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「私のリウマチ」

国分好子 62歳 2011年6月11日

 (おびただしい数のリウマチ患者を免疫の理論どおりに完治させてきた松本医学の実行者であるので、今さらリウマチの手記にコメントする必要もないぐらいです。ただ国分さんが北海道の石狩川から私のリウマチの完璧な理論と証拠を見つけて100%理解し、従って100%私を信頼されて治療に励まれて、治されたいきさつの文章が素晴らしかったのでコメントをする気になりました。世界の人類のために、リウマチは治るというどなたの手記も私がコメントするに価値あるものですが、私も忙しいので全ての病気の患者さんの手記の全てに時間を割くことはできません。しかしながら、国分さんがリウマチが治る勝利を得られるまでのいきさつの手記は、医者に騙されるすべしか知らない愚かで無知な患者にとって大きな励みと思い、再びリウマチのコメントをせざるを得なくなりました。

 国分さんの人となりは、純朴で素直で論理的で物の道理がわかり、その道理を最後まで貫徹するという類稀なる姿に感動し、書かざるを得なくなりました。文章も的確で情におぼれず常に真実を追う姿に、他の優れたリウマチの手記とはいささか異なる理性の強さを感じたので、手記の逸品だと思いパソコンのキーを叩きました。ご存知のように私のコメントは、単にリウマチという狭い分野にとどまるものではありません。日本の医学・世界の医学を取り巻く時代の先端のトピックを批判的にとりあげているのみならず、なぜ治る病気を治らないとしている医学界や薬業界の批判も思う存分書かせていただいております。常に真実を追究する姿を皆さんに知ってもらいたいためです。ましてや病気がなくなれば世界中の人類の幸せは最大限に高まるものですから、医学に関係する全ての分野にコメントせざるを得なくなるのはご理解下さい。このような楽しみがあるからこそ、休診日の一日を割いて、手記にコメントをしながら皆さんに様々な真実を伝えようとできるのです。)

 「2007年」

  2007年5月にリウマチという診断が出されて初めてリウマチ薬のアザルフィジンをのみ始めました。しかし振り返ってみると、リウマチと思われる症状は私の場合20年位かけて色々な形で(五十肩、顎関節症、足首の腫れ、足親指や小指の付け根の腫れ、膝に水が溜まる、バネ指は親指から始まって小指へ移動していきました)表れては消え、それらは一年位で何となく治まったようにみえました。

 (上記の症状は、単に化学物質とIgGの戦いであるリウマチ・膠原病の症状である以外に、免疫とヘルペスとの戦いの症状も含まれているのです。ただ病気は自分の免疫で治すものですから、知らないうちに化学物質やヘルペスを免疫が処理すれば戦いの症状は楽になるのは当然なのです。しかも国分さんもストレスの多い仕事をやってこられた方ですから、ストレスの強いときには自分で副腎皮質ホルモンを出し続け、その間は免疫の働きが抑制されるので全ての病気の症状は一時的に楽になります。さらに女性は副腎皮質ホルモン以外に、男性とは違って免疫を抑える女性ホルモンが毎月定期的に20日間にわたって上昇し、生理の前後で女性ホルモンが減るというリズムがありますから、男性よりもはるかに症状が悪くなったり良くなったりするという微妙な変化が出現して当たり前なのです。このようなストレスと生理との変化に応じて、免疫も強くなったり弱くなったりして20年に及ぶ局地戦を免疫が化学物質とヘルペスウイルスに対してやり続けてきたのです。

   

 ここで女性ホルモンについて一言述べておきます。近頃、豚や牛などの女性ホルモンが大量に含まれているプラセンタ(胎盤エキス)が化粧品をはじめ、医療分野においても使われだしました。“皮膚がつるつるになる”とか“免疫を上げる”とかいうふれこみで、テレビをはじめあらゆるメディアで宣伝され、例のごとく根拠も知らずして愚かで無知な大衆は競って使うようになりました。プラセンタは大量の女性ホルモンはもとより、それ以外の免疫を抑制する様々な物質が含まれています。それは胎児はまさに父親の遺伝子が入っているので、母親の免疫にとって胎児は異物と認識されるので、胎児を異物と認識して拒絶反応を起こすということがないように、胎盤自身の細胞から女性ホルモンが作られているだけでなく、母親の免疫を阻止する特別な免疫のシステムが内蔵されているのです。

 皆さんご存知だと思いますが、昔化粧品会社がこっそりと化粧品の中にステロイドを入れて素晴らしい化粧品だと喧伝し、一時的には皮膚はすべすべするので、このような化粧品が良く売れ大儲けしたのですが、使っているうちにステロイドの副作用でムーンフェイスやお岩になったりして社会問題になったのをご存知でしょう。ステロイドと同じようにプラセンタも化粧の乗りが良くなるので、再春館製薬の出している化粧品をはじめ、最近のあらゆる化粧品会社がプラセンタを入れる競争をしているようです。プラセンタの免疫抑制作用や遺伝子のONをOFFにする作用はステロイドホルモンの作用とは違います。

 ステロイドの免疫阻止作用と、プラセンタの免疫抑制のメカニズムが違うのは当然です。違わなければ妊娠時にだけ作られる胎盤にステロイドホルモンを作らせればいいのですが、そんなことをすれば胎児が困るからです。妊娠中の10ヶ月間も胎盤で大量のステロイドを作り続けると、ただ単に妊婦である母親の免疫にとんでもない大きな悪影響を及ぼすのみならず、何よりも1個の細胞である受精卵から出産時に30兆にまで増殖しなければならない胎児の細胞にもとんでもない影響を与えてしまいます。最悪の場合は胎児はステロイドのために死んでしまうでしょう。医学界は金儲けが全てですから、このような女性ホルモンとステロイドホルモンの違いについての研究も金儲けができないのでやりません。いや当然学者であれば、このような科学的な興味は当然出てくるものですから、その研究をやり、従って既にその違いがわかっているに違いないのですが、ステロイドの悪作用が表に出てしまうのみならず、プラセンタの副作用も明らかにされるので発表しません。残念です。臨床を通じて私が知り得たステロイドとプラセンタの違いを下に述べましょう。

 一言で言えば、ステロイドはリンパ球の幹細胞や末梢のリンパ球の核に簡単に入り込んで、エンドヌクレアーゼという酵素を増やして核の中の遺伝子を異常にし、免疫の中枢プレーヤーであるリンパ球そのものを殺して免疫の働きを抑制します。一方、プラセンタはリンパ球を殺すことはないのです。なぜならば、同じように免疫の抑制は様々な臨床データで見られるのですが、リンパ球はプラセンタを大量に投与された人でも減っていないからです。一言で言えば、副腎皮質ホルモンも女性ホルモンも同じ仲間であるので、遺伝子の発現に対してONにしたりOFFにしたりしているのがホルモンの作用であるのですが、エンドヌクレアーゼという酵素は、核の中のDNAをDNA分子の内部から加水分解を起こすことによって、核酸を分解してしまう酵素であります。

 どうしてステロイドがエンドヌクレアーゼを増やすかについてはまだ解明されていませんが、プラセンタはこのエンドヌクレアーゼを増やすことができないという大きな違いがあります。この違いの解明は今後の研究に任されるべきものです。いずれにしろ、ステロイドホルモンも女性ホルモンがたっぷり含まれているプラセンタも、使っているうちに免疫を抑え続け、一時的には病気が治ったように見えるのですが、最後は様々な病気が治らないどころか、IgEの戦いであるアレルギーをIgGの戦いである膠原病に変えてしまいます。

 アメリカの大規模な疫学の研究により、女性ホルモン投与は子宮癌や乳癌が増えるということも解明されており、このような癌になりたくない人は使わない方がよいのです。子宮癌や乳癌は女性ホルモンに依存して大きくなっていく癌でありますので、女性ホルモンを抑える薬が投与されます。これは男性の前立腺癌が男性ホルモン依存性であるので、前立腺癌の男性に女性ホルモンやプロゲステロン(黄体ホルモン)を投与するのと似ています。いずれにしろ、近頃更年期にHRT(ホルモン補充療法)だと称して、プラセンタを定期的に注射されたりしている患者さんが多くなりましたが、癌は歳をとればとるほどなりやすい老化の現象ですから、プラセンタを投与することは癌になりやすい傾向をさらに強めていることを知っておいてください。

 このように女性ホルモンにしろ男性ホルモンにしろ、外から投与することは様々な問題を引き起こすのに、このような薬を厚労省が認めるのは一体どんなつもりなのでしょうか?福島原発は30年前の通産省が認めたわけですから、福島原発の事故に対しては権力の責任はどうなるのでしょうか?今こそ反省をしてもらいたいものです。話はそれますが、海江田経産相は福島原発の事故の処理もこれからどうなるかわからないのに、金儲けのために原発は大丈夫だと言い始めています。事故がないドイツやイタリアの国民が原発をなくすことを宣言したのに、日本人は一体何を考えているのでしょうか?これらの問題は政府の問題ではなくて、まさに日本国民の問題であることをまだ気がついていないところが日本人の民主主義の低さを物語るものであります。金の話をするのが一番下品だと考える日本人が、実は一番欲しいものは命よりも金であるという事を如実に物語っている悲しい事実です。

 フランスの前大統領であったシラクが日本人のことを“エコノミックアニマル”と言いましたが、ずばり日本人の本質を突いていたのです。悲しいことに、この言葉は実は侮蔑的な日本人に対する蔑称であることに日本人は気づいていません。逆に喜んでいる日本人もいたようです。まずエコノミックとは“金さえ儲ければ満足する”という意味であり、アニマルは“人間以下の動物である”という意味であります。なんという恥ずかしい名称でしょうか。シラク前大統領もエコノミックヒューマンと言うにはあまりにも日本人が金に執着している人間以下の動物だという思いがあったので、思わずエコノミックヒューマンではなくてエコノミックアニマルと言ったのでしょうが、その当時の日本人は彼を批判するどころか悦に入っていたようです。悲しいことです。昔も今も。)

 それは新しく痛い所が出現するとそれまでの痛かった所が二番手に回って何となく紛れてしまったようです。体のどこかここか常に痛い所があっても、体がだる重くて元気がでなくても、もう年なんだから、とか湿布を貼っていればそのうち何とかなるさと思いながら暮らしていました。

 (体がだるくて重いのはリウマチのためではありません。ヘルペスとの戦いの際に生じる症状に過ぎなかったのです。)

  

 そんな繰り返しの毎日を過ごしているうちに、楽しみにしていた山歩きやスキーはだんだん出来なくなっていきました。足首の腫れと痛みでスキー靴どころか普段の靴さえ履けなくなりました。それでも足を引きずり、痛い所をかばいながらも普段の生活を維持しようと必死でした。しかしある日右足がさらに腫れ上がり、かかとも痛くて床に足を着けることも出来ません。さらに左肩と腕の痛みで手が上がらなくなり、まずは整形外科にかかりました。その時は車のシフトレバーを握ることも出来ず、振り向くことも出来なくなり車の運転をあきらめました。パート勤めも辞めました。 何でこんなことになってしまったんだろう?すぐに誰かに何とかしてもらいたい、何で?何で?と混乱し不安で頭はパニックでした。

 (この頃に私のことを知っておられればパニックになることもなかったでしょうに。患者さんが私を知ってもらうことの最大の幸せは何かをお伝えしましょう。『この世に怖い病気は何一つとしてない』ということです。現代の医者たちはあらゆるメディアを使って病気の定義もしないで“怖い、怖い”とほざき続け、全世界の善良な人たちを恐怖のどん底に常に陥れ、病院に行けば全て治るという幻想を抱かせ続けています。ほとんどの病気の原因を不明だと言いながら、学会という悪の枢軸のお偉い方が決めた病名をこれみよがしに患者に振りかざし、原因が分からなければ治す事ができないにもかかわらず、白昼堂々と病気を作り続け、善良な市民からお金を巻き上げています。まるでインテリやくざまがいの職業集団ではないかと勘違いするほどです。見掛けは教養があり、医学という特別な知識を独占し、患者に対する応対は極めて丁重でありますが、やっていることといえば自動車修理工場の修理工以下の悪事であります。その根拠をお伝えしましょう。私は他人を批判するときには必ずその論理的なヒューマンな根拠を伝えます。ここでもなぜ医者が自動車修理工以下のモラルも責任もない職業集団であるかをお伝えしましょう。

 

 仮に車が事故を起こしました、故障を起こしました。当然自動車修理工場に相談に行くでしょう。慣れた修理工であれば、自分の工場で原因が分からなければ、あるいは原因がわかっても自分の工場で治せなければ、『自分のところでは治せないから他に行ってください』と言います。言われたときに故障した自動車の所有者はお金を払いますか?当然払う必要はありません。ところが人間が体の故障があるときに『治せない、原因が分からない』と言われるだけで、初診料を払わざるをえません。さて大きな工場へ持っていって車の故障を持てもらったときに、『原因が分からないですが、修理をしましょう』などという事を大きな自動車工場で言われますか?絶対にありません。ところが人間の故障について大病院に紹介されていくとどう言われますか?『原因は分かりませんが治療しましょう』と言われます。なぜこんな馬鹿なことが医療で行われているのでしょうか?それは実は人間の病気の原因は免疫が敵と戦っているということを医者は知っているからです。従って症状さえ取れば患者を満足させ騙すことができるからです。ここが自動車工場では騙されることはないのですが、病院で騙される違いのポイントです。

 医学は学問ですから、免疫が何と戦っているかを明らかにすることが任務なのです。この任務を医者が果たしていないというところが、医学界の第一の非難されるべき無責任であります。私が明らかにしたように、免疫の敵は人体にとって不必要な異物であります。あえて言うとその異物は4つしかありません。まず最大の異物は化学物質であり、2つ目は風邪のウイルスであり、3つ目はヘルペスウイルスであり、4つ目は細菌であります。国分さんが戦ってきた異物は、結局は化学物質とヘルペスウイルスであったわけです。

 どうしてこんな簡単なことを世界の医学界は知らないのでしょうか?何回も繰り返して言いますが、現代文明の順位は何で決まると思いますか?その文明が作り出した科学技術を駆使して作り上げた化学物質の量で決まります。化学物質こそ人間の物質的快楽を決定します。原子炉も結局は人為的に核分裂させて放射能を生み出し、熱を出させて水を水蒸気に替えてタービンを回して電気を取り出してエネルギーを生じさせ、物質文明を豊かにし、人類に最大量の肉欲を満たしたのです。ところが核分裂によって生じたまさに化学物質の頂点である放射能をコントロールできないために、チェルノブイリが苦しみ福島が苦しんでいるのです。しかもその放射能という化学物質は人体に蓄積すると遺伝子を変えてしまうために、癌をはじめあらゆる訳のわからない病気が発生することが恐れられているのです。

 このようなあらゆる異物が入ったときに、免疫は38億年かけて作り上げた神のような存在である絶対的な遺伝子を、まるで変えられたくないためにその異物を排除しようとしかかるのです。これが病気の始まりなのです。病気は正しい免疫の発現であり、病気は良いことなのです。近頃、子宮頸癌がパピローマウイルスによるものだということが明らかにされ、そのワクチンを思春期までの女の子たちに投与するようになりました。ヘリコバクター・ピロリ菌が潰瘍の原因といわれ、これを突き止めたオーストラリア人のウォレンとマーシャルの2人が1982年にノーベル生理学賞を授与されました。さらにヘリコバクター・ピロリ菌は胃癌の原因であるということも言われだしました。さらに様々な化学物質が発癌物質になるということも発見され、年々増加しています。例えば食品添加物や医薬品や農薬などの人工化学物質が発癌物質として認定されるようになりました。まさに免疫はこのような癌が生じないためにも、化学物質を排除する正しい戦いを病気という形で人類に知らせしめているのであります。 

 皆さん、化学物質が人間にとって異物であり、病気の原因であるという事がわかれば、医学界がどのようなことが起こるかご存知ですか?世界で最大の利益を上げている製薬業界がパニックになってしまうでしょう。なぜならば彼らが作っている薬と称されている化学物質は全て人間の免疫にとっては異物となるからです。異物を排除しようとする免疫の正しい働きを抑えて、神である免疫の遺伝子の働きを無理やり止めてしまう化学物質をさらに入れ続けて、病気の原因を増やしているという事がわかるからです。三重四重の悪を世界中の製薬メーカーと医者が共同して犯し続けていることがわかってしまうのです。まずはじめは、医薬品は素晴らしいと騙し、治るのに病気は治らないと騙し、命を守ってくれる神なる免疫の働きが間違っていると嘘をつき、さらにこの正しい免疫の働きを抑え込む毒薬を投与し、さらには薬という化学物質を投与し続けて新たなるアレルギーや膠原病の原因を作り出している悪事がばれてしまうからです。だからこそ現代の最も大きな病気であるアレルギーや膠原病の原因は化学物質であるということを私のように言えないのです。このような職業集団を思わずインテリやくざ集団もどきだと言いたくなるのです。いや、医薬業界だけがインテリやくざ集団の装いをまとっているのではありません。このような薬を権力が認めるからこそ、はじめて市中に出回るわけですから、厚労省やFDAなどの権力がこのような薬を認可しなければ薬という異物が人体に入ることはないのですから、最終責任はやはり薬を認可する権力を有している国家権力であります。古今東西の歴史を勉強すればするほど、国家権力がどれほど悪事を成してきたかはすぐに分かりますが、永遠に変えようがありません。残念です。

 それでは民主国家といわれる国の国家権力はどのようにして形成されるのでしょうか?大衆が自らの意志で選んだ代議員によって作られた権力ですから、とどのつまりは大衆の責任ということになるのです。しかし大衆は無知で愚かで勉強が嫌いで、自分の生活を守るのに精一杯です。日々に快楽だけを追求し、勉強する余裕も能力もありません。民主主義は大衆の損得計算だけで動いているようですが、大衆は自分の行為が得であるのか損であるのかさえわかっていないのです。なぜならば現代の医療の犠牲者は大衆であるのにもかかわらず、損をしているのは自分たち一般大衆であることにも気がついていないからです。どのようにして気づかせることができるのでしょうか?それは国分さんのように自らが医療の犠牲者になり、その誤りを知ることによって初めて賢くなれるのです。しかしながらほとんどの患者は時既に遅くして当院に来られるものですから、医原病の治療が大変です。まずは免疫の遺伝子をぐちゃぐちゃに変えられた上に、大量の薬という異物を入れられて受診されるものですから、元の病気よりもこの医原病の後始末が大変なのです。さらに一般大衆は自分が膠原病を作り、自分の心が膠原病を治すことを知る由もないのです。このような医原病を無知極まりない患者が避けられるように、さらに病気の原因は自分の免疫を抑える心にあるのだということを教えてあげるために、私も毎日の診療においても休診日においても、何とかして医療の真実を知ってもらいたいとベストを尽くし、ずる賢い医者や権力者たちに刃向かっていますが、犬の遠吠えに過ぎないように見えます。無力感と絶望感を抱きながらも、かすかな真実の光に導かれながら、この努力は死ぬまでやるつもりです。)

  

 心配する家族の勧めでリウマチの専門医として地元で評判のクリニックに予約を入れて一ヶ月待って診察を受けました。予約制なのに待合室には車椅子の人や付き添いの人やらたくさんの人が待っていて、どんな名医なんだろうと期待しました。

 (大衆は無知蒙昧ですから、必然的に一番気楽な口コミという評判に名医の判断を求めます。なぜ名医であるかについての知識は一切持ち合わせることはできないからです。なぜならば名医である根拠が評判になることがないからです。さらに医療が医者という専門職業集団によって独占されているので、病気がどのようにして起こるのかを教育すると医者が儲からなくなるからです。現代の医療界の目が患者に向いているのではなくて、医学界という権威集団は常に薬業界の利益に向いているからです。従って医学界が指導していることや認めていることが正しいかどうかを保証するすべは全くありません。学会のトップにいる最もずる賢いボスがこの医学界を私物化しているのですが、これらのボスに逆らうことは身の破滅をもたらします。私のように一切学会に所属せずに、患者さんの免疫の働きと患者さんだけを教科書にしているような医者になりつくすことは普通の人には無理なようです。

 私のような奇形でないと、敵が100万人といえども、一人正しき道を行かんという蛮勇を持てないのでしょう。私は変わり者だと言われることが一番好きです。褒められている気がします。99%間違っている医療に対して反旗を翻している姿が変わり者と言われれば、わが意を得たりという心境になってしまいます。私は有名になりたくありません。愚かな大衆に根拠もなく有名であるとか著名であるとかは思われたくありません。私は既に真実の世界で世界一の有名人でありますから、今さら医療の真実も嘘も何も知らない大衆の中でちやほやされても何も嬉しくはありません。私は真実を語り真実をさらに深め、真実を愛し真実に愛されることが一番幸せです。今まさに真実に語っている自分が一番幸せだと感じている瞬間です。真実は私にへつらいを求めることもしませんし、私を褒めることも一切しません。だからこそ真実は永遠に真実なのです。)

 その医師は優しく話をきいてくれて整形外科で出されたアザルフィジンを引き続きのみながら「詳しく調べてみましょう」と検査の日時を言っただけで何もしてくれませんでした。専門医なんだからすぐに何とかしてくれると思っていたので拍子抜けしました。

 (大衆の思いと医療の現実のギャップがこれほど大きい世界はないのです。マスコミで毎日毎日病院に行けば病気は治ると思い込まされている大衆にとって、医者は絶対権力者ですから、国分さんのような賢い患者さんはこのような失望を味わわざるを得なくなるのです。医者に失望を漏らすと、自分の一番大事な命をどのように損なわれるかもわからないし、文句を言えばどんな毒薬を盛られるかわからないとい気持ちが弱者の患者にはあるので、患者は医者の前に出ると猫の前に出た鼠同然です。インテリやくざの前に出た善良な大衆であるという比喩は使いたくないのですが、当院に来られるまでにされてきた治療がインテリやくざもどきであることを知ることが多いので、ほのめかしたいのです。アトピーでリンデロンという注射を2~3年間も続けてきた患者、セレスタミンを5年間も大量に飲まされ続けムーンフェイスのみならず膠原病になってきた患者、アトピーで臓器移植に用いられるサンデュミンという薬をステロイドと一緒に飲まされてきた患者、高脂血症の薬を10~20年も飲まされ続けて多発性骨髄腫という癌を言い渡された患者、SLEと20年前に診断されて『ステロイドを飲まなければ死ぬ』と言われて70000mgものステロイドを飲まされてきた患者、全てインテリやくざまがいの治療そのものです。自己免疫疾患などというのはありえないのにもかかわらずSLEと診断され、恐れおののいて海外から来た患者、治るわけではないのに潰瘍性大腸炎でパルス療法という医者から大量のステロイドを入れられる直前に病院を抜け出してきた患者、もちろんパルス療法をやられてきた患者、潰瘍性大腸炎で腸管を切らなければならないと言われて、私のことを知って入院中にこっそり病院の薬を全て拒否して私の漢方を飲み続けてよくなった患者、潰瘍性大腸炎は癌になるからと言われて、大腸や小腸を切り刻まれてきた若い患者、まさにインテリやくざまがいの脅かしの言葉であり行動であります。

 私は冗談で患者さんに言います。普通のやくざは金さえ払えば暴力は振るわれません、と。ところが現代の医者のやっていることは暴力は振るわないけれども、リウマチをはじめとする全ての膠原病は治るのに治らないと言いくるめ、死ぬまで患者を引っ張り続けてお金を稼ぎ、とどのつまりは遺伝子まで変えられて患者は医者に命も捧げねばならないという結末を迎えるわけですから、この点においてはやくざよりもたちが悪いと言えそうです、と冗談めかして言い続けています。こんなことは口には出したくないのですが、事実である以上は語りたくなるのです。こんなことを語り続けると、私も誰かに殺されてしまうそうですが、66歳の死にそこないのオジンですからその覚悟もできているのでしゃべり続けるのです。なんと愚かなオジンだとお思いかもしれませんが、私は死んだ後の自分を想像しています。“真実に殉教した男、松本仁幸”が永遠に患者の心に残るように、いや人類の心に残ることを願っているのです。

   

 病気は自分の心で免疫を抑えることによって作り、自分の心で免疫を上げることによって治すものです。病気を治すのは医者でも薬でもありません。患者自身です。患者自身の心です。)

 が後になって考えれば、すぐにステロイドを使う医師でなかったことが救いでした。 今思えば、あきれるほど自分の病気に無知であったことを痛感し、また人任せでした。

 (大事なことを人任せにするからこそ裏切られ、騙され、最後はどつぼにはまるのです。現在は全ての分野が複雑になり専門分化してしまい情報が錯綜するようになってしまいました。この情報を一手に握っているのはまさに金儲けと権力の維持のためです。従って自分を守るためにいかに努力しても、全ての分野に精通することは不可能となってしまいました。どの分野でも生まれつき知能の高い人たちが、その分野の知識を独占してお金を稼いでいます。お金は稼ぐべきです。しかしながらお金を稼ぐ以上は責任が伴います。責任を果たさなくてお金を儲けるのが一番簡単ですから、利己的な遺伝子を持った賢い人たちが無責任をやり続けます。しかもこの無責任を誰もとがめる知識と強制力を持っていないので、結局は真実や正義は足蹴にされ、金が世界を支配するという結果になります。ますます金が全てを支配し、真実はどの分野でも見えにくくなってしまいます。

 一例をとりましょう。製薬メーカーは全世界で毎年80兆円近く売り上げています。そのうちアメリカが30兆円以上、日本が9兆円、ドイツが7兆円、フランスが5兆円、という感じです。これだけ稼いだ金はどこへ行くのでしょう?さらに稼ぐために間違った研究に使われ、新たなる毒薬が作られてその薬を使用された患者が病気が治らないどころか新たなる病気を作られます。

 現代先頭を走っている研究は再生医療に使われるといわれるiPS細胞であります。山中教授をトップとする京大勢が頑張っていますが、こんな無駄な研究に金を使う必要はありません。彼は10年後に実用化できると言っていますが、とてもそれは10年かけても100年かけても実用化は無理です。なぜならば遺伝子を変えることは悪行以外の何者でもないからです。癌の研究は100年以上前からあらゆる先進国が大枚を投じましたが全て失敗しています。なぜでしょう?癌は遺伝子の病気といってもよいからです。癌を撲滅するというキャッチフレーズで大々的に研究がなされ60年続いていますが、全て失敗に終わっています。同じように遺伝子を変えてiPSを作り、そのiPSを全ての組織の細胞に作り直すということは、これは癌を治す以上に無理なことです。

 私は新聞のiPS関連の記事を常にウォッチしています。カリフォルニア大のサンディエゴの教授が、iPSは拒絶反応があるということを発表しました。山中教授はそれに対する最初の反応としてはまるでカリフォルニア大の実験のやりかたが間違いであると言っていましたが、最近になって移植免疫と腫瘍免疫は違うと反論するようになっています。彼は免疫のことをまるで理解していないようです。免疫は敵が癌であろうが移植された臓器であろうが、人体にとって異物であるものを排除しようとする働きですから、免疫の働きそのものは同じなのです。にもかかわらず彼は移植免疫と腫瘍免疫が違うと言っているのは、極めて初歩的な誤りであります。山中教授に免疫の初歩から勉強してもらいたいとお願いしたいものです。

 私は以前から言っているように、医学には中国医学もなく、漢方医学もなく、アーユルヴェーダー医学もなく、西洋医学もなく、インド医学もチベット医学も何もないのです。医学はただ一つあるだけなのです。大衆は勉強しない愚か者ですから、漢方と西洋医学とは違ったものだと考えています。いや大衆だけではありません。漢方医学の専門家といわれる学者も違うと言っているのです。

 医学とは何かを定義してあげましょう。38億年間に進化してきた生命体の免疫とその生命体に入り込んだ異物を明らかにするのが医学であります。この免疫の遺伝子は突然に現れたのではなくて、38億年の長きにわたる地球の変化極まりない環境に見出される異物に対処するために、生命体が無限の時間をかけて徐々に徐々に免疫の遺伝子の塩基を変えていき、徐々に徐々に新たに高度な進化した免疫の遺伝子を作り上げた所産であります。その所産の最高の免疫の遺伝子を持っているのが脊椎動物であり、そのトップに君臨しているのが人間の免疫なのです。日本人であろうが黒人であろうが中国人であろうが、全ての“人”という種が持っている共通の遺伝子であり、異物を対処するために生まれた遺伝子なのであります。だからこそこの免疫の遺伝子の働きを助けるのが医療であるので、特別な医学などというのは何もないのです。従って別の言い方をすると、医学とは免疫の遺伝子を明確にし、その遺伝子の働きを助ける医学が正しい医療なのであります。

 ところが残念なことに、現代の全ての医学は38億年かかって進化して作り上げられた至高の免疫の働きを邪魔をするという、絶対に許されない医療が堂々と白昼に行われているのです。何のために?もちろん医薬業界が金を儲けるためです。決して患者のためでないことを皆さんよくよく知っておいてください。免疫を抑制する薬を投与することは38億年の神々しい生命の進化を絶対的に否定していることを医者は誰一人としても気づかないのです。まるで人間自身を否定しているようなものにもかかわらず、医学者は全て金に目がくらんでしまいました。山中先生、目覚めてください!貴方のやっていることは100%間違いなのですよ!!研究を続ければ続けるほど、韓国の黄先生の二の舞になりますよ。マスコミでノーベル賞に一番近い人だとはやし立てられていますが、貴方の没落はもうすぐであることを早く気づいてください!)

  

 当時の私は病気になったら病院に行き薬で治してもらう、ということに少しも疑いを持つこともなく生きてきました。しかもその効果がすぐに分かることを当たり前のように思って病院にかかっていました。すべてのことに早く早くと、なぜかとてもせっかちでした。そんな自分だからこそリウマチが出てきて私にそのままでいいのかい?と問いかけてくれていたことに気がつきませんでした。

 (国分さんは典型的な日本人の善良さを体現している方です。人を疑う事を知らず、医者は絶対間違いを犯すことはないと思い込んでいたので、このような期待はずれに終わったのです。この世で一番ずるいペテン師集団は医者たちであることを知ってください。こんなことを言ったところで誰も耳を貸さないかもしれませんが。国分さんだけには知っていただけると思います。日本中がこれほど不景気になっても医薬業界はますます栄え続けています。なぜでしょう?医者たちが病気を作り続けているからです。このような悪を誰も指弾することができないからです。このような例は他にいくらでもあります。このような手口を可能にするのは、やはり知的専門家職業集団です。以前からパソコンのソフト会社が同じことをやっているようです。コンピューターに様々なウイルスを忍び込ませ、そのウイルスを除去するソフトを売り込んでいるようです。彼らはソフトの専門的知識集団ですから、いくらでもウイルスを作り続け、かつこっそりとパソコンに送り続け、顧客にウイルス防止用のソフトを買わせるといういたちごっこをいつまでもやらせるのです。何のためでしょう?もちろんお金のためです。

 金が最高の快楽の源泉である限り、今も昔もすべての行為の原動力である限りは、永遠にインテリやくざまがいの不正な行為は続くでしょう。悲しいことに無力な私たちは成すすべもありません。残念です。)

  

 夫が買ってきてくれたリウマチの本を読んでみると、治療の項目にリウマチの原因が分からない現在、根本的な治療法はありません、と書いてありました。つまり「治らない」ということですよね、ショックでした。治らない病気ならこのまま動けない体になっていってしまうのだろか、とつかみどころのない不安と絶望感でどうしたらいいのか、訳が分からないまま、処方されたメトレートとアザルフィジンをのんでいました。

 (その通りです。原因が分からなければ治らないのですが、実はこれは嘘なのです。リウマチの原因は化学物質であり、国分さんの武器はIgGであったのです。このIgGをIgEに変えてしまってアレルギーになってしまうと、痛みが痒みに変わってしまうのです。これをクラススイッチといいます。クラススイッチした後、免疫寛容を起こせば、この化学物質と共存可能となり、リウマチもアレルギーも全て治ってしまうのです。この理論と証拠がこの私のホームページに一万以上の手記として載せられているのです。この世に原因の分からない病気などは何もないのです。なぜ医学者が膠原病の原因は化学物質であるという事を言えないかの理由を既に先ほど述べました。私のホームページのあちこちで詳しく書いていますから読んでください。

 メトレートもアザルフィジンも全て免疫の遺伝子を変えるのみならず、あらゆるリウマチと関わりのない遺伝子も変えてしまうので、二重三重の意味で毒薬以外の何者でもないのです。すぐには毒薬の効果は出ないのですが、毒薬の副作用が出たときには遅すぎるのです。医者は患者が毒薬だと気がつくまでは投与し続けます。だからこそインテリやくざまがいのことをしていると言わざるを得ないのです。しかもこの行為に対する共犯は厚労省ですから、医療社会保険料を払い、かつ診察料を払っている患者は泣き寝入りするしかないというのが、現在の医療システムのあり方なのです。悲しいことです。)

 「2008年」

  処方された薬をのみながら、良くなっているという感触がないまま一進一退を繰り返しながら一年が過ぎました。クリニックの医師は薬の種類、その量、レントゲン、エコー検査などを受けるかどうかも私に訊いてきました。またある時は軽い感じで治験を勧められたこともありました。その時は受けませんでしたが、後になってぞっとしました。私の手指の第二関節と第一関節の何本かがブス色に腫れあがった時は痛くて辛いのに 「へぇーこれはすごいね、第二関節はリウマチだけどこっちの方はただの関節炎だね」 とおもしろそうに写真に撮られました。

 (実はこの医者は正真正銘のバカです。医学部に入るときに偏差値が高くて記憶力が良かったのでありましょうが、医学部に入ってやはり間違った医学の知識をたっぷり優秀な頭脳に放り込んだので、間違いから逃れられないのです。勉強は記憶よりも論理的に物を考える力を養う目的でするものですが、世界の医学教育はまさに知識だけの人間ハードディスクを作っているだけです。自分で論理的なソフトを作るべきですが、医学会や大学の教授や医学の先輩が正しいソフトを作ることを許しません。従ってリウマチと関節炎の違いさえもわかっていないのです。リウマチのために関節に炎症が起こっていることさえも知らないのです。もちろんリウマチの原因を知る由もありません。)

 やっぱり医者にとって患者はモルモットなのか、と思いました。リウマチの専門医として評判をとっている医師の姿に疑問を感じました。クリニックで診察を受ける度に感じる手応えのなさには不安が増すばかり、薬で治せない病気なのにいつまで続けるんだろうと自分に問いかけしながらも、止めてどうするかの答えも見つからないまま症状の辛さに振り回されていて、選択肢などありませんでした。

 (私はひょっとすれば、高槻市で最も評判の悪い医者かもしれません。私自身は世界中の医者が治せない病気を治せる自信も実績も証拠もあるので、世界一評判のいい医者だと自任しているのですが、高槻市民は私が高みにありすぎてついて来れないので、私を評価することさえできないようです。ましてや高槻市民の方で、当院に来られるときに私のホームページを読んでこられる人はほとんどいないので、私の自信満々の態度に戸惑いを覚えるようです。“灯台下暗し”という存在が高槻における私の立場であるようです。とりわけ全ての医者に現代の医療は間違っているというものですから、そのとばっちりを受けている高槻の医者のなかでは悪名高き医者となっているようです。悪名高いのは私が正しい医療をやっている勲章だと考えていますが、やはり営業政策的には地元の人に愛されるようには努力しているのですが、私は無知な大衆に愛されるよりも真実に愛されることを選んでいるので、高槻市民の評判は気にかけないようにしていますが、子供に医院を継承させるときに障害となる可能性があるので反省はしております。高槻の医院を子供に任せば東京に進出するつもりですが、同時に一冊書物をものにして日本中、いや世界中に真実の医学の一大センセーションを巻き起こして、死ぬ覚悟で世間に知られるつもりです。ただ国分さんは北海道から来られているのですが、北海道まで私の令名が伝わるかどうかはわかりませんが。ワッハッハ!)

 「2009年」

  

 追い討ちをかけるように、この年の4月に大腸がんの手術を受けることになりました。手術の前後にはリウマチ薬を休止しましたが、その時のリウマチの具合がどうだったかを覚えていません。 手術後、抗がん剤の投与も受けることになり、その副作用で生きた心地がしない辛い日々の全行程6ヶ月のうち5ヶ月目あたりから血液検査での肝臓の数値がはね上がったために抗がん剤の投与を続けられなくなり途中で中止しました。当時は週に一度点滴を受けるのに通院していました。その副作用に耐えることにとても嫌悪感があり、体はそれをはね返そうとする力があるのに無理やりねじ伏せられている感覚でした。明日は病院に行く日だと思うだけで吐き気がしました。いやでいやでたまらないその気持ちが自分の肝臓で拒否の意を表明したのかな、と感じました。

 (国分さんは自然児といってもよいお方です。病気は医者が全てを支配するのは当然だという社会的な暗黙の因習に対して、異議を唱えておられるのです。実は病気を治すのはやはり生まれつき人間が持っている免疫の力の方が大切であるという事を本能的に感じておられるお方です。

 抗癌剤はすべからく、癌細胞を殺すのみならず、正常な細胞も殺してしまう事実を心で悟っておられる方です。現代医療は医者の都合のいいことばかりが幅を利かせていますが、それ以上に薬の副作用がはるかに問題であることを一言も口にしません。ちょうど福島原発が作られたときは、全てが万々歳であったのですが、今回の原発事故が起こる可能性はわかっていたのにもかかわらず想定外だと言い張り、この原発設置を認めた高級官僚は全て東電が悪いと言い放っています。官僚が東電の認可を認めない限りは、絶対に原発をつくることは不可能であり、従ってこのような事故が起こりえなかったのにもかかわらず、官僚たちは国民の安全を絶対に守ると言いながら、このような100年も続く大事故を起こしてしまいました。彼らは言っていることとは裏腹に、実は自分の出世しか考えていないのと全く同じ構図であります。つまり薬の許認可の絶対的な権力を有しているにもかかわらず、その副作用については全くそ知らぬ顔をし、出世と金だけしか追求しない官僚、つまり権力のあり方は一事が万事です。悲しいことです。

 いかなる薬もまず異物であり、従ってアレルギーや膠原病の原因となり、さらに命を守る免疫を抑えるものであり、かつ正常な細胞をも殺してしまう可能性のあることを、まず厚労省は全ての国民に説明すべきです。しかしながらあらゆるメディアで流されている薬の宣伝は、まるで栄養の元となる飲食物よりもはるかに優れているかのような印象を与えますが、これも官僚がチェックすべきですが、彼らは製薬メーカーに天下りするために一切国民に目を向けることはしないのです。これも原発推進派が主導権を握っている官庁の下に、原発推進をチェックする部門があるという構図と同じです。残念なことばかりです。

 実は何も官僚だけが責任があるのではありません。日本は民主主義の代表国家であるようですが、実はその民主主義を支える一般大衆のレベルが低いものですから、どうにもなりません。残念です。大衆は勉強が大嫌いですから、遊ぶことしか考えていませんから、民主主義も自分たちが最後は責任を取らなければならないなどとは何一つ考えていないところが全ての悲劇の出発点です。残念です。)

  

 結果、副作用から開放され、抗がん剤で徹底的に免疫を抑えたせいか、何とリウマチの症状も軽くなりその時は、治った!と思うくらいに楽になりました。

 (その通りです。リウマチで用いられるメソトレキセートという薬は、元来抗癌剤であったものを、リウマチの免疫細胞も殺すことがわかり、製薬メーカーが金儲けのためにリウマチにも効くという事で抗癌剤を抗リウマチ薬に流用したのです。

   

 厚労省が認める薬というのは、症状に対して効果があるかどうかというだけで簡単に認められてしまう類の薬です。根本治療が可能である薬などというものはハナから考えていません。いかに製薬メーカーが儲かるかだけを考えているのです。

 病気というのは免疫と異物との正しい戦いに過ぎませんから、その結果さまざまな正しい症状が出るだけですから、敵である異物を処理する薬などは永遠に絶対にできっこないものですから(唯一、抗生物質や抗ヘルペス剤やワクチンの3つだけは例外ですが)、結局異物から命を守ってくれる神なる免疫の働きを、つまり免疫の遺伝子の働きを一時的に止めてしまえば症状は消えるものですから、薬の開発などというものは原理的には至極簡単なのです。いかに人間の体を守る免疫を殺すかという力が強ければ強いほど、いわゆる病気に対する効果が絶大であることは、まるで研究などする必要はないくらいなのです。それではどんな研究をしているのでしょうか?免疫の真実を知れば知るほど、免疫のどこを抑えれば金が儲かるかの研究をしているだけであり、病気を治す研究などは一切していないのです。いや不可能なのです。こんな簡単なことを薬学部や医学部の東大教授も京大教授も誰も知らないはずはないのですが、飯を食うためにはせざるを得ないのです。彼らは国民の健康などはどうでもいいのです。いかにして製薬メーカーが儲かり、いかにして医療機関が儲かるかしか考えていないのです。

 いずれにしろ、免疫の敵を殺す薬しか価値はないということを、厚労省のお偉い方は全く知らないのです。言い換えると病気を治す薬、つまり人体にとって異物である敵を殺す薬しか許認可されるべきではないのですが、抗生物質以外に見つけようがないのです。従って免疫をいじめる力が強い薬ほど症状を抑える効果があり、いい薬だと喧伝したがる現代医学の欺瞞性について、どんなお偉い方も異議を唱えないのです。悲しいことです。

 もちろん免疫の遺伝子に基づいた免疫を上げる100%論理的に正しい医療が行われれば、世界中の製薬メーカーはつぶれ、医療機関も不必要になってしまうでしょう。それこそ世界中に医療大不況が起こることは確かです。私の医院も簡単につぶれてしまうでしょう。なぜならば患者さんが自分の免疫で病気を治しているのだという事を知らせしめば、誰も病医院に行く患者はいなくなってしまうからです。もちろん、あらゆる病気に対してどのような治療を選択するかは個々の患者さんが決めるべきでありますが、病院に行くのはやはり病気を治す為であり、決して一時的に症状を取ってもらうためではないことを知ってしまえば、病院に行く必要がなくなってしまいます。なぜならば現代の病院は病気を治す為の医療ではなくて、病気を作る場所になっているからです。

 余計な話ですが、面白い話をしましょう。青春時代に挫折を積み重ねてきた66歳の死にぞこないのオジンでありますから、いまさらうぬぼれの“う”の字も感ずることはありませんが、最近偽りのうぬぼれが蘇ることがあります。国分さんも北海道から来られている患者さんでありますが、全国津々浦々から、いわゆる治る病気なのに治らない病気と言われて、大阪の高槻の松本医院に受診される人が非常に多くなりました。全国津々浦々に80以上の医科大学や医学部が散らばっていますが、なぜ彼らは膠原病や難病の錚々たる専門教授がいるのにもかかわらず、何の専門医でもない松本医院の松本に診てもらいに来るのでしょうか?もちろん私が病気を治せるからです。いや、患者さんの病気を治せる手伝いができるからです。私が治しているのではなくて、患者さんの免疫が全ての病気を治していることを知っているので、その免疫の働きの邪魔をしないだけで病気は治るからです。にもかかわらず私がうぬぼれを復活させる理由は何なのでしょうか?とりわけ東京方面からいらっしゃる賢い患者に出会うときに、ますます虚栄心が刺激されます。なぜかというと、全国で最高の偏差値を誇って入学してきた東大医学部や慶応大学医学部の最優秀の教授先生方よりも、私の方が“偉い”と確信して来られる患者さんを見ると、患者さんの病気を治してあげるという喜び以上に、何か胸がワクワクしてきます。それはうぬぼれのためなのでしょうね。ワッハッハ!

 こんなときにさらに強く感ずることがあります。何のために東大病院や慶応大学病院が存在しているのかということです。病気を治せない病院なんか存在価値がないのではないかという思いです。それでは一体大学病院は何のためにあるのでしょうか?答えはただ一つ、患者の病気を治す為ではなくて、医者の為にあるのです。様々な高価な検査をし尽くした後、原因が分からないと言っている矢先から、治せるわけではない薬という異物を入れて、新たにその異物を免疫に認識させて免疫に負担をかけ、しかもその薬という異物に免疫を抑えるというとんでもない悪行を成し続けさせ、さらに様々な正常な遺伝子の発現を抑え、最後は訳の分からない病気を作り、薬の為に2500人に1人死んでいくというとんでもない“黒い巨塔”に過ぎないのです。つまり患者のためにあるのではなくて、医療関係者がお金を儲けるための巣窟のような場所だと言っても過言ではないと思いませんか?

 日本がこんなに大不況でも医薬業界は大盛況です。製薬メーカーや病院や医者のみならず、医薬検査屋、医療機器製造業者、医療従事者はホクホク顔です。大学を出ても就職はないのですが、看護学校を出れば必ず職にありつけるという永遠不滅の業界が医療業界なのです。なぜでしょう?病気を治さなくてもお金は入るし、またまた病気を作っても誰にも罰せられず、新たに大量の薬を投与して金が儲かり、また新たに病気を作るという悪循環を誰にも罰せられずに続けられ、しかもひとつひとつの悪行にお金が支払われるからです。日本人の全ての人が医療従事者になれば全ての人が幸せになれるのです。皆さん、医者になりましょう!薬剤師になりましょう!看護師になりましょう!理学療法士になりましょう!そして病気をどんどん作りましょう!そしてお金を稼ぎましょう!ワッハッハ!

 ここで最後に一言付け加えましょう。誰がその医療費を払うのですか?)

 実際にこの年の冬には何度もスキーを楽しめましたし、あのリウマチの辛さは一体どこへいったの?というくらいでした。しかし、このままで済むはずはないぞ、と思いながらも一息ついた気がしました。

 (私は25年間の開業医の仕事で、延べ数十万人の患者さんを治療してきました。ほとんど全てが免疫の逆襲の後始末でした。国分さんが“このままでは済まないぞ”という思いを持っておられたのは、彼女が直感的に免疫を抑えただけに過ぎないという事を知っておられたからです。もっと正確には、免疫の遺伝子の発現を一時的に抑えただけですから、いずれ修復されれば再び強い免疫の戦いが始まることを予知しておられたのです。なんと素晴らしい直感でしょう!)

 「2010年」

  

 リウマチ薬を再開してもいい時期がきても、飲みたくないし、飲まないでいたらどうなるんだろうと過ごしているうちに案の定、抗がん剤を終えて半年が過ぎる頃、私のリウマチはパワーアップして再登場してきました。

 (抗癌剤をやめても、免疫の働きは6ヶ月抑制できるという事実がわかります。これも患者から教えられる臨床の真実であります。それでは医者はなぜもっと長く抗癌剤を用いてリウマチの症状を抑えようとしないのでしょうか?それは使いすぎると全ての正常な遺伝子の働きも変えてしまい、従って人間を異常な人間にしてしまうからです。そして訳の分からない病気が出現してくるからです。抗癌剤であるメソトレキセートをリウマチで長期に使われて間質性肺炎になったり、あるいは原因不明で命を奪われる人もいくらでもいます。実は原因不明ではなくて、薬が起こした病気ですが、医者も製薬メーカーも一切責任を取ろうとはしません。

 最近、C型肝炎の薬剤訴訟が何十年ぶりに国が責任を認めて和解が成立しました。しかしこの和解には医者の責任は一切問われていません。医者が注射したにもかかわらず、国だけが責任を持たねばならないというのは片手落ちだと思いませんか?実行者である医者の責任をなぜ患者や国は問わないのでしょうか?やはり医者が怖いからでしょうか?私には分かりません。)

 今度は全身に一度に症状が出てこれまでになく辛くて、じっと耐えることに疲れ果てていきました。左膝は続けて2回水を抜くことになりました。

 (まさに免疫の逆襲であるリバウンドは、はじめの症状よりも強くなるのです。これが医原病です。にもかかわらず患者は医者も製薬メーカーも国をも訴訟することはしません。なぜでしょう?やはり患者は訴訟するのにはあまりにも無力であるからです。それではどうしてC型肝炎の患者さんたちは製薬メーカーや国を相手に訴訟し、長い戦いの後に最後は勝利を勝ち取ったのでしょうか?それはC型肝炎を体内に医原病で注入された患者さんは、C型肝炎ウイルスと肝臓で戦い続けると徐々に肝硬変になり、ひどい人は最後には癌になって死んでしまうからです。ここがリウマチの患者さんとC型肝炎の患者さんとの大きな違いでありますが、その違いについてもう少し述べておきましょう。

 リウマチの患者さんの敵は化学物質であります。化学物質は人体の結合組織に取り込まれたからといって増えることは一切ありません。ところが医者によって投与された血液に含まれていたC型肝炎ウイルスは肝臓で無限に増殖していきます。しかもこのC型肝炎ウイルスが人体に入ったのは国が認めた薬を通じてであります。ところがリウマチは生活の中に見られる化学物質が人体に入り込み、本来IgEで戦うべきアレルゲンをIgGで戦うようになった為です。この戦いを一時的に抑える国が認めた薬を投与したからといって、リウマチの原因を作ったわけではないのです。しかもリウマチの原因は分からないとされ、かつ抗リウマチ薬が死の原因になるわけはないので、訴訟しようがないのです。)

 その時医師に 「ステロイドを使ってこの辛い状況から一度、抜け出しましょう」 と言われた時は迷うことなく 「お願いします」 と返事をしていました。

 (ステロイドを入れることによって、辛い状況の一時逃れに使ったステロイドは、後で何倍も利子がついて苦しまなければならないのです。しかもおまけは永遠に治らないという賞金がついてくるのです。このような意味では医者の治療を始めることは、サラ金地獄に一歩を入れることです。)

 膝の水を抜いた時にケナコルトを注射しました。すると効果テキメンで翌日には楽になっていました。驚きと共にやはりこれは麻薬である、と悟りました。

 (国分さんは賢いお方です。ステロイドホルモンの注射薬であるケナコルトを一瞬にして麻薬だと悟れる能力は天性のものでしょう。普通の人ならば、『何て素晴らしい薬があるのだろうか!現代医学は素晴らしい!』と感嘆し、再び痛くなったら自分からケナコルトを要求してしまうのです。このような間違った注射を何回もされてきた人がほとんどです。本来ならば、医者はどうしてケナコルトがこれだけ良く効くのかを説明し、一度打ったらやめることはできないことを伝えるべきなのです。このような説明責任を厚労省は医者の全てに強制すべきです。まさか最高の権力を持っている厚労省は医者たちを怖がっているのではないでしょうね?厚労省は国民のためにあるべきであって、専門的職業集団である医者のためにあるのではないことを知らないのでしょうか?)

 しかし今回のステロイドは自分で決めたことです。医者の姿勢には失望していたけれど、究極の辛い状況に陥ればやっぱりその麻薬に頼ってしまう弱い心の自分を思うと医者だけを責めることはできない、と思いました。そして自分の病気にどう向き合っていくのかを考えることこそが大切なことなんだ、と思いました。

 (やはり彼女も自立したお方ですから、ステロイドを打ったことに関しては自分の責任を認めています。これは見上げたものです。だからこそできるだけ早く松本医学の存在を日本国中のみならず、世界中に知らせてあげたいのです。この世に治らない病気は何もないのだ。この世に原因の分からない病気は何もないのだ。病気を治すのは自分の免疫の遺伝子であり、自分の心で免疫を落とさないようにすることが大切なのだ。病気を治すのは絶対に医者でも薬でもないのだという事を世界中に知らせてあげたい準備の為にこのようなホームページを作っているのです。)

 しかし、リウマチの本に書いてあったようにどの薬もいずれ効かなくなることが分かっているのに、それを飲み続けることしかない違和感と不安で途方にくれていた時に、まさに天の助けか私に松本医院の存在を知らせてくれる人にめぐり合うことができたのです。

 (私とのめぐり合いの頻度を増やすために、あらゆるメディアを使って知らせてあげたいのですが、仮に知らせても間違った現代医学の治療法が世界中を支配しているので、なかなか一般大衆には理解されないという危惧が多分にあります。国分さん自身が生まれつき知的なレベルが高いお方だからこそ、私との出会いのキッカケを自分のものにすることができたのです。一般大衆の知的レベルというのは、残念ながら失望を禁じざるを得ないほどにローレベルであります。彼らは勉強が大嫌いで真実を求める情熱においても欠けています。すぐに諦め、すぐに人に頼ってしまいます。このような人たちのレベルを上げようとしても、本人が自覚しない限りは馬の耳に念仏であります。

 あらゆるメディアは医学に関しては大衆と同じローレベルですから、医学に関しては医学会のおい偉い方の言う通りに間違った医療情報を世間一般に伝えてしまいます。NHKの「きょうの健康」などというのは間違いだらけの、まさに噴飯ものです。しかしこの番組を作っているNHKのディレクターも医学に関しては一般大衆と全く同じく無知ですから、番組に登場してくる専門家といわれる大学教授の言いたい放題の番組を報道せざるを得ません。国策会社であるNHKにしてこうですから、他のメディアは言わずもがなであります。医療界が国と一緒になってリウマチは治らない、膠原病は治らない、クローン病は治らない、潰瘍性大腸炎は治らない、SLEは治らない、などと言われ続けたら、どうして一般大衆が賢くなることができるでしょうか?

 治る病気を治らないと言いまくることは嘘であり、しかもそのために国民を不幸のどん底に陥れているわけですから、犯罪に近い悪行だと思うのですが、国は医学者に責任を取らせる知恵も手段も持ち合わせていないものですから、間違いが永遠に続きます。厚労省のお偉い方は全てが東大法学部出身ですから、医療のことが分かるはずもありません。従って医療界のお偉い方が集まっておられる医学会の医学者たちの助言を全て聞き入れざるを得ないのです。医療界が心から改めて真実を認めない限りは永遠に医療費は高騰し、薬害はどんどん増え、病気もうなぎ登りに増えるだけでしょう。私一人の力ではどうにもなりません。シコシコと私の真実を信じてくれる患者さんをひとりひとり治すしか道は他になさそうです。私が真実の本物であると信じられる患者さんだけが私を求めて来られるのを待つだけです。残念です。)

  

 ステロイドを使わずにリウマチを治す医者がいる、というのです。「え!本当に?治せるものなの?どうやって?」と一刻も早く知りたくて家に帰ってすぐにネットで松本医院を検索しました。まずは松本先生の論文「リウマチの完治の理論と証拠」をはやる気持ちで読みました。何度も読むうちにリウマチの抗体であるIgGがIgEにクラススイッチされてアトピーとなり、自然後天的免疫寛容を起こすことにより治すことができる。そのためには正しい免疫の働きを抑制したり止めてはならない。と書いてありました。専門的な言葉や医学用語はよく分かりませんがそれでも、リウマチを治す道筋は見えました。「これだ!」という直感がありました。

 (「ステロイドを使わずにリウマチを治す」という言い方は間違いです。ステロイドを使う限り、つまり患者さんの免疫の遺伝子を変え続ける限りは、絶対に治らないのです。リウマチの患者さんだけではなく、アトピーの患者さんもよく同じ言葉を私に伝えます。「ステロイドを使わずに治せる」という言葉は、私の耳には耳障りの言葉としては最たるものです。というのは、ステロイドを使っても治せる可能性があるというニュアンスの響きがあるからです。ステロイドこそ現代の病気の全ての原因であることを全く気がついていない言葉でもあります。

 

 それでは皆さん、疑問に思いませんか?なぜ人体はステロイドを作るようになったのでしょうか?ステロイドホルモンは正式には、糖質コルチコイドといわれるものです。主に糖の代謝に重要な役割を果たしますが、タンパク質、脂肪の代謝にも重要であります。このホルモンはとどのつまりは、エネルギーを統率しているホルモンといえます。さらにステロイドは心の敵であるストレスに対抗できる力を増やしてくれるのに、一方では肉体の敵をやっつけようとしている免疫の働きを抑えることができるのです。それではなぜ心の戦いをやっているときに、肉体の敵である異物との戦いをしてくれる免疫の働きを抑えてしまうのは一見矛盾していると思いませんか?もっと具体的に言うと、心の悩みと同時に風邪のウイルスと戦っているときに、なぜ風邪のウイルスとの戦いをステロイドが抑え込むのかという疑問です。それに対してお答えしましょう。

 

 以前にも書いたことがあるのですが、ステロイドホルモンは心、つまり高等な脳の働きを持つようになってから進化したホルモンだと考えます。人間は脳を発達させ、と同時に心を発達させてきました。人間にとって生きることは、ただ単に肉体に侵入してくるウイルスや細菌と戦い打ち勝つのみならず、心を満足させなければ生きる意味がないと感じるようになりました。この生きる喜びを奪うのが、人間同士や社会と人間とがかけ合うストレスです。幸せを得るためにはこのストレスに打ち勝つことが大きな目的となり、このストレスに打ち勝つために副腎皮質でステロイドホルモンを大量に作るようになったのです。このステロイドホルモンにより、人間は精神的な苦痛に耐えられるようになり、鬱になって苦しむ度合いが減ったのです。しかしながら現代でもこの苦痛に耐えられない人は日本において毎年3万人以上が自殺しております。3万を超えた自殺者は14年間続いています。もちろんステロイドホルモンはストレスから生体や心を守る以外に、普通の生活でも生理的に必要な心血管系、神経系、腎臓や筋肉などの機能を維持するためにも必要であります。

 

 一方、ウイルスや細菌は、人体に侵入してもステロイドホルモンに影響を受けない下等な先天免疫が何日間かは対抗してくれます。ステロイドホルモンが免疫を抑制するのは高等な後天免疫だけであります。とりわけ高等免疫の中枢であるリンパ球は、ステロイドホルモンを増やし続けると死んでしまうという事がわかっています。従って、心の強いストレスと対抗するために何日間かは下等な先天免疫に任せればよく、その間に心の異物であるストレスを上手に処理できる方法を大脳の働きが見つけてくれるのです。もちろん見つけられない人は、リンパ球の働きが低下していくので風邪のウイルスや細菌を抗体で殺しにくくなり、かつ様々なヘルペスウイルスも増えたりして、訳の分からない様々な感染症にもかかりやすくなり、さらに心のストレスに対して大脳が答えを見つけられないときには心が参ってしまい、最後は自殺という結果を招くことになります。

 

 ステロイドホルモンに抗ストレス作用と抗炎症作用を持たせたのは、一言で言えば「心の敵と戦っている間は肉体の異物との戦いを後回しにするためである」といえます。)

    

 すぐに松本先生に会いに行かなくちゃ、と思いましたが松本医院は高槻市にあり、私は遠く北海道の人間です。通えるかとか、続けられるかとか何も考えずにとにかく一度先生にお目にかかりたい一心で、藁にもすがる思いで夫と共に、10月1日に受診することが出来ました。その翌日からは懸命に、指示通りに毎朝煎じ作りをすること、薬草のお風呂に入ること、鍼灸に通うこと、その何もかもが初めてづくしのことに戸惑いながらも、免疫を上げてリウマチを完治させるための第一歩を踏み出しました。

 (この方は私の真実を信じていただき、その真実を実現するために私の指示通りに免疫を上げてリウマチを治すべく努力されたのです。私の言った通りに自分で免疫を上げていけば、全ての膠原病が治ってしまうのです。もちろん一番大事なのは、自分の心で副腎皮質ホルモンをできる限り出さない心のあり方を身につけることが一番大事です。学校教育も社会教育も心のあり方については一切教育がされていないし、またそのような教育ができる心の在り方を持っている先生方も皆無ですから、私が病気の治療の中で教えていく必要があります。最高の心のあり方は“人の幸せを自分の幸せに感じ取る”心のあり方が不必要な副腎皮質ホルモンをゼロにしてくれます。副腎皮質ホルモンが全ての病気を作っています。副腎皮質ホルモンが多い人ほど寿命は短いのです。もちろん幸せも少ないのです。)

 松本先生のおかげで、東洋医学にふれていくうちに自分はどうして病気になったのか、体は部品の寄せ集めではなくそのすべてが深く関わりながら、一体となって働いてくれていること、自然治癒力は誰もが持っているものでその免疫を抑えることなく高めていくことにより、病気を治す。つまりそれは先生のお言葉の 「治らない病気はない」 「自分の正しい免疫が病気を治す」 という考え方に 「なぁーんだ、そうか、そういうことだったのか」 とまるで初めて知ったように新鮮で単純明快でパズルが解けたように納得のいくものでした。そのことが分かった時自分の病気の正体が見えました。こんなにも私の免疫は頑張っていてくれていたんだ、それに気づかずにいてごめんね、と言い又自分の体を初めて愛しく感じました。そして心が平らかになりました。

 (この境地は安江幸代さんの心の高みと同じです。肉体の成す症状は全て免疫の遺伝子の発現であり、心のあり方の発現でもあります。医学には東欧医学も西洋医学も何もないのですが、正しい医学は自己の正しい免疫の発現だけであります。心で免疫を抑えない限り、医者が免疫を抑制する薬を出さない限り、肉体の免疫は最高の道を歩んでくれます。その道が患者さんにとって不愉快であっても、最後は死なない限り異物と共存するか、異物を殺すか、異物を封じ込めてくれるかの3つの正しい解答を患者さんの免疫が出してくれるのです。従って病気の治し方が分かれば、この正しい治療法には医者や薬が介入する余地もないぐらいなのです。国分さんは一瞬にして病気は自分で治すものだという事を分かっていただいたのです。ありがたいことです。)

 今までの漠然とした様々な疑問や不安な気持ちは一体どこからきたのだろうか?と考えたときに、西洋医学では症状にだけ対応するが、病気になった根本の部分には触れないというか興味を示さないのだ、それ故に病気を治すことが出来ないのだ、と思い至りました。これまでに気づかずに過ごしてしまった多くの時間を残念に思います。

 (素人でいらっしゃる国分さんが、私のホームページを見て極めて簡単に納得された病気の真実が、全世界の高名な医学者の誰一人として気づいていないところが、医学が金儲け第一の資本主義的医学に堕落してしまったからです。医学者は自己の肉体の快楽を最大限に増やすために患者を食い物にしているだけです。残念です。患者さんにも同じだけの肉体の快楽を返してあげるべきです。)

 「2011年」

  

 現在の体調は全体的には8割方の回復を感じています。手のほうは起床時のこわばりなどあり、すぐには思うように動きませんが、ゆっくりと煎じの用意をしたり、朝食をこしらえているうちに普通の家事はこなせるようになります。自転車で遠くのスーパーにも行けます。調子の良い時は正座も出来るようになりました。仕方なくリウマチ薬をのみながら出口を探して、光を求めて手探りで歩いていたあの日々を思うたびに、夢のようで 「今日のこの日が信じられないね!」 「松本先生のおかげだね!」 と夫と共に心から感謝し、喜び合っています。

 (松本先生のおかげではありません。国分さん自身のおかげです。医者の仕事は患者さんが病気を治す為に正しい道を歩ませ、病気を治してあげることが責任であり義務であるのです。だからこそ報酬としてお金がいただけるのです。病気を治さないどころか、病気を作って大金をせしめている医薬業界に憤りを感じませんか?世界は全て金で動いています。金が権威や権力と結びつき、支配層は利己的な遺伝子を好き放題満足させております。金を取る以上は、やはり他人の利己的な遺伝子も満足させるべきです。全てにおいて弱い立場にいる患者をなぶりものにしている現代の医療は許せません。私が許せませんと言ったところでどうにもなりませんが、全ての人が国分さんや安江さんの知的レベル・心のレベルまでのぼってもらいたいものです。しかしそれも不可能でしょう。残念です。)

  

 たくさんの方々の手記を読ませていただきました。症状や回復への道のりは様々で、どの方も読んでいて胸が痛くなるような、大変な困難にもめげず、松本先生を信じて取り組んでこられ、そして乗り越えてこられた末の喜びの言葉には心から共感し、私もがんばろうとの思いを強くします。

 私の場合、松本理論に出会ってからわずか八ヶ月でここまで良くなりました。それはステロイドで最悪の状態になる前に、早い段階で松本先生に出会えた幸運であった、と思います。 松本理論を信じる、自分の免疫を信じる、自分が作った病気は自分にしか治せないんだという気の持ち方は毎日の励みになります。しかし体調の波にもまれながら調子が良い時はただうれしくて、悪い時は自分の免疫ががんばっているんだな、と思って無理をせずに余計な心配はしません。松本先生がいつもおっしゃる 「リウマチは100%治るで!」 「自分の免疫が治すんや!」のお言葉にいつも励まされ、安心します。

 (この文章はまるで私自身が書いた文章であります。私の生き写しです。病気を治すことほど簡単な仕事はありません。生命が誕生して以来、38億年の免疫の進化の中で病気の原因や治し方が免疫の遺伝子に刻印されているからです。免疫の働きを素直に単純に理解し、免疫の遺伝子の発現の邪魔をしない限り、治らない病気は現代文明には何一つとしてないのです。ただ嘘八百を並べて製薬メーカーと癒着して金儲け以外に目もくれない医学者の群れが世界中にはびこっているだけです。先ほども述べたように、松本医院というウサギ小屋にも似た医院に来るだけで全ての病気が治ってしまうのは不思議に思われませんか?全く不思議なことは何もないのです。全国にある80以上の大学の医学部の付属病院のみならず、世界中の病院で行われていることは、病気を治さないように全力を尽くしているからです。

 世の中は全て快楽で動いております。金が快楽の全てを与えてくれます。金儲けの為に病気がどんどん増え、無知なる患者は命さえ奪われていっているのです。しかし権力者の誰もこの悲しい現実を変えようとはしません。なぜでしょう?お金が儲からなくなり、快楽も消え去ってしまうからです。悲しいなぁ、悲しいなぁ。金は儲けるべきです。社会貢献するためにも報酬として金はもらうべきものです。)

 アトピーは最初は主に下半身にたくさん出ました。それが調子の波を繰り返しながら数ヶ月経つうちにだんだん治まっていくとともに足の状態が良くなっていることに気がつきました。最近はそれが上半身に移っています。お灸は痛い所はどこでもいいからやりなさい、というので手が届くかぎりやっています。背中は鍼灸師さんにやってもらっています。薬草風呂はお湯が柔らかくて本当に気持ち良くいつまでも入っていられそうです。朝は煎じ作りから始まり、昼間はお灸をし、夜には薬草風呂とすっかり生活習慣になりました。

 (アレルギーと膠原病が全く同じ敵を相手にして人間の免疫が戦っていることを世界中のどんな医者も知りません。我が母校の京大の名誉教授でおられる本庶佑が見出したリンパ球の核の中に潜んでいるAID遺伝子を発現させれば、Bリンパ球はIgMやIgGをIgEに変えることができ、膠原病がアレルギーに変わり、さらに自然後天的免疫寛容を起こすサプレッサーT細胞の遺伝子を発現すれば、アレルギーの原因である化学物質と共存できるようになり、膠原病もアレルギーも全て完治してしまうのです。ノーベル賞候補になっている本庶佑先生に聞きたいのですが、「あなたは膠原病とアレルギーは同じ原因であり、クラススイッチする前は膠原病になり、クラススイッチした後はアレルギーになることをご存知ですか?」と。

 iPSで高名な京大教授でいらっしゃる山中伸弥先生も、本庶佑先生と同じように基礎の先生でいらっしゃいますから、患者のことは何もご存知でいらっしゃらないようです。ご両人ともノーベル賞候補になっているといわれていますが、彼らは口先では苦しんでいる人の病気を治す為といっていますが、私は既に答えを出していますから、その必要はもうなくなっているのではないでしょうか?そんな無駄な研究をしなくても、既に全ての膠原病とアレルギーは治るのですから、学問的興味だけで研究はおやりになったらいいのではないかとアドバイスをしてあげたいくらいです。でも私が治していると思わないで下さい。患者さんの免疫が治してくれるのです。なのになぜ相も変わらず遺伝子を変えるような間違った余計な研究をして治さない努力をおやりなのですか、と私は逆に聞きたいのです。ご両人がいかに偉いといっても、患者さんの免疫ほど優れた医者はいないことを知ってください、と言いたいのです。)

 しかしまだ回復途上であるのにこれを読んでいただくのは時期尚早かと思いましたが、先生のおかげでここまでこられたことを心から感謝する気持ちと、これまでの心と体の軌跡を喜びをもってお伝えしたくて書かせていただきました。 松本先生、本当にありがとうございました。そして完治を報告できるその日までこれからも宜しくお願いいたします。

 (私が治療の中間報告を書いてもらうようになったのはなぜだかお教えしましょう。私は何万人というアレルギーや膠原病を治していますが、完治の手記を書かれた人は極めて少ないのです。“喉元過ぎれば熱さ忘るる”で、治ってしまえば健康というのは当たり前の事となってしまうからです。この世に「健康をありがたい」と思って毎日生きている人がいると思いますか?誰もいません。治ったときには、病気がないことが当たり前となってしまうので、誰も書く気がしないのです。何もこれは患者さんの心がビロウであるからとか、感謝の気持ちがないからだといっているわけではありません。人間の遺伝子というのはそのようなあり方しかできないからです。

 それでも途中経過は私に対する義理もあるのでこのように書いていただけるので、ホームページに掲載することができるようになりました。もちろん義理で書いてもらっているわけではありません。あくまでも真実を伝えてもらいたいためです。真実を伝えるためには義理も一つの方便となってよいでしょう。何か嫌味なことを書いたようですが、そんなつもりは毛頭ありません。国分さんにはこのような優れた手記を書いてもらって、真実が少しでも世界に伝わるキッカケを作ってもらって心から感謝しております。ありがとうございます。完治したときにはさらに素晴らしい最終の手記を書いていただけることを祈りながらコメントを終えます。)

 2011/06/27

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 アレルギーは医学部の教科書には、現代の医学では治らないと書かれています。何故、一介の開業医である私は治すことができるのに他のお偉い方々は治らないとおっしゃるのでしょうか?いずれにしても、私が如何に大声をあげてアトピ-やリウマチが治るといっても変人扱いされるだけでしょうが、ここに証拠をお見せしましょう。ここで紹介される患者さんの手記は、巷に出ているノンフィクションの本よりも遙に感動的であり、今アトピ-や喘息やリウマチと戦いつつある患者さんの皆さんに大きな励ましとなるでしょう。このホームページを読めば、体の中で起こっている自然の正しい免疫反応を抑制してはいけないのに、見せかけだけを良くするために抑制して生じた薬害の後始末をすることが私の主な仕事となり、完治するのはアトピ-やリウマチだけではなく、同時に他のアレルギ-(アレルギー性鼻炎やアレルギー性気管支喘息やアレルギー性結膜炎)が全て消失してしまうのもお分かりになるでしょう。

 患者さんが経験された厳しい症状などについて医学的な意味付けが赤字でコメントしているものもありますから、私のアトピ-やリウマチの治療法がさらによく理解できると思います。何回も読み返してください。この記録から、ステロイド・抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤・抗炎症剤の免疫抑制剤が一時的に症状を良くしても、結局は見せかけの治療薬に過ぎないことが理解され、とりわけステロイドの乱用によりステロイド皮膚症になった人が、いかにステロイドから脱却し、最後はアトピーやリウマチを治しきってしまうこともお分かりになるでしょう。 

アトピー・リウマチをはじめ、全てのアレルギー・膠原病の治療において、一切ステロイドを使いません。

 それは、ステロイドをはじめとする免疫抑制剤を使っている限り、アトピー(アレルギー)やリウマチなどの膠原病はもとより、全ての病気を治すことができないからです。また、私は何も漢方で治しているのではなくて、正しくは漢方を使って免疫を上げて、患者の免疫を高め続けることによって、自分でクラススイッチをしたり免疫寛容を起こさせたりする手助けをしているだけなのです。漢方が治したり、私が治したりしているのでもなく、あくまでもあらゆる病気は自分の免疫で治しているのです。

漢方治療中(治療中でなくても)、市販の風邪薬は飲まないでください。

 市販で売られている、もしくは他医院で処方された風邪薬の中には、抗ヒスタミン剤や、抗アレルギー剤が含まれています。とりわけ、小児用の風邪薬の中には、必ず、ぺリアクチンという抗ヒスタミン剤が入っています。私のアトピーや花粉症の患者さんの治療が、なぜか長引いてしまうことが時にありました。この方々は風邪を引くたびに、このぺリアクチンの入った市販の薬を服用していた患者さんたちであることがわかりました。これらの風邪薬は、鼻水や鼻づまりなどの見かけの症状を取りながら、同時に、本来のアレルギーを抑制しています。風邪が治ったあと、必ずリバウンドが繰り返され、アトピーをはじめとするアレルギーやリウマチの完治が遅れますので、服用しないでください。

松本医院の「なぜ」

病気とは何でしょうか?

 病気とは、人体に不必要な異物が侵入してきたときにそれを排除しようとする正しい免疫の働きに見られる症状のことを病気だといえば一番わかりやすいでしょう。となれば、病気とは否定的に捉えるのではなくて肯定的に捉えるべきものではないでしょうか?つまり否定されるべきものは侵入してくる異物であり、病気そのものではないのです。言い換えると異物が人体に侵入しない限り、免疫の働きは行使される必要はないのです。この世から人体に必要な5大栄養素と水と空気以外の異物が存在しなければ、病気は絶対に起こらないのです。言い換えると、病気を起こす原因は人体に不必要な異物なのです。

 それでは異物には何があるでしょうか?2種類しかありません。ひとつは、病原細菌であり、ウイルスであります。これらはワクチンと抗生物質で征服されてしまいました。つまり、間単に殺すことができるようになったのです。このために人類の寿命は飛躍的に延びました。ふたつめは何でしょうか?まさに近代化学が作った化学物質であります。この化学物質が人体に侵入したときに、それを排除する免疫の働きの症状がアレルギーとなるのです。

アレルギーとは何でしょうか?

 アレルギーとは環境汚染物質を体内から排除する働きであります。何故アレルギーは増えたのでしょう?環境を汚染する農薬をはじめとする化学物質が極めて多く作り出されるようになったからです。実はリウマチもアレルギーのⅢ型であります。

膠原病とは何でしょうか?

 膠原病はアレルギーと同様、環境汚染物質という同じ敵を排除しようとしています。ただ、膠原病はIgG抗体を用い、アレルギーはIgE抗体を用います。つまり武器を変えて戦っているだけの違いなのです。

アレルギー・膠原病はなぜ治るのでしょうか?

 敵は無限に存在する化学物質や環境汚染物質であり、味方はアレルギーの場合は有限であるIgE抗体であり、リウマチの場合はIgG抗体やリウマチ関連抗体であります。排除しても無限に繰り返し入ってくる化学物質を永遠に排除することは不可能であり、有限は無限に絶対に勝つことはできないからです。ところが現代の医学は異物を排除しようとする免疫の働きを一時的に抑制するだけですから、IgE抗体やIgG抗体やリウマチ関連抗体が再び作り出されいたちごっこになり永遠に戦いが終わらないのです。従って免疫の働きを一切抑制せずにアレルギーの症状を楽にしてあげるだけで最後はIgE抗体やIgG抗体やリウマチ関連抗体が作られなくなるのです。これを発見したのは世界で私が初めてなのであります。これを自然後天的免疫寛容と名付けたのです。

リウマチの患者さんの家族の皆様に

 他医院で治療をされていない初期のリウマチは、「風邪よりも治すのが簡単である」と言っても過言ではありません。しかし、私の患者さんは当院に来られる前に間違った現代医学の免疫を抑制する治療を受けて来られる方がほとんどです。従って、私の治療を始めると、間違って受けてきた治療の度合いに応じて、多かれ少なかれ必ずリバウンドが出現し、それに伴い、痛みが増強します。大量のステロイドを注射されたり飲まされてきた人、長期に渡って他の病院でリウマチ治療を受けてきた人は、激しい痛みのために、自分自身の身の回りの世話が不可能になる事態もしばしば遭遇します。

 そのために、私の治療を受け続けるには、絶対に家族の協力が必要となります。ところが、遠方から来られる方や、お年寄りの方の中には、リウマチ治療の困難さを全く理解せずに、すぐにリウマチが治ると思って気軽に一人で受診される方がいます。実際の治療の困難さや、具体的な私の治療法、何より私自身を知ってもらうためにも、初診時には必ず家族の方と一緒に来て下さい。また、患者さんはもちろん、家族の方も私のホームページに記載されている理論とその証拠である手記を繰り返し読み、私の理論と治療法を理解してから来て下さい。

 また漢方薬だけでは絶対にリウマチを治すことは出来ないのです。他の免疫を上げる鍼・お灸・漢方風呂などを総動員して初めて徐々に免疫は回復し、上昇し、最後はクラススイッチし、自然後天的免疫寛容となるのです。

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