
「脳脊髄液減少症」
匿名希望 21歳
小学校6年生の時急に左手の肘のあたりが痛くなり熱をもつ日もあった。病院に行くと成長痛と言われ、痛みが続くので違う病院へ行くと血液検査後骨肉腫の疑いとリウマチの気があると言われた。何度か検査した後骨肉腫ではないと判断され、湿布をはり腕をつっていました。 湿布をはっても痛みがとれることはなく半年ほどすると自然と痛みも消え普通の生活をしていました。
中学1年になり、2ヶ月ほどで少しずつ体調に変化がありました。まず目の見え方電気を一つ消したような暗い見え方になり、薄いカーテンがかかったように視界が白く濁り、走ると視野狭窄がきつく見える範囲が少なくなりました。頭痛も激しく立つとズキズキと割れそうなほどに痛く連動して吐き気も続きました。 病院では脳血流不足と判断され歩くことをすすめられましたが歩くとさらに頭痛はひどくなり寝てる日が多くなりました。脳神経外科の病院ではノイロトロピンやロキソニン、睡眠薬のマイスリーなどたくさんの処方をされましたが薬は効かずあまりのみませんでした。眼圧が常に高く目の痛みにも苦しみました。 一度病院に行くと話は聞いてもらえず『精神的な病気だね、この子が頭痛いと言っても学校に行きたくなかったら痛そうなふりは誰でもできる、そんなにしんどいわけがない』など言われましたがここの病院で入院することになり一度髄液を30ccほど抜き検査を行いました。この検査で今までとは比にならない頭痛吐き気が訪れ顔もむくみ、たくさん吹き出物が出て歩くこともできなくなりました。 病院で入院した後医者という存在が怖くなり、頭が痛いことは親に隠していました。
そして1、2ヶ月ほどたっても頭痛やめまい吐き気、目の症状は一切消えずにいました。そんな時にテレビで脳脊髄液減少症の特集を見てこの病気かもしれないと思い脳脊髄液減少症のホームページにアクセスし、連絡を取り合い病院を紹介してもらいました。病院を紹介してもらい病院へ通院することになりました。病院に行き症状を聞くと先生はこの病気だと診断し、この時前の病院で撮ったMRIを持参しその画像で診断しました。MRIを撮った時は脊髄液を抜いてすぐでしたので脊髄液は少し減って見えたかもしれません。
診断後すぐに尾てい骨から食塩水を注射しました。その時は視界がよくなったような感じでした。 その後2002年にブラッドパッチ治療を行いました。治療は自己血を髄膜に注射しふたをするという治療で30cc~40ccの血液を入れました。この治療は激痛で治療後もよくなったという感じはなく、3ヶ月自宅安静で学校へ行けない日が続きました。学校へ行きたくて仕方なかったのでこの頃は家族ともよく喧嘩しました。
学校へ行けるようになり1週間ほどで息切れ、めまい、視野凶作、頭痛、吐き気などの症状がでてきて学校へ行っても廊下で倒れたりしていました。 症状を主治医に伝えるとブラッドパッチは1度の治療で効く人と効かない人がいると言われ、2003年の冬2度目のブラッドパッチ治療をしました。 随液の圧が高くなってきたと言われ、15ccほどしか血液は入りませんでした。その後はまた3ヶ月自宅安静で学校へ行き始めても体のだるさはとれず、中学の時に後2度ブラッドパッチ治療を行い、計4回のブラッドパッチ治療を行いました。 ブラッドパッチ治療をした部位は今では突っ張り腰がよくいたくなります。血液の癒着で突っ張っていると言われました。この頃から今までなかったアレルギー症状(食後じんましんが出たり、結膜炎、後でアレルギー症状だと知りましたが常に耳がねばねばして汁が出てくる状態)が出てきました。耳から血が出てくることもあったので耳鼻科に行っても異常は見られませんでしたが、松本先生にアレルギーと言われるまでは耳の症状が恐怖でした。
高校に入り痛みは増す一方でよくなることはなかったので、この治療はもう効き目はないんだとあきらめ一生治らないんだなと思っていました。高校3年の冬体調がいつもより悪くなったため脳脊髄液減少症の病院へ行くと脊髄液に造影剤を注射し脊髄液の残存率を計ると言われ初めて脊髄液残存率の検査を行いました。この検査では普通の人の20%~30%低い値が出たので脳脊髄液が減少していると診断されました。治療法として上げられたのが頚部へのブラッドパッチ治療でしたが、ブラッドパッチ治療で効果を感じたことがなかったし前の病院でもう血液は入らないと言われていたし首は危険だと聞いていたので断り続けました。
そのまま高校を卒業し、半年ほどしてから母の手が荒れはじめ、最初はハンドクリームでしのいでいましたが母の手はひどくなる一方で、いろんな皮膚科に行きステロイドをもらっていましたがステロイドは一切使わず、ひどくなる一方でした。ステロイドを使わない病院を探していたところ松本医院のホームページを見つけここに行ってみようと母が通い始めたのをきっかけに私も松本先生の理論を聞き通い始めました。
初めての診察では病名を伝え血液検査をして2回目の診察でヘルペスの値が高く膠原病の数値も異常だったということで脳脊髄液減少症ではなくヘルペスだろうと言われました。その時先生が青春取り戻したるって言ってくださったときは本当に嬉しくて涙がでました。いろいろなアレルギーもあるということがわかり、耳の汁もアトピーと言われた時には驚きました。生理痛もひどかったので婦人科の薬と脳血流がよくなるという煎じ薬、ヘルペスを殺す薬を飲み始めました。リバウンドはすぐにでてきて手と足はつま先から付け根まで水膨れができかくとリンパ液が流れました。体には赤い発疹ができかゆみと痛みで苦しみました。顔が一番ひどく一度顔全体を怪我したようなかさぶたとリンパ液でぐちゃぐちゃになり呼吸するのが苦しかったので常にマスクをつけていました。またバイトもしていたのでバイト中は熱も出て体が痛くて痒くて辛かったです。
私のリバウンドのピークは夏だったので、汗をかいたほうが治りが早いのかと思い熱が出てたので長袖、パーカーを着てバイトをし帰りは更に走って帰り汗をかき、家についたらすぐにシャワーを浴びた後消毒してからお湯に何時間もつかって汗を流しました。この頃お風呂の薬はもらっていなかったのでお風呂のお湯を3時間ほどで入れ換えながら約5時間長い時は8時間ほど入っていました。
顔全体が血なまぐさかった時は本当にこのまま治らなかったらどうしようかとても悩みましたが、消毒、薬を塗り、薬を飲み頑張っていると2週間ほどで新しい皮膚ができていて少しずつめくれていきました、さらにお風呂に頑張って入っていると顔のつるんとむけて半分ほど新しい皮膚ができていたときは本当に嬉しかったです。そこからの治りは本当に早く1ヶ月以内にはほぼ皮膚の炎症もなくかゆみからも解放されました。
今までずっと悩まされていた頭痛も少しずつよくなり体調が安定したことにより2010年秋に結婚することができました。今までは本当に将来が心配でしたが、松本先生に出会えたことでこれから先何か体調を崩しても頼るところができ本当に安心しています。現在妊娠中で先生のところへなかなか行けない日が続いていますが、松本先生本当にありがとうございました。
また妊娠中期ほどから少しずつ体調を崩しているので出産後松本先生のとこへ通い完治を目指したいと思います。
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(2人娘はアトピっ子。「絶対に治る!」という主治医のコトバを信じ、ステロイドや抗アレルギー剤を使わず、漢方治療をはじめました・・・)
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アレルギーは医学部の教科書には、現代の医学では治らないと書かれています。何故、一介の開業医である私は治すことができるのに他のお偉い方々は治らないとおっしゃるのでしょうか?いずれにしても、私が如何に大声をあげてアトピ-やリウマチが治るといっても変人扱いされるだけでしょうが、ここに証拠をお見せしましょう。ここで紹介される患者さんの手記は、巷に出ているノンフィクションの本よりも遙に感動的であり、今アトピ-や喘息やリウマチと戦いつつある患者さんの皆さんに大きな励ましとなるでしょう。このホームページを読めば、体の中で起こっている自然の正しい免疫反応を抑制してはいけないのに、見せかけだけを良くするために抑制して生じた薬害の後始末をすることが私の主な仕事となり、完治するのはアトピ-やリウマチだけではなく、同時に他のアレルギ-(アレルギー性鼻炎やアレルギー性気管支喘息やアレルギー性結膜炎)が全て消失してしまうのもお分かりになるでしょう。
患者さんが経験された厳しい症状などについて医学的な意味付けが赤字でコメントしているものもありますから、私のアトピ-やリウマチの治療法がさらによく理解できると思います。何回も読み返してください。この記録から、ステロイド・抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤・抗炎症剤の免疫抑制剤が一時的に症状を良くしても、結局は見せかけの治療薬に過ぎないことが理解され、とりわけステロイドの乱用によりステロイド皮膚症になった人が、いかにステロイドから脱却し、最後はアトピーやリウマチを治しきってしまうこともお分かりになるでしょう。
アトピー・リウマチをはじめ、全てのアレルギー・膠原病の治療において、一切ステロイドを使いません。
それは、ステロイドをはじめとする免疫抑制剤を使っている限り、アトピー(アレルギー)やリウマチなどの膠原病はもとより、全ての病気を治すことができないからです。また、私は何も漢方で治しているのではなくて、正しくは漢方を使って免疫を上げて、患者の免疫を高め続けることによって、自分でクラススイッチをしたり免疫寛容を起こさせたりする手助けをしているだけなのです。漢方が治したり、私が治したりしているのでもなく、あくまでもあらゆる病気は自分の免疫で治しているのです。
漢方治療中(治療中でなくても)、市販の風邪薬は飲まないでください。
市販で売られている、もしくは他医院で処方された風邪薬の中には、抗ヒスタミン剤や、抗アレルギー剤が含まれています。とりわけ、小児用の風邪薬の中には、必ず、ぺリアクチンという抗ヒスタミン剤が入っています。私のアトピーや花粉症の患者さんの治療が、なぜか長引いてしまうことが時にありました。この方々は風邪を引くたびに、このぺリアクチンの入った市販の薬を服用していた患者さんたちであることがわかりました。これらの風邪薬は、鼻水や鼻づまりなどの見かけの症状を取りながら、同時に、本来のアレルギーを抑制しています。風邪が治ったあと、必ずリバウンドが繰り返され、アトピーをはじめとするアレルギーやリウマチの完治が遅れますので、服用しないでください。
松本医院の「なぜ」
病気とは何でしょうか?
病気とは、人体に不必要な異物が侵入してきたときにそれを排除しようとする正しい免疫の働きに見られる症状のことを病気だといえば一番わかりやすいでしょう。となれば、病気とは否定的に捉えるのではなくて肯定的に捉えるべきものではないでしょうか?つまり否定されるべきものは侵入してくる異物であり、病気そのものではないのです。言い換えると異物が人体に侵入しない限り、免疫の働きは行使される必要はないのです。この世から人体に必要な5大栄養素と水と空気以外の異物が存在しなければ、病気は絶対に起こらないのです。言い換えると、病気を起こす原因は人体に不必要な異物なのです。
それでは異物には何があるでしょうか?2種類しかありません。ひとつは、病原細菌であり、ウイルスであります。これらはワクチンと抗生物質で征服されてしまいました。つまり、間単に殺すことができるようになったのです。このために人類の寿命は飛躍的に延びました。ふたつめは何でしょうか?まさに近代化学が作った化学物質であります。この化学物質が人体に侵入したときに、それを排除する免疫の働きの症状がアレルギーとなるのです。
アレルギーとは何でしょうか?
アレルギーとは環境汚染物質を体内から排除する働きであります。何故アレルギーは増えたのでしょう?環境を汚染する農薬をはじめとする化学物質が極めて多く作り出されるようになったからです。実はリウマチもアレルギーのⅢ型であります。
膠原病とは何でしょうか?
膠原病はアレルギーと同様、環境汚染物質という同じ敵を排除しようとしています。ただ、膠原病はIgG抗体を用い、アレルギーはIgE抗体を用います。つまり武器を変えて戦っているだけの違いなのです。
アレルギー・膠原病はなぜ治るのでしょうか?
敵は無限に存在する化学物質や環境汚染物質であり、味方はアレルギーの場合は有限であるIgE抗体であり、リウマチの場合はIgG抗体やリウマチ関連抗体であります。排除しても無限に繰り返し入ってくる化学物質を永遠に排除することは不可能であり、有限は無限に絶対に勝つことはできないからです。ところが現代の医学は異物を排除しようとする免疫の働きを一時的に抑制するだけですから、IgE抗体やIgG抗体やリウマチ関連抗体が再び作り出されいたちごっこになり永遠に戦いが終わらないのです。従って免疫の働きを一切抑制せずにアレルギーの症状を楽にしてあげるだけで最後はIgE抗体やIgG抗体やリウマチ関連抗体が作られなくなるのです。これを発見したのは世界で私が初めてなのであります。これを自然後天的免疫寛容と名付けたのです。
リウマチの患者さんの家族の皆様に
他医院で治療をされていない初期のリウマチは、「風邪よりも治すのが簡単である」と言っても過言ではありません。しかし、私の患者さんは当院に来られる前に間違った現代医学の免疫を抑制する治療を受けて来られる方がほとんどです。従って、私の治療を始めると、間違って受けてきた治療の度合いに応じて、多かれ少なかれ必ずリバウンドが出現し、それに伴い、痛みが増強します。大量のステロイドを注射されたり飲まされてきた人、長期に渡って他の病院でリウマチ治療を受けてきた人は、激しい痛みのために、自分自身の身の回りの世話が不可能になる事態もしばしば遭遇します。
そのために、私の治療を受け続けるには、絶対に家族の協力が必要となります。ところが、遠方から来られる方や、お年寄りの方の中には、リウマチ治療の困難さを全く理解せずに、すぐにリウマチが治ると思って気軽に一人で受診される方がいます。実際の治療の困難さや、具体的な私の治療法、何より私自身を知ってもらうためにも、初診時には必ず家族の方と一緒に来て下さい。また、患者さんはもちろん、家族の方も私のホームページに記載されている理論とその証拠である手記を繰り返し読み、私の理論と治療法を理解してから来て下さい。
また漢方薬だけでは絶対にリウマチを治すことは出来ないのです。他の免疫を上げる鍼・お灸・漢方風呂などを総動員して初めて徐々に免疫は回復し、上昇し、最後はクラススイッチし、自然後天的免疫寛容となるのです。