要な副腎皮質ホルモンを大量に出し続けるという条件がさらに加わる必要があるのです。つまり一言で言うと、膠原病は免疫を抑える副腎皮質ホルモンが作っているともいえるのです。この副腎皮質ホルモンが免疫のクラススイッチをさせないで、逆クラススイッチを生み出していることを、世界中の医者の誰一人として知らないのです。だからこそ彼らの治療薬と称しながら、実は病気を作る免疫を抑えるあらゆる種類の薬を使い続けて、『潰瘍性大腸炎・クローン病は絶対に治らない』という病気に仕上げてしまうのです。

 ストレスがかからない心のあり方は、自分の欲を「諦める・捨てる」ことと、他人の欲を「受け入れてあげる」という3つの欲の処理の仕方を身につけることです。とりわけステロイドホルモンを一切出す必要がない至福の心のあり方は、他人の喜びを自分の喜びとすることです。言い換えると、嫉妬を捨て去ることです。

 私だけがこれらの膠原病についての真実を知っているのではありません。医学をまともに勉強している医者ならば、全ての医者が知っているのです。いわんや東大や京大の医学部の教授、いやハーバード大、エール大の医学部の教授が知らないわけはないのです。いわばキツイ言葉を使えば悪の談合組織にも似た状況が現代の医薬業界なのです。彼らは、患者の病気を治すことには全く関心がないのです。ただただお金を儲ける以外に興味はないのです。口ではまるで国民の健康のためと言いまくっていますが、実は自分たちの懐のためだけなのです。

 その証拠をこれからまざまざと見せつけてあげましょう。特に手記の最後に載せてあるデータを見ればお分かりになるのですが、IVHだけで(もちろんこっそり私の漢方煎剤を飲んでいたのですが)潰瘍性大腸炎の炎症が全て消失してしまっているにもかかわらず、担当医のK医師は患者に「良くなってよかったね!」という言葉さえ吐かなかったのです。ただ実は捨てていたアサコールを飲んでもらっていると思い込んでいるところが、誤解を生み出す可能性があります。それでもK医師はアサコールとIVHで良くなったことを喜んであげるべきだったのです。さらに医学を実践しているのが医者ですから、なぜ良くなったかについて考えを巡らせるべきだったのですが、一切口にしなかったのです。まるで彼の病気が良くなることが、医者にとってはこれ以上苦しみがないという態度をとったのです。アサコールとIVHだけでは儲けが少なかったことに対する腹立ちがあったのです。これが人間です。医者のエゴなる遺伝子は、クローン病や潰瘍性大腸炎が治ってしまうと、毎年何千億円も儲からなくなってしまうのです。皆さんもお分かりでしょう?毎年何千億円も儲からないのですよ?医者や病院にとってこんな悲しいことが他にあるでしょうか!?ワッハッハ!

 偽善の極みが現代の医薬業界であります。)

はじめに

 私は病院に大腸カメラの検査結果を聞きにいったところ、潰瘍性大腸炎を患っていると診断され、栄養状態も悪く、即日入院をすることになりました。 その間、入院先の病院の治療方針ではなく、松本医院の治療方針に従って治療を続けました。その結果、現在では、潰瘍性大腸炎を克服しつつあります。

 (私の医療方針というのは、患者の免疫を最大限に発揮させ、免疫を抑制する薬は一切やらないで、自分で病気を治すことです。もちろん心の葛藤のある人は、つまり間違った欲望を満たし続ける人は、絶対に治すことはできないのです。それは自分の副腎皮質ホルモンを出し続けるからです。この意味では病気を治すことほど簡単なことはないのです。病気を治すのには才能は全く必要ではないのです。必要なのは自分の病気を絶対に治したいという希望に加えて、間違った欲望をコントロールする強い意思だけであります。つまり自分の心を常に見、常に反省し、自分のエゴのみならず、他人のエゴも大事にしてあげることです。一言で言えば、『自分にされたくないことを他人にするな』という心のあり方です。彼はこの心のあり方も身につけることができたからこそ、たった2ヶ月の入院で炎症は消え去ったのです。)

 病院に反旗を翻し、主治医と戦い、看護師さんたちに(内心)呆れられ続けながらも、私はかつての健康を取り戻すために、松本医院の治療方針を選びました。まさに闘病ではなく、闘病院でした。

 (この闘病院の意味を詳しく述べましょう。つまり病院の医師と看護師と薬と闘って病気を治したという素晴らしい造語です。私も毎日世界中の医者と薬を敵に回して闘病院をやっております。もっと詳しく述べれば次のようになります。患者の免疫を傷つけて、病気を作って金を儲けようとする全ての病院関係者と闘い続けることが闘病院です。この闘病院をやって初めて、病気が治ることを彼は証明してくれたのです。闘病院という彼の作った新語が世界中に広まることを期待しています。

 

 ここで大事なことは誰が闘病院を選んだかということです。それは患者さん自身なのです。病気を治すのは自分自身の免疫であるということを知ったときに、病院と闘わざるを得ないということを彼は知り、その治療法を実践している松本医院を選択したのです。まさに病気を治すのも自分自身の免疫でありますが、病気の正しい治し方を選択するのも自分自身であるのを彼は強調してくれています。

 ちなみに成人病を治すのも全て患者自身であります。贅沢すぎる欲望を持たなければ成人病の全ては治ります。にもかかわらず医薬業界は金を儲けるために、こんなことは決して口にしません。悲しいことです。37兆円という医療費を誰が負担するのでしょうか?まるで天から金が降ってくるような錯覚に政治家はとらわれています。老人の票が欲しいために。医薬業界の票が欲しいために。悲しいことです。)

 今回の入院中母が私の体温や便の状態、先生とのやり取りなどを克明に記録してくれていました。松本先生の論文や他の方の手記で、潰瘍性大腸炎の克服についての理論は説明されていますので、私は克服の過程の一部をお伝えしたいと思います。克服の過程に個人差があるとはいえ、また気休めにしかならないとしても、一人の患者からすると、他の人はどんなペースで体調の変化があったのだろうということにも大きな関心があったのは事実です。それに一人の患者としては、現時点においては(将来において医学の勉強をするという選択はともかく)、克服の理論を深く述べることよりも、克服の過程をできる限り正確に伝える方が、松本先生や今後現れうる松本医学の後継者・伝道者のお仕事のお役に立てると思うからです。

 (まさに彼は手記の意義を完璧に理解してくれています。私は何も松本医院を日本国中に知らせしめるために手記を書いてもらっているのではありません。真実を伝えるためです。この真実は永遠に伝わっていくべきものです。私の後継者はもとより、全ての医者が知り、伝え、実践していくべきものなのです。しかしこれはおそらく無理でしょう。なぜならばグローバルな間違った標準医療をやることによって、世界中の医薬業界が1000兆円近いお金を稼いでいるからです。だからこそ微力そのものでありますが、声高にしかも殺されないためにひっそりとホームページで真実を述べ続けているのです。)

潰瘍性大腸炎発覚の経緯 2012年5月1日~11日

 

 2012年5月に入ってから、下腹部に違和感を感じました。そして日ごとに下痢の回数が増え、下血も生じてきていました。しかし今思えば、今まで生きてきた28年間大病をしたことがなく、少し休めば治まると思い、ゴールデンウィークの間は家で寝て過ごすなどしただけで、愚かにも病院で見てもらおうという判断をできずにいました。(もっとも、松本医院で実施されている真実の医療を知った現在となっては、松本医院以外の病院にかかることが愚かなことだったといえるのかもしれません。)

 (彼は日本で最難関の司法試験の合格のために続けてきた勉強を断念し、公務員になったのです。つまりストレスから一挙に開放されたとたんに、ストレスホルモンを出し続ける必要がなくなり、耐えに耐えてきた生活から開放され、免疫が回復し、アトピーで出るべき遺伝子の修復よりも、膠原病になるべき遺伝子の回復が早かったので、さっそく潰瘍性大腸炎になったのです。ステロイドホルモンが出し続ける限りは、アトピーも膠原病も抑制され、症状が出ないのです。

 それではどうして長く続く強いストレスがなくなったときに、アトピーが出なくて膠原病が先に出てしまうのでしょうか?説明してあげましょう。答えは、免疫はなぜ作られる必要があったかという点にあります。つまり免疫はあくまでも進化の最初の最初はやはり細菌とウイルスに対抗するために作られたからです。細菌やウイルスを殺すために最後はIgGという抗体を作るように人間の免疫の進化が生じ、一方IgEはもっと後に進化して作られるようになったのです。なぜならば、病原体は知らないうちに生命体に侵入し、はじめはわずかな量で体内に侵入しても、徐々に徐々に無限に増え続けるという敵ですから、早く退治しなければ生命体は病原体によって殺されてしまいます。ところが他方、殺す必要のない異物は、生命体が自分自身で積極的に摂取し続けない限り量は限られる上に、増えることは絶対にないからです。従って常に生命体は全ての異物をまずIgGで殺すべき敵と認識し、殺す必要がない、つり増えない敵であるということが免疫の遺伝子に認識されれば、おもむろにIgGをIgEにクラススイッチをしてIgGの世界である膠原病からアレルギーに変えるだけで命は温存される上に、要らないものは排泄するという仕事に取り掛かれるように進化したのです。

 従って免疫を抑制し続けるステロイドをはじめとする現代製薬メーカーが作っている薬を使う限りは、いずれはそのような薬をやめるときには膠原病が出ると予言することができます。実際このような医原病の患者が、私の患者さんのほとんどといえます。残念です。現代の医療はこっそりと医原病を作り続けるので、医学がこれほど進んでいても病気は減らず、従って医療費もうなぎ登りに増え続けるのです。残念です。)

 しかし、それでもお腹の痛みは治まらず、母の勧めもあり、はじめは職場の近くの町医者にかかりました。そこでは、触診と問診だけで、整腸剤等を処方されただけでした。けれども、それでもやっぱり治まらず、5月10日に地元の大病院に行くことになりました。外来診察で今後の主治医となるK先生に症状を話したところ、大腸に問題がありそうであるとの判断から、翌11日に大腸カメラを実施することとなりました。そして大腸の検査をしたところ、中等症で左側大腸炎型の潰瘍性大腸炎の疑いがあり、この病気は不治の病であり、一生付き合っていかなければならないと宣告されました。

 (彼は現在公務員として立派に仕事を果たしています。これだけ全ての症状が良くなり、データも良くなって、しかも堂々と仕事ができるようになっている姿をこのヤブ医者に見せつけて、K医師の嘘つきぶりをなじるべきです。なぜ治る病気を治らないと宣告したのかという文句を添えて。

 社会は医療界のみならず、全ての分野で一番強いボスたちが支配しています。医薬業界で一番強いボスは薬屋です。彼らは手を変え品を変えて、薬をたっぷり今度は医学会のボスたちにこっそりつぎ込みます。すると今度は医学会のボスたちは自分でものを考えることができない愚かな医者たちを製薬業界の意思どおりに動かすために標準治療という暗黙のうちに間違った治療を強制します。組織は全て利権で動いていますから、医者を辞める気がなければ組織の掟に従わざるを得ないのです。そうでなければ飯が食えないのです。

 こんなことを書くと、私に対して「お前は間違った組織に反逆していてもなぜ飯が食えるのか」と聞く人がいるかもしれません。飯は食えるのです。患者の病気を治すことさえすれば。と答えます。しかもその飯のおいしさは格別です。まずひとつの真実という味付けがされます。次に医者に一生を奪われてしまいそうな人の命を取り戻せる患者の喜びです。この喜びがまた最大の味付けをしてくれます。この意味で私は世界最高の料理を毎日食べさせていただいているとも言えます。私はこの最高の料理を次の世代に渡そうと捜し求めています。

 その後継者の第一条件は、何よりも正義感を持ち、嘘をつかない人です。さらに本当に私の正しい真実の免疫の理論を完璧に理解している人です。もっと大事なことがあります。真実を武器にして死ぬ覚悟で全ての医者と戦い続けることができる勇気を持っているかどうかであります。この条件が最も大事でありますが、果たしてそんな後継者は見つかるでしょうか?私の子供たちも医者になっていますが、果たして私のレベルにまで上がれるかどうかは疑問があります。とりわけ真実のために死ぬ覚悟があるかという点においてであります。)

 カメラの前に飲む下剤のまずさ、カメラを大腸に入れる際の痛み、連日に及ぶ下痢・下血による栄養不足(このときはまだこの認識はありませんでしたが)等で衰弱しきっている中、K先生は潰瘍性大腸炎のパンフレットを見せながら、淡々と説明をしていました。大腸カメラをしても、すぐには検査結果を出せないらしく、後日23日に検査結果を聞きに行くことになりました。

 (すぐに検査結果を言うべきです。医療に関しては早ければ早いほど検査を患者に知らせて病状を説明するのがよいのです。なぜならば命に関わることであり、中途半端な状態は免疫を抑制するからです。ところが近頃の病院は医者同士が口裏を合わせるために、すぐに患者に知らせないのは間違っています。それぞれ専門家がやっていることですから、間違いはないのですから、すぐに患者に伝えるべきです。)

 その後、アサコールとミヤBMを処方していただきました。そしてその日は、歩くと大腸に衝撃が生じるため、非常にゆっくりと歩いて帰った記憶があります。

 (大腸に衝撃があるのでゆっくり歩いて帰れと医者が言ったとすれば茶番そのものです。現代の医療は全て間違っています。なぜならば免疫を抑えるための検査であり、処置であり、薬であるからです。病気を治すのは自分の免疫だけなのです。)

松本医院通院 5月19日

   

 そのような状態の中、私は5月19日に初めて松本医院を訪れました。

 私が松本医院を訪れるきっかけは、次のようなものです。母がインターネット上で見つけてきたいくつかの潰瘍性大腸炎に関するサイトの中のひとつに松本医院のサイトがあり、その中から母親がこの病院がよさそうと軽く一読して、ほぼ直感的に母親自身が選んだというものです。

 (某国立有名大学の法学部を出て、最難関の司法試験を目指す頭を持った子供さんをお生みになったお母さんですから、彼女の直感は極めて優れていたのです。優れた女性は古来より強い賢い男を選ぶ力を付与されています。なぜならばいい子供を生み、子供を育てる力を持った男性こそが自分と子供を守ってくれるからです。この世は愚かな人間の集まりでありますが、その中に感性が優れ、かつ論理性にも優れている人はたくさんいます。この人たちが私のホームページの理解者です。その一人でおられるお母さんが数多くのインターネットのホームページの中から私を選び出された感性に乾杯です。)

 このとき私の頭はぼーっとしており、体もだるく、K先生に半ば死の宣告のようなものを受けていたため、自分から積極的に何か方法はないかと探すことはほとんどできずにいました。

 (一生治らないという潰瘍性大腸炎の病名をつけられるのは、まさに死の宣告です。潰瘍性大腸炎もクローン病も、私が40年以上前に医学を学んだときにも教科書に載っていました。全世界の医学者が50年以上も研究を重ねているにもかかわらず、なぜ原因が分からないといい、なぜ絶対に治らない病気と言い続けるのでしょうか?全てお金儲けのためです。だって一介の開業医である私が知っていることを、世界中の大専門家が知らないわけはないでしょう!そんな病気が現在世界中の若い人に爆発的に増え続けています。なぜでしょうか?50年前とは比べ物にならないほど化学物質が地球を汚したからです。それに加えて、社会的ステータスと金儲けの競争がグローバルになって若者にストレスが増えたためです。司法試験の勉強も金儲けの準備で合格するのは並大抵ではないのです。

 私の患者に“タイの東大”といわれる、チュラーロンコーン大学の工学部を出て、日本で仕事をしている東京に住んでいるクローン病のタイ人の患者さんがいます。彼も小学校から中学校、高校、全て塾に通っていました。韓国の進学熱は世界に冠たるものですが、タイも受験熱においては遜色はないのです。彼も日本に来て異邦人として様々なストレスがあり、とうとうクローン病になり、間違った治療を続けてきた後に、私を捜し求めて今治療を受けています。

 とにかく現代は若い人が化学物質とストレスで膠原病を無理やり作らされています。悲しいことです。金が全てを支配する資本主義ですから、否が応でも金儲けの競争に優秀な若者たちは参画せざるを得ません。アホでは永遠に金は儲かりません。

 金儲けのために努力することは何も間違いではないのですが、いくつか問題点があります。ひとつはストレスホルモンを出せば出すほど、つまり努力を重ねれば重ねるほど、昔は素晴らしい人物になれたのですが、おっとどっこい現在は化学物質がそうさせないのです。金を儲ける前に化学物質が病気を作ってしまうからです。ふたつめは、日本で唯一残された絶対に金が儲かる道は医者になることです。ところが医者になることも近頃はきわめて難しくなっています。私が医者になれと言わなくても、世間を見れば医者が羽振りのよい生活をしていることは誰もが知っているので、激しい受験勉強が必要です。私の医院には大病院の医者でクローン病や潰瘍性大腸炎を持っている患者や、医学部に在籍している医学生もいますし、また医学部に行くために勉強している受験生もたくさんいます。彼らが医者になっても、結局他人に病気を作って金を儲けるだけですから、虚業どころか、いわば犯罪に近いことを知らぬフリをしてやらざるを得ない点です。まぁこれも捕まらない限りは金は儲かり続けるのですから、やはり頭のいい人は医者になりましょうとアドバイスしておきましょう。ワッハッハ!)

 そのような私の様子を見て、母は「本当に治す気があるのか」と私を叱りました。そのときは、母の気持ちがありがたくもあり、疎ましくもありました。私も母ほどではないにせよ、病気に関する本を読むなどして情報収集をしていましたし、そのときは無自覚でしたが、積極的にあれこれと動けるほど心と体に余裕がありませんでした。それでも、何とか母が調べていたいくつかのサイトの中からなぜか松本医院のサイトを選び出しました。疲れた頭でも先生の御主張がすんなりと頭に入ってくるほど、自然のことと感じたのでしょうか。

 (後で彼が書いているように、母親に対するストレスもあったためにこのような書き方をしてしまったのでしょう。28歳にもなったのに病院を選ぶのも母親というのは確かに抵抗があるものです。それでも自分も熱のためにボーっとした頭ではあったけれども、一応自分でも松本医院のサイトに納得したのです。だって全ての膠原病は治ると伝え、その根拠も理論も証拠も開示しているものですから、どんなアホでもまず私の医院に来るべきでしょう。なぜならば全ての前提条件を無視しても、絶対に治らないという医者のところへ行くか、絶対に治せるという医者のところへ行くかの選択ほど、たやすい二者択一はないはずです。当然、誰もがまず絶対治るという医者のところへ行くべきです。もちろんさらに議論を進めれば、絶対に治らないという医者に対しては、なぜ治らないのかという説明を聞くべきでしょうが、そんな説明をしている医者も世界中に誰一人いないものですから、なぜ治るのかを難しいながらも説明している私のところに来て当然でしょう。

 しかも潰瘍性大腸炎は絶対に治らないという医者が、どうして治療と称する行為を行えるのか疑問を持つべきでしょう。絶対に治らない治療を治療といえるでしょうか?論理が支離滅裂ですね。結局は治らない治療をして金を儲けているというのが一番論理の結論でしょう。ところが愚かな大衆はこのような論理展開は全くついていけないので、医者の思うままに病気を作られ続けるだけなのです。残念です。)

 

 5月19日、朝5時30分ごろ、38.5度ほどの熱が出る中、母の運転する車で自宅を出発しました。車の中ではぐったりしていました。高槻には思ったより早く着いたので、持参したiPadで松本医院のホームページを見て、松本先生の御主張を最低限でも理解しようと努めました。熱でぼーっとしていましたが、IgG・IgE・クラススイッチ・医原病・化学物質などの最低限必要と思われるキーワードを頭に叩き込みました。 (いかにも優秀な司法試験受験者です。このキーワードだけで潰瘍性大腸炎の全てを語ることができます。) 本来であれば、じっくり理解してから、通院したほうがよかったと思うのですが、このときの体調ではそれはできませんでした。今後みなさんが通院される際はしっかりとホームページに目を通されたほうがいいと思います。

 (その通りです。アホには松本医院には来てもらいたくないのです。じっくり松本医院のホームページを読んで賢くなってから来てください。そうでなければ松本に怒鳴られますよ、自分の病気を治すのは自分なのに、なぜ読んでこなかったのか、と侮られますよ!

 私はこの世の中は知能の高い人間が全ての分野でボスとなり、好きなようにアホな人間たちを操っていることを知っています。誰がこのような世の中にしたのかは、確かに頭の良い人間が思うようにしているだけといえばそれまでですが、実はアホで無知な勉強をしない大衆にも責任の一端はあるのです。民主主義はアホな人たちに一票を与えて賢くなる機会を与えたのですが、アホなひとたちは勉強をしないものですから、いつまでも無知でアホとなってしまいますから、世の中は混沌としたままです。特に今の日本は目を覆いたくなるほどの体たらくです。

 世界で一番知能指数が高いのはユダヤ人です。ユダヤ人は600万人で3億2000万人のアメリカ人を支配しています。世界中のユダヤ人は2000万人ですが、彼らが70億人の地球に住んでいる人たちを支配しています。とりわけユダヤ人のなかでアシュケネージ系のユダヤ人は格別に優秀です。セファルディ系のユダヤ人は人並みといわれています。ユダヤ人がなぜこんな優秀であるかについては次の機会に必ず書きます。期待していてください。ちなみにヒットラーがユダヤ人をホロコーストしかかったのは、ゲルマン人がユダヤ人に支配されないためだったのです。彼が予測したとおりにアメリカのゲルマン人は完全にユダヤ人に支配され続けています。このような話も次の機会に書きます。)

 

 そして9時が近づき、松本医院へ向かいました。すでに待合室には何人かの方が見えていました。松本先生はどんな方なのだろうと思いながら、ドキドキして待っていました。

 (28歳の男性にしては非常に純な心の持ち主です。だからこそ2ヶ月で職場復帰ができたのです。つまり純粋な彼の心が彼の免疫を正常に戻したからです。)

 まず初めに看護師さんに松本先生の理論を簡単にわかりやすく説明していただきました。この説明で自分の理解の正しさが確認できたので、ほっとしました。この日は高熱があったので、それ以外松本医院の中のことは細かくは記憶に残っていません。このときはかなりしんどかったのだと、後になって思いました。

 松本医院では、松本先生の他、看護師さん、受付の方や鍼灸師さん、そして眼科の検査をしてくれる先生などたくさんの方がいらっしゃいますが、みなさん優しく、患者さんにとって何が一番大切であるのか、どう接すればよいのかを心得ていらっしゃるようにお見受けしました。それはつまり松本先生が常々ご批判される医薬業界の金儲け主義に基づかない医療の実践が基礎として心の中にあるからだと思いました。

 (私は世界一欲の強い男ですが、病気を作って金を儲けることは絶対にしません。他の人が絶対に治せない病気を治して、報酬としてお金をもらうという生き方をしているので、院内のスタッフのみんなもやり甲斐に満ちているからです。しかも2階のちっぽけなビル開業でありますが、全国から難病を持っておられる人が受診され、そのような患者さんの病気が治っていく姿を毎日スタッフは見ているので、人の喜びを感じ、自分たちも喜びで満ち溢れているのです。)

 

 名前を呼ばれ、診察室に入り、先生と初めて対面しました。先生からは潰瘍性大腸炎を初めとする膠原病や医薬業界の実態に関して色々聞くことができました。また私は大学卒業後から5,6年ほど司法試験の受験勉強をしていたので、そのストレスから自分の身を守るため副腎皮質からステロイドホルモンを出して、免疫が抑制され、潰瘍性大腸炎の症状が出たのだろうと教えてくださいました。

 (私の患者さんには司法試験や、公認会計士試験を目指している人や、一流大学の受験生が潰瘍性大腸炎やクローン病で受診されています。若者にとって最も大きなストレスはやはりあらゆる種類の難関の受験です。この人たちの病気は、合格さえすれば簡単に治るものです。なぜならば化学物質は一生涯体内に侵入しますが、合格すればストレスもなくなり体内で作られる副腎皮質ホルモンも正常に戻るからです。)

 また現在私が司法業界とは異なるところではありますが、2012年の4月に就職を果たし、ゴールデンウィークに入り、心がリラックスしたために免疫の働きが正常化しだしたのだろうというお話もありました。そして大病院で処方されたアサコールは、遺伝子を傷つけて免疫の働きを妨げるから、すぐに飲むのをやめなさいと説明していただきました。そして松本医院から帰ってすぐにアサコールは廃棄しました。この日は高熱があったため、先生のお話を理解するのに必死でした。ただ、先生とのお話をする中で、この先生なら間違いなく潰瘍性大腸炎を治せると思いました。(先生は、先生が治すのではなく、私や私の免疫が治すのだとおっしゃるのでしょうが、先生が治せるのだと思うくらい先生のお話に安心感、信頼があったという趣旨です)

 (とっても素敵な表現ですね。彼が私を心底信頼してくれたからこそ吐ける言葉です。このような感性は誰もが持ち合わせられるものではありません。やはり優秀な司法試験受験者であったからです。素直にものを学ぼうとする優れた学生のみに許される心の持ち方です。私も死にぞこないの67歳でありますが、心の純粋さだけは彼に負けないように常々心で反省を繰り返しています。)

 なお、先生とのお話の中で印象に残っているのは、「君はかわいい顔をしている」というご発言でした。そんなことを言われたのは初めてでしたので、びっくりしました。

 

 (私は人の容貌よりも人間の心、つまり人間の脳、つまり人間の目を見れば彼がかわいい人であるかがすぐにわかったので言ったまでです。邪気がなく、明るく、一生治らないという潰瘍性大腸炎を宣告されたにもかかわらず、陽気で明るい笑いにひきつけられました。だから私の心には彼がとてもかわいく思えたのです。

 逆に私はほとんどの場合、患者さんを見てすぐに、「お前の目つきが悪いよ、お前の心は悪いよ」という言い方をして自分の心を見直してもらうようにしてもらうのですが、彼の場合はやはり私に対して一点の疑いもなく、素直に私の理論を理解し、治るという確信を持って来てくれたからこそ、さらにかわいいと思ったのでしょう。その思い通り、彼は自分の潰瘍性大腸炎を自分の免疫で治してくれました。ありがとう。)

 その後鍼灸治療をしていただきました。始めての鍼灸で緊張しましたが、鍼灸師さんも優しく、とてもリラックスできました。またこのとき鍼灸師さんから、家庭でお灸をするときの注意点等を教えていただきました。これ以降入院期間を除き、毎日母にお灸をしてもらいました。そして漢方薬等を処方してもらい、帰途に着きました。帰りも車の中ではぐったりとしていました。

 家に帰り、熱を計ると39.5度もありました。今思えば、かなりの強行軍でしたが、入院前に松本先生に直接お会いすることができてよかったと思います。

 (39.5度あっても膠原病熱である限り、正しい免疫と化学物質との戦いの証拠に過ぎないのですから、心配することはないのです。医者は熱が出れば、まるで熱が患者を殺してしまいそうな言い方をしますが、熱そのもので人は死ぬことはないのです。ただ免疫を抑える薬を医者たちは出すのが治療だと思っていますから、熱は悪いということで解熱剤でごまかすために「熱は怖い、怖い」と言い続けるだけなのです。熱の出る原因は3つしかありません。ひとつめは感染症による熱であり、2つめは膠原病熱であり、3つめは癌の終末に見られる熱だけであります。全て敵である異物と免疫が戦っている証拠であり、熱は良いことなのです。ただ敵と戦う手伝いをしてあげることが医者の務めなのです。

 熱の原因を探るのも医者の務めですが、ヤブ医者にとっては熱の原因なんかはどうでもよいのです。解熱剤を出すだけで無知でアホな患者は一抹の喜びを感じ、ホッとして医者に感謝してくれる上に、診療費もいただけるからです。全ての現象には原因があります。その原因を徹底的に追究することが学問の務めです。もちろん医学も学問の中で一番高貴で大切な一部門でありますが、医学者は病気の原因を徹底的に探ろうとしないのです。現代の病気のほとんど全てが化学物質とヘルペスウイルスであるということを知っているのですが、彼らは絶対に漏らしません。なぜならば原因が分かってしまえば、医薬業界が破滅に瀕してしまうからです。原因を知ってしまうと治し方も分かり、病気も治ってしまいます。ところが病気を作り続けない限りは、医薬業界は永遠に繁栄を続けられないのです。悲しいことです。)

 後になって思えば、この日から生じた高熱は、最初のリバウンドだったと思います。   (リバウンドは免疫が正常に戻りつつある証拠です。死なない限りリバウンドは常に正しいのです。なぜならば免疫だけしか病気を治すことができないからです。)

大病院入院に至るまで 5月20日~22日

 

 松本医院から帰った日はさっそく漢方を煎じて飲みました。またお灸もしました。翌日も体はだるく、39.5度もの熱がありました。一日ベッドの上で休んでいました。

 21日朝になると、熱は37.5度くらいに落ち着いていたので、出社しました。このときもステロイドホルモンを出して、体が免疫を抑えようとしていたのだと思います。 (つまり出社しなければならないというストレスが熱を下げたと考えられます。)

しかし、出社すると次第にしんどくなり、2時間もしないうちに早退しました。38度ほどに熱があがっていました。22日も38~39度台から熱は下がらず、仕事を休みひたすら痛みと苦しさに耐えていました。

 (ストレスホルモンだけでは抑えきれず、免疫の勢いがどんどん激しくなっていったのです。この痛みは腹部の痛みです。潰瘍性大腸炎やヘルペスの腹痛も、大腸の粘膜の糜爛や潰瘍から発せられる痛みではなくて、ほとんどがヘルペスとの戦いで見られる痛みなのです。なぜならば長い間ストレスホルモンをつくって免疫を抑えていると、ただ 単に免疫の働きが抑えられ、アレルギーが膠原病になるだけではなく、同時にあらゆる神経に住んでいるヘルペスウイルスが増殖していることを世界中の医者は誰も知らないのです。熱が上がるということは、免疫の働きが活発になっているということであり、何もこれは腸管の免疫だけが上がっているわけではないのです。同時に体全体の免疫が全てONになっているのです。このときに腸管の神経に潜んでいたヘルペスウイルスを免疫が見出し、腸管の感覚神経を刺激し、激しい痛みが生ずるのです。この真実を世界中の最も優秀な医学者さえ知らないのです。この事実だけは知っているのを隠しているのではなくて、やはり知らないのだと思います。このときに抗ヘルペス剤を飲んでもらうと痛みがなくなるのです。この真実も患者さんから学び取ったことです。)

 昼間家には私しかおらず、孤独感もあってか、しんどさはこのときがピークだったと思います。食事もおかゆでさえ喉を通らず、ほとんど栄養を摂る事ができない状態でした。5月に入って体重が7kgも落ちてしまっていました。この日母は松本先生に電話をし、明日検査結果を聞きに行くことと私の様子を伝え、今後のアドバイスをいただいていたようです。「おそらく入院することになるから、IVHだけをしてもらうように」とのことでした。夜中も母が私の部屋に布団を持ってきて、付き添ってくれました。

 そして翌朝早くに家を出て、大腸カメラの検査結果を聞きに行きました。このときでさえ、入院になると考えていなかったのが不思議です。今まで病院の世話になったことはなかったので、自分が入院するということを想像できなかったからだと思います。

 (彼は実直で真面目で優秀で、勉強一筋に生きていた男です。現代の病気の原因はとどのつまりは風邪と膠原病だけです。ここでなぜヘルペスを入れないかというと、ヘルペスは熱も出ないし、ヘルペスで死ぬことは絶対にないものですから、正直で実直な規則正しい学生生活、勉学生活をやっていれば、病院に入院するというのは滅多にないことなのです。あえて病院に入院せざるをえなくなるときは交通事故などの事故だけです。従って彼は自分の健康に対するイメージとしては、病気になるはずはないという最も普通の健全なイメージを自分に対して持っていたので、このような事態を想像すらできなかったのでしょう。司法試験のストレスがなくなったとたんに膠原病になるなどというような教育はされたこともないので、全てが晴天の霹靂であったのでしょう。)

診察・入院決定 5月23日

 診察室には、私と両親の3人で入りました。K先生に高熱があること等を告げました。また先日の大腸カメラの写真を見せていただきました。赤くなっている部分が見えました。このときも高熱があったため、じっくりと写真を見たわけではないので、自分のことなのに、自分のことでないような感じもありました。そして検査の日確かに先生は中等症の左側大腸炎型であるとおっしゃったのに、この日は重症の全大腸炎型だとおっしゃいました。 (重症の全大腸炎型の潰瘍性大腸炎であったので高熱があったのです。) 程度判断は、大腸の様子だけでなされるわけではないようなので、高熱が出ていたことや血液検査の結果などを総合して判断されたのだと思います。そして栄養不足でもあるということで、点滴で栄養を補う必要があるといわれました。ステロイドや免疫抑制剤は、やめてほしいといいました。そうしたら、G-CAP(顆粒球除去療法)をやりましょうと先生に言われ、その場では断りきれず、とりあえず了解しました。先生の診察の後は、レントゲンやCTスキャンなどの検査をさせられました。

 (G-CAPやL-CAPについては書いたことがあります。ここを読んでください。このような治療もお金の無駄遣いの一言に尽きます。医薬業界は患者から診察費をまきあげる上に、医療に100%無知な頭の良い財務省の官僚を簡単に口説けますから、医療費は聖域となり無限に無駄な医療費が全国民の負担となり、いずれ財政破綻は医療費が引き金となるでしょう。その医療費の全ては医薬業界の懐に入っていくのです。本当に無駄なことをやっています。治してナンボの医療をすれば37兆円の医療費は1兆円で済むはずなのです。残念です。いや残念なことはありません。若い優秀な学生さんよ、皆医学部に行きなさい!ひょっとすればギリシャやスペインを上回る財政破綻が起こっても、医者になっていれば飯が食えます。しかもおいしい飯をたっぷりと!しかも病気を作っても患者に対しては皇帝になれますよ。若い人たちよ、勉強に励んで医者になってください!アッハッハ!)

 このときの高熱はリバウンドで、治癒の兆候だったと思うのですが、K先生、あるいは医薬業界や資本主義からすれば、それは体調が悪くなっており、体にとってよくない状態であるから、金儲けのチャンスだったのでしょう。

 (さすが知的レベルの高い患者さんですから、堂々と本質を突く言葉がポンポン飛び出てきます。愚かな大衆の全てが彼のように知的レベルが高ければ、世の中は簡単に変わるのですが、やはり金の前には全ての人たちはひれ伏さざるを得ないのです。金の前では知性も痴性も同じことでしょう。残念です。)

 

 しばらくしてK先生が病室にお見えになりました。この時私は意を決して先生にG-CAPはやりたくありませんと伝えました。副作用や体への影響が怖いからだと言いました。先生は、潰瘍性大腸炎はほうっておくと、大腸がんになるとか、大腸摘出になるとか、人工肛門になるとか色々おっしゃいましたが、頑なに拒みました。

 (この脅かしの言葉はまさにインテリヤクザなみです。潰瘍性大腸炎の原因も分からない、従って絶対に治らない病気であると言い放った上に、大腸癌になるとか、大腸摘出になるとか、人工肛門になるとか、何の根拠もなしに好き放題のことを言っています。K医師に、何もしないで見てきた潰瘍性大腸炎の患者がいますか?何もしなければお金が儲からないから、潰瘍性大腸炎と診断されたら必ず手を出すでしょう?と問い返したいのです。どのような根拠があって、大腸癌になるとか、大腸摘出になるとか、人工肛門になるとかを言い続けるのでしょうか?彼らがやってきた治療の中で自分たちが作った病気が大腸癌であり、大腸摘出であり人工肛門ではないのでしょうか?何十年も免疫を抑える間違った治療をやったために大腸癌を作り、間違った治療をやり続けたために大腸摘出や手術を何回も繰り返し、その挙句の果てに人工肛門を作る治療をしたのは医者たちではないでしょうか?

 彼らは曲がりなりにも医学の教育を受けた人の集団です。それなのにこんなハチャメチャな論理を白昼堂々と言い張れるのはなぜでしょうか?答えは2つあります。ひとつは金が欲しいからです。金さえ儲ければ患者などはどうなってもいいからなのです。ふたつめはこんな見え透いた論理を展開しても、患者はアホで弱い立場であるということを確信しているからです。支離滅裂な論理を患者に言っても絶対に勝てるという強い確信があるからです。ところがこの患者さんの家族には私の論理を完全に理解しておられるお母さんがおられました。

 

 私が私の患者さんに私の理論を何十回も読めというのはここなのです。大病院の潰瘍性大腸炎の大専門家であるK医師を相手に、正しい治療をしてもらうためには、無知な患者なりに病気についての正しい理論武装をしてもらう必要があるのです。私が仕事の休みの間にこのようなホームページを作成しているのも、アホで愚かな患者のレベルを少しでも上げてあげて、正しい医療を理解してもらいたいためなのです。この世に原因の分からない病気は何一つない上に、あるのは化学物質とヘルペスであるということを知ってもらいたいためなのです。

 私はいつ死んでも良いと考えています。しかし私の死んだ後に医薬業界が病気を作り続けることは絶対に許せないのです。その許せない根拠を遺書として書き残したいという思いがあるからこそ、このようにクソ忙しい毎日の仕事の疲れを取るべき休日にも、朝から一日中ホームページの仕事を続けているのです。真実の遺書、しかも全ての病気が治る遺書をしたためているが故に、疲れを感じることがないのです。この遺書を書くためにも正しい治療をし続けるためにも常に勉強が必要となります。この勉強を続けるのもホームページで患者の皆さんに真実の遺書を残したいためなのです。私は医学的・社会的・肉体的に殺されるまでどれだけ遺書が長くなるかは分かりませんが、死ぬまで遺書を書き続けることを誓います。)

 潰瘍性大腸炎を初めとする膠原病は、タンパク質と結びついた化学物質をIgGが殺そうとして戦い続けることによって起こります。そのため、化学物質を体内に入れないですむIVHこそが潰瘍性大腸炎などの膠原病を入院で治療する場合には、一番の治療法だと松本先生に教えていただいたからです。

 (IVHで炎症が全て取れたということは、私の理論が正しいということを実証しているのです。化学物質さえ入れなければ、アレルギーも膠原病も一切起こらないのです。皆さん、現代文明がどれほど地球・自然・生命を化学物質で汚し続け、さらに遺伝子まで変え続けているかをご存知ですか?どんな本でも良いですから、化学物質に関する本を買って勉強してください。放射能の怖さも含めて勉強してください。放射能も化学物質のひとつですからね!)

 本当はついでにアサコールも断りたかったのですが、先生に私の言い分を聞いてもらうために、こちらも譲歩したことを示す意味で、処方してもらうことにしました。もちろん後ですべて廃棄するつもりでした。

 (免疫を抑える薬は全て病気を治させない薬です。しかしながらこれらの薬は医薬業界に巨大な富をもたらし、今現在ももたらし続けています。と同時に人間の病気をどんどん増やし続け、一般国民に多大な被害をもたらしました。誰もその責任を問いません。なぜならば医学界や薬学界を審判する機関がないからです。つまり医者や薬屋よりも、医薬業界の真実を知っている人が誰もいないからです。

 人間の行動原理は損得でありますから、金をもらえば誰も彼もが間違った判断を行うのです。それが犯罪です。毎日毎日犯罪の記事でテレビや新聞は満ち溢れています。医薬業界全体の悪事を誰が罰するのでしょうか?永遠に無理です。世界の経済は医薬業界のためにつぶされてしまうでしょう。その日こそハルマゲドンの審判が下る日です。戦争で地球の存続が危ぶまれる以上に、健康を守るという偽善のために人間は滅びてしまうでしょう。)

 その結果、治療方法はアサコール、ミヤBMとIVHだけになりました。しかし、1週間様子を見て状況が改善しなければ、他の治療法をしましょうといわれました。そして、アサコールは看護師の目を盗んで、廃棄していました。

 (ここで注意しておかなければならないのは、アサコールを飲んでいるからこそ良くなったとK医師が誤解することです。従って、退院時には「実はアサコールも捨てていました」と告げるべきだったのです。いずれにしろK医師に真実を語ってしまいますと、それこそ全ての縁を切らざるを得なくなる羽目に陥ることもあるから告げなかったはずです。真実を相手に伝えることがいかに難しいかがお分かりでしょう。本当はK医師にこの手記とコメントを見せるべきですが、果たしてK医師はまともに読んでくれるでしょうか?)

 病院内で捨てるとばれるおそれがあるので、ティッシュにくるんで隠しておき、家族に持ち帰ってもらっていました。こうして私の入院初日は幕を下ろしました。

 (生々しい病院との戦いが実に生き生きと書かれています。ここまでよく書いてくれました。彼は本当に正直者です。私も彼に負けないほど正直に赤裸々に医薬業界の間違いを密告しています。彼は匿名で書いていただいていますが、私は実名で真実を書いているのです。だからこそ私は世界で最も危険な立場にいる人間といえるでしょう。しかし私には彼のような患者さんがついてきてくれます。一生治らない病気を治すことができる理論を理解し、かつそれを実践してくれる彼のような患者さんがいるからこそ、私は書き続けることができるのです。ありがとう。)

 今日はここまでです。2012/09/20

入院生活 1・2週目 5月24日~6月3日ころ

 

 入院の翌日、体温は36度に落ち着いていました。その後大型の機械に寝かせられ、首の右側の静脈に点滴の管をさしてもらいました。

 (IVHのためのカテーテルの挿入をしてもらったのです。一切飲食物を摂取しなくても点滴を通して高栄養を入れてもらうためには、点滴は太い静脈から入れないと静脈血管が破壊されるので、できるかぎり心臓に近い太い静脈である鎖骨下静脈にカテーテルを入れる必要があるのです。ここからの点滴だけで数ヶ月間一切食事を取る必要もなくなるのです。私がいつも言っているように、クローン病や膠原病の原因は、飲食物に入っている化学物質であるので、IVHをやれば一切の化学物質が入らないので、炎症も起こらず、その間に炎症も癒えて、さらに入院中に心のあり方をステロイドを作らない持ち方に変えていけば、徐々にIgGの世界がIgEの世界にクラススイッチして、最後は自然後天的免疫寛容を起こし、化学物質と共存できるのです。彼は入院中にまさに私の理論どおり、というよりも彼の免疫の遺伝子の命令に従い、良くなっていったのです。)

 管という異物を通したことで、38度に熱が再びあがりました。5月24日から、70日ほどの間、私は絶食生活となりました。

 (首の右側からカテーテルを入れるものですから、この皮膚の傷から知らぬ間に黄色ブドウ球菌感染が起こりやすくなるのです。ましてや点滴の中身は高栄養ですから、ブドウ球菌は傷から患者の体内に入りたくてうずうずしているのです。ブドウ球菌感染が起こると熱が続き、例の敗血症が起こりやすくなるので、常にカテーテルの入り口は清潔を保つ必要があるのです。彼は70日間一切口から化学物質を入れる必要がなくなり、病気の原因を断ち切ることができたうえに、免疫を抑えるアサコールも一切飲まなかったので、病気を治す以外に道はなくなったのです。膠原病やアレルギーの現代の病気の原因は化学物質であり、かつ治せない原因は免疫を抑えるが故にでありますから、この原因2つを除去してしまえば、彼の潰瘍性大腸炎が治らないはずはなかったのです。)

 

 リバウンドで熱が出ている間は、苦しいから食事をしたいと思う余裕もなく、食事ができないことにストレスはありませんでした。最初のリバウンドは入院して1週間弱で終わりを迎えました。28日ころには熱も36度台に下がり、体もだいぶ楽になったからです。下痢の回数も4回程度になっていたと思います。結果、入院時のK先生のご希望だった、1週間しても状態が悪ければ追加の治療をするということは叶えられませんでした。

 (これは極めて皮肉な書き方です。皮肉家を自認している私といい勝負です。あらゆる病院の専門家といわれる医者たちは、病気を作ってこそ給料が出るものですから、なんとかして病気を作る努力を続けようとします。ワッハッハ!良くなってしまうのは彼らにとっては苦痛以外の何者でもないのです。まさに患者と医者の利益が相反するのはこのことなのです。

 新聞報道によると、2011年には1ヶ月に1000万円以上の医療費がかかった人が200人近くいました。さらに史上初めて1ヶ月に1億円かかった人が出ました。私はこのような高額な医療費を使って、このような患者の病気をなくすことができれば大万歳を唱えます。ところがこれらの患者のほとんどが死の断末魔の無駄な医療を受けていると断言できます。これらの治療は数日でも命を長らえるという目的のためだけであり、病気を治す治療ではないからです。なぜかというと、病気を治すのは自分の免疫であり、自分の免疫で病気を治す限りは医療費が1000万円を超えるなどということは絶対にありえないからです。未だかつて難病を医者が治したり薬が治したことはないからです。

 新聞では高度医療のために高額なと医療費がかかると格好の良い解説がありますが、実は全てこれらは病院が儲けるためだけなのです。高度医療は本来、病気を治すという目的のための医療であるべきですが、実は単に検査器具や医療器具が精密複雑になり、さらにそれに伴い処理が難しくなり金がかかるばかりで、患者の命を救うという目的とはほとんど直結していないのです。このような新聞記事を論理のすり替えといいます。

 偽善的な現代社会は常に論理のすり替えをやり、愚かな大衆を目くらましをするだけなのです。さらに付け加えれば、新聞は高額医療の治療の経過を精細に報道すべきなのです。つまり少なくとも高額医療費がかかった病気が治ったか治らなかったのかを詳しく報道すべきなのです。思うに治った人はほとんど皆無だと考えられます。なぜならば治る病気は、先ほども言ったように自分の免疫でしか治せなくて、これほど高額な金を使う必要はないからです。しかも金を使えば使うほど、免疫を落とす余計な化学物質という薬を投与するだけでますます病気を免疫で治せなくしているだけですから、治るわけはないのです。医者が何かをしようがしまいが患者自身の免疫が治せない病気は、どっちにしろ治せないのです。逆に患者自身の免疫が治せる病気は少しだけヘルプするだけで治ってしまうのです。つまり病気を治すのに膨大な金や大人数の医者の手数は必要ではないのです。皮肉を言わせてもらえば、医者が何もしない方が、はるかに長生きできるのです。

 この患者さんの症例もまさにそれを証明するものです。彼の潰瘍性大腸炎はIVHだけで良くなってしまったのです。医者たちは何とかして金を儲けようとして治るわけではない1回20万円以上もするレミケードの点滴を勧めたり、1回14万円以上もするL-CAPやG-CAPを治療と称して、病気作りに専念したがります。しかも1回で終わればいいのですが死ぬまで続くのです。だからこそ日本列島に15万人以上のクローン病や潰瘍性大腸炎の病気作りに毎年何千億円もかかっているのです。しかも新たなる病気が加わっていくのです。

 今日、自民党総裁選で安部前首相が総裁に選ばれましたが、5年前に首相の座を投げ捨てざるをえなかった潰瘍性大腸炎の病気が、良い薬のために良くなり、総裁の仕事ができるようになったとふれこんでいますが、総理を辞めてゆっくり休養したことはうえに、なによりも薬になったのですが、医者がやっていることはレミケードかヒュミラの点滴をやって安部氏の免疫を抑えているだけで、再び激務が始まればストレスがひどくなり、総理になっても病気のためにやめざるを得ないのは火を見るよりも明らかです。彼の命のためには、政治のトップに立つことは命を縮めることになりますから、やめたほうがよいというのがベストのアドバイスでしょう。いずれにしろ彼の受けている治らない治療も日本の医療費を増やし、病院を儲けさせているだけです。

 真実は常にシンプルです。事柄を複雑にし、ますます手がつけられないようにするのが文化であり文明であり資本主義です。医療もその例外ではありません。発展という名において自然も人間に手を加えられ破壊が進み、地球自体がいずれ住めなくなるでしょう。医療も文明も、とどのつまりは全ての生命を破壊へと導くための愚かな行為なのです。新約聖書のヨハネの黙示録に予言されている悪と善との最終の戦いであるハルマゲドンが遅かれ早かれ必ず地球に文明がもたらすことになるでしょう。私はそれまでに死んでしまっているでしょうから、その地球の断末魔の苦しみを見ないで死ねることを楽しみにしています。)

 そして来週大腸カメラをして状態がよければ食事を開始しましょうということになりました。この1週間は1週間で体調がよくなるだろうかとずっと不安でした。しかし、同時に今なんだかんだで生きているのだということに感謝もしました。

 (彼は入院するまで潰瘍性大腸炎の治療を何一つ受けていなかったので、薬を医者が引き起こすリバウンド現象はなかったので、化学物質さえ入らなければ医原病としてのリバウンドは経験する必要がなかったのです。ただし彼自身が自分の心でストレスに耐えるために作り続けてきた副腎皮質ホルモンを正常に戻すまでのリバウンドだけはあったのです。だからこそ熱もなくなり食事もできるような状態になったときに、生きているという実感が湧き出てきたのです。)

 熱が下がった後も咳をするだけでも左わき腹が痛く、空腹感をほとんど感じませんでした。しかしそれから2週間ほどするといつの間にかそのような痛みを感じることもなくなっていました。このころには、下痢は一日一回水様のものがでるだけでした。

 (この痛みはヘルペスとの戦いによる痛みなのです。クローン病や潰瘍性大腸炎における腹痛の全ては、腹部の感覚神経に巣食っているヘルペスとの戦いによるものです。私はあらゆるタイプのクローン病や潰瘍性大腸炎の患者を診ています。炎症の度合いを示す血沈やCRPはかなり高いのですが、抗ヘルペス剤を出すことによって腹痛は完全に取れるのですが、炎症の度合いはほとんど変わらない患者さんがいます。このような全ての患者さんは抗ヘルペス剤により腹痛は完全に取れますが、多かれ少なかれ潰瘍性大腸炎やクローン病が治らない限りは炎症所見は残るのです。腸管に少々の潰瘍や糜爛があっても、腹痛を訴えることはないのですが、やはり化学物質を排除しようとする下痢は見られます。と同時に、粘血便や痔ろうもみられることもあります。徐々に潰瘍性大腸炎やクローン病の全貌を私が明らかにしつつあります。いずれにしろ現代文明の最も大きな原因のひとつは化学物質とヘルペスであることに変わりはないのです。)

 

 またこのころから折を見て私は母や父とともに、私の今までの人生を振り返っていました。私の人生に何がおき、私はそれについて何を感じ、何を思ったのか、健康なときなら恥ずかしくて口にもしないようなことを赤裸々に語りました。

 (まさに患者さんに入院中にやってもらいたいことはIVHと同時に、自分の生き方・考え方・心の持ち方を徹底的に見直してもらい、副腎皮質ホルモンを増やすあらゆるストレスの原因を解明してもらいたいのです。彼はこれをやりました。やはり彼は某国立有名大学法学部出身で、日本一最難関の司法試験突破のために、真面目一筋で生きてきた頭の良い男ですから、しかも心も素直であり、私のアドバイスをすぐに実行してくれました。『健康なときなら恥ずかしくて口にもしないようなことを赤裸々に語りました。』そうです、耐えてはならないのです。心に隠し事があってはならないのです。全て真実を赤裸々に吐きださなければ心のストレスから逃れることはできないのです。彼は自分の心で免疫を戻し、彼自身の心が潰瘍性大腸炎を作ったことに気がつき、見直し、反省し、新たなる心で治したのです。彼は私以上に自分の心を告白してくれました。彼の心から嘘や偽りが全て消え去ってしまったのです。彼の免疫の遺伝子も何の抵抗もなく正しい遺伝子の発現に向かって動き始めたのです。)

 もっとも私が潰瘍性大腸炎になったのは昨日今日の話ではなく、病名はないものの潜在的に体の中に数年前から存在していたのでしょうから、「健康なとき」というのはあってないようなものかもしれませんが。そこで私は、私にかかっていたストレスというのは松本先生にお話した司法試験のことだけではなかったのだと改めて気づかされました。すなわち私の両親は私が学生のころに離婚しており、無意識のうちに精神的にとても傷ついていたこと、あるいは母と私の関係など親子の問題も含まれている、あるいはそちらが主であり、司法試験のストレスというのはそれから派生した従であった(従のストレスも小さいものではありませんが)といえることに気づかされました。思えば、私は母の顔色を気にして生きてきた部分が多々あります。母への依存と母からの独立のバランスをうまくとることができずに今日に至ったのかもしれません。

 (彼は素晴らしい告白録を載せてくれました。子供にとって最も大きなストレスは両親の離婚です。ふたつめは離婚のためには傷ついた母親は立派な息子をさらに立派にさせたいために、無意識のうちにより高い理想に子供を向かわせようとするストレスを子供にかけてしまいます。もちろん彼は自分自身が弁護士になりたいという願望を持っていたのですが、それ以上に母親の期待も大きかったと思います。以前クローン病の患者さんのコメントで書いたことがあるのですが、昔は男は母親から自立する儀式さえあったのです。ところが現代は男の自立もなし崩し的になくなり、できる子供たちは受験勉強一本やりになり、母親や父親に対する反抗期がなくなってしまいました。近頃は東大や京大の入学式に母親が馳せ参じるものですから、大学の講堂では収容しきれずに、より大きな会場を借りざるをえなくなりました。少子化が一般的となり、一人の子供に対する母親の期待も大きくなるばかりで、特に男の子は母親の願望の身代わりの犠牲となり、自分の意思を完全に無視され、知らぬ間により遠大な自己実現が不可能となりストレスがたまり続けるのです。まさに彼が書いたとおりのストレスが潰瘍性大腸炎を作ったのです。)

 今後今回の経験を通じて母や家族とのいい距離感がつかめればいいなと思っています。 両親は離婚していたのですが、私を心配してたびたび父は見舞いに来てくれていたのでした。

 (彼が病気作りの現代医療の呪縛から逃れることができたのも、実はお母さんの力が絶大であったのです。病人である無力な彼はK医師と戦うことは不可能だったのですが、その代わりに賢いしかも活力いっぱいである我が子に対する愛情にみちみちた母親が、大病院の専門医師と最後まで知力を尽くしてやりあうことができたために、唯一必要なIVHだけの治療で彼の病気を治すことができたのです。立派な母親は何も子供を支配すること喜びを感じるのではなくて、あくまでも生んだ子供に責任を持ち続け、自分を乗り越える立派な人間になってもらいたいという願望が子供にストレスになると同時に、彼の病気を治すことにも貢献したのです。人生とは皮肉なものです。)

入院生活 3週目 6月4日~10日

 

 入院生活の3週目は、もっとも印象に残る1週間でした。6月4日は、食事を開始するかどうか判断するための大腸カメラを実施する日でした。しかし松本先生から大腸カメラの是非についてお聞きしていなかったので、直前ですが、朝一番に先生の携帯電話に電話をかけ、先生のご見解をお聞きしました。当時の私の状態で大腸カメラをすることは、大腸への負担が大きすぎるから避けたほうがいいとのことでした。

 (大腸カメラ自身が、患者にとっては大腸が傷ついているうえに固形物である大腸ファイバーを入れることは非情な苦痛をもたらします。さらに元々下痢が主症状であるうえに、さらに大腸にある食物残渣を排除するための前処置にくわえて、かつ傷ついた柔らかい粘膜が固形物である大腸ファイバーによって擦過され、傷が増え、潰瘍性大腸炎がますますひどくなり、しかも既に診断のための大腸内視鏡は済んでいます。採血によって得られる検査データで炎症の度合いが分かるので、IVHと漢方と心の正しい治療をやり続ける限りは必ず良くなるので、すぐにやる必要はないとアドバイスしたのです。しかも治すための検査ではないわけですから、ますますやる必要はないのです。

 全ての検査は病気を治すためにやるべきでありますが、残念ながら出来高払い制の保険点数を上げるために患者の苦痛を何も考慮しないところが、さらなる苦痛医学を実践しているだけなのです。血液データでかつ自覚症状で全て状態が分かるわけですから、余計な検査はしなくても良いのです。例えば腹部エコーのような検査であれば苦痛は何一つないので、どんどん必要であれば積極的にやればよいのです。放射能を浴びせるような検査も絶対に必要でないし、病気を治すために必要でなければできる限りやらないほうがいいのです。

 あちこちで耳が痛くなるほど言っているように、医学は病気を治すためにあるのです。医者が病気を作って金を儲けるためにあるのではないのです。世界で最も遅れた業界は医薬業界です。世界で最も悪徳をなしているのも医薬業界です。世界で最も不幸をもたらしているのも医薬業界なのです。それは薬という異物である化学物質を大量に投与し、さらに免疫を抑える薬しか作れないからです。世界で医療に最もアホで愚かな大衆を騙し続けているのは医薬業界です。しかし誰もこの真実を口にしません。仮に権威ある東大の教授が一口でもこのような真実を語れば彼は全てを失うでしょう。私はどうして言い続けるのでしょうか?何の権威も権力も地位もない一介の開業医であるからです。

 にもかかわらず、なぜ医薬業界は永遠に繁栄し続けるのでしょうか?それは世界中のあらゆる国のGDPを上げているからです。医薬業界に毎年毎年1000兆円近くの売り上げをもたらしているからです。しかしながらその金の出所はどこからでてくるのでしょうか?ほとんどが国家財政からであります。だからこそ世界中の先進国は赤字財政にならざるをえないのです。この赤字財政は誰が補填するのでしょうか?私たちの子孫です。子孫たちに不幸をもたらすのをやめましょう。と言ったところでどうにもなりませんね。残念です。)

 

 そして私は、見舞いに来てくれていた父を通じてK先生に、大腸カメラをやめたいとの意向をお伝えしました。父から聞いたところによると、その話を聞いた途端先生の顔色が変わったそうです。強制退院させるとまで口にしたそうです。その様子に私も父も腰が引けてしまいました。松本先生の理論を信じると決めたはずなのに、私の意志はゆらいでしまいました。しかし、そのとき母と電話をし、今まで松本先生の理論を信じてきたのだから、これからも信じていこうという話になりました。母との会話がなかったら、私はK先生に屈していたと思います。母に感謝しています。

 

 (このやりとりは一市民が現代の医療を言葉で全否定しているのです。病気を治してさえしてくれればいいのだ、と。余計な検査も余計な薬も要らないのです、と。K医師としては「病院に入院させてあげているのに、なぜ俺の言うことが聞けないのか」という怒りがあったでしょう。病気も治せない医者がそんな偉そうな態度を取っていいものでしょうか?盗人猛々しいとはこのことであります。彼らはこの患者の人生の幸せを全て盗もうとしているにもかかわらず、なぜこのような傲慢な態度を取れるのでしょうか?このような態度をとれるK医師には何の正義もありませんが、しかし力があります。強い人間が持つ弱い人間に対する圧倒的な力が暴君とさせるのです。世の中は金と力で動いています。しかし命に関わる医療では暴君は許されません。命を傷つけてはならないのです。

 既にこの患者は大腸カメラを一度やっているのです。それで診断もついているのです。しかも潰瘍性大腸炎は原因が分からず、絶対に治らない病気だと言い切っているのです。なのに何のために再び大腸検査をやろうとするのでしょうか?金儲けです。まさかK医師は患者に苦痛を与えてサディストの喜びを感ずるためではないでしょう。

 患者さんのみならず、お母さんも完璧に私の理論を理解していました。膠原病の病気の原因は化学物質であり、免疫を抑えたためにアレルギーが膠原病となり、治せないのは医者たちがさらに追い討ちをかけて免疫を抑え続けるからだという真実を完璧に理解していたのです。離婚されたお父さんも加勢のために馳せ参じてくれたのです。お二方とも本当に頭のいいお方です。私を信じることは、息子さんの免疫の遺伝子を信じることなのです。こんな明々白々な真実を世界中の医者の誰一人として言わないのです。38億年の人類の歴史の中で、原因がなかった病気があるでしょうか?医学が極め尽くされた現代において、原因が判らない病気があるでしょうか?何一つとしてないのです。膠原病の原因は人類が快適さと金儲けのために作り出した化学物質なのです。この化学物質と共存するために、つまりその化学物質に対して免疫寛容を起こすために免疫の遺伝子を絶対に変えてはならないのです。)

 その後、病室に先生が現れ、急に6月4日その日の夜から食事(きざみ食)を開始するとおっしゃいました。大腸カメラをしていないのに食事を開始するということは、外見上食事を開始しても大丈夫そうだが、念のためにカメラをしようとしていただけなのだと思ってしまいました。IVH以外の治療を勧められなくて済んだと単純に喜んでしまいました。しかし、食事を開始したことの病院側の意図はそうではありませんでした。

 (生々しい大権力を持った病院と自分の免疫を信じた患者さんとのやり取りが手に取るように分かります。病気を治すために弱い人間がこれほど強くなれるのです。彼らが賢明な人たちであったからです。まるで小説のようですね!)

 

 翌5日も食事が3回でました。その結果、37度台の熱が出ました下痢の回数も4回に増えました。IVHだけで治療して、化学物質を体内に入れないという方針に反してしまったからです。

 (医者たちは患者さんから何も学ぼうとしないのです。医学が発祥したのは病気を持った患者さんがいたからです。患者さんの症状が良くなっているのに、なぜ良くなったかさえ考えようとしないのです。私の医院には全国の病院から同じような膠原病を持った看護婦さんがたくさん受診されています。もちろん大病院の医者も来ています。医学生も来ています。なぜでしょうか?治らない治療を受けたくないためです。彼らは現代の医療体制に対する正しき反逆者です。私がその一人であるように。

 患者さんは治りたい前に私の医院に訪れます。私は患者の病気を治したい以上に、真実を実行したいために間違った治療をしたくないのです。私は癌は絶対に治すことはできません。従って癌に関しては一言も口にしていません。しかし癌以外の病気は全て自分の免疫でなおせると言うことを実行しているだけです。アレルギー・膠原病の原因と、そのメカニズムと、その治し方を完璧に私は理解しているからこそ、その真実を実行しているだけです。お金はその真実を実行し、全世界の医者たちが治せない病気を治すことで報酬をいただいています。何も私は現代のイエス・キリストではありません。イエス・キリストは全ての患者さんの免疫の遺伝子に宿っています。医者である人間が神なる遺伝子を傷つけてどうして病気が治るでしょうか?治るわけはありません。悲しいことです。真実が金の前に無力であることは。

 皆さん、38億年かかって進化した免疫の遺伝子を信じますか?それとも医者を信じますか?どっちですか?ワッハッハ!!まさか医者ではないですよね?)

 それにもかかわらず、K先生は明日IVHの管を抜くとおっしゃいました。落ち着いていた病状が再び悪化した私を見て、心配になった母は松本先生に電話で相談しました。そうしたら、松本先生は母に対し、「IVHを3ヶ月してもらいなさい」「自分の息子を守らないとあかん」とおっしゃったそうです。

 (IVHを2週間やるだけで症状が良くなっているのを、なぜK医師は気づかないのでしょうか?実は慶応大学の医学部の教授である日比紀文先生をボスとして作られた、炎症性腸管疾患に対する病気を治さない(?)治療法のマニュアルどおりにやろうとしただけなのです。(しかし必ずお金が儲かる治療法どおりにやろうとしただけなのです。)K医師も医療界という組織に一人であり、日本の医学会を支配するボス教授に対して反抗することは許されないのです。ちょうどこの患者さんがK医師に逆らおうとして激怒を買ったように、彼が日比先生に反抗すれば医学界には住めなくなってしまうのです。このK医師はこの患者さんに、「俺の言うことを聞かなければ病院から出て行け」と言ったように、彼も潰瘍性大腸炎を治してしまうと、日比先生から「この医学会から出て行け」と怒鳴られてしまうのです。

 一時期、白い巨塔の小説と映画が一世を風靡したことがあります。この物語は医学会の権力争いの内幕を描いただけであり、何も患者の病気を治そうとした医者と、病気を作ろうとした医者との戦いを描いたものではありません。今なお白い巨塔は存在していますが、実は患者の病気を作り続ける“黒い巨塔”の物語を書いてもらいたいところですが、白い巨塔をものにした有吉佐和子も過去の人となってしまいました。私が書きたいところですが、小説の才能は全くないので書けません。ワッハッハ!!

 この部分はこの手記の圧巻の始まりともいえる場面です。子供の病気を治したければIVHしかないという唯一で単純明快な答えを最後まで戦いきった患者さんの家族に頭が下がります。

 ただしIVHについて、実を言えば問題があるのです。保険で使えるIVHは、人体に含まれている最高の栄養のタンパクである、本当の人間が作るものと全く同じアルブミンが入っていないのです。従って下痢がひどい患者さんにIVHをやってもアルブミンが増えないことがあるのです。人体が作る本当のアルブミンをIVHに入れてもらうには実費になるのです。この生身の人間が作るアルブミンは、血清アルブミンともいわれ、血液製剤のひとつであり極めて高価なタンパクですから、実費で買えばひと月に何十万~百万もすることがあるのです。従って現代のIVHは言わせてもらえばインチキアルブミンといってもいいのです。残念ですが。

 ここで人工アルブミンや血清アルブミンについてwikipediaからとった情報をまとめておきましょう。少し難しいですが我慢して読んでください。理解できなくてもよろしい。

 アルブミンは一群のタンパク質に名づけられた総称で、卵白(albumen)を語源とし、卵白の構成タンパク質のうちの約65%を占める主成分タンパク質に対して命名され、さらにこれとよく似た生化学的性質を有するタンパク質の総称として採用されています。 代表的なものに卵白を構成する卵アルブミン、脊椎動物の血液の血漿に含まれる血清アルブミン、乳汁に含まれる乳アルブミンがあります。もちろん人間は毎日血清アルブミンを作っています。アルブミンは一般的に肝臓で生成されます。アルブミン濃度が低下している場合は、肝疾患、ネフローゼや栄養失調が疑われます。

 血清アルブミンは、血清中に多く存在するタンパク質の一つです。分子量約66,000。血清中には多くのタンパク質が存在しますが、血清アルブミンはその約50~65%を占めます。 血清アルブミンの機能は、まず組織から水分を血液に吸収できる浸透圧の保持と、次に血液中にある様々な化学物質の保持・運搬です。血漿に存在する脂肪酸やビリルビン、無機イオンあるいは酸性薬物などの外来物質をも吸着します。一方血漿中の塩基性薬物は主としてα1酸性糖タンパク(α1アシドグリコプロテイン)と結合します。低分子物質は、各種臓器に取り込まれて代謝・排泄されますが、アルブミンに結合した物質は臓器に取り込まれず、血中を循環することができます。薬剤の臓器移行性に大きな影響を及ぼします。抗凝固薬であるワルファリンやトルブタミドなどは特にアルブミンとの結合性が高く、これらと結合が競合するような薬剤を併用した場合、予想以上に組織中薬物濃度が上昇することが知られています。残りの機能を羅列しておきましょう。pH緩衝作用・各組織へのアミノ酸供給・抗酸化作用などであります。

 最後に膠原病に際してアルブミンが低くなり、グロブリン、つまりIgG抗体が高くなるのはご存知でしょうから、その臨床検査の意味も載せておきます。まずアルブミンは、肝臓で生合成されることは述べました。このため、臨床検査では肝機能の指標とされ、Albという略号で表されることが多いのです。私はアルブミンの減った人には必ずAlbの話しはしています。健常人の基準値は約4~5g/dLですが、4.5g/dL以上が望ましい値です。アルブミン濃度が低下している場合は、膠原病や肝疾患や栄養失調が疑われます。また、血清中の別の主要なタンパク質群であるグロブリン濃度(IgG濃度)との比、アルブミン/グロブリン比(A/G比)とも言われますが、この比も重要な肝機能の臨床検査項目であります。A/G比の基準範囲は1.2~2.0であります。膠原病や肝疾患や栄養失調がひどいときには、このA/G比は極端に低くなることがあります。

 今日はここまでです。 2012/09/27

 

 母が体を震わせながら、「K先生に言うわ」と決意を固くしている姿を見て、感謝と同時に、「母は強し」だと感じました。そして夜8時ころ、母が看護師にK先生を呼んでもらうように言いました。食事をしたことで私の容態が悪化したことについて説明を求めるためでした。

 (食事をしたことで、食事から潰瘍性大腸炎の原因である化学物質が再び入り始め、免疫と化学物質との戦いが再燃したのです。近頃の医者は好きこのんで間違った治療中に寛解とか再燃という言葉を口にしたがります。寛解と再燃についてふれておきましょう。

 現代の膠原病の治療は全て免疫を抑える薬を使います。薬で免疫の力が一時的になくなると症状が消えるので、この状態の意味をごまかすために寛解という難しい言葉をずるがしこい医学者が作り出したのです。はっきり「免疫が抑えつけられたので、一時的には症状が取れました」と言えばいいのですが、患者を専門用語でたぶらかすために寛解という言葉を使うのです。患者は無知100%ですから、なんとなく分かった気になり、治ったと思い込みます。治ったのではなくて、免疫の遺伝子の働きを一時的に止めただけであり、再び免疫の遺伝子が修復されると、化学物質が入り続ける限りは再び戦いが始まることを露ほどにも知らないのです。寛解が起こると医者は徐々に薬を減らしたり止めたりするので、今述べたように必ず免疫の力が戻り、再び免疫と化学物質との戦いが再開され、症状が出現したときに、難しい言葉を使い再燃したというわけです。現代の医療は専門家の独占的な知識と、専門家が作り出した難解な言葉で満たされ、ますます医学が大衆の手の届かない難しい学問だと医者によって思わされてきたのです。

 実を言えば医学ほど簡単な学問はないのです。全ての人が生まれたときから持ち合わせている免疫の力を発揮させているだけで、その力を素直に理解するだけで免疫を抑えない限りは病気は全て治ってしまうにもかかわらず、金儲けのために医学者と薬学者が嘘偽りの宝庫にされてしまっているのが現代の医学です。医学の全てが免疫の遺伝子のレベルまで分かった現代においては病気はいいことであり、症状はいいことであり、全ての病気を治すためのプロセスに過ぎないのです。少し皮肉な言い方をすれば「病気は病気を治すために必要なのです」と言ってもいいのです。皆さんこの意味が分かりますか?あなた方の病気に対するイメージに合わせて言っているに過ぎないのです。もう一度言います。「病気は病気を治すために絶対に必要なプロセスであり、自分の免疫で全ての病気は治すことができるのです。怖いのはその免疫をいじめ続けて見かけの症状だけを除去しようとする医者であり、薬であることを知っておいてください。」この意味を分かってくださいよ。

 ところが真実の再燃の意味は、免疫が戻り、正しい病気を起こしていることですから、いわゆる医者が言う寛解よりもはるかに素晴らしい免疫の遺伝子の発現ですから、寛解こそ悲しむべきであって、再燃は喜ぶべきことなのです。皆さん、この意味がわかりますか?つまり病気は喜ぶべきことであって、何も悲しむべき事柄ではないのです。だって、病気は病気を治すために必要な現象ですからね、この意味が分かってもらえますか?何回も私のホームページを読んで勉強して下さい!)

 しかし、先生はあさってまでカンファレンスの予定であり、しばらく顔を出せないとのことでした。それでも、母が必死に「病人と会議とどっちが大事なんですか」などと言い、先生が病室に来ることを求めました。

 (そのとおりです!医者は病人などどうでもいいのです。会議のほうが大事なんですよ。もちろん病気を作ることによって飯の種が作られるのですから、病人よりも会議のほうが大事なのです。一方、母親が息子の病気を治してもらいたいという意味で抗議をしている限りは、両者は全くかみ合わないのです。医者である彼らの仕事は病気を作っていくらでありますから、母親の気持ちなどは分かるはずはないのです。この気持ちを必死で看護師に伝えた母親の愛情は無限大です。必死で渾身の力を込め、体を震わせて訴える彼のお母さんの姿がまざまざと思い描けます。このような強さも、とどのつまりは潰瘍性大腸炎が治るという私の理論と証拠を確信していたからです。その通りです。治らない病気などはこの世に何一つとしてないのです。無駄な検査をして保険点数を稼ぎ、絶対に治らないと確信できる高価な治療と称する造病治療のみならず、人の心を殺してしまう殺人医療をやっているだけなのです。

 今日の新聞にも、『医療の電子化で効果はまだ1000億円』という見出しの記事がありました。厚労省の言う電子カルテと遠隔治療を活用すると、その効果は最大3兆円の医療費削減になると報じられていましたが、これは不可能です。なぜならば現代の医療が金がかかるのは技術的な問題ではないということを厚労省の愚かな官僚は気づいていないからです。彼らは医療費が毎年毎年1兆円単位で増えるのは、医薬業界が病気を増やし続けている現実に全く気づいていないのです。

 医薬業界が行っている病気作りに対して誰が文句を言えますか?医薬業界が一丸となって間違った医療を続ける限り、その間違いを誰が指摘できますか?私が世界でたった一人、「間違いだ、間違いだ」と言ったところで屁の突っ張りにもならないでしょう。ましてや厚労省の官僚は優秀な法学部出身の法律家であり、行政家でありますが、残念ながら彼らは医療については全くのバカですから、いや医療について無知であるというよりも、医療が何のためにあるかという原点さえ知らないのです。悲しいことです。予言をしておきましょう。“治してナンボ”という医療の原点に戻らない限りは、国家財政が完全に破綻するまでは、永遠に医療費削減は不可能であり、永遠に医療費は高騰していくでしょう。だって財務省の官僚に医者たちは言い続けるでしょう。「金よりも命が大事ではないか」と建前は言いながら、ますます国民の健康を害し、病人を作り続けていくのです。嘘をついてもバレない世界が医薬業界なのです。

 賢いけれども金の儲かっていない皆さんにとっておきの丸秘情報をお伝えしましょう!こんな不景気な日本では、自分の身を守るために医者になって、患者に使う薬は自分には絶対使わないで、病気を作って罰せられずに金を儲け続けましょう。賢いサラリーマンの皆さん、勉強し直して医学部に入り直して、医者になりましょう!あなた方の未来は必ず永遠に開き続けることを保証しましょう!ワッハッハ!

 医療は病気を治すためにあるのです。病気を治せない限り医療は必要ではないのです。治せない医療に手を出すことはないのです。放っておけばよいのです。もし必要であれば自分のお金でやればいいんです。はじめから原因が分からない、絶対に治らない、というような潰瘍性大腸炎やクローン病に関しては公的医療が手を出すことはないのです。全て自費でIVHをやり、かつ心を入れ替えさせる教育をやればいいだけなのです。心の教育は文科省が12年間にわたる義務教育においてやればいいのですが、文科省の役人も人間の本質を分かっていないので、またまた問題を起こしてしまうのです。

 教育の現場でまず教えるべきことは、人間の本質はエゴであることです。この真実を一言も教えないのです。心の教育の根本原理は“自分のされたくないことを他人にするな”であり、“自分のエゴの快楽を増やすために、他人のエゴを傷つけるな”この2点が心の教育の黄金律であるべきなのです。この基本線に沿って12年間心の教育をやれば、ストレスで潰瘍性大腸炎やクローン病も全てなくなるでしょう。さらに犯罪もなくなり、法律も必要なくなるでしょう。たとえ化学物質がますます大地や水や空気を汚し続けたとしても。

 最後に付け加えましょう。心の教育の最大目標は、他人の幸せを自分の幸せと思うように教え続けることです。12年間の義務教育で、この3つの教訓を徹底的に教え続ければ、日本は心のスイスとなるでしょう。果たしてこのような当たり前のことでさえ、実現不可能であると思われるのがこの世の現実です。悲しいことです。)

 そしてようやく看護師から状況を聞いた先生が、病室にやってきました。母はK先生に対しても、「IVHを抜かないでくださいとお願いしました。しかし、先生は「便も安定してきたので、食事に切り替えたいと思います」と聞き入れてくれませんでした。母はなおも、「きざみ食にして下痢の回数も増えてきているから、また栄養状態が悪くなるかもしれないのに、どうしてIVHを抜くのですか」といいましたが、「どっちが医療に詳しいのですか、もう何をしても同じです。」と聞く耳を持ってくれませんでした。

 (病気を作る医療に長けているのが医師集団です。大衆は医療に関してはアホですから、知能指数が高く偏差値が高い大学に入り、勉強を続けた人が常に偉いと思い込まされています。これはアホな大衆のコンプレックスがなせる業であり、賢い人間がアホな人間を支配する現代の全てのシステムの根源となっています。確かに賢い人間がアホな人間を支配することによって全ての組織が成り立っています。しかしそれは金儲けをするために組織は作られているのですから、金儲けが上手な賢い人間が組織を支配するのは当然でしょう。しかし病気を治すのは金儲けのためにあるのではありません。あくまでも金よりも大事な命を守るためでありますから、逆にその命を損傷しているのが現代の金儲け医療であります。医療においてはいかなる状況においても、金儲けよりも治してナンボの命を守る医療を優先すべきです。

 治らない治療などというのは絶対にやってはならないのです。治らない病気は何一つないのですから、愚かな医学会がはじめから指導している治らない医療は即刻止めるべきなのです。IVHで良くなっているのに、なぜこのK医師は認めようとしないのでしょうか?下っ端の医者たちは学会のお偉い方の呪文の金縛りになっているだけなのです。それでは学会のお偉い方は誰に金縛りになっているかお分かりですか?製薬メーカーのまさに“金縛り(お金しばり)”になっているのです。皆さん、この意味が分かりますか?永遠に世の中はおカネ縛りから逃れることはないのでしょう。悲しいことです。)

 母は「ずっとご飯を食べていなかったのに、いきなりきざみ食ではなくて、最初は重湯からじゃないのですか」と疑問をぶつけました。先生は「何を食べてもどうせ一緒です。この病気は治らないからです」と答えにならない答えをいいました。

 (K医師は本音を吐きました。何を食べても治らないとは、どういう意味でしょう。食べなければ治るという意味が含まれているとは思えません。つまり彼はIVHで潰瘍性大腸炎は治ると、実は知っていたのです。K医師もバカではありませんから、食べ物に入っている化学物質が原因であることを実は知っているのです。彼は思わず真実を口にしてしまいました。日本中の、いや世界中の潰瘍性大腸炎やクローン病の患者に、IVHだけをやれば治るとバレれば、世界中で患者が死ぬまで何百兆円も儲かる治療を止めざるを得なくなるのです。

 この真実は何もK医師だけが知っているのではありません。患者の状態が悪ければ、いかなる病院でも絶食療法をやります。ところが点滴をやり絶食療法をやっているその間に良くなっていく事実を彼らは十分知りすぎるほど知っているのです。ところがそんなことを続ける限りは金が儲からないので、病気が良くなった時点で病気作りに方針を変えます。これを患者はバカですから、気づかないのです。医者の前では無知な患者は猫にうっとりと眺められるだけで縮みあがる小ネズミに過ぎないのです。残念です。)

 それでも母は「とにかくIVHを抜かないでください」と訴え続けました。すると母と先生の言い合いの声が大きくなっていたために、看護師がカンファレンスルームで話をしましょうといいました。

 (中部地方の最大の病院の中で専門家の医師とやりあうこのお母さんの太っ腹を想像してみてください。その勢いに恐れをなした看護師の姿も想像してください。母親は何もヤクザではありません。言わせてもらえば、知的ヤクザ風は医者のほうなのです。皆さん、あらゆる事柄で正しいことは大声でしゃべるものです。他の患者にも聞こえるようにしゃべるものなのです。)

 そして病院の十数人の消化器内科の医師を束ねる消化器内科の部長、主治医、看護師とともにカンファレンスルームで話し合いが始まりました。K先生は、「息子さんも呼びますか」とおっしゃいましたが、母は「熱があるし、これ以上ストレスをかけたくないので、いいです」と断りました。カンファレンスルームで、K先生は「私は東京で開かれる潰瘍性大腸炎の学会にも出席しています。

 (私はここ30年来、医学会というお祭りに参加したことはありません。そんな暇があれば真実の医学を学ぶために、原書で一人で寂しく学び続けたいのです。製薬メーカーが免疫を抑える薬を販売させる、いわゆる“販促会”に成り下がっている学会などに出たくありません。さらに患者の全てがシャットアウトされているような医学会は、“いかにして病気を作って医者も製薬メーカーも儲ける会”と名称を変えるべきです。医学会の性格について色々と批評できます。“真実を無視しエリート意識で凝り固まったナルシストの会”とか、“お互いに絶対に利権を批判し合わない仲良しの会”とか“医学会の間は患者の病気を作ることをやめる会”とか皮肉を言わせてもらえばいくらでも言えます。こんなことを言い続けるものですから、そのうち私も医学会に殺されるかもしれませんが、その覚悟はできています。しかし私の背後には病気を治してもらいたい無数の患者がいることが救いです。

 慶応大学医学部の放射線科の講師でいらっしゃる近藤誠先生が私の真実の師です。彼は絶対に放置しておけば死んでしまう癌についても、現代の癌治療は間違っていると言い続けています。私などは癌の治療を相手にしている近藤誠先生と比べれば、いかにもちっちゃい男です。彼は後天的遺伝子病である癌について、全ての医者を敵に回して論陣を張っています。一方、私が相手にしている病気は何も先天的遺伝子病でもなく、後天的遺伝子病でもない、単なる化学物質を相手にして正しい病気を作っている患者の病気であり、故意に治せないようにしている医者を相手にしているだけですから、こんなたやすい仕事はないのです。つまり病気でないのを病気と称して、新たに治らない病気を作っている医者たちを相手にしているだけですから、彼らにその間違った治療をやめなさいと言うだけでいいのです。ただこのときに患者さんはリバウンド症状を耐える必要がありますが、癌と違って生き死にとは全く関係ありません。しかもリバウンドがひどければ再びステロイドをやれば見かけはよくなるので、私の仕事は常に患者も喜び、他の医者も喜び、厚労省も喜ぶ状態に戻るので、いつもいざとなればステロイドを使えば全ての問題は消え去ってしまいます。だって現代の医療は治さなくてもお金はもらえますし、効果のある治療ということでステロイドを使っても誰も責任を取らなくてもいいからです。

 私の膠原病やアレルギーは患者が治すことができる病気ですが、他方、癌については患者自身の免疫が治すことができる方法もなく、しかも悪性であれば必ず死んでいくのが癌でありますから、この癌の治療に関して近藤先生が現代の癌治療に対していちゃもんをつけるのは、私が膠原病やアレルギーの治療法にいちゃもんをつけるのとではまるで次元が異なる話です。にもかかわらず近藤誠先生は、現代の癌治療は間違っていると論陣を張り続けておられます。

 彼のこのような強さは一体どこから生まれてきたのでしょうか?私も癌については勉強していますが、実は膠原病に対する私の理論と比較すると、癌そのものについて曖昧なところが数多くあります。例えば癌は生まれたときから転移するかしないかが決まっていると彼は言い続けていますが、それではどの癌が転移し命を奪うのかの証拠を彼は提示していません。分からないと彼は言い続けています。その通りでしょう。このひとつをとっても果たして私が近藤先生の立場で癌専門化であったとしたときに、彼が言い続けている理論を今私が膠原病に対して世界を相手にして、現代の癌治療は間違っていると言い切る自信はないのです。膠原病は患者の免疫で治せるというように、癌も患者の免疫で治せるというわけにはいかないからです。

 私は全ての膠原病は100%免疫を抑えなければクラススイッチし、かつ免疫寛容で治せると言い切ることができますが、癌については何とも言いようがないのです。「無駄な癌の治療をやめましょう」とか、「抗癌剤は使っても正常な細胞を殺してしまうから意味はない」とかは言えますが、せいぜい「どの癌の治療法を選択するかはあなたの自由ですが、癌が治るか治らないかはやってみなければ分からない」という程度で終わるでしょう。さらに良性の癌と悪性の癌を100%正しく診断したり、この癌は切らなくてもいいし、こっちの癌は切るべきだと彼が言い切るのは、私にはおそらく癌専門医になっても無理でしょう。言い換えると、私は白黒がはっきりしている膠原病に関しては自信を持って治せない医療を告発できますが、曖昧模糊とした癌の世界については、私はいつまでもノーコメントを続けるでしょう。しかしながら近藤誠先生の癌についての本は読むに値しますし、近藤先生が金儲けのために真実を曲げる人ではないということは100%保証できます。)

 IVHをしている間は、食べていないので症状は落ち着きますが、食事を始めたら、必ずもとに戻ります。お母さんがIVHを続けてほしいとおっしゃっても、薬も飲まず、その間に腸管破裂が起こってしまったら、息子さん死にますよ」

 (症状が良くなっているのに、そうして腸管が破裂するんですか?とお母さんは言い返すべきだったのです。腸管が破裂したときには手術してもらえばいいではないですか?そのために外科医がいるのではないのですか?なのに息子さんは死にますよ、とK医師は脅かすのでしょうか?腸管が破裂しそうになったからこそ、全国津々浦々の病院で外科の先生は仕事が増え、嬉々として同一の患者に対しても何回も手術しているでしょう。先生の治療をしたら手術は必要ないのですか?と問い返すべきです。こんな脅かしをやるからこそ、私はふと医者はインテリヤクザの仲間ではないかと夢に見ることがあるのです。私も医者の一人ですから、インテリヤクザでもないのに、このような夢を見ることがあるのでうなされることがあるのです。ワッハッハ!)

 と助言とも脅しとも言える言葉を口にしたそうです。

 (なぜ食べていないので症状が落ち着いているのかの根拠をK医師は言いません。食べることが潰瘍性大腸炎の原因なのですか?そうではないでしょう。そうならば食べている人は全て潰瘍性大腸炎にならねばならないはずですから。この点を追究するのが医学でありますが、これをやってしまうと化学物質を作っている会社の責任が問われてしまうので、賢い医者たちは絶対に追究しません。現代の医学は学問のひとつであるのですが、エセ学問である理由はここにあります。

 病気というのは、免疫に認識される異物が体内に入らない限りは病気の第一歩でありますが、彼らは金儲けのためにこの原理原則を無視します。無視するどころか、彼らは賢いので論理のすり替えをします。つまり今度は免疫のほうが異常だと話をそらしていきます。免疫は38億年かかって命を守るために進化した遺伝子の集まりでありますが、その遺伝子を研究し続け命を守り続けた免疫の遺伝子が悪いと言い始めるのです。これが自己免疫疾患という概念です。つまり敵をはっきりさせなければ論理が進まないので、明々白々の化学物質が敵であることを口にしないで、自分の免疫が自分の身内である細胞が悪いと言い出し始めたのです。なんというずるい論理でしょう?しかもその論理たるや、思い付きと飛躍と理解不能と、意図的なごまかしや、さらに“これから解明される”という学者らしくない逃げの言葉で満ち満ちた理論であります。

 実は自己免疫疾患という病気は何ひとつないのです。私は自己免疫疾患などはないということを100%論理的に解明しました。ここを読んでください。製薬メーカーが作れる薬は免疫を抑える薬しかないので、免疫を抑えては病気は治らないということを知っている医学者たちが研究費という賄賂をもらって、さらに病気を作って金を儲ける根拠を明らかにした論文が『自己免疫疾患はない』というタイトルの論文です。

 皆さん、生命の進化は自分を守るという目的以外に他に何の目的があったと思いますか?38億年目に人類の遺伝子は突然に狂い出して、自分の免疫を自分の細胞に向けるはずがあるでしょうか?こんなおぞましい恐ろしい滑稽な理論を作れるほど、医学者の頭は金に取り付かれてしまったと言うほうが、はるかに説得力があるでしょう。ワッハッハ!)

 部長は「お母さんは、一体いつまでIVHをやりたいのですか」と尋ねたそうです。母は3ヶ月といいたかったが、とてもいえる状況ではなく、1ヶ月と答えたそうです。それを聞いて先生は二人とも「どれだけやっても一緒です」と医学会の常識に反する母の発言に絶句したそうです。

 (医学会の常識は病気を作って金を儲けることです。なぜならば病気を治すのは患者の免疫だけしかないということさえ無視して作られた理論で満ちみちているからです。いや理論もないと言えるかもしれません。だってそうでしょう。潰瘍性大腸炎の原因は分からない、絶対に治らない、という医学にどうして理論を打ち立てることができるでしょうか?こんな屁理屈を物理学会とか数学会でしゃべれば、それこそ気違い扱いされるはずですが、病気を作っても許される医学会はすき放題の非理論・無理論を展開できるのです。なぜでしょうか?免疫を抑える薬を作って投与しても、人間の免疫は偉大ですから、すぐに人は死なないからです。仮に死んだとしても、原因は分からないと言い切れば無罪放免となります。いずれにしろ、生命が織り成している38億年かかってできあがった遺伝子の発現の全てを人間が理解することは不可能であるがゆえに、人を殺さない限りは何をしても金だけは儲かる世界に成り下がっているのが医薬業界なのです。

 ついでに人間の遺伝子の働きがどれだけ複雑であるかを説明しましょう。私がいつも言っているように、ステロイドをはじめとする製薬メーカーが作る薬は全て遺伝子の発現や命令に反することばかりです。この遺伝子の発現はどのようにコントロールされているかが徐々に分かってきました。特にステロイドは転写因子といって、60兆個の細胞にある全ての遺伝子に影響を与えることができるのです。それはどうしてでしょうか?

 遺伝子は外から入ってきた刺激に対してタンパクを作らせます。1個の細胞には30億対の塩基から成り立っているDNAが含まれています。遺伝情報はこのDNA上の塩基配列の順序として蓄えられ、必要に応じて特定のメッセンジャーRNAが合成され特定のタンパク質を合成することによって発現されるのです。ところが遺伝子はこのようなタンパクの構造を規定する情報以外に、この遺伝子を発現するかどうかを決める極めて多くの調節遺伝子もあるのです。この調節遺伝子がONになると構造遺伝子が発現し、必要なタンパクが作られるのです。ところがこの調節遺伝子のON/OFFに関わる遺伝子が、ひとつの細胞の中に400万個あることが分かりました。しかもこの400万個のいわばスイッチが、どんなタンパクを作るのかや、どのスイッチがOFFになったらどんなタンパクが作れないのかは、ほとんど知られていないのです。皆さん、細胞1個さえも電子顕微鏡で見ることが難しいのに、1個の細胞の核の中にある400万個のスイッチの働きを全て人間は明らかにすることができると思いますか?このスイッチをONにしたりOFFにしたりすることは、まさに神業です。

 私は以前からこの世には2つの神がいると言い続けてきました。ひとつめは時間であり、ふたつめは遺伝子であります。時間というものの本質を解明できないのと同じように、遺伝子の全ての真実を解明することは不可能なのです。ましてや時間や遺伝子を自由自在に変えること絶対に不可能だと言い続けてきました。なぜならば400万個の遺伝子は全て繋がっているのです。400万個全てのスイッチを触ったらどのような影響が出るかというのも分かるはずはありません。

 この遺伝子を無謀にも神を恐れず触りだした学者がいます。それがiPSと名づけた我が母校の京大の山中伸弥教授です。彼は傲慢すぎます。私はiPSは正しくは万能癌細胞と名づけるべきだと考えています。つまりiPSは正常なiPSを作るのではなくて、生きながらあらゆる異常な、つまりはあらゆる種類の癌細胞にならざるをえない人工細胞であるからです。同じように現代の医療の間違いの原点は免疫の遺伝子を触り続けることです。遺伝子は完璧なのです。神なのです。神なる免疫の遺伝子が全ての病気を治すことができるのです。)

 次にK先生は「どういう理由で治療を拒否しているのですか」と尋ねたそうです。これに対し、母は「色々とHPや本などで免疫は抑えるとよくないと書かれていました。今まで自分の副腎皮質ホルモンから作られるステロイドで免疫を抑制していたから症状が抑えられていたのが、GWでリラックスして免疫が少し高まったから症状が出てきたと思うんです。そこでまた免疫を薬で抑制したら、一時的に症状も良くなると思うのですが一時的にではなく完治させたいのです。」と答えたそうです。これについては、部長もK先生も「この病気は治ることはありません。インターネットの情報は正しいとは限らないから、厚生労働省の潰瘍性大腸炎のホームページを見てください」とおっしゃったそうです。

 (病気を治せない医者は、治せない根拠を権力と権威に求めます。治せる根拠を真理に求めるべきであるのにもかかわらず、常に彼らは医学会のボスたちが厚労省の官僚に作らせた間違った権威ある情報に依存します。その情報が間違いか正しいかはどうでもいいのです。権力は間違いを犯しても、罰せられることがないので、ずる賢い人たちは常に権力ににじり寄ります。なぜならば権力を罰する権力はないので、権力と呼べるのです。皆さん、福島の原発事故で誰が責任を取ったでしょうか?誰が死刑になったでしょうか?裁判を仕掛けている人たちもいるようですが、結局は裁判をしたところで責任は誰も取らないのです。これが権力機構というものです。なぜならば裁判所の裁判官も国家権力の一部であるからです。真実とは程遠い判決であっても、権力が裁く限りはどうにもならないのです。このような真実も愚かな大衆は何も知りません。残念です。最後に皆さんに問題を提起しましょう。真実を決めるのは誰でしょうか?考えてください。ヒントを教えましょう。損得のない判断を真実といってもいいでしょう。

 ついでにふれておきましょう。どの国においても権力闘争は死に物狂いです。アメリカの大統領選も1000億単位の金をかけ、お互いの陣営は相手を殺しはしませんが、言語的・社会的・精神的・人間的な殺し合いを繰り広げています。韓国の大統領選も近づいています。もう既に中傷合戦であります。なぜ彼らはこれほどまでにおぞましい戦いをするのでしょうか?権力が欲しいからです。権力は金が入るのみならず、あらゆる犯罪を消し去ることができるからです。残念です。

 さらに原子炉について述べておきましょう。私は日本中に原子炉を作っても良いと思います。その原子炉が安全であるということが保証されればの話です。権力のある人間が最後は安全であるということで判を押します。それでは、もし再び福島原発事故と同様のことが起きたときに誰が責任を取るのでしょうか?もちろん判を押した人です。判を押した人は死刑になる覚悟で判を押すべきです。ところが権力は上手に責任を分散します。従って権力の責任は、全ての権力の責任となり、とどのつまりは無責任となります。皆さん、権力の意味も理解して下さいね。あなた方が権力を選んでいるのですよ。それが民主主義でしょう?となれば、誰が責任を取らざるを得ませんか?一般大衆ですよね、大衆は責任を取りますか?大衆は死刑になりますか?なりませんね。つまり民主主義とは無責任主義ですよね。いずれにしろ、みんなの責任は無責任となり、誰も責任を取らなくてもよいのですよね、おかしな社会ですよね。民主主義とは一体何なのでしょうかね?吉本興業の花月劇場で行われている猿芝居でしょうかね?ワッハッハ!)

 そしてK先生も部長も今何も治療をしなかったら、腸管破裂して、息子さん死にますよと何度も助言ないし脅しをしたそうです。そのような先生方の態度に母は激怒しながら「先生はお子さんいないのですか。母親に向かって子供死にますよって、そんな言い方…、他に言い方あるのじゃないですか」といったそうです。先生は「僕らも子供を持っているから、何とか子供を助けたいと思っているのです。お母さんが子供のことを思ってやっていることが子供のためになっていないこともあるんですよ」といったそうです。

 (偽善そのものです。嘘が嘘を生み出し、嘘を繰り返せば真実となるという話にならない世界です。子供のためである限りは、その子供の病気を治せばいいのです。病気を作っておいて何が子供のためですか?弱い立場の患者と強い立場の医者との戦いであり、真実の戦いではないのです。しかしながらこれだけの専門家集団を敵に回して、たった一人でお母さんが頑張られたからこそ、彼の潰瘍性大腸炎も自分で治したのです。全ての難病といわれる患者さんは、家族一丸となって正しい医療を求めるべきなのですが、これだけの戦いを行うのには私の理論を100%理解したうえで、さらに強い医薬集団と戦う勇気がないと不可能です。)

 母は「とにかくIVHをやってください。どんなことがあっても、先生を訴えたりしませんから」と震えながら口にしたそうです。

 (そうです、医者は訴えられることが一番いやです。お母さんはなんと適切な言葉を口にしたのでしょうか、脅かしには脅かしの答えで答えたのです。この手を使いましょうよ。お母さんの脅かしは正義の脅かしです。医者たちの脅かしはヤクザチックな脅かしです。良くなってきたIVHを続けてもらうことに何の非があるのですか?治せない治療こそヤクザチックとしか言いようがないではないですか。日本中の潰瘍性大腸炎やクローン病の子供さんを持っておられる保護者の皆さん、このお母さんに続きましょう!このお母さんのところへ日参して、彼女の知恵と勇気を学んでください!このやりとりの後、すぐに私に電話がありました。1週間たったら強制退院させるという話でありました。しかしながらどういうものか、2ヶ月もIVHをされたようです。なぜでしょう?やはりK医師も内科部長も、全てIVHで潰瘍性大腸炎が治るということを知っていたからでしょう?彼らも涙一粒の人間性を持っていたからでしょう。)

 そうして何とかかんとかIVHをとりあえず1週間続けることが決まりました。その後母は、病院に希望を通すには私たちはクレーマーになるしかないのだろうなと世の中の不条理に泣きながら帰っていったようです。

 (そう、世の中は条理が通りません。金と権力が条理を全て叩き壊しています。しかも金よりも大事な命を食い物にして不条理がまかり通っています。これが医薬業界です。日本の医薬業界は不条理な金を何十兆円も稼いでいます。誰一人この不条理を告発することができないのです。)

 

 その夜消灯時間を1時間も過ぎたころ、K先生が寝ている私を起こして、「お母さんはIVHを続けたいそうですが、それはあなたも同じですか」「何もしなかったら腸管破裂が起きたり、大腸がんになったりしますよ」「人工肛門になるかもしれませんよ」とねぼけている私に悪魔がささやくように言いました。

 (真夜中に突然寝込みを襲って脅かしに来るというのは、インテリヤクザチックですね!なぜ朝に言わなかったのでしょうか?意識朦朧としたときに患者に判断を聞くのは卑怯ではないでしょうか?このK医師は本当に病気作りに長けた人です。第一、消灯後に今まで良い結果をもたらしているIVHをやる以外に緊急事態が生じたわけではないでしょうに、なんと迷惑な医者でしょうか?)

 言い知れぬ恐怖とともに、寝込みを襲うやり方に怒りを覚えながら、なんとかIVHを続けたい、ということを伝え、その夜は先生に退散願いました。仮に厚生労働省の指針に従った治療をしたいとK先生が考えていたとしても、なぜあのような言い方をしたのでしょうか。医者は真実(松本先生からすれば間違っている真実)を語るならば、脅しのような言い方でもいいと思っているのでしょうか。優しくしてほしいとはいいませんが、ものの言い方くらいあるのではないかと思います。

 (肉体も精神も衰弱しきった患者に何のために何を確認したいために消灯後に脅かしに来たのでしょうか?K医師の意図を測りかねます。少なくとも患者さんが不愉快だと思う行為をせざるを得なかった根拠は一体何なのでしょうか?患者自身を脅かせば母親の意向を覆せると考えたのでしょうか?脅かすだけ脅かせば、親と子の絆を切って、自分の思うような金儲け医療ができると考えたのでしょうか?私には分かりません。彼らは厚生労働省の指針、つまり医学会の指針が正しいかどうかを判断する力がないのでしょうか?

 私は3つめの大学である京都府立医大に入学し直した、自分の病気の原因を知り、医者になって治せなければ自殺しようと考えていたからです。中学3年生から始まった偏頭痛と不愉快さと、12時間以上寝なければならない猛烈な睡魔のために、10年以上も苦しんできたのですが、死に切れずに無駄生きをしてきたのです。府立医大2回生のときに、15年前に右目に当たった硬球のために右目強度変形と第2頸椎のズレのために起こったことがわかったのですが、今さらどうにもならないと言われ、やはり医者になっても死に切れなかったのです。その後、運命的な出会いがあり結婚しました。彼女の父親が漢方薬局をやっていました。頭痛に良い漢方があるというので6ヶ月以上飲んだのですが、徐々に頭痛も軽減していったのです。漢方はすごいと思い歩きながら勉強しました。と同時に府立医大の劣等生であった男が徐々に勉強できるようになり、独学で免疫学をはじめとして、全ての医学を本格的に自学しはじめました。

 こんな死にぞこないの男が知っている医学を、東大や京大の学会のボスたちが知らないわけはないでしょう。できぞこないの男が自分で勉強し、自分で考えて知った真実を、どうして挫折もせず、一筋に学問を続けてきた学者先生が知らないはずはないのです。K医師もなぜ学会の標準治療がおかしいということに気づかないのでしょうか?答えは簡単です。学会という権威と権力が指示したことをやるだけでお金は儲かるし、病気を治さないからといって訴訟されることもないし、こんな気楽な家業はないと思い込んでいるからでしょう。この母親の激しい抗議はおそらく医者として初めて経験したことでしょう。母親の彼女は僕に電話で次のように語っていました。『私も震えながらしゃべっていたけども、K先生も同じぐらいに震えながらしゃべっていた』ということです。K医師もこんな経験は生まれて初めてしたのでしょう。だからこそ患者に対して怒りと驚愕と恐怖と不安で、アドレナリンやステロイドホルモンを最大限発揮して彼女と戦わざるを得なかったのです。ひょっとすれば医者としての間違ったプライドを傷つけられた怒りをぶちまけるために、患者の寝込みを襲ったのかもしれません。)

 

 それから数日後の8日、朝から看護師長、先生、母と私とで再度話し合いの場が設けられました。

 (潰瘍性大腸炎やクローン病の最も正しい治療法であるIVHをやるために、このような必死の戦いを患者側はやらざるをえないのです。この手記をお読みの潰瘍性大腸炎やクローン病の患者の保護者の皆さん、彼女を見習ってください。見習う勇気がありますか?命を守るためには医者と死闘を続けなければいけないことを知ってください。)

 先生は「医療は確率の問題でもあり、複数の治療法の中から確立の高い治療法を取るべきです。あなたたちの治療法は確率があまりにも低く、他の治療法と比べるまでもなくお勧めできません」とおっしゃいました。

 (このような手記の素晴らしいところは、密室で行われている医者の誤りを白日にさらすことができるところです。医療は何も確率の問題ではありません。医療は数学ではありません。医療は原因を知り、その原因を処理すれば全ての病気は患者の免疫で治るのです。

 現代の病気の2大原因は、化学物質とヘルペスウイルスだけです。風邪のウイルスなどはどうでもいいのです。この処理の仕方が病気の治し方であります。つまり化学物質を排泄し、最後は共存することです。化学物質をIgGで処理する病気を膠原病といい、クラススイッチしてIgEに変えるとアレルギーとなり、最後は自然後天的免疫寛容を起こせば、その化学物質と共存できるのです。次に、ヘルペスウイルスは免疫が神経で見つけ出すと殺す戦いが始まり、様々な症状が出ます。この症状についてはここを読んでください。徐々に症状を出しながらヘルペスウイルスを殺していきますが、残念ながらヘルペスウイルスは免疫の届かない神経節に隠れてしまいます。この神経節の周りは、外套細胞、別名神経節膠細胞といわれる細胞が数個から10数個取り巻き、神経節を断熱材のように免疫から防御しているので、免疫はそこに隠れたヘルペスウイルスをやっつけることができないのです。再び免疫の力が落ちると、そこから増殖し始め、免疫が戦いやすいランビエ絞輪や無髄の軸索で見つけられたヘルペスウイルスと免疫とのいたちごっこが一生続くのです。いずれにしろ、神経節に閉じ込め続ければ戦いは永遠にないのですが、ヘルペスが体内から消え去ったわけではないのです。ついでに風邪のウイルスについて言えば、これは免疫が簡単に殺せます。

 K医師の話には何のための確率かについてはふれていません。治すための確率とも言わないし、副作用の強さの確率とも言わないし、話を曖昧にしています。治療の確率とは一体何なのでしょうか?治る確率であるといわないところが、話をすり替えてしまっているのです。これが頭のいい医者のやるまやかしの論理です。ひょっとすれば彼の病院が儲かる一番高い確率の治療を考えているのかもしれませんね、ワッハッハ!)

 「確率が低くても、患者が望む治療に協力してもらえませんか」とお願いしました。しかし「それはできません」とすげなく断られてしまいました。クレーマー的に私たちは再度IVHを続けたい旨だけ告げ、話し合いは平行線に終わりました。このとき以降も先生はことあるごとに私や母に対し、他の治療法をするように迫り続けました。そのため病室の近くで足音がすると、先生が来て何か言われるのではないかとびくびくする状態が続いていました。

 (彼は正直で非常に実直で善良な男ですから、患者にとっては悪の権化である病気作りの名人であるK医師の足音を聞くだけで縮み上がってしまいました。当然です。私のことを知らなければ、私のことを知らない他の全ての潰瘍性大腸炎やクローン病の患者さんは全て医者の言いなりです。病院が儲ける治療、病気が治らない治療を何の疑問も感じずに受けてしまいます。私の医院には、このような医者の言いなりの治療を始めるうちに、その治療によってさらに症状が良くなっていかないのに気づいて来院される患者がいます。まだ現代医療の過ちに気づくのはマシなほうで、5回も6回も大腸をぶちぶちに切られて初めて気づく人もいます。さらに膣漏や皮膚漏や膀胱漏ができて初めて現代医療の問題に気がついて受診される人もいますが、後の祭りです。結局腸管に穴が開いて接触している膣や皮膚や膀胱にも炎症が及び、穿孔ができ、接触している器官にも炎症が波及し、漏孔ができてしまうのです。残念なことです。)

 このときお腹が軽くしめつけられる感じがしました。けれども私は自分の免疫の力を信じると決めたので、絶対に譲らないぞとの決意もしていました。この1週間も便は水様性で、日に2~4回ほどでした。下血もありませんでした。

 (そうです、症状は良いのです。しかしこのときのお腹が締め付けられる原因は、潰瘍性大腸炎のためではなくてヘルペスウイルスとの戦いが原因であったと考えられます。いずれにしろ死なない限りはこの世に怖い病気は何もないのです。死ぬときにこそ手術をやり、ステロイドを使えばいいのです。それまでは自分の免疫を信じ、大船に乗った気持ちで、悠然と免疫を抑える治療を拒絶すればよいのです。彼はそれをやり通したのです!)

 今日はここまでです。2012/10/01

入院生活 4~6週目 6月11日~7月1日

 

 このころ、K先生も呆れてしまったのか、IVHを抜くことには触れず、他の治療を勧めるだけでした。食事をやめ、しばらくすると熱は36度台に下がっていきました。便の状態はあいかわらず水様がほとんどでしたが、たまに泥状のときもありました。そしてお腹がうにうに動く感じがありました。まだまだ全快とはほど遠いのですが、少しずつ体調が回復していっているのを感じていました。

 (K医師も長年数多くのクローン病と潰瘍性大腸炎の患者を診てきて、専門家として勉強もされてきたでしょう。母親の勉強ぶりに(もちろんこの背後で私が糸を引いていたのですが)その論理と博識と情熱に圧倒されたことでしょう。K医師も医者としての病気を治すという義務どころか、永遠に病気を治せないという治療に疑問を感じたこともあるでしょう。この患者のように、わが子に永遠に治せない病気を医者が宣告したときに、どれほど親が苦しむかということも知っていたことでしょう。鬼の心にも仏心が一瞬芽生えたのでIVHを抜くことを止めたというわけではないでしょうが、徐々にIVHだけで症状も改善し、データも改善していく証拠を見て、諦めざるを得なかったのでしょう。食事を始めれば再び炎症が起こったのも、食事の中に含まれている化学物質が原因であるとは察知しなかったかもしれませんが、患者が良くなっていくIVHを選択せざるを得なくなったのでしょう。)

 しばらくして6月15日からイントラリピットという大豆油からできた栄養点滴も2日に1回のペースで始まりました。この原料である大豆にも化学物質が含まれているため、この点滴を始めると、37.3度ほどの熱がでました。

 (イントラリピットの中にも、化学物質が含まれていたのですが、腸管に出て行く化学物質がそれほど多くなかったので、症状が治まっていったのでしょう。大豆でできたエレンタールという栄養剤がありますが、腸管に入れるものですから、やはり化学物質がたっぷり入っているので腸管の炎症は必ず見られます。膠原病の全ては化学物質であるということを医学界が認めない限りは、論理もクソもない治療が続けられ、永遠に治らない病気になってしまうのです。現在のところ、IVHしか異物である化学物質を入れない方法はないのです。)

 便の回数も6回ほどに増えました。しかしこの状態も1週間ほどしておさまり、体温も便の回数も落ち着いていきました。6月も中旬に入ると、お腹の違和感もだいぶ楽になってきました。

 更に6月23日から松本先生に処方していただいたアミノバクト(アルブミンの値が低かったため)を飲み始めたところ、37度を少し超える熱がでました。これも大豆由来だから、その大豆に含まれる化学物質に免疫が反応しているから熱がでるということのようです。

 

 この間にもK先生との間で小さな事件がありました。職場に提出する診断書に「標準的治療をしていれば既に就労が可能である可能性が高いが、標準的治療を拒否しているため治療に時間を要しています」と記載されていました。

 (標準的治療という言葉が日本の間違った医療を支配しています。病気は患者の免疫で治すものですから、標準的医療の根幹は患者の免疫を助ける医療となるべきものでありますが、世界中で行われている標準医療は患者の免疫をいじめる医療に成り下がっています。誰がこのような医療を決めるのかというと、それぞれの病気の学会のボス先生方が決めるのです。

 ボス先生方は学会でお世話になる製薬メーカーにお返しをする必要がありますから、常に製薬メーカーに色目を使ってできる限り製薬メーカーが儲かる標準的治療を決めます。医療界は最後に残された封建的権威主義的閉鎖社会でありますから、標準的治療に反することをやれば学会から追い出され、もちろん他の医者から白眼視され、組織にいれなくなります。私のように。

 医者の存在価値があるのは、患者に病気を作って医者が儲けるためではありません。病気を治してこそ、医療に無知な大衆の尊敬を得、かつお金は病気を治していただける報酬であるべきなのです。現代の医者は愚かな大衆をたぶらかせても、愚かな大衆から敬意を得ることができるという、極めて特異な存在です。だからこそ優秀な人は全て医者になりなさいと勧めるのです。ワッハッハ!残念です。

 我が母校の山中先生がノーベル生理医学賞を授与されました。60年近く前にステロイドを作ったヘンチがノーベル生理医学賞をもらったわけですから、彼がノーベル賞をもらうのも当然至極です。遺伝子を一時的に変えるステロイドが未だかつて病気を治した例がないのにもかかわらず、神なる遺伝子を変えてはならないと主張している私以外に、ステロイドを攻撃する人間が誰かいるでしょうか?今なおステロイドは薬の中の王様です。現代の全ての病気の標準医療はステロイドが最高となっております。そんなときに、訳もわからずに分化した細胞の遺伝子を変えることによって万能細胞とふれこまれているiPSを作成した山中先生にノーベル生理医学賞をあげない理由は何もありません。聞くところによれば、彼は精子も卵子もiPSで作ったらしいですが、なのになぜ不妊症の治療のためにiPSを利用する必要があるのでしょうか?彼は生殖活動なしに子供を産ませる技術も得たわけですから、まさかこの世から男女の愛も永遠になくしてしまうわけではないでしょうね?

 さらに癌も遺伝子病ですから、なぜ彼は癌も治すことができると言わないのでしょうか?現在のところその言葉を彼から耳にしたことは一度もありません。彼の作成したiPSが、人間が自然に作る万能細胞であるES細胞と全く同じであるならば、彼にノーベル生理医学賞ひとつは少なすぎます。なぜならば自由自在に全ての正常な細胞を作り出すことができれば遺伝子病も全てなくなってしまいます。

 もし彼の作ったiPSがあらゆる種類の細胞の遺伝子に変えることができれば、人類の遺伝子の38億年の進化というものが、一瞬にして彼の作り出したiPSによって凌駕されてしまいます。彼の作ったiPSを分化誘導を可能にする様々な化学物質をふりかけて、様々な遺伝子に自由自在に変化させ、思うようにあらゆる種類の細胞に分化させたとしても、その細胞が永遠に同じ状態にとどまるという保証はどこにあるのでしょうか?無理やりに遺伝子を変えられた細胞は、永遠に修復させる遺伝子の発現を止めることができるのでしょうか?

 もし修復遺伝子の働きがなくなれば、毎日毎日放射線や化学物質などで傷ついた遺伝子をどのように修復し、かつ細胞分裂のたびに10万回に1回起こるという遺伝子の傷は誰が治すのでしょうか?いずれにしろそのような細胞は癌細胞にならざるを得なくなるでしょう。

 もし修復遺伝子が残っていれば、必ず元の細胞に戻そうとするのではないでしょうか?とすれば、iPSではずしてしまったメチル化が1000以上あるといわれています。かつタンパクを作らせる遺伝子はDNAのたった3%といわれますが、後の90%以上の働きはまだ不明なのです。その一部を占めている調節遺伝子は400万以上あるといわれていますが、それも4つの山中遺伝子によって変えられてしまっているはずですから、変えられた調節遺伝子はどのようになっているのでしょうか?もし元の細胞の調節遺伝子の働きが取り戻されれば、iPSによって作られた新しい細胞は、癌化するか、狂い死にするか、狂いながら生き続けて正常な働きをなくしてしまうでしょう。さらにiPSについて書きたいことは色々とありますが、新しく別の項を作って書くことをお約束します。

 結論を言わせてもらいましょう。iPSが問題を起こさなければ、山中先生は人間を作ったと言われるキリスト教の神を超え、神なる遺伝子を超えさせた人物として永遠に記憶されるでしょう。とすれば、この世に神は時間と山中先生となるでしょう。これは何の皮肉も込めて言っているわけではありません。いずれにしろ私がいつも主張しているように、全ての病気は自分の免疫で治すことができるが、遺伝子病だけは治らないという主張が、山中先生のiPSによって崩れてしまいます。しかしながら今度は本当の皮肉を言わせてもらえば、彼の作ったiPSから作られた免疫細胞は、遺伝子病は治せるが、他の全ての病気を治せなくなるかもしれません!これは私の好きな皮肉です。ワッハッハ!)

 しかしこれでは、職場に対し、私が標準的治療をせずにあえて病気の回復を遅らせて仕事をさぼろうとしているとの印象を与えかねないと思いました。そこで私は看護師長を通じて先生に対し、書き直しを求めました。最終的には、先生には診断書を書き直していただけましたが、すっきりしない一件でした。ただそのやり取りの終わりにはもう書き直してもらえないなら、喧嘩することなくそれを受け入れようという気持ちになりました。喧嘩すると疲れるだけなので、状況を受け入れて共存していくしかないという気持ちでした。

 (結局、標準的治療で免疫と化学物質が戦っている戦いを、一時的に免疫を懲らしめて症状が良くなるだけですから、これこそ入院している意味がない治療となります。入院は病気を治すために、仕事はもとより自宅療養が無理であるときにのみするべきものであります。患者とK医師との戦いは、未だかつて世界中のどこでも、かつ一度もなされたことがない戦いであり、しかも患者さんが生殺与奪の権を持っている大病院と専門家を自分の病気を治すためにやりこむことができた、歴史的かつ記念碑的な戦いの勝利であるのです。全ての患者がこのように間違った医療に、自分の病気を治すために敢然と戦ってもらいたいのです。患者が医者にお金を払っている以上、資本主義社会では患者の方がえらいはずです。私の場合は、私しか難病を治せないものですから、患者よりも私の方がえらいのです。ワッハッハ!

 この世に病気の原因が分からない病気は何ひとつありません。現在は中世のように科学も医学知識も何もなかった時代ではありません。現代は病気に関しては全て分かってしまった時代であるのです。にもかかわらず、なぜこのようなクローン病や潰瘍性大腸炎のように『原因が分からない、絶対に治らない』と医者が主張できるのでしょうか?それは医者たちが医学知識を自分たちの金儲けのために利用するようになったからです。口では『患者のため、国民のために』と、国民皆保険が作られましたが、このシステムは患者のためにあるのではなくて、医薬業界の利益のためにあるのです。

 国民皆保険がなかった時代は、それこそ医者は金のない患者もタダで診たこともありました。現代の医療はどうでしょうか?何をやってもお金の取りはぐれはありません。やればやるほど出来高払い制度で医薬業界は永遠に潤っていきます。それでは3割の自己負担は別として、7割のお金はどこから出てくるでしょうか?月6万円を超える高額医療費の自己負担以外は誰が出すのでしょうか?全て税金です。

 毎年1兆円ずつ医療費は増え続けています。医学が毎日進んでいると進んでいるとマスコミは書き立てます。しかし病人は増え、医療費も増え、かつ医者が少ないと言い続けます。このカラクリは一体どこに原因があるのでしょうか?答えは極めて簡単です。医者が病気を拡大再生産しているからです。なぜならば病気を治すのは38億年かかって作り上げられた患者の免疫の遺伝子であります。その免疫の遺伝子の働きを助ける薬は4つしかありません。それはワクチンであり、抗生物質であり、抗ヘルペス剤であり、最後は漢方煎剤です。この4つ以外は全て免疫を抑える薬です。しかもその薬は化学物質でありますから、人間の免疫はこの化学物質を異物と認識したときに、新たな敵として排除しようとします。それが副反応であり副作用です。さらにおまけに、免疫の働きも抑え込み、病気が治らなくします。つまりこれらの薬は病気を作る原因であると同時に、病気を治させないようにしている恐ろしい化学物質であるのです。従ってこのカラクリを国民全体が知らない限りは永遠に医療費が増え続け病気も増えていくでしょう。

 先ほどのiPS細胞も同様です。iPSが薬の開発に大きな役割を果たすといわれていますが、病気を治すのは薬ではないのです。従っていかなる薬を作ろうとも意味はないのです。ここで異論が出るかもしれません。成人病に関してはどうなのかと。高血圧、糖尿病、メタボはどうなのかと。これらの成人病は人間が自分自身で作ったものですから、患者自身に責任を持たせるべきです。特に成人病の中の糖尿病や高脂血症やメタボは全て贅沢病です。食べなければ治る病気です。さらに贅沢病税をかければ、全ての人は標準体重以下になろうとし、贅沢病は治ってしまうのです。

 高血圧に関しては、ストレスが大きな役割を占めていますから、ストレスの処理の仕方、つまり心の教育を子供の頃からやるべきです。いかにストレスを上手に処理すべきかを教え続けるべきなのです。私が唱えている3つの言葉で心の葛藤やストレスを取り除くことができます。『諦める・受け入れる・捨てる』の3つの言葉です。さらにストレスを最高になくす方法は、実はとても簡単なことなのです。他人の幸せを自分の喜びに変えるという心のあり方です。一瞬でもこのような心のあり方を身につければ、ストレスが逆に喜びとなるのです。皆さん、嫉妬を持つことを止めましょう。嫉妬ほどストレスのかかることはありません。嫉妬している相手の素晴らしさは、嫉妬を感じても変えようがないではないですか?他人の快楽に対しては、すぐに喜んであげましょう。相手も喜びますよ!嫉妬のない心が神の心なのです。簡単に神になれますよ、皆さん!地獄の嫉妬のストレスが天国の喜びに一瞬にして変わりますよ!私が常にやっていることです!)

入院生活 7~10週目 7月2日~7月28日

 

 7月2日から、エレンタールを飲む生活が始まりました。IVHだけの生活を6月までずっと続けていましたが、先生や病院側が繰り返し他の治療法を求め続けてきたこと、私自身の体がいくつかのリバウンドを乗り越え、小康状態に入り、落ち着いていることなどから家族と相談の上、開始を決定しました。エレンタールは本来1日1袋を通常の2倍に薄めるところからはじめ、徐々に1日3袋を飲めるようにしていくという処方が想定されているにもかかわらず、先生も看護師も何も告げず、いきなり初日から1日3袋を飲んでくださいといわれました。詳しくはわからないのですが、浸透圧の関係でいきなり通常の濃さで1日3袋を飲むと体に負担がかかるらしく、私は初日から3袋に挑戦したため、気持ち悪くなってしまいました。(体内に摂取されたアミノ酸やタンパクは血管の浸透圧を高めます。血管の浸透圧とは、組織から水を引っぱる力と考えてください。すると急に血管に水分が増えて、その結果心臓に負担がかかるからです。) 先生としては私たちの望む治療方針が気に入らないのかもしれませんが、本当に患者のことを思っているならば雑な処方はしてほしくなかったです。

 (医療も資本主義社会では経済行為のひとつですし、しかも金が入らなければ病院も医院もつぶれてしまいます。そして患者はお金を持ってくる対象にしかなっていないのが現代の世界中の医療です。なぜならば病気を治せなくても患者はお金を払うだけで喜んでくれるからこそ、ますます患者は医者にとっては札束に見えるのです。

 人類社会が出来上がって以来、エゴなる快楽を全ての人間が求めてきました。エゴなる快楽は全て金で得ることができます。だからこそ病気を治す格好をしながら、つまり善を装いながら金を盗み取り続けているのが資本主義社会といえます。つまり資本主義社会は偽善社会そのものです。能力や力のある人は偽善を装って愚かな大衆から金をまきあげることができますが、能力も地位も力もない大衆は永遠に搾取される側に回るだけです。従って資本主義社会は二極化の格差社会であり続けるのです。何も格差社会は今に始まったわけではありません。昔の人は教育も受けられず、否が応でもアホだったのでそれさえ気づかなかっただけです。

 ところが徐々に意識に目覚めてきた大衆が増えるにつれて、金が儲けられない人たちは格差に気がついたのです。この格差をなくそうとしたのがマルクスの唱える共産主義社会であります。共産主義社会になると、能力のある人間は仕事をしてもお金が入らないので誰も仕事をしません。従って共産主義の国が富むことは全くなかったのです。北朝鮮を見ればすぐにわかるでしょう。韓国との国力の差は50倍といわれています。ただ共産主義も権力者だけがいい生活を保障されていますがね。

 格差社会は自由競争がある限りは能力差の結果であります。能力のない人は結局は永遠に下積み生活を余儀なくされます。いくら文句を言っても頭の良い人と権力には勝てません。その縮図が医療社会なのですが、医学の知識が医者と患者では天と地の違いがありますから、巨大格差社会なのです。私ひとりがこのようなホームページで「患者は医者の食い物にされている資本主義医療社会だ」と告発したところで、よほど賢い人でない限りは私の言うことが理解できません。この患者さんもお母さんもきわめて優れた人です。だって司法試験を狙うぐらいの頭の良い人ですから。能力主義がなくならない限りは格差は永遠に続くでしょう。東大や京大の合格者をくじ引きで決めない限りは。そんなことは永遠に起こらないでしょう。ワッハッハ!)

 

 エレンタールにも大豆が成分として含まれており、また熱が出ました。エレンタールを飲み始めたころ、そしてエレンタールの摂取量を増やしたころは特に熱が出て、37.5度を超えることもありました。先生は熱が出た場合、感染症のおそれがあるから、IVHを抜きましょうとおっしゃっていたので、生命線であるIVHが不必要に抜かれるのではないかとびくびくしていました。現に一度抜かれそうになったのですが、少し待ってほしいと告げ、翌日には熱が落ち着いたので、抜かれることなく、IVH生活を続けることができました。

 (このK医師は膠原病熱というものを知らないのです。膠原病熱と感染症による熱とは簡単に見分けることができるのですが。とにかくIVHが潰瘍性大腸炎とクローン病の最高の治療となります。IVHをやってもらっている間に、どうして自分がクローン病になったかを患者さんに気づいてもらうことです。それは自分のストレスのために副腎皮質ホルモンを出し続け、鬱にならないように頑張っていたからです。

 昨日読んだ翻訳されていない英語の原書には、私が知りたかったことが書かれていました。自分が求めようとしている目標まで努力している間は副腎皮質ホルモンであるコルチゾールは出せるのですが、耐え切れない努力をやり続けると鬱状態に近づき、それでも努力し続けると副腎皮質ホルモンであるコルチゾールを作らせないようにするネガティブフィードバックが効かなくなるということであります。つまり普通の状態ではコルチゾールが出過ぎれば、自然にこのコルチゾールが視床下部のCRHというホルモンを作る神経細胞と結びついて、CRHを出させなくし、最後はコルチゾールが作られなくなるのです。ところがこのCRHを止めさせる働きが過剰なストレスに耐えることによって止められてしまうのです。するといつまでもコルチゾールが出続け、免疫を自分のストレスで抑えてしまい、IgEの世界をIgGの世界に変えてしまい、膠原病になってしまうのです。視床下部、下垂体、副腎の連携した働きをHPA軸といいますが、それについてはここを読んで下さい。この英語の原書を読んで“わが意を得たり”と快哉を叫びました。やはり私が言い続けた通りだと。)

 

 ちなみに、このころ手足にぽつぽつと小さな湿疹ができては消えて、消えてはできてを繰り返していました。クラススイッチがゆっくりと始まったのだと喜びました。けれども、8月末現在全身にアトピーが出るなどの大きな変化はまだ起きておらず、自身が出したステロイドホルモンが多かったのかなぁと思っています。

 (クラススイッチは、人体の3000ヶ所に見られるリンパ節やリンパ小節やリンパ濾胞で行われます。起こる確率は極めて低いのですが、やはり真実の理論どおり、起こるべきところで少しはクラススイッチをしだしたのです。)

 

 7月17日、病院としてはこのままIVHだけの治療を続けることはできないといわれました。そこで、3つの案が示されました。1つめは、大腸カメラをして様子を見てまだ炎症があるようならば、他の治療を受ける。2つめは、エレンタールの数を増やして退院、3つめは、博打の要素が強いが重湯を始めるというものでした。 (なぜ重湯が博打になるのでしょうか?K医師はやはり重湯に含まれる農薬がクローン病を起こす異物となっていると考えていたのでしょうか?) 1つめは、以前に大腸カメラを断ったこと、そして治りかけの大腸に傷がつくのをさけたいということから却下しました。3つめも、食事のペースは、以前いきなりきざみ食を出されたことで、信頼が失われていたので却下しました。そこでエレンタールを1日6袋まで増量し、それで生活できることを確認のうえ、退院するという選択肢を選びました。(賢明な選択ですね。)

 

 そこで、7月19日からエレンタールを4袋にし、2,3日で1袋ずつ増やし、7月24日には6袋を飲めるようになりました。1日6袋も飲むのは、ほぼ1日中飲んでいるようなもので、他に漢方薬と薬を飲むときの水も飲んでいたので、お腹はたぷたぷでした。エレンタールを飲み始めたときは、1日3袋で限界だと思っていましたが、他の治療をされるくらいならエレンタールを飲んでいたほうがましだと思い、飲みきることができました。  そうこうして7月24日、2ヶ月近く私を支えてくれたIVHとのお別れの日がやってきました。点滴台なしでの生活の快適さに感動しました。また寝るときも管を気にせずに寝られるので、とても快適でした。

 

 そして7月27日、66日間にも及ぶ入院生活がとうとう終わりました。

 (66日間IVHと漢方薬で闘病院生活をやり通した彼の信念と勇気に乾杯です。クローン病や潰瘍性大腸炎と診断されたら、すぐにIVHを始め、漢方を用いれば、3ヶ月間続ければほとんど治ります。もちろんそれに加えて大事なことは心の持ち方です。病気を作ったのは自分の心の持ち方が間違っていたということを、患者さんに骨の髄まで分からせる必要があるのです。この真実を患者さん自身が気づくのが一番難題です。

 人間が膠原病を作っているという意味は2つあります。ひとつは、患者さん自身が免疫を抑える副腎皮質ホルモンであるコルチゾールを出しすぎて作っている。これは患者さん自身の心が免疫を抑えたために作っているわけです。2つめは、まさに現代医療の治療そのものが作っているのです。治せなくしているのです。そのものずばり、免疫を抑えるあらゆる薬を使うからです。彼はこの2つを2ヶ月余りの入院中に、心の戦いと医者との戦いに打ち勝って、全て克服して退院となったのです。クローン病の完璧な治療法の模範となったのです。)

自宅療養期間 7月29日~8月12日

 

 退院の翌日さっそく松本医院へと向かいました。松本先生には病院でのK先生の態度などを含め色々とご報告しました。このときは熱もなく意識もしっかりしていたので、病院の雰囲気も先生のご様子もしっかりと目に焼き付けることができました。先生とお話ができて、改めて2ヶ月病院でIVHだけで粘り続けてきてよかったのだと思いました。

 

 退院後しばらくはエレンタール6袋を飲みながら、軽めのものから食事を始めました。重湯、三分粥、五分粥、…など徐々に普通の食事に近づけていきました。そして自宅療養期間の最後のあたりにはエレンタールを1日1,2袋だけ飲むようになりました。そのころには、脂っこいものや刺激の強いもの以外のものなら、ほとんどのものをたべるようになっていました。松本先生は何を食べてもいいとおっしゃっていましたが、念のために少しずついろんな食べ物を試すようにしています。

 

 また松本医院へ行った翌日の8月8日、数ヶ月ぶりに下痢ではなく、固まった便がでました。

そして社会復帰へ 8月13日~

 

 とうとう8月13日から出社しました。3ヶ月近くもの間、職場を留守にしていたにもかかわらず、みなさんが温かく迎えてくれました。私の見えないところで上司や先輩などたくさんの方が色々とフォローしてくれていたのだということを改めて知りました。これから時間はかかるかもしれませんが、みなさんに恩返しができればと思っています。仕事を始めて数週間が経ちましたが、特に不調もなく過ごしています。

 (彼の職場は知的な人たちで占められていますから、このように彼を暖かく受け入れてくれたのです。知的な人はこの資本主義社会では能力があるので、生活も安定しているのでストレスが少ないために弱い人をいじめることもないので、3ヶ月間の彼の留守中の仕事の負担も気安く受け入れてくれていたのです。先ほども書いたように、現代の資本主義社会は能力・資格・頭脳に基づいた競争社会でありますから、能力のある人はストレスも少ないので、他人をいじめる必要もないのです。)

最後に

 

 以上が私の闘病もとい闘病院の記録と克服の途中経過です。

 (この“闘病院”という造語は言いえて妙です。全ての難病の患者さんにやってもらいたい闘いが“闘病院”であります。“闘病院”をやるだけで、一生治らない病気が簡単に治ってしまうものですから、それこそ必死で“闘病院”する価値があります。日本中に15万人の炎症性腸疾患(IBD)がいるといわれるクローン病や潰瘍性大腸炎の患者さんが全て“闘病院”をやれば、製薬メーカーも病院も儲からないのでありますが、患者の運命が地獄から天国に戻り、かつ医療費がべらぼうに安くなりますから、この上もない吉報となりますが、医療界は大きな打撃を受けることになるでしょう。現代の医療は一言で言えば、医薬業界が儲け、病気が増え、国の財政赤字が増え、最後は国家破産する医療と言えます。どうしたらこんな医療をやめることができるのでしょうか?

 私は最近新しい考えを思いつきました。患者さんに良くなった手記を書いてもらうだけではなくて、完全に治ったときには必ず皆さんに潰瘍性大腸炎は治る!クローン病は治る!というブログを作ってもらうことをお願いすることを決めました。既に言わなくても作っておられる人が小西竜二さんです。彼にはクローン病が完治した後も、一言もブログを作ってくれとお願いしたことはなかったのですが、どういうものか作り続けていただいています。この小西竜二さんのブログを読んで来られる人がたくさんおられます。医者が書いたのではなくて、患者さん自身が何の損得もなく書かれているので、私のホームページよりも説得力があるようです。彼にもいろいろ医薬業界からもいじめがあるでしょうが、真実を書き続けてもらっているようです。この患者さんにも私の病院と完全に縁が切れれば、必ず潰瘍性大腸炎のブログを作ってもらうつもりです。国民自身が草の根運動をやるしか現代の医療を変えることはできないということがやっと分かったのです。少し遅すぎましたが。)

 血液検査の結果はまだまだ正常値ではなく、これからも漢方や鍼灸で私の免疫の力を刺激して、潰瘍性大腸炎を克服したいと思います。

 本当に病気を克服するには、松本先生がいつもおっしゃっているように、病院や医者任せにせず、自分でどのような治療法を選ぶのかを決定していく必要があると思います。

 (この決定をするときに一番大事なのは、自分の免疫で全ての病気は治るということを知ってもらうことです。従って免疫を抑える治療は全て病気作りに貢献しているだけで、永遠に病気が治らないだけなのです。彼はこの真実を知り、自分で潰瘍性大腸炎を治しつつあるのです。さらにこの世に怖い原因不明の病気などは何もないということを熟知することです。それでは唯一私が治らないと言い続けている遺伝子病は果たしてiPSが治すことができるかですが、おそらく無理でしょう。)

 私自身松本医院のホームページを読んだり、松本先生以外の免疫の権威とされている方の本を読んだり、胃腸に関する本を読んだりしながら、次第に松本先生の理論が最もシンプルでわかりやすく、この理論に沿って治療していこうとの思いを強くしてきました。自分自身の心を見つめて、欲を(できる限り)捨て去り、心の平穏を保つことが大事だと思います。

 (彼は自分の心を2ヶ月余りで十分すぎるほど見てくれました。ありがとうございます。この心の持ち方は単に病気を治すためだけではありません。お金をかけずに幸せを永遠に得る方法を彼は会得しつつあります。)

 私は入院生活を経て、私たち人間は自然の中の一部に過ぎないということ、私たちが持っている欲求のほとんどは支配者層あるいは搾取する側の人たちが彼らの私腹を肥やすために作られたものにすぎず、そのような欲求に左右されて生きるのは疲れるということを感じました。

 (ただ資本主義は下積みをしている自分が支配者層に入れるという欲望を満たしてくれる可能性を秘めています。だからこそ共産主義がつぶれ資本主義が繁栄しているのです。しかしその繁栄も基本的には搾取する側と搾取される側によって支えられているのです。アメリカン・ドリームも言われなくなって久しい上に、元来ジャパニーズ・ドリームという言葉は日本にははじめからありませんでした。ジャパニーズ・ドリームを体現したといわれるホリエモンや村上などは、全て嘘偽りの金融的策略によって生み出したものであることが分かってしまいました。いずれにしろ資本主義は虚構と偽善で支えられている部分が大いにありますから、今後世界の資本主義が崩壊するかどうか予断は許されません。その後にどんな社会が来るかはますます想像がつきません。)

 世の中のあらゆる分野で、知識や力を持っている一部の人々が他の人々からいかにお金をとるかが考えられていて、それで世の中が回っているのだと感じました。世の中の見え方がだいぶ変わりました。

 (彼が弁護士試験に合格したとしても、弁護士が多すぎて下手をすれば失業者になるかもしれないのです。半ば冗談ですが、もう一度医学部をやり直して医者になれば、絶対に食いはぐれないことを保証しましょう。というよりも、あなたも良くご存知でしょう。病気を作ればお金が儲かる世界というのは初めて知ったでしょう。その気があれば医者になってください。アッハッハ!)

 けれども大半の人々は、自分の無知に付け込まれているということを知らない(私もかつては医薬業界についてそうだったし、それ以外の分野についてはまだまだ無知だと思います)ということを潰瘍性大腸炎になって学びました。私は2ヶ月以上もの間入院していたため、たくさんの患者さんを見てきたからです。いろんな方がいらっしゃいましたが、先生にぺこぺこと頭を下げるという一点においては、みなさん共通していました。

 (彼や彼のお母さんのように、論理で絶対権力を持っている医者を打ち負かした例は、日本中広しといえども、どこを探しても皆無でしょう。社会は彼が言うように強いものが弱いものをいじめるというのが基本であります。真実や正しい論理などはどこにも見当たりません。だからこそ私は免疫の真実の論理を貫徹して、最低限人間の命だけは取り戻そうと努力しているのです。

 命だけは金で換算することはできないのです。だからこそ毎日毎日、命を削り取っていく現代医療を真実の免疫の遺伝子の理論を振りかざして戦い続けているのです。彼は潰瘍性大腸炎と診断されてすぐに私の医療を受けたので、これほど早く良くなったのです。しかしながら残念なことに、全ての膠原病の間違った治療を何年も何十年も受けた後で私を見つけ出す人がいます。この人たちの免疫の遺伝子がどれほど犯され、いかに深刻な人工的遺伝子病を作られているかを、彼らは何も知らないのです。長年の治療を受けていく中で病気が良くなるどころか悪くなっていくことを、自分の身を持って体験して初めて私を探し出すのです。遅すぎます!!!この人たちの医原病を元に戻すことがどんなに辛いことかを患者自身も何一つ知らないで来られるのです。残念です。

 私の治療といえば、ほとんどが医原病に犯された患者の免疫の遺伝子をはじめ、全ての遺伝子を元に戻すということですが、これが一番難しいのです。時間がかかります。手数もかかります。お金もかかります。それこそ遺伝子を修復するために生じるリバウンドによる症状の激しさに舌を巻いて、耐え切れずに私の治療から去っていく人がたくさんおられます。病気の原因も分からないという医療がまともでないということがなぜ分からないのか、私には分かりません。現代医療の間違いに気づくのが遅いと患者をなじったところで、時間を戻せるわけではありません。

 神なる時間は修復することはできませんが、神なる遺伝子は修復可能であります。果たしてiPSは正常な人間の遺伝子を変えることの意味を、ノーベル賞受賞者でいらっしゃる山中先生はどのようにお考えでしょうか?正しい免疫の遺伝子を変えて、それを元に戻すのが大変なのに、元々正常である線維芽細胞をはじめ、あらゆる正常な細胞の遺伝子を変えてiPSを作っておられるのですが、その細胞が線維芽細胞に戻ったりすることはないのでしょうか、と聞きたいのです。

 私がどうしてノーベル賞学者でいらっしゃる山中先生に物申すかは次の理由です。転写因子の働きを変えたり、あるいは転写因子でもあるステロイドと山中4因子はとどのつまりは同じ仕事をしているだけなのです。正常な遺伝子を変えるという意味においては、ステロイドよりもはるかに山中4因子はすごいことをやってのけます。だって山中因子は1個の細胞にある1000個以上のメチル化をはずします。このメチル化は線維芽細胞になるのには絶対に必要な働きであったのです。さらに山中4因子は、1個の細胞の遺伝子調節領域にある400万以上の調節遺伝子のスイッチのON/OFFを変えてしまうのです。しかもどのスイッチを換えたかは何も分かっていないのです。ステロイドの働きを元に戻すだけでも死ぬほど苦しむ人がいるのに、山中因子によって変えられた細胞の遺伝子は一体どのようにすれば正常に戻るのか、と考えざるを得ないからです。だからこそ遺伝子を変えられた細胞は癌にならざるを得なくなると考えているからです。この問題はいずれ真実が明らかになるでしょう。iPSが臨床応用された瞬間に答えが出るでしょう。それまでは20年以上研究に時間がかかるようですが。と同時に、巨額な金がかかるようです。もっともその頃は死にぞこないのオジンである私は死んでしまっているでしょうから、墓場の影から楽しみに見ておくことにします。ワッハッハ!)

 その中には、アトピーの方も糖尿病の方も、私と同じ潰瘍性大腸炎あるいはクローン病の方もいらっしゃいました。みなさん松本医院に行けば、不必要に苦しめられずに健康になれるのにという思いがあると同時に、その方たちにどのように松本医院を紹介すればよいのか考えている間に、退院されてしまい歯がゆい思いを持っていました。(ブログを作ってもらうことです。お願いします!匿名で結構です。)

 またK先生をはじめ多くの医師たちが彼らの治療のあり方についてどう思っているのか、疑問でなりません。私たちがごね続けたとはいえ、IVHによる治療を許し続けたのはなぜなのでしょうか。真実に気づいている(感づいている)が、立場上言えないのか、思考停止していて、何も感じないのか、はたまた別の理由なのかわかりませんが、不思議でなりません。

 (全く同感です。彼も医者になることを勧めます。もちろん私のノウハウを全て教えるときには高価な特許料が要りますよ、アッハッハ!)

 私もさまざまな偶然が重なり、松本先生と出会い、真実の一端に触れることができました。松本先生本当にありがとうございました。そしてこれからももうしばらくはよろしくお願いいたします。潰瘍性大腸炎は正しい治療を選べば、治ると思います。みなさんも是非松本医院のホームページを熟読し、松本先生を訪ねてみてください。

 (このようなブログで私が治した患者さんの全ての人たちが毎日毎日真実の医療を発信してくれれば、ひょっとすればひょっとして、日本の医療、いや世界の医療が病気を治す医療に変わるチャンスを得ることができるかもしれないのです。大いにブログを作ってください。)

 2012/10/11

 P.S.私の入院中の体調の変化等を別表にして添付いたします。ご参考にしていただければ幸いです。

                                   

 以上

 (患者さんが記録してくれたデータの中で、炎症の指標となる最も分かりやすいCRPの経時的変化をグラフにしておきました。これを見てお分かりだと思いますが、入院当初の3.5という高いCRPが、入院と私の漢方と心のあり方の指導により免疫が上昇し、つまりリバウンドしさらにCRPが9.4まで上昇した後、急速に炎症がなくなっていくことがお分かりでしょう。このようにIVHだけで炎症がなくなったことについてK医師は一言も口にしなかったことが現代の医療の不可解さです。一言で言うと、金儲けのために彼らが治らないと決め付けている潰瘍性大腸炎が治ってしまうことが一番怖いことなのです。つまり現代の医薬業界の悪事が全て暴露されてしまうので、一切学会が決めた標準治療をしないで良くなったことを見ることもしないし、ましてや全てのクローン病や潰瘍性大腸炎の患者に同じ事をしてあげて治してあげようという気持ちもないのです。まさに現代の医学者は良心の呵責をいっぺんも持たない集団であるのです。悲しいことです。)



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注目の手記・ブログ

「クローン病完治まで」 小西竜二 32歳

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 (2人娘はアトピっ子。「絶対に治る!」という主治医のコトバを信じ、ステロイドや抗アレルギー剤を使わず、漢方治療をはじめました・・・)

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 アレルギーは医学部の教科書には、現代の医学では治らないと書かれています。何故、一介の開業医である私は治すことができるのに他のお偉い方々は治らないとおっしゃるのでしょうか?いずれにしても、私が如何に大声をあげてアトピ-やリウマチが治るといっても変人扱いされるだけでしょうが、ここに証拠をお見せしましょう。ここで紹介される患者さんの手記は、巷に出ているノンフィクションの本よりも遙に感動的であり、今アトピ-や喘息やリウマチと戦いつつある患者さんの皆さんに大きな励ましとなるでしょう。このホームページを読めば、体の中で起こっている自然の正しい免疫反応を抑制してはいけないのに、見せかけだけを良くするために抑制して生じた薬害の後始末をすることが私の主な仕事となり、完治するのはアトピ-やリウマチだけではなく、同時に他のアレルギ-(アレルギー性鼻炎やアレルギー性気管支喘息やアレルギー性結膜炎)が全て消失してしまうのもお分かりになるでしょう。

 患者さんが経験された厳しい症状などについて医学的な意味付けが赤字でコメントしているものもありますから、私のアトピ-やリウマチの治療法がさらによく理解できると思います。何回も読み返してください。この記録から、ステロイド・抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤・抗炎症剤の免疫抑制剤が一時的に症状を良くしても、結局は見せかけの治療薬に過ぎないことが理解され、とりわけステロイドの乱用によりステロイド皮膚症になった人が、いかにステロイドから脱却し、最後はアトピーやリウマチを治しきってしまうこともお分かりになるでしょう。 

アトピー・リウマチをはじめ、全てのアレルギー・膠原病の治療において、一切ステロイドを使いません。

 それは、ステロイドをはじめとする免疫抑制剤を使っている限り、アトピー(アレルギー)やリウマチなどの膠原病はもとより、全ての病気を治すことができないからです。また、私は何も漢方で治しているのではなくて、正しくは漢方を使って免疫を上げて、患者の免疫を高め続けることによって、自分でクラススイッチをしたり免疫寛容を起こさせたりする手助けをしているだけなのです。漢方が治したり、私が治したりしているのでもなく、あくまでもあらゆる病気は自分の免疫で治しているのです。

漢方治療中(治療中でなくても)、市販の風邪薬は飲まないでください。

 市販で売られている、もしくは他医院で処方された風邪薬の中には、抗ヒスタミン剤や、抗アレルギー剤が含まれています。とりわけ、小児用の風邪薬の中には、必ず、ぺリアクチンという抗ヒスタミン剤が入っています。私のアトピーや花粉症の患者さんの治療が、なぜか長引いてしまうことが時にありました。この方々は風邪を引くたびに、このぺリアクチンの入った市販の薬を服用していた患者さんたちであることがわかりました。これらの風邪薬は、鼻水や鼻づまりなどの見かけの症状を取りながら、同時に、本来のアレルギーを抑制しています。風邪が治ったあと、必ずリバウンドが繰り返され、アトピーをはじめとするアレルギーやリウマチの完治が遅れますので、服用しないでください。

松本医院の「なぜ」

病気とは何でしょうか?

 病気とは、人体に不必要な異物が侵入してきたときにそれを排除しようとする正しい免疫の働きに見られる症状のことを病気だといえば一番わかりやすいでしょう。となれば、病気とは否定的に捉えるのではなくて肯定的に捉えるべきものではないでしょうか?つまり否定されるべきものは侵入してくる異物であり、病気そのものではないのです。言い換えると異物が人体に侵入しない限り、免疫の働きは行使される必要はないのです。この世から人体に必要な5大栄養素と水と空気以外の異物が存在しなければ、病気は絶対に起こらないのです。言い換えると、病気を起こす原因は人体に不必要な異物なのです。

 それでは異物には何があるでしょうか?2種類しかありません。ひとつは、病原細菌であり、ウイルスであります。これらはワクチンと抗生物質で征服されてしまいました。つまり、間単に殺すことができるようになったのです。このために人類の寿命は飛躍的に延びました。ふたつめは何でしょうか?まさに近代化学が作った化学物質であります。この化学物質が人体に侵入したときに、それを排除する免疫の働きの症状がアレルギーとなるのです。

アレルギーとは何でしょうか?

 アレルギーとは環境汚染物質を体内から排除する働きであります。何故アレルギーは増えたのでしょう?環境を汚染する農薬をはじめとする化学物質が極めて多く作り出されるようになったからです。実はリウマチもアレルギーのⅢ型であります。

膠原病とは何でしょうか?

 膠原病はアレルギーと同様、環境汚染物質という同じ敵を排除しようとしています。ただ、膠原病はIgG抗体を用い、アレルギーはIgE抗体を用います。つまり武器を変えて戦っているだけの違いなのです。

アレルギー・膠原病はなぜ治るのでしょうか?

 敵は無限に存在する化学物質や環境汚染物質であり、味方はアレルギーの場合は有限であるIgE抗体であり、リウマチの場合はIgG抗体やリウマチ関連抗体であります。排除しても無限に繰り返し入ってくる化学物質を永遠に排除することは不可能であり、有限は無限に絶対に勝つことはできないからです。ところが現代の医学は異物を排除しようとする免疫の働きを一時的に抑制するだけですから、IgE抗体やIgG抗体やリウマチ関連抗体が再び作り出されいたちごっこになり永遠に戦いが終わらないのです。従って免疫の働きを一切抑制せずにアレルギーの症状を楽にしてあげるだけで最後はIgE抗体やIgG抗体やリウマチ関連抗体が作られなくなるのです。これを発見したのは世界で私が初めてなのであります。これを自然後天的免疫寛容と名付けたのです。

リウマチの患者さんの家族の皆様に

 他医院で治療をされていない初期のリウマチは、「風邪よりも治すのが簡単である」と言っても過言ではありません。しかし、私の患者さんは当院に来られる前に間違った現代医学の免疫を抑制する治療を受けて来られる方がほとんどです。従って、私の治療を始めると、間違って受けてきた治療の度合いに応じて、多かれ少なかれ必ずリバウンドが出現し、それに伴い、痛みが増強します。大量のステロイドを注射されたり飲まされてきた人、長期に渡って他の病院でリウマチ治療を受けてきた人は、激しい痛みのために、自分自身の身の回りの世話が不可能になる事態もしばしば遭遇します。

 そのために、私の治療を受け続けるには、絶対に家族の協力が必要となります。ところが、遠方から来られる方や、お年寄りの方の中には、リウマチ治療の困難さを全く理解せずに、すぐにリウマチが治ると思って気軽に一人で受診される方がいます。実際の治療の困難さや、具体的な私の治療法、何より私自身を知ってもらうためにも、初診時には必ず家族の方と一緒に来て下さい。また、患者さんはもちろん、家族の方も私のホームページに記載されている理論とその証拠である手記を繰り返し読み、私の理論と治療法を理解してから来て下さい。

 また漢方薬だけでは絶対にリウマチを治すことは出来ないのです。他の免疫を上げる鍼・お灸・漢方風呂などを総動員して初めて徐々に免疫は回復し、上昇し、最後はクラススイッチし、自然後天的免疫寛容となるのです。

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